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;「貴方は聖戦士でしょう?まずドレイクを討ちなさい!」<br/>「全く……人が慰めてほしいときは知らん顔していてさ……」 | ;「貴方は聖戦士でしょう?まずドレイクを討ちなさい!」<br/>「全く……人が慰めてほしいときは知らん顔していてさ……」 | ||
:致命傷を負いながらも強がってショウを行かせた時の台詞。直後にトドメの一撃を受けて撃墜…となるのだが、想いを寄せているショウは彼女の容態には全く気付かず先に行ってしまう。 | :致命傷を負いながらも強がってショウを行かせた時の台詞。直後にトドメの一撃を受けて撃墜…となるのだが、想いを寄せているショウは彼女の容態には全く気付かず先に行ってしまう。 |
2024年11月6日 (水) 01:22時点における最新版
マーベル・フローズン | |
---|---|
外国語表記 | Marvel Frozen[1] |
登場作品 | 聖戦士ダンバイン |
声優 | 土井美加 |
デザイン | 湖川友謙 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦EX |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(アメリカ人) |
性別 | 女 |
年齢 | 18歳 |
出身 |
アメリカ
|
所属 | ゼラーナ |
称号 | 聖戦士 |
マーベル・フローズンは『聖戦士ダンバイン』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
アメリカ合衆国ダラス出身の地上人。強い正義感を持つ芯のある、しっかりした18歳の大学生。嬉しい時には全身を使って喜びを表現したりと情熱的な一面を持つが、同時に困難にぶつかると理屈で考えてしまう事も多々ある。また、禅を嗜む古風な一面もある。
ショウ・ザマよりも先にバイストン・ウェルに召喚され、ゼラーナ隊に参加[2]してオーラバトラー「ダーナ・オシー」に乗り、ドレイク軍と戦っていた。その過程でショウに出会い、説得を続け、彼をドレイク軍から引き抜く事に成功する。
戦歴の差から始めこそショウを指導する立場だったが、オーラ力(+チャム)によりすぐにショウに抜かれ、以後は彼のパートナーとして共に戦っていく事となる。中盤にショウがビルバインに乗り換えた後は、彼が乗っていたダンバインを譲り受け、ショウと息の合った抜群の連携で多大な戦果を挙げてきた。
最初はニー・ギブンに惹かれていたが、ショウと共に戦っているうちに彼への愛が芽生え、最終的には互いに想い合うようになる。
反ドレイク勢力の地上人はショウ以外にマーベルしかおらず、その影響なのかドレイク軍の新型オーラバトラー勢の実力披露としてマーベルが先にピンチになり、それをショウが助ける場面が多く、マーベル個人の戦績はあまり目立っていない[3]。ただし、ショウのパートナーをしっかり務めている事からもマーベル自身も相当の実力者であり、謁見前からシーラ・ラパーナもマーベルを聖戦士として認めていた。
オーラ力が明確に強力だという描写は少ないが、ハイパー化寸前のショウと力を合わせて攻撃を繰り出したり、終盤に単独でショット・ウェポンのスプリガンを半壊させ撃退するなど、あまり表に出さないだけで高いオーラ力は持ち合わせていた模様。むしろ自身でオーラ力をコントロール出来ている様子が伺え、ショウを含めた高いオーラ力を持つ者達が様々な形で度々制御不能に陥る中、最後までオーラ力の波に溺れる事は無かった。
また、機械にも強く、地上に上がった際には助手席にショウを乗せて自動車を運転し、ゼラーナに地上のレーダーを搭載した際には操作を担当し無線傍受など戦闘以外でも活躍してみせる。
最終決戦でショウとの連携でショット・ウェポンを討つも、黒騎士の乗るガラバの奇襲で致命傷を負い、戦線離脱。心配するショウに気丈に振る舞い戦場に戻る事を諭し、少し嫌味を呟きながらも愛する者を想いながら戦死する。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
いるだけ参戦の場合もほぼ登場するが、原作通りにお下がりの乗機、弱くはないが強くもない能力や精神コマンド、参戦タイミングと何かにつけて微妙になりがちで一軍入りしにくい不遇なキャラクター。もっとも、いずれの面で見てもニーやキーンよりは遥かにマシだが。活躍できる場合は大抵ショウとの関係性が鍵になる。
トッドの加入条件に関わっていることもある。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦EX
- 初登場作品。マサキの章に登場。最初からダンバインに乗っており、選択次第ではラスト2話でも強制的にダンバインに乗り込む。2回行動が現実的なレベルであるが、ショウと違い気合を覚えないのが痛い。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 聖戦士の習得が少し遅く相変わらず気合が無いのが難だが、能力自体は十分活躍できるレベル。ガラリアより若干射撃寄りなので、それを踏まえて機体を選ぶと良いかもしれない。覚醒を活かしてエルの脱力をサポートするのも良い。
- スーパーロボット大戦F
- 終盤に入る頃にボチューンに乗って地上に現れる。今作ではショウ以外唯一の味方AB乗りだが、能力や精神コマンドで大きく劣るため戦力としては微妙なところ。
- 顔グラフィックは何故か前作よりもけばけばしくなり不評。キャラクター事典では「知的美人」と書かれているが、とてもそうは見えない。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 戦力としては相変わらず厳しいが、チャムと共に激励役として育てるのも悪くない。また、トッドの説得に参加するため、育てていないとちょっとキツい。ちなみにこの説得時専用の顔グラフィックやDVEがある。こちらの顔グラフィックの出来は通常時のものよりだいぶマシである。
- SS版ではビルバイン増殖ワザを使ってショウとWビルバイン、なんてのも一つのロマン。互いに信頼補正が設定されているので実用性も意外とある。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 『EX』に登場。本作ではショウの攻撃力がやたらと低く設定されているため、攻撃性能に関してはショウより上となる。射撃兵器が充実しているレプラカーンに乗せる事が望ましいが、上記の通りリムル加入ルートではダンバインで強制出撃するため、同ルートを選ぶ場合はレプラカーンはトッドに回してダンバインを使い続けた方がよい。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 顔グラがヘルメット姿に。回避はやや低めだが、宇宙Aにもなったことで十分戦えるレベル。努力があるので妖精を育てやすいのが魅力。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 第1話から仲間になる。悪くはない能力だが、1/2の確率で、回避系の精神コマンドを一切覚えないパターンになるため強さが安定しない。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
- 確定でひらめきを覚えるように。一方、魂を覚えなくなり、熱血も習得が遅いため、火力不足が課題となる。援護技能がLv3まで伸びるので、ガラバあたりに乗せるのも良い。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- バイストン・ウェルで加入。地上ルートの場合はシーン5から。精神コマンドが不安定で必修は熱血のみ。努力・献身を覚えたらしめたもの、妖精を育てるのに大変便利。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 序盤と後半使える。AB系では最大の援護使いだが、オーラバトラー自体が援護に向いていないのが彼女の不幸。ビルバインが手に入ったらダンバインに乗せよう。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 今回もツインオーラアタックがある。が、同じくツインオーラアタックを使えるトッドがマーベルよりも早く仲間になるので戦闘面ではトッドに対する優位性がほとんど無いが、希少な再動を比較的早く覚えるので早解きのサポートで非常に重要なキャラクター。新たに援護用の台詞が収録されている。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 熱血を覚えないので火力が低く、サポートには妖精がいるため二軍行き。エンディングでは地上に残り、ショウをダラスの実家に誘っている。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦UX
- プロローグで最終決戦が再現され、原作通りに死亡したと思われたが、謎の声に導かれ、『UX』の世界へ飛ばされる。能力は並だが、オーラバトラー系サブキャラクターとしては聖戦士技能(本作ではダメージ増加の効果に変更)の存在が光る。
- インスマウスでの海水浴ではスメラギの水着姿に見とれるショウに(直接描写は無いが)鉄拳制裁を食らわせるシーンも。エンディングでは元の世界には帰らず、『UX』の世界でショウと共に暮らす事に。
- スーパーロボット大戦BX
- 『F』以来、久々に音声が新規収録された。シナリオ面ではそれほど目立つ訳ではないが『ダンバイン』の原作再現がある分、出番は多め。
- 能力的にはいつも通りだが、精神コマンドが『UX』のものから一部見直され、気合が必中に置き換わったため、HPの調整さえしてやればネームドキャラクターにも当てていけるのでより努力を活かしやすくなった。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X
- 顔アイコンやインターミッションでのグラフィックが非常に美人になった。また世界観からブリタニア出身となっている。
- 能力的にはショウやトッドに一歩譲るが、ダンバインからビルバインの改造引き継ぎの関係で自然と戦力になることが多い。
- オーラ力L5になるのはLv28と遅いが、そこからL6まではLv34と早め。あまり育成していなくても、応援+アイアンエンブレムなどで一気に育てると戦力化できるので楽。
- 本格的に使うなら集中がないのを補うためシルキーがサブに入るサーバインに乗せたいが、その場合トッドと取り合いになる可能性がある。
- なおDLCマップ以外ではチャムが同乗する事はないものの、チャム用の掛け合い自体は用意されている。
- スーパーロボット大戦T
- 参戦は治安維持隊ルート第20話にてショウと共に参戦。乗機は最初からダンバイン。
- 本作ではショウがヴェルビンに乗り換えるため、空いたビルバインを引き継いで戦わせる場合が多いと思われる。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦64
- トッドとシルキーを仲間にするためには彼女の撃墜数が鍵になるので、入手のためには彼女で率先して撃墜しなければならない。今回から初登場の合体攻撃ツインオーラアタックのため、ショウとペアで出撃する場合が多い。しかも、恋愛補正が入るので、攻撃力は非常に高い。ただし、集中が無いのが痛い。努力持ちなので、レベルが追いつかなくなることだけは無い。中盤の分岐ではショウと共に不器用な恋心を見せる場面も。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 乗機はダンバインのみ。
- サポートユニットではSSR、効果は「WAVEが進むごとにHP回復」。
- スーパーロボット大戦DD
- 2章Part12から登場。今回はダンバインが非プレイアブルのためNPCとなっている。
- ビルバインのSSR必殺技「オーラ・チャージ」の演出にダンバインと一緒に登場するため、戦闘演出でボイスがある。
関連作品[編集 | ソースを編集]
- リアルロボット戦線
- 『ダンバイン』のパイロットで必ず仲間になるのは、彼女とショウの2人のみ。
- ポセイダル・シロッコルートでは、ニーやリムルを説得できる。
- Another Century's Episode
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
後述の名台詞に由来してか、「愛」を習得することがある。
- EX
- 根性、加速、信頼、熱血、愛、補給
- 第4次(S)
- 集中、必中、信頼、熱血、覚醒、友情
- F、F完結編、64
- ひらめき、努力、熱血、愛、激励、気合
- α
- ひらめき、努力、集中、熱血、気合、愛
- IMPACT
- 努力、てかげん、ひらめき、熱血、気合、再動
- UX
- 努力、集中、ひらめき、気合、熱血
- BX
- 努力、集中、ひらめき、必中、熱血
- X、T
- 不屈、必中、信頼、気合、期待、熱血(愛)
- リンクバトラー
- 激励、ひらめき、気合、努力、熱血、愛
- X-Ω
- 必中、熱血、愛
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- 第4次(S)
- 聖戦士
- EX(PS版)
- 聖戦士L8、切り払いL8
- F、F完結編、COMPACT、64
- 聖戦士L7、切り払いL7
- α
- 聖戦士L8、切り払いL8
- IMPACT
- 聖戦士L7、防御L7、援護防御L3
- UX、BX
- オーラ力L7、聖戦士、援護攻撃L2、援護防御L2、全体攻撃L2
- X、T
- 聖戦士、オーラ力L9、気力+(DEF)、サイズ差補正無視L1
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 精神コマンド「熱血」が「愛」になる。
- 『X』『T』で採用。下記の彼女の名台詞を象徴する内容である。
- これと関係するためか、熱血のSP消費量は自軍最悪になってしまっている。彼女を使う場合は最優先でこのボーナスを狙いたい。習得レベルの45(『T』では51)を越えれば決定力が格段に上がる。
- ちなみに、愛に変わるとMカスタマイズ(TACマネージメント)のダメージサポートの効果対象外となり、結果的に消費SPが増える。軽微ではあるが、珍しくデメリットのあるエースボーナス。
サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]
- ショウへの愛
- SSR。WAVEが進むごとにHP回復。
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ショウ・ザマ
- ドレイク側だった彼をゼラーナ側に引き込んだのがマーベルである。すぐに聖戦士としての頭角を表し、彼を軸に置いた抜群のコンビネーションで戦果をあげる。
- 戦いをともにする内に惹かれ合ったようだが、原作ではお互いに死亡し悲恋に終わる。SRWではお互い死なないので、殆どの作品で想いが報われる展開が用意される。
- ニー・ギブン
- 初めは彼に惹かれていた。
- シーラ・ラパーナ
- 兼ねてから地上人の活躍を聞いており、ショウだけでなくマーベルも聖戦士と認めていた。ショウにビルバインを託し、以後反ドレイク勢力の中核人物として戦場に身を置く。
- ナックル・ビー
- マーベルを召喚したエ・フェラリオ。その事をジャコバ・アオンに咎められたため罰を受け、マーベルはそれを気に病んでいた。その後、ショウ達がシルキー・マウを救出した礼として罰から解放された。なお、彼女がトッドを助けたことは知る由もない。本人はSRW未登場だが、『BX』ではマーベルの戦闘台詞でその名前が出ることも。
- トッド・ギネス
- 敵対している地上人。同じアメリカ合衆国出身ということもあるのか、他の地上人とは異なり彼と戦場で会話をする場面が度々ある。ショウの時と同様に説得を試みたこともある。実力は完全に彼の方が上だが、ショウとの連携で逆に追い詰めたこともある。
- バルベラ
- 幼馴染。ショウとの仲をひやかされてしまうも満更でもない様子で流し、彼女から地上の情報を入手する。SRW未登場。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- シャピロ・キーツ
- 『IMPACT』で偽ダンクーガに搭乗している理由をはぐらかす彼へ、その言い訳こそが未だに獣戦機隊に固執している証拠である事を突きつける。
- レニー・アイ、クラン・クラン
- 『UX』ではそれぞれのパートナーに鉄拳制裁を加える。
- 矢藩朗利、金本平次
- 『UX』では力に溺れて悪しきオーラ力をふるう彼らに対して、危険視する姿勢を見せた。
- マーベルがアメリカ出身であるためか、彼らの方からは強く強く敵愾心や差別心を向けられ、聞く耳の一切を持ってくれない。
- ショーグン・ミフネ
- 『X』にてジェレミアから日本かぶれのアメリカ人である彼についてどう思うと問われるが、ノー・コメントと返している。
- 獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風
- 『T』では3人が魔法騎士としての使命を自ら受け入れたことやその姿勢を高く評価している。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「善悪の見境もなしにドレイクに手をかす馬鹿な男!」
- ショウと出会った時の台詞。
- 「テレパシーみたいなものがあって、会話しているように思えるのよ。あたしは『ゼン』って言う日本語ぐらいしか知らないわ」
- 第4話で、アメリカ人なのに日本語が巧いとショウに言われて。その後実際にダンバインの手の上(ダーナ・オシーが破損していたため)で座禅してみせる。
- ちなみに「ハイパージェリル」の直後である第38話でも、ハイパー化現象に悩みゼラーナ甲板で座禅する。
- 「出来るわ。これは夢ではないのよ。20世紀の現実の事なんだから」
- 第6話にて、ロムン・ギブンの死に際して「そんな夢物語みたいな事が出来るのか」と自分を責めるショウに対して。
- 「あのフェラリオは、ガロウ・ランじゃないの!?」
- 第9話にて、ジャコバ・アオンの横暴を目の当たりにして。
- 「冷静になったものね、見直したわ。リムル、リムルって言っていた頃に比べたら…」
「ショウも居てくれるわ。あの子、結構優しいのよ」 - 第14話にて、先行したショウに急いで追いつきたく出撃しようとした際にニーに咎められて際に。この後焦るマーベルを心配したニーにキスされるのだが、手で軽くぬぐっていた。
- 序盤はニーに好意を抱いていたマーベルだが、ショウの度重なるアプローチに応じ彼に惹かれていった。
- ニーも「俺はリムルもマーベルも同じように大切に思っているつもりだった」と彼女の心を察しており、大人な恋愛の終わり方をしている。
- 「よく…よく帰ってきてくれて…」
- 第19話でバイストン・ウェルに帰ってきたショウに対して。帰ってきてくれたのがあまりにも嬉しかったのか着艦まで我慢できず、空中でボゾンのコクピットから飛び出してダンバインに乗り移りショウを抱きしめている。
- 「ショウ!貴方本当に来てくれたのね?」
- 第33話「マシン展開」にて。地上に出て即ドレイク軍との戦闘になってしまいショウの名を叫ぶのだが、その声はオーラに乗って日本にいるショウに元に届きショウがウイングキャリバーで救出に入る。
- 「メーカーに当たる方法はありますけれど、脅しを掛けるというのは面白くありませんね」
「アメリカのメーカーは日本とは違うわよ?」 - 地上の動きを把握できないゴラオンの為に地上の軍事製レーダーの購入を提案する。その方法が軍事メーカーIBNに直接乗り込んでバイストン・ウェルから持ち込んだ金塊で懐柔するというもの。
- 大人で落ち着きのあるイメージのマーベルだが、よく大胆な発想で困難を打ち砕いている。
- 「死の商人とはよく言ったものね」
- IBN社の社長に交渉を持ちかけたところ、向けられた銃に怯えるどころか嬉々として商談に応じ、挙句3倍の金塊を用意すれば更に軍事衛星の情報を盗聴出来るシステムを売ると言い出し、流石のマーベルも呆れこの台詞を放つ。しかしIBN社長は「フフ…そりゃ認識不足です。情報を手に入れる事は戦争の抑止力になるのですよ?」と自分の行いは善だと言い張り、マーベルは言葉を失ってしまう。
- 「あれを使うと、地球が滅びると云われる程の威力を持った爆弾よ」
- 第35話で核爆発と思わしき爆発を見てバイストン・ウェル出身の仲間達に説明。この後オーラバリアは放射能すら防ぐ事が発覚する。
- 「いつまでもエレ様が悲しみに耽っていては、兵達が可哀想です」
「地上に出て兵達は狼狽えているのですよ?そんな時に、恋の悲しみに耽る女王を…女王とは、そんなに楽なお仕事なのですか?」
「エレ様にとっては宿命です、逃れる事は出来ません。例え、エレ様が亡くなられようとも逃れられないのです」
「お爺様やお父様のように、絶えず、人民に対して生きる目的を与えていかなくてはならないお立場なのです」
「そんな事を言うエレ様で良いのですか?死んでいったトルストールにとって…」 - 第36話にてトルストールが死に、悲しみにくれ自室に引きこもるエレに対して容赦ない叱咤をぶつける。そして敵襲の際にキーンにエレはあのままでいいのか?と尋ねられた際「女王でない人など、放って置きましょう」と冷たく吐き捨てる。
- もちろんエレの心情は余りあるほど察しており、それでもこのままでは負けてしまうため、心を鬼にして同じ恋をする女性として、エレに女王として立ち上がれるよう激しい言葉をかける。ダンバインへ向かうマーベルも非常に辛そうな様子だった。
- 「幻覚でなく、オーラの力の成さしめた業というのなら…そうか、あれはバリアの変形した物かもしれない。ならば全ての説明が付く」
「それをどうコントロールすれば…?」 - 第38話でハイパー化したジェリルを思い出し、ハイパー化についてゼラーナの甲板で座禅をしながら考える。しかし自分の力不足を実感していたマーベルは、悪い癖で理屈でハイパー化を制御できないかという考えに至ってしまう。この悩みは数話先にまで尾を引く事になる。
- 「分かってるわよそんな事。もしも、みんながジェリルのようになったら…」
「ありがとう。邪念があるとすぐ捕まってしまうわ、ごめんなさい」 - 戦闘中にもハイパー化について考え、更にオーラ力についても懐疑的になってしまう。そのため戦闘に集中することができない。
- 「良かった…私にも、バリアが働いたんだわ…」
- 地上人がグラン・ガランに仕掛けた爆発寸前の小型核爆弾をダンバインで引き剥がし、遥か上空へ独りで飛翔する。核爆発は周囲にいたドラムロのオーラバリアさえ貫き消滅させるほどの威力を見せたが、マーベルのオーラ力はダンバインを守り自分の無事を喜び涙を流す。
- 「私一人の為に投降するというの!?」
- 第39話でトッド率いるタンギー隊にダンバインごと捕獲されてしまい、ビショットに人質にされゴラオンとグラン・ガランの交換にされてしまう。
- エレとシーラはその要求を飲み(救出作戦ではあるが)、聖戦士とはいえたった一人の人間の為に全軍投降などとやめるように叫ぶ。
- それを聞いたトッドは「それだけ、お前の存在は大きいって事だ」と皮肉たっぷりにマーベルを称え、捕まってしまう自分の不甲斐なさに悔し涙を流すことに…。
- 「ショウ、いけない!憎しみのオーラ力を増幅させると、ジェリルのように…!」
- 第40話でハイパー化寸前まで憎しみを持ってしまったショウを止めようと叫ぶ。
- 「ショウは、あたしを愛してくれてる?」
- 第43話で最終決戦を前に閉じこもってしまったショウに対して唐突に。
- 「私が欲しいのは『LIKE ME』じゃなくて『LOVE ME』よ」
- 「マーベルは好きさ」となんとか言葉を振り絞ったショウに対しトドメの発言である。彼女がスパロボで「愛」を覚える大きな理由となるセリフと思われる。
- 『BX』では英単語部分がカタカナ表記になっているが、上記の台詞共々DVEになっている。
- 「ショウはさっき何て言おうとしたの?」
- 愛するショウを守りたいという気持ちが先行し無茶な動きをしてしまうマーベル。その結果集中できずに戦闘に付いていけなくなってしまう。窮地を逆にショウに救われ「俺はマーベルを…」と言われたところで割り込まれ戦闘は継続。その続きが気になりつつもゲア・ガリングのブリッジに突撃するが、集中砲火を浴びてしまい…。
- 「馬鹿ね…いいのよ…そんな事…」
「すぐにゼラーナに収容するわ、いいわね?」 - マーベルを助けたいという気持ちがショウをハイパー化させる。間一髪のところで救われ墜落して行くビルバインにダンバインで駆け寄るマーベル。後で話が…と告白の続きをしようとするショウを見てこの台詞を言いながら回収する。
- 「いいわよ。出撃する度にこれでお別れかなんて、思いたくないけれど」
- 第47話でショウと出撃する前の会話。お互い愛し合っているのに「そう思う」「信じる」など言葉を繰り返し愛していると言えない不器用ながらも微笑ましいやり取りである。
- それを見たチャムとニーは、羨ましがりつつも暖かく見守るのだった。
- 「けれどまだある…賢しいオーラ力が」
- 最終話にて。ゴラオンとゲア・ガリングが堕ち、最後の敵を見据えて。
- 「やったわ、ショウ…ショットをやったわ…!」
- ショウとオーラ力を高めあい、光の玉になってハイパー化をせずにオーラ力を限界まで引き上げてついにスプリガンを撃墜する。しかしこの時割り込んだ黒騎士のガラバの攻撃がコクピットを貫通していた。
- 「貴方は聖戦士でしょう?まずドレイクを討ちなさい!」
「全く……人が慰めてほしいときは知らん顔していてさ……」 - 致命傷を負いながらも強がってショウを行かせた時の台詞。直後にトドメの一撃を受けて撃墜…となるのだが、想いを寄せているショウは彼女の容態には全く気付かず先に行ってしまう。
- 涅槃への旅立ちの台詞としては富野作品数あれど、ここまで寂しさ漂う発言はないだろう。『X』では、ショウはマーベルと再会後この件について真っ先に謝罪した。
スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
戦闘台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ハイパーオーラ斬り! 行けえっ!」
- 『UX』でハイパーオーラ斬り使用時に発する特殊戦闘台詞。とうとうマーベルにまで「オーラ斬り」が浸透した。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「オーラ力の発現とは逆みたいね…あんなにしょっちゅうキレてたら、簡単にハイパー化しちゃうわ」
- 『EX』第6話(総ターン数50未満)「ソラティス神殿」より。機装兵が襲い掛かったことに対して怒ったマサキ・アンドーに対して。…ところで何ゆえハイパー化の事を知ってるのだろうか。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「気がつかれたようですね」
「マーベル=フローズンといいます。信じられないかもしれませんが、ここは地上ではないんです」
ブライト「地上ではない?」
「はい、海と陸の間にある世界、バイストン・ウェルです」 - 『COMPACT3』でバイストン・ウェルに飛ばされてしまったロンド・ベル一行とのファーストコンタクト。
- ショウの時とは違い敵対関係での出会いではないので、非常に丁寧に世界を説明している。もっともあまりにも突然な話なのでブライト達は戸惑う事に…。
- 「ビダン君…あの人はもしかしたら憎しみのオーラに、その身を任せてしまったのかも知れないわね…」
- 『IMPACT』第1部地上激動篇第31話「グリプスの亡霊」より。ジャブロー西部戦で、ジェリドが発するカミーユへの尋常ならざる憎悪を、こう評した。
- 「管理? そもそも地上の人が、宇宙の人達を管理する権利なんてあるのかしら」
- 隠しシナリオ「逆襲のシャア」ルートプロローグより。ショウの「地上から宇宙の平和を管理するのは無理」という発言を聞き咎めての反論。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「ふふ、ショウの口からそんな言葉が聞けるなんてね」
- 『UX』第16話アメリカルート「アライブ」にて。見知らぬ地でショウと再会できた際、「生きていてくれただけで十分」「こんなに嬉しいことはない…」と言われて。ただでさえ不器用なショウ、それも原作での最期の別れが別れだったために、なおのこと嬉しい言葉だったのだろう。
- 『UX』のOPでは原作と異なりショウの目の前で爆散してしまったため、ショウ側も後悔しきりだったのか、お互い素直に会話ができている。
- 「どうやら、鉄拳制裁が必要なようね」
- 『UX』第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」より。インスマウスでのバカンスにて、スメラギや葵に見とれるショウに対して。ショウと一緒に鼻の下を伸ばしていたミシェルとジョウに対してレニー、クランとともに鉄拳制裁を加えた。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- (邪悪なオーラを感じる…)
- 『X』シークレットシナリオ「想いというオーラ」より。ヴィヴィアンからサリアの趣味を聞いて、悪い笑みを見せるアンジュに対して。
- 「ノー・コメントよ」
- 『X』第33話対ドアクダールート「白き翼」より。ジェレミアからショーグン・ミフネについてどう思うか聞かれて。
- 「元々はオーラバトラーの動力となる高いオーラ力を持つ地上人に与えられた称号ですが… 転じて、そのオーラ力を正しき事のために使う者を意味する場合もあります」
- 『T』第20話自由遊撃隊ルート「星の果ての楽園」より。聖戦士という言葉について聞かれてこう答える。シオンがいるからか聖戦士は地上人に限らないと説明している。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
スパロボでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ Character、聖戦士ダンバインWeb、2022年2月25日閲覧。
- ↑ PS用ソフト『聖戦士ダンバイン~聖戦士伝説~』では本編以前に、マーベルが地方領主ドレイク・ルフトの居城「ラース・ワウ」へ(ゼット・ライトと同時期に)召喚され、オーラマシンのテストパイロットを務めていたが、バイストン・ウェル征服を狙うドレイクの野心を知り、反ドレイクを掲げるゼラーナ隊に身を投じた経歴が描写される。なお、ラース・ワウにいた時のマーベルは、ドレイク軍のパイロットスーツを着用している。
- ↑ 特にトッド・ギネスやジェリル・クチビといった地上人同士の戦闘では、相手がその当時の最新鋭のオーラバトラーに搭乗している場合が多く、撃墜寸前(あるいは捕獲)にまで追い詰められてしまう事もしばしば。