「フィクス・ブラッドマン」の版間の差分

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== フィクス・ブラッドマン(Fixx Bloodman) ==
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| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
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*{{登場作品 (人物)|機動新世紀ガンダムX}}
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'''フィクス・ブラッドマン'''は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の登場人物。
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== 概要 ==
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政府再建委員会のトップ。
  
政府再建委員会のトップ。劇中ではブラッドマン卿と呼ばれ、新連邦政府樹立宣言を執り行い、総司令官の座に収まる。ニュータイプに対しては旧連邦と同様に道具としか見ていない。
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ブラッドマン卿と呼ばれ、新連邦政府樹立宣言を執り行い、総司令官の座に収まる。[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]に対しては旧地球連邦軍と同様に道具としか見ていないが、それは秩序を乱す存在として恐れているからでもある。
  
[[宇宙革命軍]]への対応では主戦派だったが、議会を開戦に向けて取りまとめる事が出来なかった。しかし戦争回避を望まない[[フロスト兄弟]]の暗躍により慎重派が一掃されると、宇宙革命軍との開戦に踏み切る。最期はフロスト兄弟に裏切られ、サテライトランチャーの直撃を受けて消滅した。
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[[宇宙革命軍]]への対応では主戦派だったが政府再建委員会のメンバー(新地球連邦政府の閣僚)は彼以外の全員が和平派であり、議会を開戦に向けて取りまとめる事が出来なかった<ref>ただし、他の閣僚が求めていたのは宇宙革命軍との一時的な和平であり、地球全域の平定も完了していない状態での開戦に反対しているに過ぎなかった。しかし、帰還中の政府専用機内で一旦の和平が認められない場合のブラッドマンに対する進退(不信任)に関して言及していたことから、現状の新連邦軍は宇宙における戦争を行う体制が非常に不十分だったことが窺える。</ref>。しかし、戦争回避を望まないフロスト兄弟の暗躍により、慎重派が一掃されると宇宙革命軍との開戦に踏み切る。
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[[D.O.M.E.]]を手に入れた者が勝つと考えていた[[ザイデル・ラッソ]]に対し、D.O.M.E.には誰も近づけないと知るブラッドマンは宇宙革命軍が向かうであろう月へと自身も向かう。そして、月面付近で会敵し、戦闘が始まるが、その最中にD.O.M.E.からの招待を受け、月面基地中枢部へと赴く。
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内部でD.O.M.E.そのものと接触し対話するがニュータイプは所詮考えの1つに過ぎないと知らされ、ショックを受ける。同様にD.O.M.E.に切って捨てられたザイデル共々落胆して、月面基地を後にするがフロスト兄弟の企みにより、戦闘は再開されてしまっており、ザイデルに討たれそうになるがフロスト兄弟が発射したサテライトランチャーでザイデルが爆死。これに歓喜するもそのままビームが自身の乗艦に向けて、方向転換したのを見て、フロスト兄弟に裏切られたことに気づくも時すでに遅く、ブリッジ内でビームと反対方向に駆けだした瞬間にビームに呑み込まれた。
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ガンダムシリーズお決まりの地球側の腐敗した権力の象徴とも呼べる存在であるが[[バスク・オム]]や[[ムルタ・アズラエル]]、[[アーサー・グッドマン]]のような「敵勢力の殲滅」は考えておらず、現実主義者かつ臆病な小心者である。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
;[[スーパーロボット大戦Z]]
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=== [[Zシリーズ]] ===
:スパロボではこれが初登場。[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]と[[デューイ・ノヴァク|デューイ]]によるクーデター「オペレーションクルセイド」により、[[ジョゼフ・コープランド]]の後任として新地球連邦大統領に就任する。が、ジブリールに輪をかけるかの如き無能な人物で、完全にシロッコやデューイの傀儡的存在になっており、本人からも「無能」と断言されていた。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
:最期については原作どおりであり、その後彼の後任として[[ウィリアム・ウォーレス・フィッツジェラルド]]が大統領に就任している。
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:初登場作品。[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]と[[デューイ・ノヴァク|デューイ]]によるクーデター「[[オペレーション・クルセイダー]]」により、[[ジョゼフ・コープランド]]の後任として新地球連邦大統領に就任する。が、完全にシロッコやデューイの傀儡的存在になっており、事実上連邦から追放状態になっていたジブリールからすらも「小物」と断言されていた。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[フロスト兄弟]]
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:部下。次代の指導者であるブラッドマンに仕えるべく、[[アイムザット・カートラル]]を初めとした同胞たちを殺してきたことに驚愕しながらも彼らを受け入れるが最終的には裏切られる。
 
;[[ザイデル・ラッソ]]
 
;[[ザイデル・ラッソ]]
:敵対関係。DOMEで醜い論争を繰り返す。Zでは、ザイデルの元にいるスペースノイドで、ランスロー以外にニュータイプがいない事を突き止めていた。
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:[[D.O.M.E.]]内で醜い論争を繰り返す。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではザイデルの元にいる[[スペースノイド]]でランスロー以外にニュータイプがいない事を突き止めていた。
 
;[[ティファ・アディール]]
 
;[[ティファ・アディール]]
:ザイデルの後に出会うのだが、そのザイデルと同じ人間と断罪する。
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:ザイデルの後に彼女と出会うのだが、そのザイデルと同じ人間と断罪される。
;[[フロスト兄弟]]([[シャギア・フロスト]]、[[オルバ・フロスト]])
 
:部下。
 
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[ベルトーチカ・イルマ]]
 
;[[ベルトーチカ・イルマ]]
:直接の絡みは無いが、大統領就任の演説に対し、「インテリジェンスの欠片も無い」と批評される。
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:大統領就任の演説に対し、「インテリジェンスの欠片も無い」と批評される。
 
;[[ロジャー・スミス]]
 
;[[ロジャー・スミス]]
:直接の絡みは無いが、アウトサイダー側のZEUTHを勝手に連邦軍の戦力として発表した事で、「俗物が服を着たような男」と比喩される。
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:アウトサイダー側の[[ZEUTH]]を勝手に連邦軍の戦力として発表した事で、「俗物が服を着て歩いてるような男」と揶揄される。
 
;[[破嵐万丈]]
 
;[[破嵐万丈]]
:直接の絡みは無いが、[[Z]]にて、ザイデルとの醜い言い争いを「ブルドックと土佐犬の吠え合い」と比喩される。
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:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて、ザイデルとの醜い言い争いを「ブルドックと土佐犬の吠え合い」と揶喩される。
 
;[[風見博士]]
 
;[[風見博士]]
:Zにて、同じくザイデルとの争いを揶揄する。
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:『Z』にて、同じくザイデルとの争いを揶揄する。
 
;[[ジョゼフ・コープランド]]
 
;[[ジョゼフ・コープランド]]
:Zでは彼の後任として大統領に就任する。
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:『Z』では彼の後任として大統領に就任する。
 
;[[ロード・ジブリール]]
 
;[[ロード・ジブリール]]
:彼からははっきりと「無能」と呼ばれ、大統領就任に怒りを見せていた。
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:彼からははっきりと「小物」と呼ばれ、大統領就任に怒りを見せていた。もっとも、ジブリールもブラッドマンとは大差のない小物である。
 
;[[ウィリアム・ウォーレス・フィッツジェラルド]]
 
;[[ウィリアム・ウォーレス・フィッツジェラルド]]
:Zではブラッドマンの死後に大統領に就任している。
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:『Z』ではブラッドマンの死後に大統領に就任している。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「私は、現状に不満を抱いている。革命軍と和平を締結するなど、私の求めた答えではない。コロニーはもともと、地球に隷属すべき存在なのだ」<br />「ニュータイプ…か。私はニュータイプを人の革新だとは認めておらん。いや、認めるわけにはいかんのだ。それを認めてしまえば、自分を含めた全ての者が『旧人類』の烙印を押されてしまうからだ」<br />「やっと、私の番が回ってきたのだ…世界を動かす世代となったのだ。それを特別な力があるという理由だけでニュータイプなどに奪われてなるものか。奴らの力は、我々の為にあるのだ」
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:ブラッドマンがフロスト兄弟に語った自身の野望とニュータイプ観。彼にとってニュータイプとは野望を達成するための道具でしかなく、同時に恐れを抱いている。
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;「政府首脳を乗せた特別機が墜落?」<br />「!!き、貴様たち、まさか…!?」<br />「…そうか、革命軍の仕業か。やはり討たねばなるまいな、邪悪なるニュータイプ主義者たちを…!」
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:フロスト兄弟から「(開戦を望まない)新連邦高官たちを乗せた輸送機が革命軍のスパイによるテロで墜落、乗員は全員死亡した」との報告を受けて。事の真相を察したブラッドマンはこれ幸いにと開戦の準備を指示する。
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;「でかしたぞ、あの2人か」
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:最終話で月面マイクロウェーブ施設から出港した後、中断していたはずの戦闘が再開していたのを新連邦軍の謀と決めつけて、砲口を向けた宇宙革命軍旗艦ガーベラが[[フロスト兄弟]]のサテライトランチャーで沈んた事に安堵するブラッドマンだったが……。
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;「ば、馬鹿なッ!!」
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:その直後にサテライトランチャーの照準が変えられてしまい、驚愕のままに旗艦アマネセルごと吹き飛ばされて死亡した。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
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;「…ただ今、紹介にあずかりましたフィクス・ブラッドマンです。連邦議会の一員として今回の一件ははなはだ遺憾であり、改めて賢人会議の責任を追及するつもりです。先日のチラム侵攻も賢人会議の独断であり、この件については新政府はチラムに対して謝罪し、変わらぬ友好を誓う所存です。事実、反賢人会議派である我々はチラム侵攻に対して、独自に組織した特殊部隊を派遣しました。これがその時の映像です」
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:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第37話「粛清の嵐」より、コープランドから譲られる形で臨時大統領に就任した際の演説冒頭。この時に[[ZEUTH]]をさも自分達反賢人会議派の戦力であるかのように扱っていた。
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;「[[ZEUTH]]め。やっと[[異星人]]を追い払ったか」<br />「周辺の部隊の到着はまだか! 今なら労せずに奴らを倒す事が出来るというのに…!」
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:『Z』第42話「終章開幕」より。ZEUTHが連邦を襲撃した異星人を撃退した後、ZEUTHに助けられたにもかかわらず、漁夫の利を得る形で彼らを討とうと考えていたが、ZEUTH以外の部隊がいない事もあり、結局実行できずに終わってしまう。側にいたフィッツジェラルドからは当然呆れられてしまう。
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== 搭乗機体 ==
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;アマネセル
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:新連邦軍旗艦。SRW未登場。
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=== SRWでの搭乗機体 ===
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;[[アレキサンドリア]]
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:[[Z]]
  
== スパロボシリーズでの名台詞 ==
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== 脚注 ==
;「ZEUTHめ。やっと異星人を追い払ったか」<br />「周辺の部隊の到着はまだか! 今なら労せずに奴らを倒す事が出来るというのに…!」
+
<references />
:Zの第42話より。ZEUTHが連邦を襲撃した異星人を撃退した後、ZEUTHに助けられたにもかかわらず、漁夫の利を得る形で彼らを討とうと考えていたが、ZEUTH以外の部隊がいない事もあり、結局実行できずに終わってしまう。そばにいたフィッツジェラルドからは当然呆れられてしまう。
 
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== リンク ==
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[[category:登場人物は行]]
 
[[category:登場人物は行]]
[[category:機動新世紀ガンダムX]]
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[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]
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[[Category:機動新世紀ガンダムX]]

2023年12月19日 (火) 23:42時点における最新版

フィクス・ブラッドマン
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 青森伸
デザイン 西村誠芳
初登場SRW スーパーロボット大戦Z
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プロフィール
種族 地球人
性別
所属 新地球連邦
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フィクス・ブラッドマンは『機動新世紀ガンダムX』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

政府再建委員会のトップ。

ブラッドマン卿と呼ばれ、新連邦政府樹立宣言を執り行い、総司令官の座に収まる。ニュータイプに対しては旧地球連邦軍と同様に道具としか見ていないが、それは秩序を乱す存在として恐れているからでもある。

宇宙革命軍への対応では主戦派だったが政府再建委員会のメンバー(新地球連邦政府の閣僚)は彼以外の全員が和平派であり、議会を開戦に向けて取りまとめる事が出来なかった[1]。しかし、戦争回避を望まないフロスト兄弟の暗躍により、慎重派が一掃されると宇宙革命軍との開戦に踏み切る。

D.O.M.E.を手に入れた者が勝つと考えていたザイデル・ラッソに対し、D.O.M.E.には誰も近づけないと知るブラッドマンは宇宙革命軍が向かうであろう月へと自身も向かう。そして、月面付近で会敵し、戦闘が始まるが、その最中にD.O.M.E.からの招待を受け、月面基地中枢部へと赴く。

内部でD.O.M.E.そのものと接触し対話するがニュータイプは所詮考えの1つに過ぎないと知らされ、ショックを受ける。同様にD.O.M.E.に切って捨てられたザイデル共々落胆して、月面基地を後にするがフロスト兄弟の企みにより、戦闘は再開されてしまっており、ザイデルに討たれそうになるがフロスト兄弟が発射したサテライトランチャーでザイデルが爆死。これに歓喜するもそのままビームが自身の乗艦に向けて、方向転換したのを見て、フロスト兄弟に裏切られたことに気づくも時すでに遅く、ブリッジ内でビームと反対方向に駆けだした瞬間にビームに呑み込まれた。

ガンダムシリーズお決まりの地球側の腐敗した権力の象徴とも呼べる存在であるがバスク・オムムルタ・アズラエルアーサー・グッドマンのような「敵勢力の殲滅」は考えておらず、現実主義者かつ臆病な小心者である。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
初登場作品。シロッコデューイによるクーデター「オペレーション・クルセイダー」により、ジョゼフ・コープランドの後任として新地球連邦大統領に就任する。が、完全にシロッコやデューイの傀儡的存在になっており、事実上連邦から追放状態になっていたジブリールからすらも「小物」と断言されていた。

人間関係[編集 | ソースを編集]

フロスト兄弟
部下。次代の指導者であるブラッドマンに仕えるべく、アイムザット・カートラルを初めとした同胞たちを殺してきたことに驚愕しながらも彼らを受け入れるが最終的には裏切られる。
ザイデル・ラッソ
D.O.M.E.内で醜い論争を繰り返す。『Z』ではザイデルの元にいるスペースノイドでランスロー以外にニュータイプがいない事を突き止めていた。
ティファ・アディール
ザイデルの後に彼女と出会うのだが、そのザイデルと同じ人間と断罪される。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ベルトーチカ・イルマ
大統領就任の演説に対し、「インテリジェンスの欠片も無い」と批評される。
ロジャー・スミス
アウトサイダー側のZEUTHを勝手に連邦軍の戦力として発表した事で、「俗物が服を着て歩いてるような男」と揶揄される。
破嵐万丈
Z』にて、ザイデルとの醜い言い争いを「ブルドックと土佐犬の吠え合い」と揶喩される。
風見博士
『Z』にて、同じくザイデルとの争いを揶揄する。
ジョゼフ・コープランド
『Z』では彼の後任として大統領に就任する。
ロード・ジブリール
彼からははっきりと「小物」と呼ばれ、大統領就任に怒りを見せていた。もっとも、ジブリールもブラッドマンとは大差のない小物である。
ウィリアム・ウォーレス・フィッツジェラルド
『Z』ではブラッドマンの死後に大統領に就任している。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「私は、現状に不満を抱いている。革命軍と和平を締結するなど、私の求めた答えではない。コロニーはもともと、地球に隷属すべき存在なのだ」
「ニュータイプ…か。私はニュータイプを人の革新だとは認めておらん。いや、認めるわけにはいかんのだ。それを認めてしまえば、自分を含めた全ての者が『旧人類』の烙印を押されてしまうからだ」
「やっと、私の番が回ってきたのだ…世界を動かす世代となったのだ。それを特別な力があるという理由だけでニュータイプなどに奪われてなるものか。奴らの力は、我々の為にあるのだ」
ブラッドマンがフロスト兄弟に語った自身の野望とニュータイプ観。彼にとってニュータイプとは野望を達成するための道具でしかなく、同時に恐れを抱いている。
「政府首脳を乗せた特別機が墜落?」
「!!き、貴様たち、まさか…!?」
「…そうか、革命軍の仕業か。やはり討たねばなるまいな、邪悪なるニュータイプ主義者たちを…!」
フロスト兄弟から「(開戦を望まない)新連邦高官たちを乗せた輸送機が革命軍のスパイによるテロで墜落、乗員は全員死亡した」との報告を受けて。事の真相を察したブラッドマンはこれ幸いにと開戦の準備を指示する。
「でかしたぞ、あの2人か」
最終話で月面マイクロウェーブ施設から出港した後、中断していたはずの戦闘が再開していたのを新連邦軍の謀と決めつけて、砲口を向けた宇宙革命軍旗艦ガーベラがフロスト兄弟のサテライトランチャーで沈んた事に安堵するブラッドマンだったが……。
「ば、馬鹿なッ!!」
その直後にサテライトランチャーの照準が変えられてしまい、驚愕のままに旗艦アマネセルごと吹き飛ばされて死亡した。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「…ただ今、紹介にあずかりましたフィクス・ブラッドマンです。連邦議会の一員として今回の一件ははなはだ遺憾であり、改めて賢人会議の責任を追及するつもりです。先日のチラム侵攻も賢人会議の独断であり、この件については新政府はチラムに対して謝罪し、変わらぬ友好を誓う所存です。事実、反賢人会議派である我々はチラム侵攻に対して、独自に組織した特殊部隊を派遣しました。これがその時の映像です」
Z』第37話「粛清の嵐」より、コープランドから譲られる形で臨時大統領に就任した際の演説冒頭。この時にZEUTHをさも自分達反賢人会議派の戦力であるかのように扱っていた。
ZEUTHめ。やっと異星人を追い払ったか」
「周辺の部隊の到着はまだか! 今なら労せずに奴らを倒す事が出来るというのに…!」
『Z』第42話「終章開幕」より。ZEUTHが連邦を襲撃した異星人を撃退した後、ZEUTHに助けられたにもかかわらず、漁夫の利を得る形で彼らを討とうと考えていたが、ZEUTH以外の部隊がいない事もあり、結局実行できずに終わってしまう。側にいたフィッツジェラルドからは当然呆れられてしまう。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

アマネセル
新連邦軍旗艦。SRW未登場。

SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]

アレキサンドリア
Z

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. ただし、他の閣僚が求めていたのは宇宙革命軍との一時的な和平であり、地球全域の平定も完了していない状態での開戦に反対しているに過ぎなかった。しかし、帰還中の政府専用機内で一旦の和平が認められない場合のブラッドマンに対する進退(不信任)に関して言及していたことから、現状の新連邦軍は宇宙における戦争を行う体制が非常に不十分だったことが窺える。