エラン・ケレス (強化人士4号)

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エラン・ケレス
(強化人士4号)
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 花江夏樹
デザイン
初登場SRW スーパーロボット大戦Y
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人(強化人士)
性別
所属
学年 3年
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エラン・ケレス (強化人士4号)は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

ベネリットグループ御三家の一つ、「ペイル・テクノロジーズ」が擁立するMSパイロット。アスティカシア高等専門学園のペイル寮筆頭であり、決闘委員会にも所属する。学籍番号は「KP002」。

クールな性格で余り他人と親しくせず、その様子から学園の女子達から「氷の君」と呼ばれ、一部で人気がある。水星から学園に編入してきたスレッタ・マーキュリーに興味を抱き、ペイル社の命令もあって彼女と交流を図るようになる。

その実は、ペイル社によって人工的に調整された4番目の「強化人士(いわゆる強化人間)」。GUNDフォーマットのデータストーム克服のため人体改造を受けており、誕生日や家族といった過去の記憶は持たない。彼の容姿もペイル社の次期CEO候補の「エラン・ケレス」そっくりに仕立て上げられた整形手術によるもので、本来の容姿については不明。

スレッタに対しては自らと同じような境遇かと思って仲を深めるものの、ガンダム・エアリアルに一時搭乗させてもらった際にデータストームの負荷がない事実に驚き、自分と違う彼女を拒絶。突っかかってきたグエル・ジェタークとの決闘に勝利した後、今度はスレッタとの決闘を挑む。しかし勝負では敗北し、最終的にスレッタとは和解するものの、ペイル社から見限られて処分命令を受け、その生涯を終える。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Y
初登場作品。CHAPTER 03「雪と氷の誕生日」にてスレッタと一対一の決闘の後、ポセイダル軍襲来時に味方としてスポット参戦するが、同話の最後で原作通り処分される。メインミッションなのでスルーはできず、隠し参戦などの救済措置もなし。貴重な共感を覚えるメインパイロットなだけに加入しないのがつくづく惜しまれる。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

Y
集中加速閃き必中共感
スポット参戦時に全て習得済みだが、共感と絆はアシストやSTGメモリー等で横から補填しないとSPが足りない。本人だけでは共感にも絆にも届かなかった原作の展開の再現。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

Y
底力L3、ダッシュ気力+(DEF)援護攻撃L3、ヒット&アウェイ
決闘時は援護攻撃とヒット&アウェイが外れている。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

搭乗機体の移動力+2。最終命中率・最終回避率+20%
Y』で採用。中盤で一度だけのスポット参戦のため、獲得は2周目以降になる。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ペイル・テクノロジーズ[編集 | ソースを編集]

エラン・ケレス
ペイル社次期CEO候補。容姿の元となったオリジナルだが、性格は尊大で軽薄と似ても似つかない。
強化人士たちを影武者に仕立てあげたのも、エラン本人にMS操縦適性が無かった事とアスティカシアでの決闘のシステムに対応するためである。
4号の処分後に開かれたベネリットグループのインキューベーションパーティーでは次の強化人士の用意ができるまでの間、スレッタの前で本物でありながら4号のフリをする(つまり偽物の偽物を演じる)羽目になった。
ニューゲンカルネボラゴルネリ
ペイル社共同CEO。強化人士を駒として扱っており、最終的に不要と判断して廃棄処分を言い渡した。
ベルメリア・ウィンストン
研究者の女性。強化人士の身体検査・調整を行う。4号の処分に対して難色を示し、CEOに意見するも聞き届けられなかった。

アスティカシア学園[編集 | ソースを編集]

地球寮[編集 | ソースを編集]

スレッタ・マーキュリー
当初は彼女を同じ境遇だと勘違いし、仲を深めようとした。彼女が強化人士でないと判明するとスレッタを冷たく突き放すが、決闘を経て和解。しかし、その後4号は廃棄処分となるため死別することになる。
ミオリネ・レンブラン
彼女は御三家の生徒を嫌っているが、4号自身は特にミオリネに興味を示さない。

ジェターク寮[編集 | ソースを編集]

グエル・ジェターク
同じく決闘委員会所属。スレッタと対立する場面に居合わせたため、彼に決闘を挑む。

グラスレー寮[編集 | ソースを編集]

シャディク・ゼネリ
同じく決闘委員会所属。

ブリオン寮[編集 | ソースを編集]

セセリア・ドートロウジ・チャンテ
共に決闘委員会所属。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ダバ・マイロード
Y』ではを助けようとする彼を手助けした。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「GUND-ARM…ガンダム」
第1話。スレッタとグエルの決闘を見て、エアリアルがガンダムだと気付く。
「僕は人を好きになったりしないよ…絶対に」
第2話。シャディクから「エランが人(スレッタ)に興味を持つのは珍しい、惚れたのか?」と言われた際の返答。
「ガンダムを倒せるのは、ガンダムだけだ」
第5話。グエルの乗るディランザ(ラウダ機)を破壊した際に。
Y』でも戦闘台詞として採用されている。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「ごめん、応急修理に時間がかかった」
「僕も、できる限りのことをしようと思う」
スレッタ「ありがとうございます…!」
ダバ「エラン・ケレス…」
「妹を助けたいのなら君は今死ぬべきじゃない」
ダバ「…感謝する」
『Y』の「雪と氷の誕生日」より。スレッタに襲い掛かろうとするリョクレイに一撃を喰らわし、援軍としてスポット参戦する。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ガンダム・ファラクト
ペイル社製の「GUND-ARM」。
ザウォート
ペイル社が開発した主力量産機。この機体に搭乗時も難なく決闘に勝利している。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『水星の魔女』はオンエア当時、主役機と同じ「エアリアル」繋がりという事でヤマザキビスケットのスナック菓子「Aerial(エアリアル)」とのコラボレーションを行っていたが、4号が担当するコラボパッケージはよりによって『直火で炙った焼きとうもろこし味』という廃棄処分方法に通ずる要素を持つ代物であった。

資料リンク[編集 | ソースを編集]