コロニーレーザー
コロニーレーザー(Colony Laser)
ガンダムシリーズに登場する架空の兵器。
円筒型で窓が無い密閉型のスペースコロニーを、レーザーの照射装置として改造した大量破壊兵器。軍事用コロニー(宇宙要塞)に、当初より大出力のビーム兵器として開発・設置されたものを含めることもある。驚異的な射程距離と破壊力を誇り、各勢力の戦略を大きく左右する存在だが、大量の電力を消費するため連続発射は難しい。
ちなみにレーザーの光線が視認できる事については、最近では周辺に漂うデブリなどの細かい塵によるものとされることが多い。
ガンダム世界では最大級の破壊力を持つ兵器。軍隊用語で言えば、戦術ではなく戦略兵器に分類されるだろう。
理論上は、現実世界でも存在する技術の延長で実現可能だが、そこまでには至っていない。もし作られたら、間違いなく核兵器どころの騒ぎでは済まないだろう。
主なコロニーレーザー
- ソーラ・レイ
- ガンダム世界初のコロニーレーザー。サイド3のスペースコロニーの一つ・マハル(3バンチコロニー)を改造した。ジオン公国軍が使用。
- グリプス2
- 『機動戦士Ζガンダム』に登場。サイド7のスペースコロニー・グリーンノア2を二つに分割し、片方をコロニーレーザー「グリプス2」へと転用した。グリプス戦役の要ともいうべき兵器。
- 後に『機動戦士ガンダムUC』作中にて修復された状態で登場した。
- 正式名称不明(『機動新世紀ガンダムX』)
- 作中では単に「コロニーレーザー」としか呼ばれなかった。国力で劣る事を自覚し短期決戦を狙う宇宙革命軍が、切り札として用意していたもの。
- これによる地球への先制攻撃は「ダリア作戦」と呼ばれていたが、ガロードらの活躍により失敗に終わる。
コロニーレーザー的な性質を持つ兵器
- カイラスギリー
- 『機動戦士Vガンダム』に登場。
- リーブラ
- 『新機動戦記ガンダムW』に登場。
- ジェネシス
- 『機動戦士ガンダムSEED』に登場。
- ジェネシスα
- 『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』に登場。
- ネオ・ジェネシス
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場。
- レクイエム
- 同上。
- メメントモリ
- 『機動戦士ガンダム00』セカンドシーズンに登場。
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