「ザムザザー」の版間の差分
(→余談) タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
(7人の利用者による、間の10版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記:: | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::ZAMZA-ZAH]]<ref>[https://www.gundam-seed.net/destiny/mecha/detail.php?id=52 MECHA]、機動戦士ガンダムSEEDシリーズ公式サイトより。</ref> |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}} | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}} | ||
25行目: | 25行目: | ||
初期に投入された機体で、カニのような外見をしており、機体色は緑。推力と火力、防御力共に優れた機体で、重力下での飛行も可能。 | 初期に投入された機体で、カニのような外見をしており、機体色は緑。推力と火力、防御力共に優れた機体で、重力下での飛行も可能。 | ||
− | 広範囲型の[[陽電子リフレクター]]も標準装備しており、対艦戦も意識した設計となっている。但し、リフレクターで機体正面全体をカバーする場合は機体上部を前方に向ける「リフレクション姿勢」<ref>早い話、前につんのめる体勢。</ref> | + | 広範囲型の[[陽電子リフレクター]]も標準装備しており、対艦戦も意識した設計となっている。但し、リフレクターで機体正面全体をカバーする場合は機体上部を前方に向ける「リフレクション姿勢」<ref>早い話、前につんのめる体勢。</ref>を取る必要があるが、単に機体上部をカバーするだけなら無理にこの姿勢を取る必要はない<ref>通常姿勢で高速移動しながらインパルスとミネルバの砲撃を防いでいる場面もある。</ref>。機長・操縦手・砲手の3名で運用される。 |
− | + | 試作機だが、当初からザムザザーの技術を応用した新型の巨大モビルアーマーの量産する計画が地球連合軍には存在しており、ザムザザーを投入した連合艦隊の司令官は「身贔屓」を自嘲しながらも、これからの主力は「新型のモビルアーマーだと思っている」と発言している。事実戦争後半では量産型モビルアーマーの[[メビウス]]をベースに、ザムザザー、[[ゲルズゲー]]の技術を投入した量産型モビルアーマーの[[ユークリッド]]が大量生産されている。また、ザムザザー、ゲルズゲーも少数ながら量産化されている。 | |
− | |||
− | |||
=== 劇中での様相 === | === 劇中での様相 === | ||
原作初登場時に[[ミネルバ]]の陽電子砲タンホイザーを防ぎ、[[シン・アスカ|シン]]の[[フォースインパルスガンダム|インパルス]]の脚部をクローで捕らえ引き裂くが、追いつめられたシンが[[SEED]]に覚醒した事でコクピットを[[ビームサーベル]]で突き刺され、撃破される。[[主人公]]シンの成長を促進させるために出てきたようなものであった。 | 原作初登場時に[[ミネルバ]]の陽電子砲タンホイザーを防ぎ、[[シン・アスカ|シン]]の[[フォースインパルスガンダム|インパルス]]の脚部をクローで捕らえ引き裂くが、追いつめられたシンが[[SEED]]に覚醒した事でコクピットを[[ビームサーベル]]で突き刺され、撃破される。[[主人公]]シンの成長を促進させるために出てきたようなものであった。 | ||
− | |||
− | その後は[[量産型|量産]]され、[[レクイエム]] | + | その後は[[量産型|量産]]され、[[レクイエム]]攻防戦ではビーム偏光ステーション「フォーレ」の防衛艦隊や[[ダイダロス基地]]守備隊に配備された機体が複数投入されている。「フォーレ」防衛艦隊側の機体はザフト艦隊と一進一退の激しい戦闘を繰り広げたが、ダイダロス基地守備隊側の機体は[[デスティニーガンダム]]と[[レジェンドガンダム]]に撃破され、対した戦果は挙げられていない。[[メサイア]]攻防戦では[[オーブ軍]]に合流した[[連合兵|連合軍兵]]が乗り込んで実戦参加し、[[ゲルズゲー]]と共にその高い防御力を駆使してオーブ艦隊の防衛に貢献している。 |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Z}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Z}} | ||
− | :原作と同様のイベントで初登場。このシナリオでシンが[[SEED]] | + | :原作と同様のイベントで初登場。このシナリオでシンが[[SEED]]に目覚める。なお、後退しようとしたところをシンが追い討ちする形だったため、無駄な殺戮を望まない[[アムロ・レイ|アムロ]]が制止、そのため原作と違い撃破されず撤退している。 |
+ | :その後、[[小隊]]を組んでゾロゾロと出現。[[HP]]が高く、[[バリア]]もあるので倒すのには手間取る。センターフォーメーションを組んでくることが多いので、トライチャージで一掃しよう。 | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
50行目: | 48行目: | ||
=== Scramble Commanderシリーズ === | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}} | ||
− | : | + | :初登場作品。 |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
57行目: | 55行目: | ||
:四脚に内蔵している近接機関銃。この機体の特性上、これの出番は撃墜寸前であることと同義である。 | :四脚に内蔵している近接機関銃。この機体の特性上、これの出番は撃墜寸前であることと同義である。 | ||
;Mk79 低圧砲 | ;Mk79 低圧砲 | ||
− | : | + | :機体側面に装備している実弾砲。 |
;GAU111 単装砲 | ;GAU111 単装砲 | ||
:四脚に装備しているビーム砲。 | :四脚に装備しているビーム砲。 | ||
64行目: | 62行目: | ||
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では防御してない[[A.T.フィールド]]をも容易く貫く程の威力を誇る。しかもこれがP兵器という点が最も恐ろしい…。 | :『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では防御してない[[A.T.フィールド]]をも容易く貫く程の威力を誇る。しかもこれがP兵器という点が最も恐ろしい…。 | ||
;XM518 超振動クラッシャー「ヴァシリエフ」 | ;XM518 超振動クラッシャー「ヴァシリエフ」 | ||
− | : | + | :四脚のエネルギー砲と入れ替える形で出す近接戦用クローアーム。使用時には展開後、クロー自体が赤熱化する。フェイズシフトダウンを起こしたインパルスの脚部をもぎ取る活躍を見せた。 |
;陽電子リフレクタービームシールド「シュナイドシュッツSX1021」 | ;陽電子リフレクタービームシールド「シュナイドシュッツSX1021」 | ||
:背部に内蔵してるエネルギーシールド。タンホイザーも防いだが、横にいたイージス艦はその余波で大破してしまった。 | :背部に内蔵してるエネルギーシールド。タンホイザーも防いだが、横にいたイージス艦はその余波で大破してしまった。 | ||
89行目: | 87行目: | ||
;[[ハイペリオンガンダム|ハイペリオン]] | ;[[ハイペリオンガンダム|ハイペリオン]] | ||
: | : | ||
+ | |||
+ | == 余談 == | ||
+ | *劇中での撃破のされ方は、『[[機動戦士ガンダム]]』での[[ジオン公国軍]]の水中用モビルアーマー「グラブロ」(SRW未参戦)が「[[ガンダム]]を拘束して脚部をへし折るも、そのせいで自由に身動きが取れるようになってしまい、コクピットにビームサーベルを突き立てられる」というほぼ同様の経緯で撃破されており、オマージュ元と推測される。 | ||
+ | *開発元の「アドゥカーフ・メカノインダストリー」の「アドゥカーフ」は監督・福田己津央氏が由来。名字のローマ字表記「FUKUDA」を逆にした「ADUKUF」を無理やり音読みしたものである。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年4月18日 (木) 18:02時点における最新版
ザムザザー | |
---|---|
外国語表記 | ZAMZA-ZAH[1] |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 大型モビルアーマー |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | YMAF-X6BD |
全長 | 47.13 m |
総重量 | 526.45 t |
開発 | アドゥカーフ・メカノインダストリー社 |
所属 | 地球連合軍 |
乗員人数 | 3名 |
ザムザザーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
初期に投入された機体で、カニのような外見をしており、機体色は緑。推力と火力、防御力共に優れた機体で、重力下での飛行も可能。
広範囲型の陽電子リフレクターも標準装備しており、対艦戦も意識した設計となっている。但し、リフレクターで機体正面全体をカバーする場合は機体上部を前方に向ける「リフレクション姿勢」[2]を取る必要があるが、単に機体上部をカバーするだけなら無理にこの姿勢を取る必要はない[3]。機長・操縦手・砲手の3名で運用される。
試作機だが、当初からザムザザーの技術を応用した新型の巨大モビルアーマーの量産する計画が地球連合軍には存在しており、ザムザザーを投入した連合艦隊の司令官は「身贔屓」を自嘲しながらも、これからの主力は「新型のモビルアーマーだと思っている」と発言している。事実戦争後半では量産型モビルアーマーのメビウスをベースに、ザムザザー、ゲルズゲーの技術を投入した量産型モビルアーマーのユークリッドが大量生産されている。また、ザムザザー、ゲルズゲーも少数ながら量産化されている。
劇中での様相[編集 | ソースを編集]
原作初登場時にミネルバの陽電子砲タンホイザーを防ぎ、シンのインパルスの脚部をクローで捕らえ引き裂くが、追いつめられたシンがSEEDに覚醒した事でコクピットをビームサーベルで突き刺され、撃破される。主人公シンの成長を促進させるために出てきたようなものであった。
その後は量産され、レクイエム攻防戦ではビーム偏光ステーション「フォーレ」の防衛艦隊やダイダロス基地守備隊に配備された機体が複数投入されている。「フォーレ」防衛艦隊側の機体はザフト艦隊と一進一退の激しい戦闘を繰り広げたが、ダイダロス基地守備隊側の機体はデスティニーガンダムとレジェンドガンダムに撃破され、対した戦果は挙げられていない。メサイア攻防戦ではオーブ軍に合流した連合軍兵が乗り込んで実戦参加し、ゲルズゲーと共にその高い防御力を駆使してオーブ艦隊の防衛に貢献している。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- 原作と同様のイベントで初登場。このシナリオでシンがSEEDに目覚める。なお、後退しようとしたところをシンが追い討ちする形だったため、無駄な殺戮を望まないアムロが制止、そのため原作と違い撃破されず撤退している。
- その後、小隊を組んでゾロゾロと出現。HPが高く、バリアもあるので倒すのには手間取る。センターフォーメーションを組んでくることが多いので、トライチャージで一掃しよう。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦K
- 地球連合軍の戦力としてウィンダムなどに紛れて登場している。擬態獣やフェストゥムに乗っ取られた機体も登場する。
- スーパーロボット大戦L
- 地球連合軍の戦力としてウィンダムなどに紛れて登場している。『K』と同様擬態獣に乗っ取られた機体も登場する。超振動クラッシャーの攻撃力が高く、MAP兵器も備えた序盤の強敵。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- 四脚に内蔵している近接機関銃。この機体の特性上、これの出番は撃墜寸前であることと同義である。
- Mk79 低圧砲
- 機体側面に装備している実弾砲。
- GAU111 単装砲
- 四脚に装備しているビーム砲。
- M534 複列位相エネルギー砲「ガムザートフ」
- 四脚に内蔵している高出力ビーム砲。
- 『L』では防御してないA.T.フィールドをも容易く貫く程の威力を誇る。しかもこれがP兵器という点が最も恐ろしい…。
- XM518 超振動クラッシャー「ヴァシリエフ」
- 四脚のエネルギー砲と入れ替える形で出す近接戦用クローアーム。使用時には展開後、クロー自体が赤熱化する。フェイズシフトダウンを起こしたインパルスの脚部をもぎ取る活躍を見せた。
- 陽電子リフレクタービームシールド「シュナイドシュッツSX1021」
- 背部に内蔵してるエネルギーシールド。タンホイザーも防いだが、横にいたイージス艦はその余波で大破してしまった。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- L
関連機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 劇中での撃破のされ方は、『機動戦士ガンダム』でのジオン公国軍の水中用モビルアーマー「グラブロ」(SRW未参戦)が「ガンダムを拘束して脚部をへし折るも、そのせいで自由に身動きが取れるようになってしまい、コクピットにビームサーベルを突き立てられる」というほぼ同様の経緯で撃破されており、オマージュ元と推測される。
- 開発元の「アドゥカーフ・メカノインダストリー」の「アドゥカーフ」は監督・福田己津央氏が由来。名字のローマ字表記「FUKUDA」を逆にした「ADUKUF」を無理やり音読みしたものである。
脚注[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
|