「ガンタンク」の版間の差分

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*本体重量:56.0t
 
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*動力:核融合炉
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*[[動力]]:核融合炉
 
*ジェネレータ出力:878kw
 
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*スラスター総推力:88000kg
 
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*装甲材質:ガンダリウム合金(ルナ・チタニウム合金)
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*[[装甲]]材質:ガンダリウム合金(ルナ・チタニウム合金)
 
*開発:[[地球連邦軍]]
 
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*所属:[[地球連邦軍]]
 
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*主なパイロット:[[ハヤト・コバヤシ]]、[[リュウ・ホセイ]]、[[カイ・シデン]]、他
 
*主なパイロット:[[ハヤト・コバヤシ]]、[[リュウ・ホセイ]]、[[カイ・シデン]]、他
  
[[地球連邦軍]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。対[[MS]]戦闘車両であるRTX-44を改修した物で、「[[V作戦]]」の前身である「RX計画」によって開発された連邦軍初の[[モビルスーツ]]でもある。主に長距離からの砲撃戦を得意としている。本機も[[コアブロックシステム]]を採用している他、頭部にもガンナー用のコクピットが存在している複座式である。このため、当初はパイロットは2名必要だったが、後に頭部からでも操縦が可能な単座式に改修された。下半身はキャタピラとなっており、[[ガンダム]]や[[ガンキャノン]]のような2足歩行ではないものの、あらゆる地形に適応可能と言う利点がある。また、底部にはバーニアが装備されており、低高度のジャンプぐらいなら可能。各部にはスラスターなども装備され、[[宇宙]]でも運用可能となっている。ただし、運動性はほとんど皆無と言わざるを得ない。
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[[地球連邦軍]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。対[[MS]]戦闘車両であるRTX-44を改修した物で、「[[V作戦]]」の前身である「RX計画」によって開発された連邦軍初の[[モビルスーツ]]でもある。主に長距離からの砲撃戦を得意としている。本機も[[コアブロックシステム]]を採用しているほか、頭部にもガンナー用のコクピットが据えられている複座式である。当初のパイロットは2名必要だったが、後に頭部からでも操縦が可能な単座式に改修された。下半身はキャタピラとなっており、[[ガンダム]]や[[ガンキャノン]]のような2足歩行ではないものの、あらゆる地形に適応可能と言う利点がある。また、底部にはバーニアが装備されており、低高度のジャンプぐらいなら可能。各部にはスラスターなども装備され、[[宇宙]]でも運用可能となっている。ただし、運動性はほとんど皆無と言わざるを得ない。
  
劇中では[[ホワイトベース]]に搭載され、[[ハヤト・コバヤシ]]と[[リュウ・ホセイ]]が主に搭乗した。後にコクピットが単座式に改修されると、ハヤトが一人で操縦するようになった。最後は[[ア・バオア・クー]]攻防戦で大破し、放棄されている。劇場版では『哀・戦士』までしか登場せず、『めぐりあい宇宙』では本機の代わりに[[ガンキャノン]]がもう1機配備されていた。
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劇中では[[ホワイトベース]]に搭載され、[[ハヤト・コバヤシ]]と[[リュウ・ホセイ]]が主に搭乗した。コクピットが単座式に改修されると、ハヤトが一人で操縦するようになった。最後は[[ア・バオア・クー]]攻防戦で大破し、放棄されている。劇場版では『哀・戦士』までしか登場せず、『めぐりあい宇宙』にて入れ替わりに[[ガンキャノン]]がもう1機配備されていた。
  
後に本機のバリエーション機体がいくつか開発されている。
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脚部がキャタピラ、コクピットが頭部と胴部で複座式、掌の代わりに連装の小型ミサイルが装備されているなど、所謂常識的な[[MS]]とはかけ離れている姿をしている。その上、劇中で上半身を切り離して砲台とするシーンもあったのだが、これは[[MS]]のイメージとの乖離をさらに推し進めるように思えるのは気のせいだろうか。とは言え、本機は連邦軍'''初'''のMSであり、当時の連邦軍はMSのノウハウが殆どなかったであろう事は容易に想像できる。そんな試行錯誤の中で開発された機体と考えれば、常識的なMSからかけ離れた姿をしているのも仕方ないのではないだろうか(実際、ガンタンクの後継機はMSのカテゴリから外されている)。<br />ただ、戦車としてみた場合でも、通常は被弾を減らすため前方投影面積を減らすように低くすべき車高が異常に高く、砲塔の旋回もできないというやや常識とは外れた機体構造になっている。
 
 
脚部がキャタピラ、コクピットが頭部と胴部で複座式、掌の代わりに連装の小型ミサイルが装備されているなど、所謂常識的な[[MS]]とはかけ離れている姿をしている。その上、劇中で上半身を切り離して砲台とするシーンもあったのだが、これは[[MS]]のイメージとの乖離をさらに推し進めるだけにも思えるのは気のせいだろうか。とは言え、本機は連邦軍'''初'''のMSであり、当時の連邦軍はMSのノウハウが殆どなかったであろう事は容易に想像できる。そんな試行錯誤の中で開発された機体と考えれば、常識的なMSからかけ離れた姿をしているのも仕方ないのではないだろうか(実際、ガンタンクの後継機はMSのカテゴリから外されている)。<br />ただ、戦車としてみた場合でも、通常は被弾を減らすため前方投影面積を減らすように低くすべき車高が異常に高く、砲塔の旋回もできないという、やや常識とは外れた機体構造になっている。
 
  
 
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」ではV作戦よりずっと前から開発され、配備されている。
 
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」ではV作戦よりずっと前から開発され、配備されている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[第4次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:初参戦作品。パイロットが乗ってない状態で自軍のユニットとして所有されている。ハヤトは[[カラバ]]に参加していて味方パイロットにならないのが難点。リアル系の場合、[[Sガンダム]]が手に入ったらパーツ用に解体されてしまう(一体ガンタンクの何がSガンダムのパーツになるのだろうか…)。選択式なので、[[Sガンダム]]を犠牲にしてガンタンクを使い続ける事も出来るが、普通はやらないだろう、多分。ここでガンタンクを残したとしても、ロザミアが勝手に乗ってぶっ壊す可能性まである。ロザミアにぶっ壊されるくらいならちゃんと[[Sガンダム]]にして、同シナリオで[[Ex-Sガンダム]]にパワーアップしてもらった方が遥かにお得である。というかそもそも[[Sガンダム]]登場以前に廃棄して金の足しにした方が更にお得である。
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:初登場作品。パイロットが乗ってない状態で自軍のユニットとして所有されている。ハヤトは[[カラバ]]に参加していて味方パイロットにならないのが難点。リアル系の場合、[[Sガンダム]]が手に入ったらパーツ用に解体されてしまう(一体ガンタンクの何がSガンダムのパーツになるのだろうか…)。選択式なので、[[Sガンダム]]を犠牲にしてガンタンクを使い続ける事も出来るが、普通はやらないだろう、多分。
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:ここでガンタンクを残したとしても、ロザミアが勝手に乗ってぶっ壊す可能性まである。ロザミアにぶっ壊されるくらいなら潔く[[Sガンダム]]を選び、同シナリオで[[Ex-Sガンダム]]にパワーアップしてもらった方が遥かにお得である。というかそもそも[[Sガンダム]]登場以前に廃棄して金の足しにした方が更にお得である。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
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:性能は第4次と同じだが、[[Sガンダム]]との選択廃棄はなくなった。
 
:性能は第4次と同じだが、[[Sガンダム]]との選択廃棄はなくなった。
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;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
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:[[F]]に続き味方ユニットにあるものの殆ど使われない。[[ボール]]が手に入ることで最弱ユニットの座も奪われる。
 
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;[[スーパーロボット大戦64]]
 
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:アークライト編第一話でパイロットのゲリラのキャラクターのおかげで異常な格好良さをみせる。<br />自軍ユニットとしては、リアル系[[主人公]]時のみ、条件によって入手可能。<br />改造段階が破格なため愛と資金があれば強くなるが……
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:アークライト編第一話でパイロットのゲリラのキャラクターのおかげで異常な格好良さをみせる。自軍ユニットとしては、リアル系[[主人公]]時のみ、条件によって入手可能。
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:改造段階が破格なため愛と資金があれば強くなるが……
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
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:ホワイトベースの艦載機として序盤から使え、原作通りハヤトやリュウを乗せられる(流石に二人乗りはできないが)。[[ガンダム]]([[G-3ガンダム]])、[[ガンキャノン]]との[[合体攻撃]]が使える上、単体でも攻撃力が十分あり、長射程も有利。歴代最強のガンタンクと思われる。[[宇宙]]では適応が低いのでスラスターモジュールの用意を。
 
:ホワイトベースの艦載機として序盤から使え、原作通りハヤトやリュウを乗せられる(流石に二人乗りはできないが)。[[ガンダム]]([[G-3ガンダム]])、[[ガンキャノン]]との[[合体攻撃]]が使える上、単体でも攻撃力が十分あり、長射程も有利。歴代最強のガンタンクと思われる。[[宇宙]]では適応が低いのでスラスターモジュールの用意を。
  
 
== 装備・機能 ==
 
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
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;40mm4連装ボップミサイルランチャー
 
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;120mm低反動キャノン砲
 
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:両肩に1門ずつ装備されている武装。射程が260kmと非常に長い。
 
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:『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』に登場した機体。[[コアブロックシステム]]のオミットなどでコストダウンが図られている。[[ジオン軍]]の秘密基地に対して砲撃を行っていたが、[[ノリス・パッカード]]の駆る[[グフカスタム]]によって全滅させられている。SRW未登場。
 
:『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』に登場した機体。[[コアブロックシステム]]のオミットなどでコストダウンが図られている。[[ジオン軍]]の秘密基地に対して砲撃を行っていたが、[[ノリス・パッカード]]の駆る[[グフカスタム]]によって全滅させられている。SRW未登場。
 
;ガンタンクII
 
;ガンタンクII
:『[[MSV]]』及び『[[機動戦士Ζガンダム]]』に登場した機体。「'''モビルスーツ'''」であったガンタンクを「'''戦闘車両'''」として再設計している。[[ジャブロー]]の防衛部隊に配備されていた。その十年近く後の時代が舞台のガンダムUCにも守備隊のMSとして登場している。SRW未登場。
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:『[[MSV]]』及び『[[機動戦士Ζガンダム]]』に登場した機体。[[MS]]であるガンタンクを'''戦闘車両'''として再設計している。[[ジャブロー]]の防衛部隊に配備されていた。その十数年後の時代が舞台の『機動戦士ガンダムUC』(SRW未参戦)にも守備隊のMSとして登場している。SRW未登場。
 
;陸戦強襲型ガンタンク
 
;陸戦強襲型ガンタンク
:『機動戦士ガンダム MSIGLOO2 重力戦線』(SRW未登場)に登場した機体。ガンタンクと言ってもこれは[[MS]]ではない。しかしこの機体がガンタンクに繋がっていく事になる。[[オデッサ]]作戦で3機が投入されたが全滅、しかし[[ダブデ]]を落とすという戦果を上げている。高速で戦場を疾走し、[[ザク]]、[[グフ]]、[[ドム]]を圧倒的な火力と装甲で薙ぎ倒していく姿はまさに『ガンタンク[[無双]]』。ガンタンクに対する印象が一変する事請け合いである。SRW未登場
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:『機動戦士ガンダム MSIGLOO2 重力戦線』(SRW未参戦)に登場した機体。ガンタンクと言ってもこれはMSではない。しかしこの機体がガンタンクに繋がっていく事になる。[[オデッサ]]作戦で3機が投入されたが全滅、しかし[[ダブデ]]を落とすという戦果を上げている。SRW未登場。
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:高速で戦場を疾走し、[[ザク]]、[[グフ]]、[[ドム]]を圧倒的な火力と装甲で薙ぎ倒していく姿はまさに“ガンタンク[[無双]]”。ガンタンクに対する印象が一変する事請け合いである。
 
;ガンタンクR-44
 
;ガンタンクR-44
:『[[機動戦士ガンダムF91]]』に登場した機体。人型から戦車型に変形する[[可変モビルスーツ]]。主人公の[[シーブック・アノー]]が操縦したが戦闘せずに大破した(漫画版では'''格闘戦'''を行っている)。かなり期間が開いているにもかかわらず[[ガンダムSEEDシリーズ]]に登場する[[ザウート]]や[[カズウート]]に変形機構がそのまま使われている。
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:『[[機動戦士ガンダムF91]]』に登場した機体。人型から戦車型に変形する[[可変モビルスーツ]]。主人公の[[シーブック・アノー|シーブック]]が操縦したが戦闘せずに大破した(漫画版では'''格闘戦'''を行っている)
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:その後の長い年月を経て、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』のザウートや『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』のカズウートに変形機構がそのまま取り入れられている。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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[http://wiki.cre.jp/GUNDAM/ガンタンク ガンダムWiki - ガンタンク]
  
== 資料リンク ==
 
 
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2013年6月18日 (火) 20:02時点における版

RX-75 ガンタンク(Gun-Tank)

地球連邦軍が開発した試作型モビルスーツ。対MS戦闘車両であるRTX-44を改修した物で、「V作戦」の前身である「RX計画」によって開発された連邦軍初のモビルスーツでもある。主に長距離からの砲撃戦を得意としている。本機もコアブロックシステムを採用しているほか、頭部にもガンナー用のコクピットが据えられている複座式である。当初のパイロットは2名必要だったが、後に頭部からでも操縦が可能な単座式に改修された。下半身はキャタピラとなっており、ガンダムガンキャノンのような2足歩行ではないものの、あらゆる地形に適応可能と言う利点がある。また、底部にはバーニアが装備されており、低高度のジャンプぐらいなら可能。各部にはスラスターなども装備され、宇宙でも運用可能となっている。ただし、運動性はほとんど皆無と言わざるを得ない。

劇中ではホワイトベースに搭載され、ハヤト・コバヤシリュウ・ホセイが主に搭乗した。コクピットが単座式に改修されると、ハヤトが一人で操縦するようになった。最後はア・バオア・クー攻防戦で大破し、放棄されている。劇場版では『哀・戦士』までしか登場せず、『めぐりあい宇宙』にて入れ替わりにガンキャノンがもう1機配備されていた。

脚部がキャタピラ、コクピットが頭部と胴部で複座式、掌の代わりに連装の小型ミサイルが装備されているなど、所謂常識的なMSとはかけ離れている姿をしている。その上、劇中で上半身を切り離して砲台とするシーンもあったのだが、これはMSのイメージとの乖離をさらに推し進めるように思えるのは気のせいだろうか。とは言え、本機は連邦軍のMSであり、当時の連邦軍はMSのノウハウが殆どなかったであろう事は容易に想像できる。そんな試行錯誤の中で開発された機体と考えれば、常識的なMSからかけ離れた姿をしているのも仕方ないのではないだろうか(実際、ガンタンクの後継機はMSのカテゴリから外されている)。
ただ、戦車としてみた場合でも、通常は被弾を減らすため前方投影面積を減らすように低くすべき車高が異常に高く、砲塔の旋回もできないというやや常識とは外れた機体構造になっている。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」ではV作戦よりずっと前から開発され、配備されている。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦
初登場作品。パイロットが乗ってない状態で自軍のユニットとして所有されている。ハヤトはカラバに参加していて味方パイロットにならないのが難点。リアル系の場合、Sガンダムが手に入ったらパーツ用に解体されてしまう(一体ガンタンクの何がSガンダムのパーツになるのだろうか…)。選択式なので、Sガンダムを犠牲にしてガンタンクを使い続ける事も出来るが、普通はやらないだろう、多分。
ここでガンタンクを残したとしても、ロザミアが勝手に乗ってぶっ壊す可能性まである。ロザミアにぶっ壊されるくらいなら潔くSガンダムを選び、同シナリオでEx-Sガンダムにパワーアップしてもらった方が遥かにお得である。というかそもそもSガンダム登場以前に廃棄して金の足しにした方が更にお得である。
第4次スーパーロボット大戦S
性能は第4次と同じだが、Sガンダムとの選択廃棄はなくなった。
スーパーロボット大戦F
シナリオ「シャングリラ・チルドレン」でコロニーに侵入したポセイダル軍を迎撃する為に、モンドが搭乗する。
スーパーロボット大戦F完結編
Fに続き味方ユニットにあるものの殆ど使われない。ボールが手に入ることで最弱ユニットの座も奪われる。

単独作品

スーパーロボット大戦64
アークライト編第一話でパイロットのゲリラのキャラクターのおかげで異常な格好良さをみせる。自軍ユニットとしては、リアル系主人公時のみ、条件によって入手可能。
改造段階が破格なため愛と資金があれば強くなるが……
スーパーロボット大戦GCXO
ホワイトベースの艦載機として序盤から使え、原作通りハヤトやリュウを乗せられる(流石に二人乗りはできないが)。ガンダムG-3ガンダム)、ガンキャノンとの合体攻撃が使える上、単体でも攻撃力が十分あり、長射程も有利。歴代最強のガンタンクと思われる。宇宙では適応が低いのでスラスターモジュールの用意を。

装備・機能

武装・必殺攻撃

40mm4連装ボップミサイルランチャー
両腕部に1基ずつ内蔵されている武装。装弾数は120発。
40mmガンランチャー
本来、ミサイルランチャーが正しい装備なのだが、なぜかこの装備を装備しているとされるガンタンクが多い。
120mm低反動キャノン砲
両肩に1門ずつ装備されている武装。射程が260kmと非常に長い。

移動タイプ

関連機体

ガンダムガンキャノンコアファイター
本機と同じくV作戦によって開発された機体。
ホワイトベース
量産型ガンタンク
機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場した機体。コアブロックシステムのオミットなどでコストダウンが図られている。ジオン軍の秘密基地に対して砲撃を行っていたが、ノリス・パッカードの駆るグフカスタムによって全滅させられている。SRW未登場。
ガンタンクII
MSV』及び『機動戦士Ζガンダム』に登場した機体。MSであるガンタンクを戦闘車両として再設計している。ジャブローの防衛部隊に配備されていた。その十数年後の時代が舞台の『機動戦士ガンダムUC』(SRW未参戦)にも守備隊のMSとして登場している。SRW未登場。
陸戦強襲型ガンタンク
『機動戦士ガンダム MSIGLOO2 重力戦線』(SRW未参戦)に登場した機体。ガンタンクと言ってもこれはMSではない。しかしこの機体がガンタンクに繋がっていく事になる。オデッサ作戦で3機が投入されたが全滅、しかしダブデを落とすという戦果を上げている。SRW未登場。
高速で戦場を疾走し、ザクグフドムを圧倒的な火力と装甲で薙ぎ倒していく姿はまさに“ガンタンク無双”。ガンタンクに対する印象が一変する事請け合いである。
ガンタンクR-44
機動戦士ガンダムF91』に登場した機体。人型から戦車型に変形する可変モビルスーツ。主人公のシーブックが操縦したが戦闘せずに大破した(漫画版では格闘戦を行っている)。
その後の長い年月を経て、『機動戦士ガンダムSEED』のザウートや『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のカズウートに変形機構がそのまま取り入れられている。

商品情報

プラモデル

フィギュア他

資料リンク

ガンダムWiki - ガンタンク