概要
キャピタル・アーミィに所属する女性MSパイロットで、マスクの部下。
ピンク髪と、頭に付けたウサギの耳のような長いヘッドセットが特徴。マスクのパートナー的存在として、数多くの戦場で彼と共に戦う。勝気で好戦的な性格をしており、パイロットとしての腕も高い。
ジット団と手を結んだ際に大型MAの「ユグドラシル」のパイロットとなり、同盟を結ぶために集まっていたアメリア軍とドレット軍の両艦隊を殲滅し、両軍の旗艦をも沈めるといった戦果を上げるが、ベルリに乗機を破壊されて生死不明となった。
登場作品
単独作品
- スーパーロボット大戦X
- 初登場作品。条件を満たすとマスク、マニィと共に自軍に加入する。
パイロットステータス設定の傾向
- X
- 集中、根性、閃き、必中、熱血、希望
- X
- 底力L6、見切りL2、気力+(ATK)、闘争心L2、サイズ差補正無視L1、援護攻撃L1
- 援護攻撃時の与ダメージ1.2倍。援護攻撃に参加すると気力+5。
- 『X』で採用。
人間関係
- マスク
- 共に戦う上官で、彼を補佐する。
- マニィ・アンバサダ
- キャピタル・アーミィの新兵。
- ガランデン艦長
- 母艦の艦長。
- クン・スーン、チッカラ・デュアル
- 終盤にて手を組んだジット団の団員達。
- クリム・ニック
- アメリア軍のエース。対ドレット軍で共闘した。
他作品との人間関係
- キング
- 『X』では、彼を見て思わず「可愛い」と反応してしまう。
名台詞
- 「滑り過ぎ! 戻し! そう!」
「ちょいブレーキでしょ!」
- 第9話。彼女の初登場シーン。エルフ・ブルックから脱出したマスクをダベーで救助した。
- 「駄目でしょ大尉、焦りが丸見え。それじゃ青いジャハナムにやられる!」
- 第12話。ザンクト・ポルト前でクリムのアメリア軍と戦闘して。聖域付近で戦う彼らにベルリは驚愕することに。
- マスク「バララ! 迎撃はぁ!」
「マックナイフの得意技!」
- 第13話。クリムの策でドレット軍の旗艦を狙うも、既に看破されており、艦隊から激しい砲撃を受ける。
- 「ふん…マスクはあの女には甘いかい」
- 第16話。マニィと接触回線で会話するマスクを見て、嫉妬心を見せる。
- 「ヨツデ・ユニフィケーション・アタック!」
ラライヤ「そんなまやかし…!」
- 第17話。乗機のビフロンのビーム・ダガーを持った腕を回転させ、ラライヤを幻惑させようとするも、特に効果は無かった。
- マスク「バララを助けるためには止むを得ん…!」
「た、大尉…!」
「敵の数に負けそうになっちゃった」
- 第18話。クリムやトワサンガのザックス兵団を相手にする混戦状態に陥って。この時はさすがの彼女も涙目だった。
- 「ビーナス・グロゥブで建造されただなんて、マニィの話信じます?」
マスク「フルムーン・シップの存在を信じれば、信じるさ」
- 第22話。ガランデンに接近してきた正体不明のモビルアーマーが、マニィが乗るジーラッハと判明した際に。
- 「ジット団からご提供頂いたユグドラシルを実戦に投入できれば、アメリアの残存戦力などは、簡単に全滅させられるでしょう」
「これができるのも、マニィ・アンバサダ、みんな貴様の活躍があったからだ」
マニィ「あっ…そう言っていただいて光栄です」
「あたしはいっぱい良い思いをさせてもらったから、大事にすんだよ?」
- 第24話。ユグドラシルで出撃する時に、マスクのことはマニィに託すと告げるが…。
- (あの小娘を殴り飛ばしてマスクに嫌われるのも嫌だが、何もできない女だと思われるのはもっと嫌だ!)
(ユグドラシル、あたしの運勢を占え!)
- 同上。マスクへの未練とマニィへの敵愾心で複雑な心境の中、アメリアとドレットの両艦隊を殲滅すべく、彼女は進む。
- 「ベルリか!」
ベルリ「バララ・ペオール!?」
- 同上。最後はベルリのG-セルフの手でユグドラシルを破壊され、バララは爆炎に飲まれた。
スパロボシリーズの名台詞
- 「何だ、こいつ! 可愛いぞ!」
- 『X』ボーナスシナリオ「メガファウナ騒乱」より。キングを見てとっさに出た台詞。可愛いものが好きな年頃の女の子である事が分かる。
搭乗機体
- マックナイフ
- 当初の乗機。
- ビフロン
- トワサンガでの乗機。
- ユグドラシル
- 終盤の乗機。
SRWでの搭乗機体
- カットシー
- 『X』DLC「メガファウナ騒乱」で搭乗。
余談
- 髪型がハマーン・カーンに似ているとよく指摘される。
- 第9話にてバララが初登場した際、マスクがバララに救援を求めた「バララ!」という発言が、「バナナ!」と連呼しているように聞こえた視聴者がいたため、キャラクターデザインの吉田健一氏がバナナを食べるバララの絵を投稿した。