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2013年3月3日 (日) 12:22時点における版
セイラ・マス(Sayla Mass)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 本名:アルテイシア・ソム・ダイクン
- 声優:井上瑤
- 種族:地球人
- 性別:女
- 生年月日:宇宙世紀0062年9月12日
- 所属:地球連邦軍(第13独立部隊)
- 階級:軍曹(TV版)、准尉(劇場版)
- 年齢:17歳(1st)⇒25歳(Ζ)⇒26歳(ΖΖ)
- 身長:165cm
- 出身:サイド3
- キャラクターデザイン:安彦良和
サイド7に移民してきた医者の卵。本名はアルテイシア・ソム・ダイクン。
ジオン・ズム・ダイクンの遺児で、シャア・アズナブルの実妹。
サイド7の避難民としてホワイトベースに乗り込み、人手不足のホワイトベースで通信士となる。
その後はGアーマー(劇場版はコアブースター)のパイロットとして戦闘にも参加するようになり、最初は戸惑っていたものの次第に成果をあげるようになった。
兄であるシャアの消息を聞き出そうとして単身ガンダムで出撃したこともあり、作中では何度かシャアと遭遇したが、ザビ家への復讐を考える兄を否定し、最終回にて別れて以降は二度と出会うことは無くなる。
『機動戦士Ζガンダム』ではちょい役。クワトロ・バジーナのダカール演説をどこかの別荘でTV視聴しているシーンがある(声が無いのは井上氏がこの時海外旅行に出かけていた為)。劇場版ではカイ・シデンと会っているシーンがある。
『機動戦士ガンダムΖΖ』では、ジュドー・アーシタの妹リィナ・アーシタを保護、ブライト・ノアを介し最終話で兄妹を再会させている。事業家として成功している模様。
漫画版ではこの役割は兄であるシャアが代わりに担当している。
登場作品と役柄
登場した場合でも途中離脱、或いは何らかのフラグを立てないと最後まで使えないケースが半ばデフォルト化しているので、人気度に反比例した不遇な扱いを受ける事が多い。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初出演作。ロンド・ベルのメンバーとして初めはジムに乗っている。第1話でシャアと戦闘させるとイベントあり。また、ランバ・ラルとのイベントもある。シャアを説得してクワトロが仲間になった場合、離脱してしまう。シャアを説得しなかった時は最後まで残る。反応が高いので、二回行動到達レベルがガンダム系パイロットではかなり早く、幸運を覚えるのが長所。
- スーパーロボット大戦F完結編
- Fからのターン数によって、あるシナリオの特定のポイントにアムロ・レイを行かせると仲間になる。クワトロと再会するイベントがあるが、その後の出番はほとんど無い。『F』から計画的にプレイしていないと会えないので、キャラクター事典を100%にしたい人は注意が必要。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ダカール演説のイベントで少しだけ登場。キャラクター事典には声優が表記されているがパイロット登録もされなければDVEも存在しない。エンディングでもなにやらカイと思わせぶりな会話をしているが結局、続編には登場しなかった。内部データには没パイロットデータが用意されているので何らかの形で自軍に加入する予定があったのかもしれない。ニュータイプ、シールド防御、切り払いがかなりの成長をし、精神コマンドも攻守を万能に備える。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 序盤だけ仲間で、星の屑作戦後に離脱する。精神コマンドは低レベルの内に全ておぼえることができる。育てるのは無駄だが、様々な隠し要素に関わっているので出さないわけにもいかない。中でもGファイターは重要で、Gファイターを入手するか、ガンダムがフルアーマー化するかのフラグは、彼女とアムロの撃墜数に関わってくる(セイラの撃墜数がアムロ以上だとGファイター)が、Gファイターが欲しい人も、大抵セイラを使うのではなくアムロを封印する。ララァ・スンを仲間にするのに重要な役割を担っているが、大半の人はV-UPユニット欲しさに無視するかも知れない。なお7話でシャアと交戦させると、シナリオ終了後にシャアから金塊=資金10,000がもらえる。
ちなみにΖΖバージョン。ただし、BGMは「哀・戦士」。 - スーパーロボット大戦A PORTABLE
- リメイク前とほぼ同じ。ΖΖでの声付きでは初であるが、声優の井上氏がすでに他界しているのでライブラリ出演である。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 原作通りサイド7でホワイトベースに乗り込み、序盤の中頃で勝手にガンダムで出撃した後、Gファイターのパイロットになる。また、クワトロ加入時に彼の元へ真意を問質しに行くイベントがある。しかし、その後は意図的に避けているのか兄とギクシャクした関係に。
パイロットステータスの傾向
精神コマンド
- 第3次
- 根性、気合、熱血、幸運、友情、愛
- F完結編
- 根性、気合、幸運、友情、熱血、愛
- GC(XO)
- 幸運、ひらめき、集中、熱血、激励、覚醒
- A(A PORTABLE)
- 幸運、ひらめき、熱血、集中、信頼、激励
特殊技能
固有エースボーナス
- A PORTABLE
- 敵撃墜時の入手資金+25%
人間関係
機動戦士ガンダム
家族等
- シャア・アズナブル / クワトロ・バジーナ
- 実の兄。ザビ家への復讐を誓って家出した兄を長い間気にしていたが、最終的に決裂。「兄は鬼子です」と言い切るまでにいたった。一方のシャアは小説『ベルトーチカ・チルドレン』で死の直前まで地球に残した妹の事を気にかけていた。
ジオン公国
ホワイトベース隊
- アムロ・レイ
- 小説版『機動戦士ガンダム』では、彼と肉体関係を持つ。TV版では仲間の域を出ないがアムロに一番近い位置にいると言える。
- ミライ・ヤシマ
- ホワイトベースでは数少ない近い年頃の同性であるのもあって、仲が良かった。
- カイ・シデン
- 初対面早々に彼を「軟弱者」呼ばわりし、以後もあまり快く思っていないところがあったが、カイ自身は彼女の態度に憤りつつもどことなく好意を寄せていた面があり、彼女自身も完全に嫌悪している訳で無かったと思われる。劇場版Ζではラストにカイが彼女の許を訪れる場面がある。
- ブライト・ノア
- 互いに信頼しており、初代では最初に彼女を知ることになり、ΖΖでは彼にシャアの不穏な動きを伝える事になる。
地球連邦軍
- マチルダ・アジャン
- TV版第24話では自身の未熟さがマチルダの死に繋がったと感じ、嗚咽する。
機動戦士ガンダムΖΖ
- リィナ・アーシタ
- 彼女を保護し、ジュドーと再会させた。
他作品との人間関係
- バーナード・ワイズマン
- 第3次では、沖縄で海水浴をしていた時にナンパしてきた彼を軟弱者と称している。
- リンダ・プラート
- 兄が敵方のエースパイロットである設定が共通しており、Aでは自身が艦を降りる際、リンダに兄を信じて欲しいと言う。
名台詞
機動戦士ガンダム
TV版
- 「それでも男ですか、軟弱者!」
- 第2話で、負傷者を無視しようとするカイを引っ叩いた直後の台詞。
- 「そんな…不良みたいな口の利き方、おやめなさい!」
- 頬を張られた事で、反抗的な態度を取るカイを更に咎める。この一連の遣り取りで、セイラは凛とした気高いキャラクター性を確立させた。
- 「あなたなら出来るわ」
- 「エリートでいらっしゃるのね」
- あえて高圧的にふるまうブライトに対しての台詞。
- 「シミュレーションで完全に覚えているつもりなのに……Gがこんなにすごいなんて……!」
- 単身ガンダムで出撃したときの台詞。
- 「でもリュウ、このままアムロのわがままを通させる訳にはいかないわ」
- 18話でガンダムに乗って脱走したアムロを批難した台詞。しかし、当のセイラも16話で無断出撃しているので人の事は言えないが…
- (…な、何も…出来なかったなんて…)
- 第24話でGファイターを駆っての初戦闘に挑むも、黒い三連星に翻弄された挙句マチルダ搭乗のミデアを撃墜されてしまった事で、己の無力さを痛感し呆然と呟く。
- 「私が…不慣れなばかりに…すみません、マチルダさん…!」
- 壊滅したマチルダ隊へクルー一同が哀悼の意を捧げる中、彼女の魂へ自身の至らなさを謝罪し落涙する。
- 「慣れていくのね……自分でもわかる……」
- 戦いに慣れてきたときの台詞。
- 「やめなさい、アムロ!やめなさい、兄さん!」
「2人が戦う事なんて無いのよ!戦争だからって2人が戦う事は…!」 - 最終話、生身で鍔迫り合うシャアとアムロを目の当たりにして、両者を制止するべく必死に叫ぶ。
- 「人が、そんなに便利になれるわけ……ない」
- ア・バオア・クーを脱出したあと、ニュータイプの力でアムロを探してくれとブライトたちに頼まれたときの台詞。
劇場版
- 「半舷休息のはずなのに……」
- 劇場版IIIの入浴シーンで追加された台詞。
機動戦士ガンダムΖΖ
- 「そんな兄は見たくありません、いっそ死んでくれれば…」
- ブライトと再会してシャアの話題になった際、シャアが何らかの行動を起こす準備を密かにしていると推測するブライトに対して。
- 「野心と妄想… 兄は、なにか宇宙の意志のようなものに従わねばならないと思っているんです」
- 上の台詞を言った理由をブライトが問いた際の返答。
関連機体
余談
- 一年戦争後に、シャアから受け取った金塊を元に株取引で成功したという設定があり、ファンの間では冗談交じりで「ニュータイプ能力を最も有効活用した人物」と言われることがある。
- セイラ役の井上遥氏は亡くなられているが、代役は起用しておらず、『劇場版 機動戦士Ζガンダム』でもライブラリ出演(ちょっと声を出しただけ)。それだけに、スパロボ以外のゲームでは彼女の扱いに苦慮している面が見受けられる。
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