「フォーンファルシア」の版間の差分

スペック
スペック
分類	モビルスーツ
型式番号	xvb-fnc
全高	16.2 m
重量	29.9 t
開発	ヴェイガン
所属	ヴェイガン
パイロット	フラム・ナラ
	テンプレートを表示

フォーンファルシア
フォーンファルシア
外国語表記	Fawn Farsia
登場作品	ガンダムシリーズ機動戦士ガンダムAGE;
デザイン	石垣純哉
初登場SRW	スーパーロボット大戦BX
SRWでの分類	機体
	テンプレートを表示

2022年12月15日 (木) 12:09時点における最新版

フォーンファルシアは『機動戦士ガンダムAGE』の登場メカ。

概要[編集 | ソースを編集]

Xラウンダー専用機として開発された、ファルシア（SRW未登場）の発展機。原型機がファルシアベースと言う補助装置を要するモビルスーツだったのに対し、正規訓練を受けたパイロットが乗る都合上か補助装置は廃され、単独での運用が可能となっている。

原型機共々、通常のヴェイガンモビルスーツと比べ二回りほど小柄で、外見自体は先の補助装置の有無と武装の追加、踵の形状^[2]とカラーリングのピンクの濃さ以外に違いはない（フォーンファルシアの方が薄い）。機体性能自体は底上げされているようで、ガンダムとも渡り合うほどの性能を持っている。

ラ・グラミス攻防戦においてオブライト・ローレインのジェノアスOカスタムと相打ちになり、ディグマゼノン砲の照射に飲まれ消滅する。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦BX: 初登場作品。小説版の要素がアレンジされて拾われており、パイロットであるフラムが撤退を伝えるために、この機体に乗って現れ、忘れられない過去を思い出したフリットを激怒させた。; 隠し要素の条件を満たしていると､ガンダムレギルスやギラーガ改と共に自軍に加入する｡; 気力が上がらないと武装も貧弱な上バリアも張れないが、フラムが「気迫」を使えるため問題にならない。武器の追加効果のせいで最強武器より次点のビットの方が火力がでるケースがあるという逆転現象が起こりやすいので少々クセがある。; 仲間に加わる頃にはアセム親子に合体技やら凶悪な武装が追加されるため影が薄いが、十分一線をはれる性能。運用するならストーリー中でもフラムとの絡みがあり､武器の射程も噛み合う法術士ニューと組ませるのも悪くないだろう。加入の遅さがネックである。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

『BX』では、作中の戦闘シーンで頻繁に使用されたフォーンファルシアバトンとビットのみが採用され、本体の固定武装等は一律未採用。

ビームバルカン

両手に搭載されたヴェイガン製MS特有の固定武装。

ビームサーベル: ビームバルカン発射口から発生する。

フォーンファルシアソード

背中に装備された実体剣。

拡散ビーム砲

胸部に装備されている固定武装。

フォーンファルシアバトン

フォーンファルシアの新規武装。バトンの先端にビットと同形状の発射口を取り付けたマルチウエポン。格闘戦用の鞭状ビームと射撃用の散弾状ビームを発生する他、ビームライフルとしても使用できる。ウィップで自身を囲うことで防御兵器としても機能するなど非常に用途が広い。

『BX』で採用され、複数の攻撃パターンが採用されている。この名義では散弾状ビームを放つ。

フォーンファルシアバトン（ウィップ）: 格闘戦用の鞭状ビーム。

フォーンファルシアビット

花状の遠隔誘導ビーム砲で、原型機同様実体のある従来式ビット。全5基。使用しない時は頭部のマフラー型ユニットに格納している。後述するが、バトンとの連携で大出力のビームを放つことができる。小型ながら出力は高く、集中連射でガンダムAGE-FXのCファンネルビームバリアをも突破していた。

この事を反映してか、『BX』では「バリア貫通」「サイズ補正無視」を両方備えるため、ボス各の敵には下記のバトン（強）よりダメージが出るケースが多い。

必殺技[編集 | ソースを編集]

フォーンファルシアバトン（強）: 『BX』ではビットとの連携攻撃がこの名義で登録されている。ビットを円形に配置し五芒星状のビームフィールドを形成、そこにバトンのビームを打ち込む事で大出力のビームを発射。更にビットを射出して追撃、オールレンジ攻撃をかける。; 味方時にはフラムのイメージが直接攻撃しているようなトドメ演出が用意されているが、これを含めてフラムのカットインが都合4回も入り、作中の攻撃シーンを完全再現するという謎の力の入れようになっている。; ビットとの連携攻撃なのに、どういうわけかビットにはある「サイズ補正無視」と「バリア貫通」が削除されている為、ボス格にはビットにダメージで劣るという逆転現象が起きてしまう。フラムに「サイズ補正無視」のスキルを付与していない場合はボス戦では注意が必要。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備、銃装備: 切り払い、撃ち落としを発動。
フォーンファルシアバトン: 全属性ダメージを1300軽減するバリア。ウィップを出力して超高速回転する事で障壁にしているらしい。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

空・陸: 飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

機体ボーナス[編集 | ソースを編集]

BX

初期段階：射撃武器＋100　資金＋10％　地形適応：宇A
第二段階：射撃武器＋150　資金＋15％　地形適応：宇A
第三段階：射撃武器＋200　資金＋20％　地形適応：宇S
最終段階：射撃武器＋300　資金＋30％　地形適応：宇S　スペック低下無効

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

VSジェノアスOカスタム: 第48話。ディグマゼノン砲発射が迫る中、辛くもジョナサン・ギスターブ（SRW未登場）のクランシェを撃破するもオブライト・ローレインのジェノアスが立ちはだかる。双方互角の格闘戦は熾烈を極め、相討ちとなった。ほどなくして発射されたディグマゼノン砲が双方を呑み込んでいった。

余談[編集 | ソースを編集]

武器が「バトン」、リボン状のウィップ、さらにビットを組み合わせて五芒星を描いて砲撃、という戦闘スタイルから、ファンの間ではパイロットのフラム・ナラと共に魔法少女扱いされる事も。
- そして何の因果か、パイロットのフラムは『BX』において、本物の魔法使いと深い関わりを持つ事になる。

脚注[編集 | ソースを編集]

↑ MS、機動戦士ガンダムAGE 公式サイト、2022年1月23日閲覧。
↑ 補助装置のファルシアベースに乗る必要が無くなったので形がヒール型に変わっている

資料リンク[編集 | ソースを編集]

GUNDAM:フォーンファルシア

[1] MS、機動戦士ガンダムAGE 公式サイト、2022年1月23日閲覧。

[2] 補助装置のファルシアベースに乗る必要が無くなったので形がヒール型に変わっている

[1]

[2]

@@ 1行目: / 1行目: @@
 {{登場メカ概要
-| 外国語表記 = [[外国語表記::Fawn Farsia]]
+| 外国語表記 = [[外国語表記::Fawn Farsia]]<ref>[http://www.gundam-age.net/ms/3rd_011w.html MS]、機動戦士ガンダムAGE 公式サイト、2022年1月23日閲覧。</ref>
 | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムAGE}}
+| デザイン = {{メカニックデザイン|石垣純哉}}
+| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}
+| SRWでの分類 = [[機体]]
+}}
+{{登場メカ概要
+| タイトル = スペック
 | 分類 = [[モビルスーツ]]
 | 型式番号 = [[型式番号::xvb-fnc]]
@@ 10行目: / 17行目: @@
 | 所属 = {{所属 (メカ)|ヴェイガン}}
 | パイロット = [[パイロット::フラム・ナラ]]
-| デザイン = {{メカニックデザイン|石垣純哉}}
 }}
+'''フォーンファルシア'''は『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の[[登場メカ]]。
 == 概要 ==
-原型機であるファルシアは、他のヴェイガン機に比べ二回りほど小柄で、ピンクのカラーリングが基調の女性的な体型が特徴的な[[Xラウンダー]]専用機である。
+[[Xラウンダー]]専用機として開発された、ファルシア（SRW未登場）の発展機。原型機がファルシアベースと言う補助装置を要する[[モビルスーツ]]だったのに対し、正規訓練を受けたパイロットが乗る都合上か補助装置は廃され、単独での運用が可能となっている。
-機体性能自体は底上げされているようで、ガンダムとも渡り合うほどの性能を持っている。
-ファルシアは通常の運用において、思考波の受信補助を兼ねた台座型の推進装置「ファルシアベース」に乗って行動していたが、フォーンファルシアはファルシアベースをオミットし、単体のMSとして運用できるように[[改造|改良]]されている。
+原型機共々、通常の[[ヴェイガン]]モビルスーツと比べ二回りほど小柄で、外見自体は先の補助装置の有無と武装の追加、踵の形状<ref>補助装置のファルシアベースに乗る必要が無くなったので形がヒール型に変わっている</ref>とカラーリングのピンクの濃さ以外に違いはない（フォーンファルシアの方が薄い）。機体性能自体は底上げされているようで、ガンダムとも渡り合うほどの性能を持っている。
 ラ・グラミス攻防戦において[[オブライト・ローレイン]]の[[ジェノアスOカスタム]]と相打ちになり、ディグマゼノン砲の照射に飲まれ消滅する。
@@ 23行目: / 28行目: @@
 == 登場作品と操縦者 ==
 === 携帯機シリーズ ===
-;[[スーパーロボット大戦BX]]
+;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}
-:初登場時には小説版の要素がアレンジされて拾われており、パイロットであるフラムが撤退を伝えるために、この機体に乗って現れ、[[ユリン・ルシェル|忘れられない過去]]を思い出したフリットを激怒させた。
+:初登場作品。[[小説|小説版]]の要素がアレンジされて拾われており、パイロットであるフラムが撤退を伝えるために、この機体に乗って現れ、[[ユリン・ルシェル|忘れられない過去]]を思い出した[[フリット・アスノ|フリット]]を激怒させた。
-:[[隠し要素/BX|隠し要素]]の条件を満たしていると､[[ガンダムレギルス]]や[[ギラーガ改]]と共に自軍に加入する｡気力が上がらないと武装も貧弱なうえバリアも張れないが、フラムが「[[気迫]]」を使えるため問題にならない。武器の追加効果のせいで最強武器より次点のビットの方が火力がでるケースがあるという逆転現象が起こりやすいので少々クセがある。加わるころにはアセム親子に合体技やら凶悪な武装が追加されるため影が薄いが、十分一線をはれる性能。運用するならストーリー中でもフラムとの絡みがあり､武器の射程も噛み合う[[法術士ニュー]]と組ませるのも悪くないだろう｡加入の遅さがネックである。
+:[[隠し要素/BX#クランシェカスタム＆セリック・アビス、ガンダムレギルス＆ゼハート・ガレット、フォーンファルシア＆フラム・ナラ、ギラーガ改＆レイル・ライト|隠し要素]]の条件を満たしていると､[[ガンダムレギルス]]や[[ギラーガ改]]と共に自軍に加入する｡
+:[[気力]]が上がらないと武装も貧弱な上バリアも張れないが、フラムが「[[気迫]]」を使えるため問題にならない。武器の追加効果のせいで最強武器より次点のビットの方が火力がでるケースがあるという逆転現象が起こりやすいので少々クセがある。
+:仲間に加わる頃にはアセム親子に合体技やら凶悪な武装が追加されるため影が薄いが、十分一線をはれる性能。運用するならストーリー中でもフラムとの絡みがあり､武器の射程も噛み合う[[法術士ニュー]]と組ませるのも悪くないだろう。加入の遅さがネックである。
 == 装備・機能 ==
 === 武装・[[必殺武器]] ===
 ==== 武装 ====
+『BX』では、作中の戦闘シーンで頻繁に使用されたフォーンファルシアバトンとビットのみが採用され、本体の固定武装等は一律未採用。
 ;ビームバルカン
 :両手に搭載されたヴェイガン製MS特有の固定武装。
-:;ビームサーベル
+:;[[ビームサーベル]]
-::ビームバルカン発射口から発生。
+::ビームバルカン発射口から発生する。
 :
 ;フォーンファルシアソード
 :背中に装備された実体剣。
+;拡散ビーム砲
+:胸部に装備されている固定武装。
 ;フォーンファルシアバトン
-:フォーンファルシアの新規武装。格闘戦用の鞭状ビームと射撃用の散弾状ビームを発生する他、ビームライフルとしても使用できる。
+:フォーンファルシアの新規武装。バトンの先端にビットと同形状の発射口を取り付けたマルチウエポン。格闘戦用の鞭状ビームと射撃用の散弾状ビームを発生する他、[[ビームライフル]]としても使用できる。ウィップで自身を囲うことで防御兵器としても機能するなど非常に用途が広い。
-:BXでは散弾状ビームがこの名義。
+:『BX』で採用され、複数の攻撃パターンが採用されている。この名義では散弾状ビームを放つ。
 :;フォーンファルシアバトン（ウィップ）
 ::格闘戦用の鞭状ビーム。
 :
 ;フォーンファルシアビット
-:花状の遠隔誘導ビーム砲。劇中ではビットを円形に配置し五芒星状のビームフィールドを形成、そこにバトンのビームを打ち込むことで大出力のビームを発射する大技も見せていた。小型ながら出力は高く、集中連射で[[ガンダムAGE-FX]]のCファンネルビームバリアをも突破していた。
+:花状の遠隔誘導ビーム砲で、原型機同様実体のある従来式ビット。全5基。使用しない時は頭部のマフラー型ユニットに格納している。後述するが、バトンとの連携で大出力のビームを放つことができる。小型ながら出力は高く、集中連射で[[ガンダムAGE-FX]]のCファンネルビームバリアをも突破していた。
-:このことを反映してか、本作にも「バリア貫通」属性があり「サイズ補正無視」もあるため、ボス各の敵には下記のバトン(強)よりダメージが出るケースが多い。
+:この事を反映してか、『BX』では「バリア貫通」「サイズ補正無視」を両方備えるため、ボス各の敵には下記のバトン（強）よりダメージが出るケースが多い。
-;拡散ビーム砲
-:
 ==== 必殺技 ====
 ;フォーンファルシアバトン（強）
-:BXではビットとの連携攻撃がこの名義で登録されている。ビットを展開して五芒星を描いて砲撃、つづけてビットを射出してオールレンジ攻撃をかける。味方時にはフラムのイメージが直接攻撃しているようなトドメ演出が用意されているが、これを含めてフラムのカットインが都合4回も入るという謎の力の入れようになっている。
+:『BX』ではビットとの連携攻撃がこの名義で登録されている。ビットを円形に配置し五芒星状のビームフィールドを形成、そこにバトンのビームを打ち込む事で大出力のビームを発射。更にビットを射出して追撃、[[オールレンジ攻撃]]をかける。
+:味方時には[[フラム・ナラ|フラム]]のイメージが直接攻撃しているような[[トドメ演出]]が用意されているが、これを含めてフラムの[[カットイン]]が都合4回も入り、作中の攻撃シーンを完全再現するという謎の力の入れようになっている。
 :ビットとの連携攻撃なのに、どういうわけかビットにはある「サイズ補正無視」と「バリア貫通」が削除されている為、ボス格にはビットにダメージで劣るという逆転現象が起きてしまう。フラムに「サイズ補正無視」のスキルを付与していない場合はボス戦では注意が必要。
@@ 58行目: / 68行目: @@
 :[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動。
 ;フォーンファルシアバトン
-:全属性ダメージを1300軽減する[[バリア]]。ウィップを出力して超高速回転することで障壁にしているらしい。
+:全属性ダメージを1300軽減する[[バリア]]。ウィップを出力して超高速回転する事で障壁にしているらしい。
 === 移動タイプ ===
@@ 78行目: / 88行目: @@
 == 対決・名場面 ==
 ;VS[[ジェノアスOカスタム]]
-:
+:第48話。ディグマゼノン砲発射が迫る中、辛くもジョナサン・ギスターブ（SRW未登場）の[[クランシェ]]を撃破するも[[オブライト・ローレイン]]のジェノアスが立ちはだかる。双方互角の格闘戦は熾烈を極め、相討ちとなった。ほどなくして発射されたディグマゼノン砲が双方を呑み込んでいった。
 == 関連機体 ==
-;ファルシア
+;[[GUNDAM:ファルシア|ファルシア]]（SRW未登場）
-:第1部にて、[[ユリン・ルシェル|ユリン]]の搭乗していた原型機。
+:第1部・フリット編にて、[[ユリン・ルシェル|ユリン]]の搭乗していた原型機。
 ;フォーンファルシアP、フォーンファルシアX
-:ゲーム版で登場したフォーンファルシアのカラーバリエーション。Pは空色、Xは金色。なお、フォーンファルシアタイプの機体は全てこちらで使用することができない。
+:[[プレイステーション・ポータブル|PSP]]版で登場したフォーンファルシアのカラーバリエーション。
 == 余談 ==
-*武器が「バトン」、リボン状のウィップ、さらにビットを組み合わせて五芒星を描いて砲撃、という戦闘スタイルから、ファンの間では[[メルヴェーユ|魔法少女]]扱いされることも。
+*武器が「バトン」、リボン状のウィップ、さらにビットを組み合わせて五芒星を描いて砲撃、という戦闘スタイルから、ファンの間では'''[[パイロット]]の[[フラム・ナラ]]と共に[[メルヴェーユ|魔法少女]]扱いされる事も'''。
-**そして、何の因果か、パイロットのフラムはBXにおいて、[[法術士ニュー|本物の魔法使い]]と深い関わりを持つことになる。
+**そして何の因果か、パイロットのフラムは『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』において、[[法術士ニュー|本物の魔法使い]]と深い関わりを持つ事になる。
+== 脚注 ==
+<references />
 == 資料リンク ==