ゲルズゲー
ゲルズゲー | |
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外国語表記 | Gells-Ghe |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Z |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 拠点防衛用モビルアーマー |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | YMAG-X7F/YMFG-X7D |
全長 |
27.27 m 脚部収納時:22.60 m |
総重量 | 217.23 t |
開発 | アドゥカーフ・メカノインダストリー社 |
所属 | 地球連合軍 |
乗員人数 | 3名 |
ゲルズゲーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場メカ。
概要
機体の上半身はストライクダガーの流用でセンサー兼砲台として利用[1]、下半身は昆虫型の脚になっている。
機体正面に陽電子リフレクターを張れることが特徴で、ザムザザーのように機体の姿勢を変える必要はなく、純粋な防御力はザムザザーを上回る。
移動は多脚であるため不整地でも走破する事が出来る歩行機能を持つ。大気圏内を飛行する能力も有するが、移動速度自体は通常のモビルスーツと大差はなく、火力もザムザザーの様に優れてはいない。
劇中での様相
原作では地球連合軍のガルナハン基地の陽電子砲台の防御の要として登場。以前にザフト軍が突破を図った際にはピートリー級地上戦艦と随伴したモビルスーツ隊の一斉射撃を一撃で無力化する等の高い防御力を示しており、本機の鉄壁の盾と基地のローエングリン砲台による攻撃力と合わせてガルナハンのローエングリンゲートは難攻不落の要塞と化していた。シン・アスカのインパルスガンダムが伏兵として要塞付近の渓谷の穴から奇襲を加えた事で焦った隙に上空からアスラン・ザラのセイバーガンダムによって両腕を切断され、最後にはアムフォルタスで機体を撃ち抜かれ、機能を停止した。その後は不明だが、機体は大破していないため、ザフトに捕獲されたと思われる。
その後、少数が量産され、ダイダロス基地などに配備され、少なくとも二機以上が展開。ダイダロス攻防戦ではミネルバのタンホイザーを陽電子リフレクターで防ぐなど基地防衛に貢献するが、一機はデスティニーガンダムのアロンダイトで上半身を切り裂かれて、撃破されている。
また、『DESTINY ASTRAY』でも登場し、陽電子リフレクターのテスト中にカナード・パルスのドレッドノートHと交戦して大破させられている。
「DESTINY MSV戦記」ではメサイア攻防戦でクライン派に合流した地球連合軍の残存勢力が本機とザムザザーを多数持ち出しており、エターナル防衛に多大な貢献を果たしている。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 原作と同様のイベントで初登場。ゲルズゲーは複数登場する。常に小隊を組んでいるので、ザムザザーと同様に倒し難い。センターフォーメーションで組んでいることが多いので、トライチャージ武器で一掃しよう。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 今作ではモビルドールの一機として登場。デストロイガンダムやユークリッド、ビルゴ、ビルゴIIといったバリア持ちの機体と合わせて大量に出てくる上にモビルドールが援護防御持ちなため、能力以上にうっとおしい。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- ビルドベースルートの18話で1機だけこっそり登場しているほか終盤たびたび登場。本作では連合兵が乗ることは少なく大概擬態獣やガズムの取り巻きの自動操縦機などとして出てくることが多い。
- スーパーロボット大戦L
- 今回は地球連合軍の戦力としてちょくちょく登場するが、やはり擬態獣に乗っ取られた機体の方が出番が多い。必ずザムザザーと組んで出現するが、ザムザザーに比べ武装が貧弱なため、さほど脅威ではない。
装備・機能
武装・必殺武器
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- 頭部左側に内蔵された近接防御機関砲。単なるストライクダガーの基本装備の流用。
- M7045/F7 ビームライフル
- ストライクダガー用のライフルの改良型で、両腕に装備。こちらも基本形状はストライクダガーと同様。
- 『Z』では全体攻撃版とトライチャージ版があり、いずれにおいても連射攻撃となっている。
- GMA628 ビーム砲
- 前脚部に2門内蔵している。
- Mk61 2連装125mm滑腔砲
- 下半身の後部に内蔵されている武装。原作未使用。
- 陽電子リフレクタービームシールド「シュナイドシュッツSX1021」
- ストライクダガー部分の両肩と下半身の前面のリフレクター発生パドルからエネルギーシールドを発生させる。機体正面に展開可能。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
関連機体
脚注
- ↑ ストライクダガー部分のコクピットは使用されておらず、コクピットは下半身の胴体部分に存在。コクピットの内装はザムザザーと同様の仕様となっており、機長・操縦手・砲手の3名で運用される。
資料リンク
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