「ティエリア・アーデ」の版間の差分
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;「あの男が連邦代表に就任して2週間…。粛清された政治家、官僚、企業は枚挙に暇ない」<br />「そのどれもが自らの職務を忘れ、陰で非合法な手を使い、私腹を肥やしていた者達だ」 | ;「あの男が連邦代表に就任して2週間…。粛清された政治家、官僚、企業は枚挙に暇ない」<br />「そのどれもが自らの職務を忘れ、陰で非合法な手を使い、私腹を肥やしていた者達だ」 | ||
:ゼロレクイエムルートより。ルルーシュがブリタニア皇帝に即位した後に行なった活動について語っていた。 | :ゼロレクイエムルートより。ルルーシュがブリタニア皇帝に即位した後に行なった活動について語っていた。 | ||
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]黒の騎士団ルート58話「革新」より。セラヴィーが破壊されトライアルフィールドが使用不能となった後、直接[[ヴェーダ]]から敵を止めるため[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]によって掛けられたプロテクトへ挑む際の台詞。窮地に追い込まれてなお仲間のために足掻く姿からは、当初の冷徹さは微塵も感じられない。<br />そしてその直後、仲間のために足掻こうとする[[ヒイロ・ユイ|もう一人の人物]]が現れる。 | :[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]黒の騎士団ルート58話「革新」より。セラヴィーが破壊されトライアルフィールドが使用不能となった後、直接[[ヴェーダ]]から敵を止めるため[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]によって掛けられたプロテクトへ挑む際の台詞。窮地に追い込まれてなお仲間のために足掻く姿からは、当初の冷徹さは微塵も感じられない。<br />そしてその直後、仲間のために足掻こうとする[[ヒイロ・ユイ|もう一人の人物]]が現れる。 | ||
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:上記の台詞の直後、「ヴェーダとゼロシステムを直結する」ことを提案してきたヒイロに対して。そんなことをすれば[[ヴェーダ]]の莫大な情報が脳内に直接叩き込まれる事となりどう考えても自殺行為(実際、デュオやゼロは反対した)だが、ティエリアはヒイロの強い意志に答える形でその要求に答える。自らの仲間の力を信じているがゆえに。 | :上記の台詞の直後、「ヴェーダとゼロシステムを直結する」ことを提案してきたヒイロに対して。そんなことをすれば[[ヴェーダ]]の莫大な情報が脳内に直接叩き込まれる事となりどう考えても自殺行為(実際、デュオやゼロは反対した)だが、ティエリアはヒイロの強い意志に答える形でその要求に答える。自らの仲間の力を信じているがゆえに。 | ||
;(ヴェーダとつながったことで僕はイオリア計画の全てを知ることが出来た)<br />(そして、わかった。…ヒイロ・ユイ…。君は刹那と同じくイオリアが臨んだ人類だ) | ;(ヴェーダとつながったことで僕はイオリア計画の全てを知ることが出来た)<br />(そして、わかった。…ヒイロ・ユイ…。君は刹那と同じくイオリアが臨んだ人類だ) |
2012年8月27日 (月) 12:05時点における版
ティエリア・アーデ(Tieria Erde)
- 登場作品
- 機動戦士ガンダム00
- 劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- (未参戦)
- 声優:神谷浩史、田中晶子(女装時)
- 種族:地球人(イノベイド)
- 性別:中性(後述する、男性とする媒体はサンライズ見解において全て間違い・誤記にあたると言及されている)
- 年齢:(外見年齢は16歳で固定)
- 実年齢:ファーストシーズン時で稼動年齢は推定2才以上~5才以下
- 身長:177 cm
- 体重:61 kg
- 血液型:不明
- 所属:ソレスタルビーイング
- 役職・称号など:ガンダムマイスター
- キャラクターデザイン:高河ゆん(原案)、千葉道徳
ソレスタルビーイングに所属するガンダムヴァーチェのガンダムマイスター。
一見は類い希な美貌を持つ中性的な少年であったが、実際の年齢、性別、出身、国籍、経歴など全てが不明とされていた。やがて敵の正体および本編の全容と共にティエリアの出自は明らかとなってゆく。
その正体はソレスタルビーイングの行動の垣根を成す量子演算型コンピュータ「ヴェーダ」の作り出した「戦闘型イノベイド」であり、ヴェーダの示すプランを忠実に実行する存在であると共に、ヴェーダへの特殊なアクセス権も所有していた。一人称は当初は「俺」だったが、心中の動揺によって人格の根幹がぶれる事により「僕」→「私」と弱く変化していく(「俺」は強いマイスターになるためにティエリアが自らに架していた偽りの一人称であり「私」は初期案の女性設定の名残でもある)。2ndシーズンでは完全に「僕」で統一された。
ノベライズではトライアルシステムを持つ審判機体ナドレが「人間には任せられないために、敢えて人間ではない専用パイロットの自分が造られた」という事実認識としてティエリアのアイデンティティを支えるものでもあったと明かされている。ナドレはヴェーダとのリンクが断たれるまで肉体を使わずに運用している。
「ヒトならざる存在」であるため「ヒトが判らない」が故に、当初は人間性の希薄な冷徹な人形のような存在であり、それが故に他のガンダムマイスター達といざこざを起こす事が多かった(特に刹那と)。しかし彼らと共に戦っていくうちに徐々に絆を深めていくことになり、クールでありながらも仲間の心情を理解して行動できる、ソレスタルビーイングにとって欠かせない存在へと成長していった。
2ndシーズンでは、壊滅したCBにおいて仲間の生存を信じており、最も早く組織建て直しに動いた人物である。各ガンダム及び艦船の開発に従事したとされる。(セラヴィーの背中に背負わせたガンダムフェイスはCBの象徴であり、2ndのティエリアに背負わせた事が黒田氏のインタビューで語られている)2ndで散見する仲間への労りの行動について「人間は弱さを助け合って生きていける種族」「ロックオンの示した人間の良さを自分が正しいと証明したい」との認識による行動だと解説されている。またイベント映像では過去の自分を受け止めており「一緒に戦う人を仲間と呼んでいる」と語るシーンが登場している。計画と自身の立場に悩む事もあったが、メメントモリによるスイール消滅において非道なリボンズ達のやりかたに生理的に付いていけない事を確信。自分の信じた道を歩み人間側に立つことを宣言した。後にヴェーダを奪還してそのホスト権限を掌握、リボンズも見られなかった全ての秘匿領域を見る事となり劇場版に繋がる。
なお当初より「表向きを少年と装い活動する性別不明」という設定が存在した戦闘型イノベイドであり(もし性別を男性とする媒体があれば、それは誤記でありサンライズのチェックミスである製作見解が前置かれている)実際の肉体・精神についてあらかじめ「男か女かと言うなら、どちらとも言えない」との言及がされていた。今後も公式で性別が男性になる事は絶対にないと監督により解説されている。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作。序盤は二言目には「ヴェーダ云々」という発言が多く、「なにかにつけ反対意見を出す」→「『ヴェーダの承認』で渋々従う」のパターンが多い。後半、ロックオンに助けられるイベントが発生してからは味方を信頼するようになり、戦闘時の台詞も変化する。
援護防御を最初から持っており、ヴァーチェもGNフィールドがあるので壁役として活躍するのだが、ティエリア自身の防御は実はマイスターどころか00勢の中でも最下位である。出来ればガードが欲しいところ。
なお、同じ声のミシェルは戦闘中は眼鏡を外したアイコンになるのに、ティエリアは眼鏡を外したアイコンが用意されていない。 - 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 『2nd』の設定込みで参戦。今回は戦闘中は眼鏡を外したアイコンになっている。性格が丸くなった事についてはZEXISメンバーからは再会時に驚かれていた。終盤で原作通りリボンズに撃たれそうになるが、エルガンに助けられるので最後まで使える。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
砲戦主体のヴァーチェのパイロットらしく射撃が高い。ただし、防御面は防御が低く、ヴァーチェの性能とチグハグになっている。これは成長タイプが防御の上がらない「射撃系・回避型」であるため。再世篇では防御と格闘が微妙に上がった以外変化はない。
精神コマンド
- 感応、不屈、鉄壁、分析、信頼、熱血
- スーパー系に近いラインナップ。ただし、命中率アップ系精神コマンドが感応しかない上に、消費SPが多めなので多用はできない。分析はヴェーダにアクセスできるティエリアならではか。なお信頼と熱血は破界篇CBルート36話のイベントが発生するまではいくらレベルが高くても習得しない。
特殊技能(特殊スキル)
- 気力+(撃破)、ブロッキング、援護防御
- 破界篇。ガンダムヴァーチェの堅牢さを活かした援護防御が役立つ。
- ガード 見切り 援護防御L2
- 再世篇。回避と守りに磨きがかかったが、セラヴィーの装甲が薄いのが問題。敵側のイノベイド達のものをダウングレードした様なラインナップだが、実は再世篇ではイノベイドの中でティエリアだけが唯一天才を持っていない。ヴェーダとの接続が切れていることと、後述の人間発言のせいか?
固有エースボーナス
- 気力130以上で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド直撃が掛かる
- 破界篇。ティエリアは直撃を覚えない為、それなりに有用。
- ヴェーダ支配下の機体に対し、与ダメージ1.2倍、被ダメージ0.8倍
- 再世篇。対象ユニットはガデッサ、ガラッゾ、ガッデス、エンプラス、レグナント、ガガ、アルケーガンダム、リボーンズガンダム。このうちリボーンズガンダムとは実際には戦えない上、ヴェーダ支配下ではないのだが。
パイロットBGM
- 「DAYBREAK'S BELL」
- 1stシーズン前期OPテーマ。
- 「FIGHT」
- トランザム使用時、再世篇デフォルト。
- 「儚くも永久のカナシ」
- 2ndシーズンOPテーマ。
人間関係
- 刹那・F・セイエイ
- チームメイト。当初関係は険悪な物であったが、共通の敵であるトリニティの出現や、刹那の過去とその心情を知った事で徐々に彼と打ち解けていく。
2ndシーズンにおいては互いの信念を認め合った最高の戦友の1人である。 - ロックオン・ストラトス
- チームメイト。当初より彼に対してのみマイスターとしての力量自体は認めていた。しかし刹那達同様に関係は芳しくなかった。彼に命を救われると同時に「存在」を肯定された事が孤独なティエリアを劇的に変えていく。戦友を越えた特別な思慕を向けているとされており、死後は戦い続けるティエリアにとってシリーズ完結まで指針となった。
- ロックオン・ストラトス (2代目)
- 当初は初代ロックオンを彷彿させる彼を別人だと否定し、厳しく接していた。
- アレルヤ・ハプティズム
- チームメイト。当初マイスターとして疑問視していたが、彼の過去を知りマイスターとして認める。
- パトリック・コーラサワー
- お互い知らぬ関係なのだが、ティエリアとは何度も交戦しては追い詰めている。特に強調されている訳ではないが、媒体によっては「ライバル関係」と見做されているものも有る。
- リジェネ・レジェッタ
- 1stシーズン最終話エピローグに登場したティエリアに酷似した謎の人物。正体は同位体のイノベイド。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- ヒイロ・ユイ
- 第2次Z破界篇序盤では刹那同様に彼を危険人物として捉えていたが、三大国家陣営に包囲された際、機体を自爆させてZEXISの窮地を救った彼の行為に衝撃を受け、認識を改め謝罪している。再世篇黒の騎士団ルートでは終盤ヒイロが決行した「ヴェーダとゼロシステムを直結する」という荒業によってガガを撤退させることに成功し、彼のことを「イオリアの待ち望んだ、もう一人の革新者」と評して最大限の賞賛を送った。
- キラ・ヤマト、アスラン・ザラ
- 第2次Z 破界篇では、彼らとの対話で「思いを言葉にして伝える」事の重要性を学ぶ。
リアル系
- ミハエル・ブラン
- 中の人が同じ。なお、ソレスタルビーイングのスナイパーはロックオンである。
- ボビー・マルゴ
- 第2次Z 再世篇では天子とオデュッセウスの婚約披露パーティーに貴婦人として潜入する際、彼からのメイクを施されている。
スーパー系
- 兜甲児
- 第2次Z 破界篇での初対面時、彼に場合によってはマジンガーZも攻撃対象になる事を仄めかすが、「悪と戦う為の力にしか使わないから大丈夫だ」と断言した甲児の言葉に、さすがのティエリアも毒気を抜かれる。
- 流竜馬、神隼人
- 第2次Z 破界篇序盤で、目的の為には少数の犠牲も止む無しとの姿勢を彼らから批判され、険悪な雰囲気に。再世篇では、ティエリアの精神的な成長が、間接的にではあるが同じ過ちに走りそうになった竜馬を止める事になり、彼から感謝される。
- 中原千秋、赤木駿介
- 第2次Z 破界篇序盤ではCBと行動を共にする事で、自分達も世間からテロリスト視されるのではと不安を抱く中原ら21世紀警備保障の面々に不快感を抱き、仲裁に入った赤木とも一触即発の状況となる。
- カミナ
- 第2次Z 破界篇序盤でグレンの初起動に手間取っていた彼へ「戦う気があるのなら前へ出ろ」と叱責するが、中盤での彼の死に対しては、後述のセリフで哀悼の意を述べた。
バンプレストオリジナル
- クロウ・ブルースト
- 第2次Z 破界篇序盤でCBへの加入を口にする彼へ、「裏切った際には死を以って償え」と釘を刺しつつ、真っ先に参加を認める。尤も、ブラスタのデータに興味を抱いた故の事だが。ストーリーが進むにつれ彼への二人称も「貴様」→「お前」→「あなた」へと変化していった。再世篇ではスフィアの反作用で暴走しランドに撃墜された彼の無事を一早く確認している。
- エルガン・ローディック
- 第2次Z再世篇の終盤でリボンズに銃撃されそうになったところを彼に助けられる。
名台詞
1st
- 「ヴァーチェ…目標を破砕する」
- 戦闘時の台詞。
- 「死んだかと思った」
- 2話にて、合流時に遅れてやってきた刹那に対して。この頃は仲間同士の関係について希薄だった印象があった。
- 「わからないな……何故彼がガンダムマイスターなのか」
- 「なんという失態だ…!こんな早期に、ナドレの存在を晒してしまうなんて!!計画を歪めてしまった!!」
「ああ、ヴェーダ……俺は…僕は…私は…!」 - ヴェーダの計画にそぐわない形でガンダムナドレの姿を晒した後悔を表現した台詞。
- 「君(達)はガンダムマイスターに相応しくない」
- ヴェーダの計画を優先するあまり、スローネだけでなく刹那やアレルヤも彼にこの台詞を言われている。
- 「万死に値する!」
- 上記の台詞の直後にこのセリフが続く。ティエリア役の神谷氏は1st season終了後のイベントで「このセリフが番組スタッフの間で流行った」と語っていた。
- 「初めて意見があったな」
- トリニティに不快感を抱いていた刹那に対して。この発言を機に、ティエリアと刹那の関係は改善されていく事になった。
- 「これが人間か……」
- 「嘘だ…!」
- ロックオンの死亡を知った際の台詞。
- 「…これでいける…あなたの元へ…ロックオン…」
- 最終話にて、大破したナドレから太陽炉を射出した直後、こう呟いた。2ndでの生存を絶望視するファンもいたが、実際には真っ先に登場することに。
2nd
- 「セラヴィー、目標を攻撃する!」
- 戦闘時に。
- 「彼は来る。生きていれば必ず!」
- プラウドに刹那が来ると確信しての台詞。小説版では、4年間連絡が取れないことからクルー全員が死亡したと思っていたが、ティエリアだけは生存を信じていた。
- 「梃子でも動かん!!」
- アレルヤ奪還作戦にて、足止めを買って出た際に。
- 「ふっ…変わらないな、君は」
「無理に変わる必要なんてないさ。おかえり、アレルヤ」 - 「何という…何という愚かな事を…。」
「彼らの命を奪ったのは君だ!」
「君の愚かな振る舞いだ。『自分は違う』『自分には関係ない』『違う世界の出来事だ』……そういう現実から目を背ける行為が無自覚な悪意と成り、このような結果を招く!」 - 沙慈の浅はかな行為によってカタロンのメンバーが殺害されたあと、その行為に対して彼に平手打ちしたのち、発言。ロックオンを失った際の自分を思い出し、沙慈の狼狽や自分が起因になった事実を受け入れられない気持ちを理解した上で、敢えて彼に今一番大切な物をと叱咤役を買ってでる。この後カタロンから彼の身を守る意味でトレミーに連れて帰っている。
- 「違う! 僕は人間だ!!」
- 同胞だと迫るブリングに対して言い放ったセリフ。小説版ではロックオンを想起し「それに、あの人が言ってくれた!」との言葉の後にこれが続く。この台詞が表すように、彼は人間としてイノベイター(イノベイド)と戦うことを選んだ。
- 「いつか、どこかで」
- ヴェーダと一体化し基本的に不死となったティエリアが改めて亡きニールへ綴った長いメッセージを締める最後の台詞。貴方への想いを形容する言葉が見つからない、しかしそういう気持ちがぼくを人間にさせてくれると語り、「ありがとう。いつか、どこかで」と亡き彼のもとでの再会について述べている。
迷台詞
- 「ヴェーダ…」
- イノベイターとの決戦を前にしての、戦う理由を思う各人のモノローグの中で。刹那は自身の始まりたる「ガンダム」であり、ティエリアはこれ。1st最終盤の発言からニールかと思った視聴者も多かったが、ティエリアの戦う理由はトランザム実装以後一貫して「ヴェーダ奪還」であるため、これもまた妥当な流れであろう。
- 「今日から、皆様と一緒に勉学をさせて頂く事になりました、転入生のティエリア・アーデです。ごきげんよう。」
- ドラマCD「MISSON-2306」にて女装して登場した際の初台詞。この台詞は神谷氏が裏声で喋っているため、必聴である。ちなみにTVシリーズ本編では水島監督の演出によってティエリアの裏声は女性声優が演じている。
- 「ならば、エクシアを準備させておけ。いざとなれば使用しても構わない」
「俺の中にある何かが訴えてくる。あの男は、たとえガンダムを使ったとしても理不尽なまでに切り抜けてしまいそうな、そんな予感がする…」 - 同作でグラハムの自宅に向かうと言った刹那に対して。確かに同作のグラハムはギャグ補正もあってか理不尽な強さを誇るが、この人レベルにまで達していると感じたのだろうか。それ以前に生身の人間に対してガンダムで攻撃したら、CBの悪評がかなりの物になってしまう気がするが…。
スパロボシリーズの名台詞
- 「その行動、万死に値する!」
- 反撃時の台詞の一つ。上述の名台詞のアレンジ。
- (ヴェーダが承認したミッションとはいえ、我々にこんな事をしている余裕があるのか)
- 暗黒大陸の探査で夜にキャンプファイヤーで盛り上がっている一行を見て。確かにはしゃぎすぎな気はするが原作でもプトレマイオスクルーはプールでバカンスをしていた(ティエリアは当然参加せずに情報収集していたが)。というか、実のところ原作のトレミークルーはティエリア達が戦闘中なのに海でバカンスしていた事があるのでもっとタチが悪かったりする。
- ティエリア「何なんだ、あれは!? いったいどういう原理だ!?」
キラ「うまく説明できないけど、あれがアクエリオンなんだよ」
ティエリア「そんなもので納得はできない!」 - ソーラーアクエリオンの新必殺技・壱発逆転拳を見た直後の率直な感想。直後キラからアクエリオンという存在らしさを一言で言ったが、それでも驚きを隠さなかった。珍しくティエリアが驚愕しているシーンだが、台詞から『らしさ』も溢れでている。
- 「がさつな男だった……」
「そして、優秀な戦士であり、無二のリーダーだった……」 - カミナ死亡後に、在りし日の彼に思いを馳せて。
性格は正反対で、ルート次第では絡みも少ない両者だったが、少なくとも彼はカミナの心身の強さとカリスマ性は強く認めていたようだ。 - 「では我々も帰ろう、ソレスタルビーイング……ZEXISに」
- 刹那とロックオンが過去の諍いを乗り越えて和解した際に。
- 「…彼等もソレスタルビーイングだ。自分達の死を覚悟していただろう」
「だが、君達が彼等の死を悼んでくれた事に感謝する」 - 第2次Z 再世篇序盤でクリス&リヒティの戦死報告を受け、愕然とする甲児達へ謝辞を述べる。
- (セツコ・オハラ…君と過ごした時間は短かったが、その生き方は僕の心に強く刻まれた…)
(ロックオン…カミナ、クリスティナ、リヒテンダール…そして、セツコ、黒の騎士団の四聖剣…)
(僕もその時が来たら、この生命を使う事を誓う。自らの成すべき事の為に…) - セツコの消えたZONE周辺の荒野を見つめながら、散っていった戦友達に誓いを立てる。だが、このモノローグは脳量子波を通じてリジェネに筒抜けであった。
- 「何かって! 歌っただけではないか!」
- バサラが歌ったことでバジュラが撤退したことへの反応。アクエリオンの件といい、理論的でないことには耐性がないようだ。
- 「あの男が連邦代表に就任して2週間…。粛清された政治家、官僚、企業は枚挙に暇ない」
「そのどれもが自らの職務を忘れ、陰で非合法な手を使い、私腹を肥やしていた者達だ」 - ゼロレクイエムルートより。ルルーシュがブリタニア皇帝に即位した後に行なった活動について語っていた。
- (それでも見つけてみせる…! みんなを守るために!)
- 第2次Z再世篇黒の騎士団ルート58話「革新」より。セラヴィーが破壊されトライアルフィールドが使用不能となった後、直接ヴェーダから敵を止めるためリボンズによって掛けられたプロテクトへ挑む際の台詞。窮地に追い込まれてなお仲間のために足掻く姿からは、当初の冷徹さは微塵も感じられない。
そしてその直後、仲間のために足掻こうとするもう一人の人物が現れる。 - (ヒイロ! お前を信じるぞ!)
- 上記の台詞の直後、「ヴェーダとゼロシステムを直結する」ことを提案してきたヒイロに対して。そんなことをすればヴェーダの莫大な情報が脳内に直接叩き込まれる事となりどう考えても自殺行為(実際、デュオやゼロは反対した)だが、ティエリアはヒイロの強い意志に答える形でその要求に答える。自らの仲間の力を信じているがゆえに。
- (ヴェーダとつながったことで僕はイオリア計画の全てを知ることが出来た)
(そして、わかった。…ヒイロ・ユイ…。君は刹那と同じくイオリアが臨んだ人類だ) - 上記の後、ヴェーダからの情報の奔流に耐えきったヒイロに対して。ヴェーダと直結したことでイオリア計画の真実を知り、この作品ではイオリアの遺産であったゼロシステムを使いこなしたヒイロを刹那と並ぶ「もう一人の革新者」として認め、賞賛の言葉を送った。
搭乗機体・関連機体
- ガンダムヴァーチェ
- 1stでの搭乗機。
- ガンダムナドレ
- ガンダムヴァーチェの装甲をパージした姿。
- セラヴィーガンダム
- 2ndでの搭乗機。
- セラフィムガンダム
- セラヴィーガンダムのバックパックに隠された機体。
- ダブルオーガンダム
- ツインドライヴ稼動試験の為に登場。
- ラファエルガンダム
- 劇場版での搭乗機。
余談
- 漫画『さよなら絶望先生』がアニメ化された際に、ティエリア役の神谷氏が同作品の主人公「糸色望」を演じた事から、二次創作関連や神谷氏がパーソナリティーを務めるWebラジオ『さよなら絶望放送』などでネタにされていた事がある(同じメガネキャラ繋がりでもある)。
- 演じた神谷氏は『SDガンダムフォース』(SRW未参戦)でキャプテンガンダムを演じており、「刹那より先にガンダムになっていた」とネタにされることがある。また同位体であるリジェネ役の朴路美氏は相棒のシュウト役で共演していた。
- また『機動戦士ガンダムAGE』(SRW未参戦)ではゼハート・ガレットを演じており、組織の悲願達成に情熱を注ぐなどティエリアとの共通点が多い。また初期のティエリアと同じく邪魔な味方を排除する一面もある(ただし、こちらは失態や愚行を重ねる上尚且つ反省もしない性根の腐った人物に対して愛想を尽かした上の行動なのでゼハートの司令官という立場を考えても当然ともとれるが)。
資料リンク
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