ズゴック

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MSM-07 ズゴック(Z'Gok)

MIP社が開発したジオン公国軍量産型モビルスーツ

ゴッグと同時期に開発されているが、ゴッグの方が先に実戦投入されたため、その実戦データを反映させている。そのおかげで水陸両用モビルスーツの中では最も高性能。ゴッグのジェネレーターは水冷式を採用していたが、本機は水冷・空冷式のハイブリッド方式を採用し、軽量化を図っている。また、背部のスラスターにより地上でも高い運動性を誇る。コクピットは胸部にあり、ハッチは乗降用のエレベーターにもなる。

劇中ではハヤト・コバヤシの搭乗するガンキャノンと交戦して苦戦させるが、最後はアムロ・レイガンダムカイ・シデンガンタンクによって撃破された。

また、宇宙世紀0088年時にはスタンパ・ハロイのコレクションの中に本機の姿があり、ジュドー・アーシタが搭乗してスタンパにさらわれたルー・ルカ達を救出。その後、スタンパ自身がズゴックに乗り込んでジュドー達を追いつめるが、スタンパに殺されたラサラ・ムーンの仇でモンド・アガケが乗るガンダムMk-IIのビームサーベルに貫かれた。コクピットが全周囲モニターに改修されている。

宇宙世紀0096年(ガンダムUC)には、地球上のジオン残党軍の所有戦力として登場。カラーリングがグリーンに変更されている。

シャア専用機はシャア専用ズゴックを参照。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦G
ディバイン・クルセイダーズの戦力として登場。メガ粒子砲の他に、原作には無い「ビーム砲」という武器も装備している。わざわざ陸上に出てきて東方不敗にボコボコにされている姿が印象深い。

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
UC』版が登場するが、テッサからは「水陸両用の器用貧乏」などとあんまりな事を言われてしまう。
ただし、その発言があるステージでは調子に乗ってダナンを突撃させたりすると囲まれて大変なことになるので注意。油断せずに鉄壁を使おう。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
時獄篇と同様に登場。翠の地球でもマウンテンサイクルで発掘されたものが使われているのだが、乗っているのが翠星のガルガンティア海賊なので戦闘台詞ではユンボロ呼ばわりされている。
その後もアマルガムフル・フロンタルから譲り受けた機体を使ったりと、ロートル機である事がゲーム中で明言されているにも関わらず水中用の機体としては現役の状態。

単独作品

スーパーロボット大戦
HDリメイク版ではゼーゴック関連の台詞があり、「釣り具」「上半身」「海で死ねるなら本望」とかゼーゴックとそのパイロットであるヴェルナー・ホルバイン少尉に対応している。
スーパーロボット大戦GCXO
原作通りジャブロー攻略でジオン軍が出してくる。捕獲すればパーツ変換でビームコーティングSにできる。

関連作品

バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法
機動族の指揮官の1人として登場。武衆はマリナー。しかし名前は「ズッゴク」と誤表記されている。
同族の指揮官の中では唯一、姿がアレンジされていない。
ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
ザコ敵。最初期からザクなどと共に出現する。

装備・機能

武装・必殺武器

240mmミサイル
頭頂部に6基内蔵。装弾数は30発。水中、地上を問わずに使用可能。
アイアンネイル
両腕部に装備された格闘戦用の武装。
メガ粒子砲
両腕に1門ずつ内蔵されている。ゴッグのそれと比べて、収束率が高い。

移動タイプ

サイズ

M

関連機体

シャア専用ズゴック
S型と呼ばれる強化型のシャア専用機。後に一般兵用にS型が量産された。
ズゴックE
「統合整備計画」で再設計されたズゴック。
ゼーゴック
OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079-』(未参戦)に登場する機体。大気圏外から奇襲を仕掛ける「モビルダイバーシステム」の管制ユニットとしてズゴックの上半身が流用されており、これに目的に応じた武器コンテナを連結して運用される。本機体が選ばれた理由として今回の用途に向いている他、使い道を失った水陸両用モビルスーツの再利用も兼ねているという、事実上の廃品活用であった。
ゾゴック
アッグガイジュアッグと共にジャブロー攻略に向けて開発された機体。
かつて1stガンダムに登場する予定だったが、『機動戦士ガンダムΖΖ』にて、スタンパ・ハロイのコレクションの一つとして少しだけ登場。OVA版『機動戦士ガンダムUC』では、デザインをリファインされたものがゲストメカとして登場。
RFズゴック
ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』(未参戦)に登場する機体。宇宙世紀0120年代の技術で製造されたズゴック。

余談

  • 冒険王版ではドズル・ザビの指揮の下、宇宙空間において大群でホワイトベース隊を襲撃した。これは作者がメカの設定を把握していなかったことに由る。

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