高機動型ザク

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高機動型ザク
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 大河原邦男
初登場SRW スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
SRWでの分類 機体
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スペック
正式名称 高機動型ザクII 後期型
分類 宇宙モビルスーツ
生産形態 量産機[1]
型式番号 MS-06R-2
頭頂高 17.5 m
本体重量 49.5 t
全備重量 75.0 t
動力 核融合炉
出力 1,340 kW
推力 55,000 kg
装甲材質 超硬スチール合金
センサー有効半径 5,600 m
開発 ジオニック社
所属 ジオン公国軍
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高機動型ザクは『MSV』の登場メカ

概要

ジオニック社が開発したジオン公国軍の宇宙用モビルスーツ

ザクIIを宇宙用に再設計しており、見た目は脚部と背部が変更されただけのようにも見えるが、実際には内部構造が全面的に異なっているため、全くの別機体である。改良された脚部と背部にはバーニアが装備され、機動性が向上している。その分推進剤の消費量も増加しているため、プロペラントタンクも追加された。

高機動型ザクは大きく分けて先行量産型のR-1型、少数ながら生産ラインに乗ったR-1A型、更なる改良を施したR-2型に分けられる。本機は高機動型ザクの最終モデルとも言うべきR-2型であり、、性能も非常に高く、R-1型やR-1A型とはもはや一線を画す機体となっていると言っても過言ではなかった。その事から、R-2型は「ザクの皮を被ったゲルググ」と言われている。本来はビーム兵器の搭載を前提にしていたが、ジェネレーター出力や冷却効率に問題があったため、試作機であるR-2P型の時点で断念した。

R-2型はコンペティションにてリック・ドムと次期主力機の座を争い、一部の性能でリック・ドムを凌駕するも総合性能で敗北。これにより4機が製造された時点で生産は打ち切られ、その内の3機はジョニー・ライデン少佐、ギャビー・ハザード中佐、ロバート・ギリアム大佐(いずれもSRW未登場)にそれぞれ支給された。残り1機はR-3型に改修され、ゲルググの試験機として運用される事となった。

登場作品と操縦者

現在はR-2型のみで、ジョニー・ライデンなど本機のパイロットや他のバリエーションは未登場。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
初登場作品。第1部にてバーナード・ワイズマンベンメルコレクションシャア専用ザクを撃墜していると、シーン5のラストステージ「運命の男達」で入手。回収されたシャア専用ザクをアナハイム・エレクトロニクス社が改造したという設定。素の能力は攻撃力が低く、運動性・移動力・射程・継戦能力も大した事が無い。使うならパーツスロット4を活かして、V-UPユニットブースターの類などを付けるしかない。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
第2部のデータを引き継いでいるとシーン2から使用可能。設定と違い、地上でも使用可能。V-UPユニットを使った強化を前提とすれば戦力になりうるが、第2部と同じく補強する部分が多過ぎるのが難点。命中+50のショルダータックルの存在を考えれば、バーニィノリスあたりを乗せるのが適当か。

装備・機能

武装・必殺武器

ショルダータックル
COMPACT2』で採用。

武装

シールド
右肩に固定装備されている実体盾。
ヒートホーク
接近戦用の斧。刃の部分から高温を発し、敵機の装甲を焼き切る。横腰部にマウント可能。
120mmマシンガン
通称「ザク・マシンガン」。上部にドラムマガジンを装備し、そこから給弾する。
ジャイアント・バズ
ドムの物と同型の、口径360mmの実弾兵器。R-2型を象徴する武器である。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。

移動タイプ

サイズ

M

主な関連機体

一覧に無い機体はガンダムWikiを参照。

ザクII
F型をベースに開発されたが、F型である程度あった陸戦能力は完全にオミットされた。
ザクII S型
F型の生産設備で建造された、高機動型ザクの設計思想に基づいたザク。S型のデータが高機動型ザクの開発に使われたという説もある。
宇宙用高機動試験型ザク
リック・ドムの脚部の試験機。上半身は高機動型ザクが使われているらしい。
SRWではこちらが「高機動型ザク」名義で参戦している作品もある。
リック・ドム
コンペの競争相手だったが、生産性の低さから高機動型ザクが敗北。
ゲルググ
高機動型ザクのデータが開発に使われた。
ザク改
統合整備計画で開発・量産されたザク。ジェネレター出力はR-2型の方が上だが、総推進力はザク改の方が上である。

脚注

  1. 厳密にはMS-06RP、MS-06R-2P、MS-06R-3が試作機で、それ以外が量産機となる。

資料リンク