「騎士ガンダム」の版間の差分
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[[記憶喪失|自分の名前以外の全ての記憶を失い]]、雷と共にスダ・ドアカワールドに現れたガンダム族の青年。訪れたラクロア王国に古くから伝わる伝説の勇者と同じ名であったことからレビル王より騎士の称号を与えられ、 同じ名を持ちながらスダ・ドアカワールドの平和を脅かすジオン族の魔王サタンガンダムの討伐に旅立つ。 | [[記憶喪失|自分の名前以外の全ての記憶を失い]]、雷と共にスダ・ドアカワールドに現れたガンダム族の青年。訪れたラクロア王国に古くから伝わる伝説の勇者と同じ名であったことからレビル王より騎士の称号を与えられ、 同じ名を持ちながらスダ・ドアカワールドの平和を脅かすジオン族の魔王サタンガンダムの討伐に旅立つ。 | ||
− | [[正義|正義感]]の強い[[性格]]で弱者を労わり、正しい心を否定する者達とは誰であっても戦うという勇者に相応しい人物だが、言い換えれば'''あまりにも完成され過ぎた人格を持つ、ある意味「出来過ぎた」人物'''でもある<ref> | + | [[正義|正義感]]の強い[[性格]]で弱者を労わり、正しい心を否定する者達とは誰であっても戦うという勇者に相応しい人物だが、言い換えれば'''あまりにも完成され過ぎた人格を持つ、ある意味「出来過ぎた」人物'''でもある<ref>コミックボンボン連載のほしの竜一氏の漫画版では一人称が「俺」で、ややワイルドな言動が目立つが、慈悲深く勇敢な王道ヒーローという本質は変わらない。</ref>。その理由は、彼の失われた記憶が関わっているのだが…。 |
− | + | 一方、コミックワールドでは礼儀正しい卑怯なキャラ(ある意味で「知的」であるとも言えるが…)として描かれている。礼儀正しさもギャグとして消化され、相手の空気を読まずに自分のペースに巻き込むタイプのキャラクターになっている。ナイトサザビーを彼の肩に[[合体]]しているグリフォンを餌付けして撃退する等、まともに戦ったことは殆どない<ref>コミックワールドは『SD戦国伝』が中心となって展開されており、『SDガンダム外伝』は1話完結にせざるを得ないという事情もある。</ref>。 | |
カードダスでのHPは500<ref>SDガンダム外伝のカードダスにおける「HP」は耐久力というよりそのキャラ自身の強さの目安のようなものであり(HPもしくはMP以外の能力数値設定はない)、さすがにスパロボで騎士ガンダムのHPが500なんて事はないだろう…たぶん。</ref>。 | カードダスでのHPは500<ref>SDガンダム外伝のカードダスにおける「HP」は耐久力というよりそのキャラ自身の強さの目安のようなものであり(HPもしくはMP以外の能力数値設定はない)、さすがにスパロボで騎士ガンダムのHPが500なんて事はないだろう…たぶん。</ref>。 | ||
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作中での正式名称というわけではなく(大元であるカードダスではこの形態でも「騎士ガンダム」表記のままである)あくまでも[[俗語・俗称|俗称]]なのだが、このネーミングで商品化された玩具も多い。 | 作中での正式名称というわけではなく(大元であるカードダスではこの形態でも「騎士ガンダム」表記のままである)あくまでも[[俗語・俗称|俗称]]なのだが、このネーミングで商品化された玩具も多い。 | ||
− | カードダスでのHPは10000<ref>ゲーム『SDガンダムGジェネレーションOVER WORLD』では騎士ガンダムの武装「三種の神器」が攻撃力10000となっており、旧来のファンをニヤリとさせた。さすがにスパロボでは攻撃力(やHP)10000というわけにはいかないだろうが…。</ref>。後に炎の剣を失った状態では800<ref> | + | カードダスでのHPは10000<ref>ゲーム『SDガンダムGジェネレーションOVER WORLD』では騎士ガンダムの武装「三種の神器」が攻撃力10000となっており、旧来のファンをニヤリとさせた。さすがにスパロボでは攻撃力(やHP)10000というわけにはいかないだろうが…。</ref>。後に炎の剣を失った状態では800<ref>数値上は大幅に低下したものの、体への負荷も減ったことから石版の呪文で神器を召喚・装着する必要がなくなり、第2章以降は常時この姿でいるようになった。</ref>。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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:プロローグにてアルガス騎士団と共にジオン族の本拠地への突入を敢行するも時空転移に巻き込まれ(原典と違い三種の神器を纏ったままだが巻き込まれた際に消えている)、アルガス騎士団と離れ離れになりながら地球に漂着。第11話で自軍に参入し、以降分岐以外での離脱はせず最後まで同行する。その完全無欠の勇者ぶりは異世界でも変わらず、ストーリーでの活躍場面は多く、大きな存在感を放っている。 | :プロローグにてアルガス騎士団と共にジオン族の本拠地への突入を敢行するも時空転移に巻き込まれ(原典と違い三種の神器を纏ったままだが巻き込まれた際に消えている)、アルガス騎士団と離れ離れになりながら地球に漂着。第11話で自軍に参入し、以降分岐以外での離脱はせず最後まで同行する。その完全無欠の勇者ぶりは異世界でも変わらず、ストーリーでの活躍場面は多く、大きな存在感を放っている。 | ||
:ステータスは高くアタッカーとしても優秀で、回避力を生かした切り込み役が適任。反面途中で追加される変身攻撃以外にサイズ差補正無視がないが、本人の専用スキルで気力130を越えるとサイズ差補正が消える為早めに気力を上げるべし。 | :ステータスは高くアタッカーとしても優秀で、回避力を生かした切り込み役が適任。反面途中で追加される変身攻撃以外にサイズ差補正無視がないが、本人の専用スキルで気力130を越えるとサイズ差補正が消える為早めに気力を上げるべし。 | ||
− | : | + | :中盤終わり頃に炎の剣を失い、次のステージで[[バーサル騎士ガンダム]]にパワーアップする。 |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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:メイン武器である長剣。通常時はナイトシールドに納刀している。 | :メイン武器である長剣。通常時はナイトシールドに納刀している。 | ||
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:「炎の剣」「力の盾」「霞の鎧」と呼ばれるラクロア王国に伝説が残る3つの神器。 | :「炎の剣」「力の盾」「霞の鎧」と呼ばれるラクロア王国に伝説が残る3つの神器。 | ||
− | : | + | :かつて伝説の勇者ガンダムが身にまとっていたとされる装備で「全て身に付けたものは『10の分身』を生み出し、地を治めることも、覆すことも、星を動かすことすら出来た」という伝説の武具。 |
:アニメ版では石版の呪文から召喚され、ナイトソード、ナイトシールド、騎士の鎧が変化するような描写で装着される。 | :アニメ版では石版の呪文から召喚され、ナイトソード、ナイトシールド、騎士の鎧が変化するような描写で装着される。 | ||
:騎士ガンダム自身にも大きな負担をかけるようで、常時の装備は出来ない。ただし、第一章ラストにて炎の剣が失われてからは負担は消えたようで、霞の鎧と力の盾を常時装備するようになった。 | :騎士ガンダム自身にも大きな負担をかけるようで、常時の装備は出来ない。ただし、第一章ラストにて炎の剣が失われてからは負担は消えたようで、霞の鎧と力の盾を常時装備するようになった。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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:[[OVA]]『第一章 ラクロアの勇者』にて「力の盾」「霞の鎧」「炎の剣」の三種の神器を召喚するために唱えた呪文。これにより、騎士ガンダムはフルアーマー騎士ガンダムへと進化する。 | :[[OVA]]『第一章 ラクロアの勇者』にて「力の盾」「霞の鎧」「炎の剣」の三種の神器を召喚するために唱えた呪文。これにより、騎士ガンダムはフルアーマー騎士ガンダムへと進化する。 | ||
:なお、この呪文はアナグラムであり、'''ローマ字読みにして逆さまから読むと「力と霞と炎」となる'''。 | :なお、この呪文はアナグラムであり、'''ローマ字読みにして逆さまから読むと「力と霞と炎」となる'''。 | ||
:(この台詞に限らないが)後に『ガンダム無双3』や『Gジェネレーション OVERWORLD』で再び松本氏の声で収録されているが、'''松本氏の熱演によって凄みが増している。''' | :(この台詞に限らないが)後に『ガンダム無双3』や『Gジェネレーション OVERWORLD』で再び松本氏の声で収録されているが、'''松本氏の熱演によって凄みが増している。''' | ||
+ | ;「いくぞ、ブラックドラゴン!」 | ||
+ | :『元祖!SDガンダム』で三種の神器を身につけた際の台詞。 | ||
+ | :また、2007年に発売された「SDガンダム外伝 コンプリートボックス Vol.1」の新規描き起こしカードではこの台詞が採用された。 | ||
+ | ;「ラクロアの仇はきっととる!」 | ||
+ | :カードダス第2弾『伝説の巨人』でのセリフ。第1弾のカードでは台詞が無かったので、これが彼のカードダスにおける初のセリフとなる。 | ||
;「何者であれ、正しい心を否定すると言うのなら、私は戦う…!」 | ;「何者であれ、正しい心を否定すると言うのなら、私は戦う…!」 | ||
:OVA『第二章 伝説の巨人』にて、ジークジオンに対して。 | :OVA『第二章 伝説の巨人』にて、ジークジオンに対して。 | ||
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:ほしの竜一版でのエピソード「妖精の聖水」においてアムロの弟・カムロを名乗っていたゴブリンザクに対し。 | :ほしの竜一版でのエピソード「妖精の聖水」においてアムロの弟・カムロを名乗っていたゴブリンザクに対し。 | ||
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:『ガンダム無双3』における賞賛台詞。由来は松本保典氏が演じた『[[疾風!アイアンリーガー]]』の主人公である[[マグナムエース]]、さらにアニメ版の監督も同じアミノテツロー氏である。 | :『ガンダム無双3』における賞賛台詞。由来は松本保典氏が演じた『[[疾風!アイアンリーガー]]』の主人公である[[マグナムエース]]、さらにアニメ版の監督も同じアミノテツロー氏である。 | ||
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:三種の神器の一つである「霞の鎧」の頭部形状のモチーフ。 | :三種の神器の一つである「霞の鎧」の頭部形状のモチーフ。 | ||
;[[スーパーガンダム]] | ;[[スーパーガンダム]] | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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*『SDガンダムGジェネレーション オーバーワールド』のマイキャラクター製作機能で松本保典氏のボイスパターンが存在するが、その言動は'''騎士ガンダムそのもの'''と言ってもよく、このボイスパターンのマイキャラクターを真騎士ガンダムに搭乗させると三種の神器の演出が変わるという徹底ぶりである。そのため、往年のファン達はマイキャラの名前を「騎士ガンダム」にしたとか。 | *『SDガンダムGジェネレーション オーバーワールド』のマイキャラクター製作機能で松本保典氏のボイスパターンが存在するが、その言動は'''騎士ガンダムそのもの'''と言ってもよく、このボイスパターンのマイキャラクターを真騎士ガンダムに搭乗させると三種の神器の演出が変わるという徹底ぶりである。そのため、往年のファン達はマイキャラの名前を「騎士ガンダム」にしたとか。 | ||
**ちなみにあろう事か、松本氏のボイスパターンは「'''少年タイプ'''」扱いである。 | **ちなみにあろう事か、松本氏のボイスパターンは「'''少年タイプ'''」扱いである。 | ||
− | * | + | *『BB戦士』シリーズではトップクラスのプラモデル化を行われており、ジークジオン編の騎士ガンダム(三種の神器込み)とバーサル騎士ガンダム(左のセット込み)が通常版とDX版の2種類、SDガンダム英雄伝の英雄機版、そして先述のレジェンドBB版の2種類の合計6種類が発売され、レジェンドBB版のバーサル騎士ガンダムも発売された。 |
== 商品情報 == | == 商品情報 == |
2015年8月30日 (日) 01:48時点における版
騎士ガンダム(ナイトガンダム / Knight GUNDAM)
- 登場作品:SDガンダム外伝 ジークジオン編
- ラクロアの勇者
- 伝説の巨人
- 光の騎士
- 声優:松本保典
- 種族:MS族・ガンダム族
- 性別:男
- 所属:ラクロア王国
- 役職:騎士→バーサル騎士
- モチーフ:ガンダムMk-III
- キャラクターデザイン:横井孝二
自分の名前以外の全ての記憶を失い、雷と共にスダ・ドアカワールドに現れたガンダム族の青年。訪れたラクロア王国に古くから伝わる伝説の勇者と同じ名であったことからレビル王より騎士の称号を与えられ、 同じ名を持ちながらスダ・ドアカワールドの平和を脅かすジオン族の魔王サタンガンダムの討伐に旅立つ。
正義感の強い性格で弱者を労わり、正しい心を否定する者達とは誰であっても戦うという勇者に相応しい人物だが、言い換えればあまりにも完成され過ぎた人格を持つ、ある意味「出来過ぎた」人物でもある[1]。その理由は、彼の失われた記憶が関わっているのだが…。
一方、コミックワールドでは礼儀正しい卑怯なキャラ(ある意味で「知的」であるとも言えるが…)として描かれている。礼儀正しさもギャグとして消化され、相手の空気を読まずに自分のペースに巻き込むタイプのキャラクターになっている。ナイトサザビーを彼の肩に合体しているグリフォンを餌付けして撃退する等、まともに戦ったことは殆どない[2]。
カードダスでのHPは500[3]。
フルアーマー騎士ガンダム
騎士ガンダムが炎の剣、霞の鎧、力の盾で構成されている三種の神器を装備した形態。
作中での正式名称というわけではなく(大元であるカードダスではこの形態でも「騎士ガンダム」表記のままである)あくまでも俗称なのだが、このネーミングで商品化された玩具も多い。
カードダスでのHPは10000[4]。後に炎の剣を失った状態では800[5]。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。
- プロローグにてアルガス騎士団と共にジオン族の本拠地への突入を敢行するも時空転移に巻き込まれ(原典と違い三種の神器を纏ったままだが巻き込まれた際に消えている)、アルガス騎士団と離れ離れになりながら地球に漂着。第11話で自軍に参入し、以降分岐以外での離脱はせず最後まで同行する。その完全無欠の勇者ぶりは異世界でも変わらず、ストーリーでの活躍場面は多く、大きな存在感を放っている。
- ステータスは高くアタッカーとしても優秀で、回避力を生かした切り込み役が適任。反面途中で追加される変身攻撃以外にサイズ差補正無視がないが、本人の専用スキルで気力130を越えるとサイズ差補正が消える為早めに気力を上げるべし。
- 中盤終わり頃に炎の剣を失い、次のステージでバーサル騎士ガンダムにパワーアップする。
装備・機能
武装・必殺武器
- ナイトソード
- メイン武器である長剣。通常時はナイトシールドに納刀している。
- 『元祖!SDガンダム』では「メガエクスカリバー」という名前だった。
- ナイトソード投げ
- BXで使用。読んで字のごとく剣を投げつける。
- 電磁スピア
- 騎兵槍状のスピア。伸縮自在で、名前の通り電磁スパークを放つ事も出来る。騎士ガンダムが最も長く愛用した武器でもある。媒体によって入手経緯は違うが、この槍を手に入れたことで騎士ガンダムは勇者と認められた。
- ちなみにその入手経緯の一つとして、ほしの竜一氏の漫画版における「刺さっていた岩の中に騎士ガンダム本人が眠っており、起きた時に岩を破壊したついでに手に入れた」という前代未聞のものがある。
- 『BB戦士』のキットでは、スプリングアクションで先端部を射出するギミックが存在した。後の『レジェンドBB』などではオミットされている。
- ナイトシールド
- 盾。ナイトソードの鞘の役割も持つ。
- 鋼の斧
- 何の変哲もない鋼の斧。BB戦士のキットに付属しており、ナイトシールドの裏に収納できる。
- ただし、ゲーム等の媒体では斧は戦士系の武器なので、騎士ガンダムが装備することは出来ない。
- 三種の神器
- 「炎の剣」「力の盾」「霞の鎧」と呼ばれるラクロア王国に伝説が残る3つの神器。
- かつて伝説の勇者ガンダムが身にまとっていたとされる装備で「全て身に付けたものは『10の分身』を生み出し、地を治めることも、覆すことも、星を動かすことすら出来た」という伝説の武具。
- アニメ版では石版の呪文から召喚され、ナイトソード、ナイトシールド、騎士の鎧が変化するような描写で装着される。
- 騎士ガンダム自身にも大きな負担をかけるようで、常時の装備は出来ない。ただし、第一章ラストにて炎の剣が失われてからは負担は消えたようで、霞の鎧と力の盾を常時装備するようになった。
- 霞の鎧のモチーフは『機動戦士ガンダム』に登場したMAエルメス。頭部の形状にその影響が見られる。
- BXでは「フルアーマー騎士ガンダム」表記で騎士ガンダムの必殺武器として採用されている。
必殺技
- 連続攻撃
- 右手に剣、左手にスピアを構えての連続攻撃。
- BXでは使用時にカードダスのキラカードのような演出が入るが、この時の構えは「光の騎士」編のカード「バーサル騎士ガンダム」に描かれたポーズとほぼ同じになっている。なお、これは騎士ガンダムに限らずSD勢は全て同じで、敵も含めて必殺技の際にはキラカード演出が入る。
ガンダム剣法[6]
- 彗星剣
- 斬撃にともなって放たれる彗星の如く尾をひく剣気で、単体から複数の標的を切り裂く必殺技。
魔法[7]
- ムービガン
- 弾系魔法。光弾をぶつける。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- SS
パイロットステータス設定の傾向
能力値
格闘・回避・技量に優れるインファイター。文句なしに一線を張れる。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
- 「巨人との戦い」
- 通常戦闘BGM。
- 「大決戦」
- 必殺技(三種の神器)使用時のBGM。
人間関係
ユニオン族
- 騎士アムロ
- 人間族の騎士。騎士ガンダムと厚い絆で結ばれることになる親友。
- ほしの竜一氏の漫画版における馴れ初めは、サタンガンダムに似すぎている事を理由にした襲撃。もちろん、これは後々の伏線につながるわけだが。
- 戦士ガンキャノン、僧侶ガンタンク、騎士セイラ、武闘家ネモ、妖精ジムスナイパーカスタム
- 仲間。
- 騎士シャア
- 時に対立し、時に共闘する謎の騎士。
- 黄金の騎士
- 騎士ガンダム達に手を貸す金色の鎧を纏った騎士。
- フラウ姫
- スダ・ドアカワールドに転移した直後にモンスターに襲われている彼女を救った。
- レビル王
- ラクロア国王。その名が伝説の勇者と同じであった騎士ガンダムにサタンガンダム討伐を任せる。
- アル少年
- 横井孝二氏の4コマ漫画『元祖!SDガンダム』にのみ登場。騎士ガンダムに憧れる少年で、サタンガンダム打倒後に彼が元々着ていた鎧を譲り受けた。
- 玩具『ガンダムクロス』では、彼が騎士ガンダムの可動素体になっている。
ジオン族
- 魔王サタンガンダム
- 同じ名を持つ宿敵。その正体は……。
その他
- 武者
頑駄無 - 映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて共演。後の三代目大将軍。彼との間には武者頑駄無本人ですら気付けない深い因縁があった。
- コマンドガンダム
- 映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて共演。彼と宿敵の戦いがスダ・ドアカワールドに大きな影響を与えた。
- 勇者ガンダム
- ラクロア王国に伝わる伝説の勇者。騎士ガンダムとその名を同じくする。
- モチーフはガンダムエクシア。カードダスで展開された設定では先代のスペリオルドラゴン「黄金神スペリオルドラゴン00」の昔の姿である。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- バナージ・リンクス、刹那・F・セイエイ、キオ・アスノ
- 異世界のロボットである「ガンダム」のパイロット達。BXでは共演・共闘を果たし、彼らもまた「勇者」である事を認めると共に様々な苦境を乗り越えていく。
リアル系
スーパー系
- 田神悠宇
- BXでは序盤にクラゲ型メカの襲撃によって海に投げ出された彼を救出・介抱する。
- ホツマツア
- BXでは地球に転移後、旧オウストラル島で彼と接触し信頼を得、ゲリラに協力している。
- 獅子王凱、勇者ロボ軍団
- BXにて共演・共闘を果たす別世界の勇者達。彼らの勇気にも大きな感銘を受ける。
名台詞
- 「オーノホ…ティムサコ…タラーキー!」 / 「オーノホ・ティムサコ・タラーキィィィィ!」(BXでの表記)
- OVA『第一章 ラクロアの勇者』にて「力の盾」「霞の鎧」「炎の剣」の三種の神器を召喚するために唱えた呪文。これにより、騎士ガンダムはフルアーマー騎士ガンダムへと進化する。
- なお、この呪文はアナグラムであり、ローマ字読みにして逆さまから読むと「力と霞と炎」となる。
- (この台詞に限らないが)後に『ガンダム無双3』や『Gジェネレーション OVERWORLD』で再び松本氏の声で収録されているが、松本氏の熱演によって凄みが増している。
- 「いくぞ、ブラックドラゴン!」
- 『元祖!SDガンダム』で三種の神器を身につけた際の台詞。
- また、2007年に発売された「SDガンダム外伝 コンプリートボックス Vol.1」の新規描き起こしカードではこの台詞が採用された。
- 「ラクロアの仇はきっととる!」
- カードダス第2弾『伝説の巨人』でのセリフ。第1弾のカードでは台詞が無かったので、これが彼のカードダスにおける初のセリフとなる。
- 「何者であれ、正しい心を否定すると言うのなら、私は戦う…!」
- OVA『第二章 伝説の巨人』にて、ジークジオンに対して。
- 「悪が栄えた試しは無し……正義は勝つ! そして、正義は我にあり!!」
- 劇場版『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて。
- なお『SDガンダム三国伝』の主人公である劉備ガンダムもまた、騎士ガンダムと同様の台詞を叫んでいる。
- 「いえばいい…モンスターといえど正義の心をもちつづけるなら…騎士ガンダムの弟となのるがいい…」
- ほしの竜一版でのエピソード「妖精の聖水」においてアムロの弟・カムロを名乗っていたゴブリンザクに対し。
- 「あなたの心はすでに答えを見た。後は正直に生きるだけだ!」
- 『ガンダム無双3』における賞賛台詞。由来は松本保典氏が演じた『疾風!アイアンリーガー』の主人公であるマグナムエース、さらにアニメ版の監督も同じアミノテツロー氏である。
スパロボシリーズの名台詞
- 「変革を与える炎、可能性を貫く力、全てを包み込む霞…伝説の力は常に、我らガンダムと共にあったのだ…!」
関連機体
- ガンダムMk-III
- モチーフとなったMS。……というのが一般的だが、実のところこれは当時の目玉商品だった「リアルタイプガンダムクロス ナイトガンダム」のギミックを本編に逆輸入したという側面が強い。
- というのもガンダムMk-IIIの顔は騎士ガンダムのような所謂『ガンダム顔』とも『Ζガンダム顔』とも大きく異なり、上記商品では「ガンダム顔のマスク」が付属していた。これは素体のMk-IIIに騎士ガンダムの鎧甲冑を着けた時に「騎士ガンダム顔」にするための差し替えパーツである。
- そんなわけで、騎士ガンダム自身からMk-IIIの面影を見出すのは難しい。強いて挙げるなら目の形くらいだろうか…。色が全体に青っぽいのももしかしたらMk-III由来なのかもしれない(Mk-IIIのはもっとグレーがかって濃いが)。
- 尤も、SDガンダム外伝には後にシャッコーをモチーフにしたガンダムなんてものが出てくるので顔に面影がないくらいは特に大したことがない気がしなくもないが。
- ただし、元祖ガンダムからのフルアーマー騎士ガンダムのプラモオリジナル装備である「天空の翼」は、Mk-IIIのバインダーを思わせる形状になっている。
- エルメス
- 三種の神器の一つである「霞の鎧」の頭部形状のモチーフ。
- スーパーガンダム
- バーサル騎士ガンダムのモチーフ。肩周りの形状がGディフェンサーとの合体形状を、電磁ランスを持つ姿がロングライフルを構える姿を参考にされている。
脚注
- ↑ コミックボンボン連載のほしの竜一氏の漫画版では一人称が「俺」で、ややワイルドな言動が目立つが、慈悲深く勇敢な王道ヒーローという本質は変わらない。
- ↑ コミックワールドは『SD戦国伝』が中心となって展開されており、『SDガンダム外伝』は1話完結にせざるを得ないという事情もある。
- ↑ SDガンダム外伝のカードダスにおける「HP」は耐久力というよりそのキャラ自身の強さの目安のようなものであり(HPもしくはMP以外の能力数値設定はない)、さすがにスパロボで騎士ガンダムのHPが500なんて事はないだろう…たぶん。
- ↑ ゲーム『SDガンダムGジェネレーションOVER WORLD』では騎士ガンダムの武装「三種の神器」が攻撃力10000となっており、旧来のファンをニヤリとさせた。さすがにスパロボでは攻撃力(やHP)10000というわけにはいかないだろうが…。
- ↑ 数値上は大幅に低下したものの、体への負荷も減ったことから石版の呪文で神器を召喚・装着する必要がなくなり、第2章以降は常時この姿でいるようになった。
- ↑ ほしの竜一氏の漫画『SDガンダム外伝 騎士ガンダム物語』で設定されたガンダム一族のみに伝わる剣術。スパロボでは未使用。
- ↑ RPG登場時、攻撃系魔法は弾系魔法(ガン・ルフィラー)を中心に習得した。スパロボでは未使用。
余談
- 『ガンダムビルドファイターズ』(SRW未参戦)ではレジェンドBB版の騎士ガンダムがガンプラバトルに用いられ、最終回で登場したフルアーマー騎士ガンダムも放送終了後にレジェンドBB化された。
- 『SDガンダムGジェネレーション オーバーワールド』のマイキャラクター製作機能で松本保典氏のボイスパターンが存在するが、その言動は騎士ガンダムそのものと言ってもよく、このボイスパターンのマイキャラクターを真騎士ガンダムに搭乗させると三種の神器の演出が変わるという徹底ぶりである。そのため、往年のファン達はマイキャラの名前を「騎士ガンダム」にしたとか。
- ちなみにあろう事か、松本氏のボイスパターンは「少年タイプ」扱いである。
- 『BB戦士』シリーズではトップクラスのプラモデル化を行われており、ジークジオン編の騎士ガンダム(三種の神器込み)とバーサル騎士ガンダム(左のセット込み)が通常版とDX版の2種類、SDガンダム英雄伝の英雄機版、そして先述のレジェンドBB版の2種類の合計6種類が発売され、レジェンドBB版のバーサル騎士ガンダムも発売された。
商品情報
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