「ミノフスキークラフト」の版間の差分
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2012年8月5日 (日) 09:07時点における版
ミノフスキークラフト(Minovsky Craft)
宇宙世紀を舞台とするガンダムシリーズと『∀ガンダム』に登場するミノフスキー粒子を格子状に配列することにより擬似的な斥力場を作り出し、その上に乗って浮遊する機構。これによって大型艦船や大型モビルアーマーの大気圏内での飛行が可能となった。小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(未参戦)において大型ながらも初めてモビルスーツに搭載され(Ξガンダムとペーネロペー)、後の『機動戦士Vガンダム』の頃には機体のデザインバランスを損なわないレベルまで小型化されている(厳密には「ミノフスキーフライト」「ビームローター」といった発展型技術)。
なお、『閃光のハサウェイ』と『Vガンダム』の間の時代の物語である『機動戦士ガンダム F91』においても殆どのMSが浮遊しているが、これは主な舞台がスペースコロニーだからだと思われ(回転して重力を発生させているので、回転の中心である空中は無重力になる)、ミノフスキークラフトとは無関係である。よってスパロボでも飛べたり飛べなかったりする。飛べる場合はMSが出力そのままに小型化した結果、力技で飛んでいるのだろう。
スパロボにおいては宇宙世紀ガンダム系が参戦する版権スパロボではおなじみの強化パーツ。略称はクラフト、ミノクラ。基本的な効果は移動タイプ「空」を追加し、ユニットと武器の空の地形適応をA(もしくはS)にするというもの。第4次などでは適応は元のままである。
入手数に限りがあることもあり、この効果を巡って飛行できないユニットがこのパーツを奪い合う事になる。空Sの機体に付けても空Aに下方修正されたりはしない。
かつては母艦も陸上艦だろうと問答無用で飛行できるようになったが、流石に無茶だったのかZでは母艦には空適正アップの効果しか作用しなくなった。
旧シリーズやCOMPACTでは「(元の移動タイプと関係なく)移動タイプを「空陸」に変更する」という効果であったため、空や宇宙専用ユニットが地上に降ろせるようになるという効果もあり、『地を這うブルーガーが空中の敵目掛けて爆雷を投下する』といった怪現象を起こす事もできた。
現在は上記の通りの効果になり、空専用ユニットに付けても何の効果もないように設定されている。
余談だが、かつてはマジンガーZのジェットスクランダー装着イベントがあるスパロボにおいては、それ以前には絶対に入手できないというお約束があった。
勿論その理由は、言うまでも無いだろう(スパロボで初めてミノフスキークラフトが拾えたマップは第4次の「空飛ぶマジンガーZ」。すなわちスクランダー装着シナリオである)。
このお約束は、第2次Z 破界篇にて打ち崩された(ミノフスキークラフトではなくフライトモジュールではあるが)。
関連する用語
- ミノフスキードライブ
- ミノクラの効果に加え移動力が+される優れもの。ただし『Vガン』か『クロスボーンガンダム』が参戦しない作品には存在しない。クラフトが空Aになるのに対しこちらは空Sになる事が多い。
- フライトユニット / フライトモジュール
- 宇宙世紀ガンダムシリーズが登場しない版権スパロボにおいての代替パーツ。最近は宇宙世紀ガンダムが登場してもこちらである事がある。
- テスラ・ドライブ
- OGシリーズにおけるミノフスキークラフトの代替パーツ。テスラ・ドライブSもある。
メモ
『スーパーロボット大戦α外伝』では何とバザーで購入可能。全滅プレイでBSさえ稼げば幾つでも入手できた。
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