「サイド6」の版間の差分
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:宇宙編のシナリオ「アムロとシャア」の舞台。本作における唯一のコロニー内マップである。 | :宇宙編のシナリオ「アムロとシャア」の舞台。本作における唯一のコロニー内マップである。 | ||
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2022年1月10日 (月) 18:30時点における版
サイド6(Side 6)とは、宇宙世紀ガンダムシリーズに登場する用語。
概要
L4宙域に位置しているスペースコロニーの集合体。「リーア」とも呼称される。
一年戦争では中立を宣言したために、戦火を免れる。『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の主な舞台にもなっている。
サイド6内は完全な中立地帯となっており、連邦とジオンの軍艦が入港する際には各砲座やミサイル発射管に封印処置が施され、破られた場合は罰金が発生する。また、サイド6の港湾施設や領空内での修理・補給作業等も禁止されており、修理ドック等も領空の外に建造された設備を使う必要がある。
サイド6のラング政権は基本的には「ジオン寄り」であるとされているが、その反面で連邦軍の新モビルスーツ開発施設の設営を許したり、連邦軍の駐屯部隊が確認できる等、「あくまで中立化しても地球連邦政府の属領」という立場から一切脱却はしていない。 コロニー防衛戦力の「リーア軍」も配置されているが、対地戦闘に特化した構成で、プチモビルスーツやミサイル車程度の武装しかなく有事の際の戦力としては頼りない。
なお、一年戦争以降はコロニー再生計画によってサイド6が「サイド5」と改称した一方で、L5宙域に位置する旧サイド4が「サイド6」と呼称されている(あるいは、サイド6がL5宙域に移動した)。
『機動戦士ガンダムNT』では、新サイド6所在の学園都市コロニーである18バンチ「メーティス」において、フェネクスを追う袖付き(に偽装したジオン共和国軍)とシェザール隊の交戦が行われる。
登場作品
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦G
- ルート次第で行けるマップ「サイド6の出会い」の舞台。原作同様、アムロとララァが出会う。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 後半で立ち寄る。カムランがνガンダムとリ・ガズィをくれる。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 非正規部隊ルート第16話の舞台。14バンチ周辺宙域でカンパニーと戦闘になり、次元兵器で惑星メルキアに飛ばされる。
- 「L5宙域 サイド6 14バンチ」と表記されているので新サイド6だが、既存の宇宙世紀作品では新旧共にサイド6の14バンチは登場していないようだ。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 宇宙編のシナリオ「アムロとシャア」の舞台。本作における唯一のコロニー内マップである。
- 本作は『逆襲のシャア』『機動戦士Vガンダム』の世界観を下敷きにしてはいるが、説明書に「サイド1からサイド7までのコロニーを独立国家とし」と記述されている為、原作シリーズと違ってサイドナンバーの改称は行われていない模様。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 『0080』シナリオが再現される。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- やはり『0080』の再現シナリオで登場。
関連人物
- アルフレッド・イズルハ
- サイド6「リボーコロニー」で暮らしている少年。リボーコロニーに潜入してきたジオン公国軍の青年兵士バーナード・ワイズマンと仲良くなる。
- クリスチーナ・マッケンジー
- サイド6「リボーコロニー」で暮らしている女性。彼女の家は、アル(アルフレッド・イズルハ)の家の隣である。
- カムラン・ブルーム
- サイド6の監察官。中立宣言をするサイド6の意向に反してまでも、ホワイトベースの修理および補給を斡旋した。
- マイヤー・V・ブランシュタイン
- 『α』ではサイド6に駐留する連邦宇宙軍の司令官という設定。
余談
- 『0080』第5話の描写によると、サイド6「リボーコロニー」ではハイト(H)やクール(C)という通貨(劇中では、1ハイト硬貨と5クール硬貨の存在が確認可能)が流通している模様。
- ちなみに料金は、フランチェスカ・コロニー行き旅客券(大人一人)が520ハイトで、ウイスキーの水割り(一杯)の値段は3ハイト5クールである。
- (宇宙世紀)ガンダムシリーズの作品世界において、流通している通貨の名称や物価が確認できる貴重な場面と言えよう。
- 『NT』において「メーティス」に赴いたゾルタン・アッカネンは「一貫して中立を保ってきたサイド」と発言しているが、「メーティス」はL5にある新サイド6(旧サイド4)に所在するコロニーであり、中立を保ってきた旧サイド6(新サイド5)に所在するコロニーではない。
- 後に「メーティス」の所在は不明…という説明がなされた事もあるが、劇中モニターにはしっかりとL5の表示がある。設定通りに考えるとゾルタン(ライター)の勘違いという事になってしまう。宇宙世紀ガンダムシリーズ作品に多い、後付け設定のややこしさを物語るエピソードの一つと言える。
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