リン・マオ
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リン・マオ | |
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外国語表記 | Lynn Mao |
登場作品 | |
声優 | 緒方恵美 |
デザイン |
湖川友謙(第4次) 河野さち子(F以降) |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 |
パイロット 主人公 |
プロフィール (旧シリーズ) | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
生年月日 | 4月14日 |
年齢 | 19歳 |
髪色 | ピンク |
血液型 | B型 |
所属 |
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役職 | テスラ研職員(Fスーパー系) |
軍階級 | 少尉(第4次及びFリアル系) |
プロフィール (α以降) | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
年齢 | 28歳 |
髪色 | ピンク |
所属 | 地球連邦軍PTXチーム→マオ・インダストリー |
役職 | マオ・インダストリー社社長 |
軍階級 | 元中尉 |
リン・マオは「バンプレストオリジナル」の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
第4次スーパーロボット大戦 / F[編集 | ソースを編集]
「クールでニヒル」な女主人公。
猫好きな一面あり。スパロボ初のツンデレキャラであり、料理に何かしらズレている設定も後のツンデレキャラに引き継がれる。ただし、ツンデレキャラとしては恋人には一番手厳しい。男嫌いという設定なのに、恋人は異性好きのイルムガルト・カザハラ。なお、第4次では口調は後のOGと異なり歳相応の女の子口調である。
イメージソングは「勇気の時代」。8人中2人の歌い手と声優が一致していないキャラの1人。もう1人はパットで、2人でその事を愚痴っていた。猫アレルギーのパットと上手くやれているのかは謎。
αシリーズ / OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
父の後を継いで、マオ・インダストリー社の社長を務める。
かつてはイングラム・プリスケンを隊長としたPTXチームの一員であり、イルムガルト・カザハラに比肩するパイロットだった。さすがに克服したらしく、男嫌いの様子はない。が、イルムがナンパしているところに出くわして絶縁するなど、イルムを尻に敷けるようになったらしい。
後にイルムがタスクに恋愛指南として語った際に「(この時はレオナを指して)ああいうタイプは付き合うまでが大変だが、本当に大変なのは付き合ってからだったりするんだがな」と自身の経験を語っている程。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初登場作品。主人公の一人。イルムを主人公にして恋愛ポイントが高いと最終話でとんでもないデレっぷりを見せ付ける。
- イルム曰く「俺が落とせなかった唯一の女」。この時の髪色は紫色に近いものだった。
- 彼女に限らず副主人公は「恋人いない」の場合序盤から配属される追加パイロットとして、「恋人いる」の場合ティターンズ所属として登場する。後者の加入には説得が必要であり、参戦は中盤からになってしまうがバイアランを持参してくれる。
- スーパーロボット大戦F
- 第4次と大体同じ設定だが、声が付いた。自分は味音痴だと吐露したり、クロとシロにメロメロになったりしている。リファイン版では髪型が変化し、髪色がピンクに近いものになった(髪色はα、OGでも同様の色)。
- 本作では「恋人いない」を選んでしまうと副主人公は登場しないので注意。
- スーパーロボット大戦F完結編
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α(DC)
- マオ・インダストリーの社長としての設定。大人の知的美人。バックアップの役目。今作では「シロ」と「クロ」にかかわってないからかメロメロにはなっていない。イルムと違い、F時代と容姿に差がある。実はイルムと再会した時に、自分から絶縁しておきながらデレるというムチャクチャな事をしている。
- 終盤、マクロスに乗る避難民達の受け入れに関してフォン・ブラウンが引き受けてくれる事の話題で、破嵐財閥と共同で月のシェルター建造に携わっていた事が判明。その際に、冷凍睡眠施設やマイクロウェーブ送信施設の建造など、次回作の伏線を張り巡らせた重要人物となっている。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 今回はイージス計画の責任者の一人として登場。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦DD
- 2024年9月より開催される第20回制圧戦「凶鳥再臨」にてゲスト参戦。プレイアブルキャラとしては『OGs』以来17年振りの参戦。デザインは『ジ・インスペクター』に合わせられており、こちらでのパイロット参戦は初となる。SSRマイページイラストは河野さち子氏が新規に描き下ろしている。
- 本作では新機体フルアームド・ヒュッケバインのパイロットとして登場。同機体の仕様により、ヒュッケバイン30およびヒュッケバイン30thに搭乗するエッジ・セインクラウスおよびアズ・セインクラウスと[X]オーブを共有する。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- 社長のシートに座っているのに苛立ったのか、リュウセイ編ではヒュッケバイン008Lの封印を解いてスポット参戦する。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 本社がインスペクターに占領されるので、そんな経緯から最後までヒュッケバインのパイロットとして参戦。メキボスの計略でヒュッケバインごと人質にされるが、イルムの唐突な発言でピンチを乗り切る。これは第3次の破嵐万丈のイベントに近いが細部が異なる。能力的には悪くは無いが、参戦が遅いのと、性格が非常に気力を上げにくい「普通」であるというのがネック。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- 社長設定で初めて声がついた。気迫を覚えるので、開幕からヒュッケバインの「ブラックホールキャノン」「分身」と「見切り」が使えるのは大きい。また、「直感」を覚える数少ないパイロットの一人で、集中と熱血も完備。全く隙がない。エースボーナスもそれに拍車をかける。
- ちなみに、なぜかOG外伝には一切登場しない。社の建て直しで忙しいのかもしれない。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 髪型が『ジ・インスペクター』のデザインに変更された。
- アーマラにヒュッケバインシリーズを破壊されるという災難に見舞われる。ゲストがやってきたが今回はパイロットとして自軍には参加しない。未だにOGシリーズに参戦できない他の6人の『第4次』『F』主人公に比べたら出られるだけマシと捉えるかは人次第(特にウィンは中の人が同じキャラクターが今回登場している)。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 終盤にNPCとして登場。エクスバインを開発している模様。
- ゲストとゴライクンルに会社を狙われ、身柄を拘束されるもアルバーダ達の活躍で事なきを得た。しかし、今度は会社が文字通り足元から狙われる可能性が…。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- 髪型が『F』をイメージするようなデザインにリファインされた。パイロットとしては活躍せず。
- スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- Record of ATX BAD BEAT BUNKER
- アニメ版と異なり、ヒュッケバインのパイロットとして復帰する。また今まで出なかったイルム同様のリファインされたパイロットスーツも登場している。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
- OG2
- 総合能力は高いのだが、射撃値より格闘値のほうが高い。デフォルトの搭乗機はヒュッケバインだが、アタッカーとして使うなら乗り換え推奨。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- F(完結編)
- リアル系副主人公時は彼女に限らず精神コマンドが非常に優秀。特に魂を持ちながら激励と再動を覚えるのは大きい。彼女を活かすなら序盤からガンダムF91やビギナ・ギナなどに乗せてしまうのもあり。
- OGs
- 直感、集中、気迫、熱血、激励、再動
- 「気迫」のおかげでいきなり全開で攻めて行ける……のだが、「激励」と「再動」が強いので、基本は精神要員だろう。どうせならAMガンナーに乗せてヒュッケバインガンナーのサブにしてしまうのも手。
- DD
- 必中、信頼、ひらめき、熱血、集中、魂
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- OG1
- インファイトL6、ガンファイトL6、アタッカー、強運、援護攻撃L2、集中力
- OG2
- 援護攻撃L2、ヒット&アウェイ、集中力、見切り
- 集中力が地味にありがたい。典型的な射撃型リアル系の構成だが、この頃になると合体攻撃持ちのエクセレンやゼオラと言った対抗馬に太刀打ちするのは難しいか。GBA版では技能の上書きが出来ないため、「再動」を生かすならSP回復とSPアップで埋まってしまう。
- DD
- 社長の矜持
- 全ての攻撃の与ダメージ、命中率・回避率が増加する。
- 凶鳥の力
- 照準値が増加する。気力上限が増加する(LV10で追加される)。
- [X]ブラックホール・エンジン制御技能
- 攻撃力・照準値が増加する。自分の攻撃が命中する毎に照準値・運動性が増加する。移動力が増加する(LV5で追加される)。自分のアクション開始時に気力が上昇する(LV10で追加される)。
- 見切り(リン)
- 気力が10上昇する毎に、攻撃力・照準値が増加する。
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 命中率+10% 回避率+10% クリティカル率+10%
- 『OGs』で採用。見切りと同時発動すれば合計で20%の補正がかかる。集中と合わせれば実に50%となるが、参戦時期はボスラッシュが続くため生かしにくい(OG2のボスは能力が高く、集中程度では焼け石に水の事が多い)。
人間関係[編集 | ソースを編集]
マオ・インダストリー[編集 | ソースを編集]
- ユアン・メイロン
- 同社の副社長的立場。
- カーク・ハミル
- 同社の開発部長。
- ロバート・H・オオミヤ
- 同社の開発者。
- リョウト・ヒカワ
- 出向という形でヒュッケバインMk-IIIの開発に携わる。
- リオ・メイロン
- ユアンの娘であり、社長のリオをパイロットとしても尊敬している。
- シズキ・シズカワ
- 『DD』にて、ヒュッケバインMk-II3号機を守り抜いた彼女の功績を評価し、模擬戦の相手として本社に呼んでいる。
その他[編集 | ソースを編集]
- イルムガルト・カザハラ
- 恋人。OGでは「元」恋人と言う場合が多いが、微妙に関係修復の兆しも。なんだかんだでお互いを深く信頼しており、「つかず離れず」の関係を保っているといえる。
- レオナ・ガーシュタイン
- 一時的にヒュッケバインを彼女に預けている。彼女とはあまり関わりがないはずだが何故か絶大的に信頼されており、レオナが優れたパイロットである事もさることながら、ツンデレ同士気が合うのだろう。
- ミツコ・イスルギ
- OG世界におけるライバル会社・イスルギ重工の社長。不倶戴天の関係。
- イングラム・プリスケン
- PTXチーム時代の元上官。OGシリーズではそれ以上でもそれ以下でもないのだが、『α』においてはそれ以上の感情を抱いていたのではないかと思われる台詞があった。
- シロ / クロ
- 猫好きなのでこの2匹に対してはキャラが豹変する。『α』以降の作品で会話している場面はないが、隠している可能性がある。
- パトリシア・ハックマン
- 第4次・F女主人公の1人。サントラCD『スーパーロボット大戦 鋼のコクピット』「ボーナストラック」にて競演。中の人によるテーマソングを持たない者同士である。しかし、リンが猫好きであるのに対し、パットは猫アレルギーである。
名台詞[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「ひょっとして私は、とんでもないことをしてしまったのか?」
- 『第4次(S)』第23(『S』では24)話宇宙ルート「宇宙へ」or第24(『S』では25)話地上ルート「ティターンズ台頭」に於けるイルムを説得時の台詞の締め。
- 「私が…恋の告白なんてすると、変だよな。似合わない…だろ。でも…」
- 『第4次(S)』最終話「火星の決戦」イルム選択時の台詞。デレ突入。
- 「すべては、我々にかかっている…と言うわけだな」
- 『第4次(S)』最終話「火星の決戦」より。主人公にした状態でゲームをクリアした際に発するセリフ。このセリフを最後に、ゲームはエンディングに突入する。
- クロ「にぎやかニャのはいいことじゃニャい」
リン「? 今の声は一体…」
マサキ「ああ、紹介してなかったな。こいつらだよ、シロとクロ。俺の使い魔さ」
クロ「はじめまして」
シロ「よろしくニャ」
リン「きゃあああ!!」
シロ「あ、驚かせちゃった」
クロ「まあ、普通の人ニャら、あたし達がしゃべったら驚くわよねぇ」
リン「か、かわいいっ!!」
シロ「はあ?」
リン「あ…あの…この子たち、マサキさんのペットですか?」
シロ「ペットぉ~!? 使い魔だって言ってるじゃニャいか!」
リン「さわっても…いい?」
クロ「あの…驚かニャいの?」
リン「あ、そう言われてみると…しゃべる猫とはめずらしいかな」
シロ「…こういう反応は初めてだニャ」 - 『F』リアル編「目覚めよ超獣機神」orスーパー編「合体!!超獣機神ダンクーガ」より。猫相手となると性格が変わってしまうようだ。イルムにはとても見せられない姿であろう。
- 「恋人はいないが、付きまとってくる奴ならいる……」
- 同上。マサキ・アンドーに恋人を「いる」と答えた時のセリフ。時代を先取りしたツンデレ。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- リン「悪いが、そちらと手を組むことは我が社の方針に反する」
ミツコ「あらあら……会社にとって、利益を得ること以上に大事なことがありまして? まさか、兵器を開発しておきながら、社会に貢献するなどと仰るつもり?」
リン「矛盾は承知の上……だが、我々が生き抜くには力が必要なのだ」
ミツコ「うふふ。正義の味方なんて、今時流行りませんわよ。それに、儲かりもしません」
リン「流行り廃りや、利益のためだけに仕事をしているわけではないのでな」
ミツコ「ビジネスも戦いですわ。そんなことで生き残れますの?」
リン「生き残ってみせるさ。伊達に修羅場は踏んでいない」 - 『OGS』(『OG2』)「会者定離の理」で、イスルギ重工の傘下に入らないかというミツコの誘いを断った際のやり取り。
- (行くもヒュッケバイン、阻むもヒュッケバインか。 ……つくづく因果な機体だな)
(だが、あれを操っている連中に教えてやる……)
(凶鳥の力……その何たるかを! 我らのヒュッケバインは、決して消えやしない事を!) - 『OG2』におけるマオ社脱出時の言葉。インスペクターが量産型ヒュッケバインで襲ってきて、自分もヒュッケバインで迎撃していることに対し、皮肉を感じて。なお、「我らのヒュッケバインは~」の件は『OGS』で追加された台詞。『OGS』発売の時期はご存知の通り、ヒュッケバイン関連の問題が発生したと考えられているので……。
- 『第2次OG』ではヒュッケバインシリーズはガリルナガンの手によって全機破壊の憂い目にあったものの、『OGMD』でゲームの方でもエクスバインが登場し、『V』では遂にヒュッケバインが完全復活。リンの台詞が現実になったことに感無量のユーザーも多いだろう。
- そして『スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- Record of ATX BAD BEAT BUNKER』ではOG版デザインのヒュッケバインが登場し、パイロットとしてリン本人が搭乗する。これにより版権シリーズ、OGシリーズ共にヒュッケバインが復活し、『DD』ではリン自身がフルアームド・ヒュッケバインとしてゲームにおいてもヒュッケバインを復活させることとなった。
- 「地球の研究所に類するものには秘密兵器がつきものでな。不勉強だったな
異星人 」 - 『Record of ATX』より。ムーンクレイドル奪還作戦にてイルム、リョウト、リューネをの重力結界で捕獲したメキボスとレストジェミラに向けて、ヒュッケバインのグラビトン・ランチャーを叩き込む。
- …のだが、恋人の父親と全く同じ言い分である。
その他[編集 | ソースを編集]
- 「耐えるんだよ、パット」
- サントラCD『スーパーロボット大戦 鋼のコクピット』「スペシャルトーク」にて、(自分が歌う)テーマソングがないことを嘆くパットに。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
第4次 / F[編集 | ソースを編集]
- ゲシュペンスト
- 初期搭乗機。
- ゲシュペンストMk-II
- F/完結編での中継ぎ搭乗機。
- ヒュッケバイン
- リアル系での最終搭乗機。主人公時専用。
- グルンガスト
- スーパー系での最終搭乗機。主人公時専用。
- バイアラン
- 『第4次』でイルムが主人公、且つ「恋人いる」ルートでの搭乗機。
その他に第4次、Fリアル系ではモビルスーツにも搭乗可能。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
DD[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- リン役の緒方恵美氏は、『F』では碇シンジの兼ね役のつもりで応募しただけだったが、結果的に「長い付き合いのある役になったのが嬉しい」と『ジ・インスペクター』収録時に語っていたらしい。
- 『第4次』の主人公8人の内、寺田Pが一番気に入っている主人公が、イルムとリンのペアとのこと。α・OGシリーズに参戦できている主人公が未だにこの2人だけであることと関係しているのかもしれない。
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