ダイダロス基地
ダイダロス基地(Daedalus Lunar Base)とは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する地球連合軍の月面基地。
概要
地球連合軍の月面基地の一つ。本来の対プラント前線基地である月面アルザッヘル基地と比べて規模は小さいが、地球連合軍の戦略兵器である「軌道間全方位戦略砲レクイエム」が設営されている。 作中終盤、地上を追われたロード・ジブリールが潜伏し、軌道間全方位戦略砲「レクイエム」を使用してプラントのコロニー6基を破壊[1]。本基地の第三機動艦隊と表側の月面アルザッヘル基地の第五・第八機動艦隊の戦力も動員して、地球連合軍とザフトの壮絶なレクイエム攻防戦が行われたが、ミネルバの攻撃にあって、ジブリールは戦死し、基地は陥落した。その後はザフトがレクイエムを使用してアルザッヘル基地を壊滅させ、オーブ連合首長国攻撃を謀ったが、オーブ軍の攻撃でレクイエムは完全破壊され、基地は崩壊した。
小説版ではダイダロスはプラント方面から見て裏側に位置する施設であり、位置的に地球連合軍の対プラント戦略とは無縁の場所で、しかも本来は月面のレアメタル採掘に従事する設備に過ぎなかった。 しかし、鉱山採掘の為に地下設備が広く掘り進められていた上にプラントも半ば無視している施設であったため、レクイエムが設営される事になった。更に地理関係上でザフトが本基地への攻撃を企てても表側のアルザッヘル基地からの戦力でアプローチも防衛線の構築も容易であり、プラント視点では攻略は容易ではない状況にあった。 レクイエム防衛の為か、地球連合軍第三機動艦隊とザムザザー、ゲルズゲー、ユークリッド、ウィンダム、デストロイガンダムと当時の連合軍の最新兵器で防備が固められていたが、ミネルバ強襲時は主力の第三艦隊はビーム偏光ステーション「フォーレ」防衛のために基地から出撃しており、防備はやや手薄な状態だった。
登場作品
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 原作どおりレクイエムが設置されている。さらにそこの地下には黒歴史の管理をおこなうD.O.M.E.が眠っている。
携帯機シリーズ
余談
脚注
- ↑ 本来はプラント首都アプリリウスを照準としていたが、直前に第三中継であったビーム偏光ステーション「グノー」がザフトに発見され、戦闘状態に陥った影響で照射が計算外の方向にずれてしまいアプリリウスは難を逃れた。その代償としてヤヌアリウス・ワン~フォーにレクイエムが直撃し、更にディセンベル・セブンとエイトにヤヌアリウス・フォーが激突して崩壊。各コロニーの住民の生存は絶望視された。
資料リンク
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