「ガンダムナドレ」の版間の差分

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:元々はプルトーネの武装だったものを改良してナドレ用にしたもの。ビームサーベルとしても機能する。
 
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:ガンダムヴァーチェの背部両側に装備されている2連装ビーム砲。通常型モビルスーツならば、一撃で蒸発するほどの威力。ナドレはGNキャノンを手持ち武装として使用。
 
:ガンダムヴァーチェの背部両側に装備されている2連装ビーム砲。通常型モビルスーツならば、一撃で蒸発するほどの威力。ナドレはGNキャノンを手持ち武装として使用。
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:Eカーボン製の実体盾で、[[GN粒子]]を放出・定着させることで極めて強靭な防御力を得る。アニメ本編では終盤に、GNビームライフルと共に装備して出撃した。
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:Eカーボン製の実体盾で、[[GN粒子]]を放出・定着させることで極めて強靭な防御力を得る。GNビームライフルと同様、元々はプルトーネの装備だったもの。アニメ本編では終盤に、GNビームライフルと共に装備して出撃した。
  
 
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2017年6月29日 (木) 14:29時点における版

概要

ソレスタルビーイングが所有するガンダムヴァーチェの装甲をパージした真の姿。他の機体同様第3世代型に属する。

ヴァーチェとは対照的な細身のフォルムを持ち、機動性と運動性が向上。頭部から、ヴァーチェの装甲に接続されていた無数のケーブルが伸びていて、それがまるで長い頭髪のように見えるのが印象的。

本機最大の特徴は、ヴェーダとリンクする機体を支配下に置く「トライアルシステム」を装備している点にある。トライアルシステムとは、他組織による機体鹵獲やガンダムマイスター裏切りを防止するための防衛措置で、ヴァーチェに隠されたナドレの存在は組織内でも本当に限られた人物しか知らない「絶秘」である。

一方で、ナドレそのものが他作品のコアブロックシステムの位置づけにある(太陽炉)脱出用MSであり、トライアルシステムを除くと他のガンダムに比べて武装が平凡であり、戦闘能力は低い。

機体名の由来はナドレ"Nadre":ディネ(ナヴァホ族として知られる、北米の原住民族)の「性の中立者ナドレ」と思われる。また、ナドレは中立者であると同時に「仲介者」でもあり、世界、またはガンダムとVEDAとの仲介者としての意味も含まれると考える。

劇中での活躍

1st第10話「ガンダム鹵獲作戦」でヴァーチェが人革連軍相手に鹵獲されかけた際、ティエリアは不本意ながらも本機を初起動し、窮地を脱した。

1st第19話「絆」でチームトリニティと対峙した際、切り札のトライアルシステムで、ガンダムスローネアインガンダムスローネドライを行動不能にし、後一歩まで追い込むが、リボンズの手で解除されてしまう。

1st第23話「世界を止めて」において始まった国連軍との最終決戦では、ヴァーチェの外装が破損して修復が間に合わないことから、1st第24話「終わりなき詩」でナドレの状態で運用される。アルヴァトーレの砲撃によって中破しながらも戦い抜き、コーラサワー[1]GN-Xと相討ちとなる。1st最終話「刹那」において死を覚悟したティエリアの手でナドレの太陽炉が外された。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
第20話「砂塵に舞う悪意」のイベントで初登場。その後、ヴァーチェから単分離で使用可能になる。トランザムは第36話トリニティ追跡ルート「託される意志」で追加されるが、一方で「トライアルシステム」はイベントのみの再現になっている。
ヴァーチェと比較して機動力が上がりP武器が豊富になるが、原作再現故か射程と火力・耐久力が減少する。ただし、ヴァーチェよりもGN粒子貯蔵量が少ないはずのナドレのENの数値は、ヴァーチェの時と同じになっている。ティエリア精神コマンドとの相性から考えれば、普段はヴァーチェで戦い、HPENが尽きた時や、どうしても機動力が欲しい時に分離するのが無難か。
なお、ナドレの
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
プロローグ「ガンダム殲滅指令」でのみ使用可能。意外と避けないので、コーラサワーが寄ってきたら「鉄壁」を使っておくと良い。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

GNビームサーベル
ガンダムヴァーチェと同様両脚部に装備。
第2次Z』では上記のGNビームライフルから発生させたビームサーベルとの二刀流で攻撃する。
GNビームライフル
元々はプルトーネの武装だったものを改良してナドレ用にしたもの。ビームサーベルとしても機能する。
GNキャノン
ガンダムヴァーチェの背部両側に装備されている2連装ビーム砲。通常型モビルスーツならば、一撃で蒸発するほどの威力。ナドレはGNキャノンを手持ち武装として使用。
なお、SRWでは現在のところ未採用。

必殺技

トランザム発動
トランザムで連続攻撃を仕掛ける。これが追加されてからは、最大火力がヴァーチェと同等になる。

防御兵装

GNシールド
Eカーボン製の実体盾で、GN粒子を放出・定着させることで極めて強靭な防御力を得る。GNビームライフルと同様、元々はプルトーネの装備だったもの。アニメ本編では終盤に、GNビームライフルと共に装備して出撃した。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。
EN回復(小)
GNドライヴの恩恵により回復する。
ジャミング機能
トライアルシステムの副機能? 原作に設定は無い。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

カスタムボーナス

最大EN+100

機体BGM

「DAYBREAK BELL」
1stシーズンOPテーマ。

対決・名場面

ナドレ発動
1st第10話「ガンダム鹵獲作戦」より。ガンダムヴァーチェティエレン宇宙型7機とティエレンタオツーによって拘束されたため、ティエリアはヴァーチェの装甲をパージし、やむを得ずナドレを発動した。
ヴァーチェの重装甲からは想像できない、女性らしさを彷彿とさせるナドレの可憐なその姿は、その多くの視聴者を驚かせた。[2]
計画に反して早期にナドレの姿を曝してしまったティエリアは、己の失態に涙を流す程の屈辱を味わう。

関連機体

ガンダムヴァーチェ
ガンダムナドレを偽装した姿。組織内では、こちらが戦力として計算されている。
ガンダムナドレアクウオス
公式外伝『機動戦士ガンダム00V』(SRW未参戦)に登場する発展機。
四肢に追加された装置でトライアルシステムの効果範囲を高める。対ガンダム戦を想定しており、数十倍まで跳ね上がったトライアルシステムの介入と専用装備をもって戦闘を行う。
ガンダムプルトーネ
公式外伝『機動戦士ガンダム00P』(SRW未参戦)に登場するヴァーチェおよびナドレの前世代機。
GN粒子制御技術とコアブロックシステムの試験機。フェルトの両親は、この機体のテスト中に起きた事故が元で死亡した。
セラフィムガンダム
2ndシーズンに登場する後継機で、セラヴィーガンダムの本当の姿。

余談

  • ガンダムナドレは、ガンダムヴァーチェのデザインを見た水島精二監督および脚本家の黒田洋介氏が「装甲は外れるのか?」とヴァーチェのメカニックデザイナーである柳瀬敬之氏に注文した事から誕生した。
  • ガンダムナドレは、同じく女性の様な容姿を持つノーベルガンダムと比較される事が多い。このネタは『ガンダムVSガンダムNEXT(PLUS)』においても拾われている。
    • ちなみに、柳瀬敬之氏曰く「ガンダムナドレは、(女性というよりもむしろ)スポーツ選手の肉体をイメージしてデザインしました」との事である。
  • ガンダムナドレは、ニンテンドーDS用ソフト『機動戦士ガンダム00』において隠し機体として登場する。
    • ただし、同ゲームのストーリー再現が1st第16話「トリニティ」までなので、ガンダムナドレの武装はGNビームサーベル(格闘武器)とGNキャノン(射撃武器)の二種類のみになっている。

脚注

  1. 余談だが、ガンダムナドレは1st第24話「終わりなき詩」でのコーラサワーとの交戦時に、彼から「セミヌード」というあだ名を付けられている。
  2. もっとも、エクシアデュナメスキュリオスの形式番号がGN-001~GN-003であるにも関わらず、ヴァーチェはGN-005だったため、「ヴァーチェがパージするのでは?」と予想されていた。

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