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+ | コクピットは全天周囲モニターやリニアシートを採用しておらず独自の物を採用。更にトップターミナルの操縦に合わせ操縦桿は実在の戦闘機のように1本だけ中央に配置されているなど従来のMSとは異なる操縦系統を持つ。 | ||
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+ | 当初この機体に乗り込んだパイロットは[[ゾロアット]]などで多大な戦果を挙げた凄腕ばかりだったのだが、そのゾロアットに比べると対モビルスーツ戦闘には大きく劣ってしまい、実力を発揮できなかった。番組開始当初はゾロでも苦戦を強いられる[[ウッソ・エヴィン]]だったが、幾多の戦いを経た後の第39話「光の翼の歌」にて再登場した際にはその関係も激変。威嚇射撃程度のつもりで撃ったビームを避けられずに撃墜されてしまい「ゾロってあんなに鈍い機体だったの!?」とウッソが逆に困惑・狼狽してしまうほどの戦力差ができてしまっていた。彼が如何に無意識に強くなったかを見せつけるシーンである。 | ||
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:上半身が変形したビームローター駆動戦闘ヘリ。コクピットはこちらに位置する。 | :上半身が変形したビームローター駆動戦闘ヘリ。コクピットはこちらに位置する。 | ||
:武装は機首のバルカン。 | :武装は機首のバルカン。 | ||
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:下半身が変形した無人航空機。トップターミナルから遠隔操作される。 | :下半身が変形した無人航空機。トップターミナルから遠隔操作される。 | ||
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− | : | + | :MS時に使用する折り畳み可能な大型ビーム砲。 |
;対地爆雷コンテナ | ;対地爆雷コンテナ | ||
− | : | + | :ボトムターミナル時に装備可能。 |
;ミサイルポッド | ;ミサイルポッド | ||
− | : | + | :トップターミナル時に両翼に装備可能。 |
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
+ | ;[[GUNDAM:ゾロ (クロノクル・アシャー専用機)|ゾロ (クロノクル・アシャー専用機)]](SRW未登場) | ||
+ | :[[クロノクル・アシャー]]専用の赤い機体。チューンが施され、若干だが性能が上がっている。SRW未登場。 | ||
+ | ;[[ゾロ改]] | ||
+ | :ゾロの通信・索敵機能を強化した機体。 | ||
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− | : | + | :原型機。ゾロアットにビームローターを搭載した試験機「ゾロローター」がゾロの母体となっている。 |
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− | : | + | :ゾロアットをほぼそのままの形で陸戦用に再設計した機体。 |
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− | : | + | :地上用MSとしての後継機。 |
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− | + | == 余談 == | |
+ | *原型は大河原氏が『Vガンダム』のデザインコンペで提案した「ヘリ変形ガンダム」。完成度は高かったがサンライズからのオファーが正しく伝わっていなかったらしく未採用。その後変形機構のみが残って敵MSとなった。 | ||
+ | *『Vガンダム』における代表的な[[やられメカ]]ポジションの機体ながら、現在に至るまで本機のガンプラは発売されていない。その代わりなのか放送当時は分離合体ギミックも再現された食玩プラモデルが販売されていた。 | ||
+ | **完成品玩具『モビルスーツインポケット』では量産型とクロノクル専用機の2種類が発売(商品名は「ベスパゾロ」)。こちらは非変形だが、スケールが1/144であったためガンプラと違和感なく並べることができた(食玩版はそちらよりサイズが大きい)。 | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == |
2023年3月16日 (木) 10:05時点における最新版
ゾロ | |
---|---|
外国語表記 | Zolo[1] |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦G |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 地上用可変型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | ZM-S08G |
頭頂高 | 14.8 m |
本体重量 | 8.9 t |
全備重量 | 21.2 t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 5,120kW |
スラスター推力 |
11,890 kg×2
|
アポジモーター数 | 30 |
浮揚機関 | ビームローター |
装甲材質 | チタン合金ネオセラミック複合材 |
開発 | ベスパ |
所属 | ザンスカール帝国 |
主なパイロット |
クロノクル・アシャー ガリー・タン ワタリー・ギラ ゲトル・デプレ |
概要[編集 | ソースを編集]
ザンスカール帝国のベスパが、宇宙用モビルスーツのゾロアットを元にして、地球侵攻の為に開発した最初の量産型可変モビルスーツ。
ビームローターを装備し、大気圏内で優れた飛行能力を発揮する。トップターミナルとボトムターミナルに分離・変形可能。しかし、ビームローター以外には大した特長がない上、分離機構のせいで整備性が悪いという欠点がある。
コクピットは全天周囲モニターやリニアシートを採用しておらず独自の物を採用。更にトップターミナルの操縦に合わせ操縦桿は実在の戦闘機のように1本だけ中央に配置されているなど従来のMSとは異なる操縦系統を持つ。
当初この機体に乗り込んだパイロットはゾロアットなどで多大な戦果を挙げた凄腕ばかりだったのだが、そのゾロアットに比べると対モビルスーツ戦闘には大きく劣ってしまい、実力を発揮できなかった。番組開始当初はゾロでも苦戦を強いられるウッソ・エヴィンだったが、幾多の戦いを経た後の第39話「光の翼の歌」にて再登場した際にはその関係も激変。威嚇射撃程度のつもりで撃ったビームを避けられずに撃墜されてしまい「ゾロってあんなに鈍い機体だったの!?」とウッソが逆に困惑・狼狽してしまうほどの戦力差ができてしまっていた。彼が如何に無意識に強くなったかを見せつけるシーンである。
構成機体[編集 | ソースを編集]
- トップターミナル(小説版では「ゾロ・ヘリコ」)
- 上半身が変形したビームローター駆動戦闘ヘリ。コクピットはこちらに位置する。
- 武装は機首のバルカン。
- ボトムターミナル(小説版では「ボトム・リム」)
- 下半身が変形した無人航空機。トップターミナルから遠隔操作される。
- MS時の手持ち武器を搭載。また、バウのように質量爆弾として使う事も可能。原作9話でウッソがクロノクル機に直撃させている。
劇中での活躍[編集 | ソースを編集]
ベスパの地上での主力で、ウッソが初めて戦った相手。『Vガンダム』におけるザクのポジションになる。地上から見たバルカン砲や爆撃は脅威であったが、ヴィクトリーや他のモビルスーツには優位に立てることはなく、後継機のトムリアットが登場すると徐々に姿を消していった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初登場作品。DCの戦力として登場する。本作ではMA形態はトップターミナルのみの姿。ビームバズーカがある分ザクIIよりも強いが、実際は大差ないザコなのでドンドン撃墜しよう。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦D
- 序盤からザンスカールの雑魚として多数登場。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 宇宙編序盤の雑魚敵。MA形態は「ボトム・トップパーツ」名義。
- シャッコーよりは強いが、熱血をかけたビームライフルなら一撃で倒せる。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- 格闘
- 第6話にてワタリーがウッソの乗るVガンダムに向けて使用。手首を回してのスクリューパンチを放った。
武装[編集 | ソースを編集]
- バルカン砲
- トップターミナルの機首に装備。
- ビームローター
- ビーム方式のプロペラ。シールドと浮遊装置を兼ねている。ビーム発生器はトムリアットやシャッコー等と同様4基。脱着式でMS時は左腕に、トップターミナル時は機体上部に設置。発生器を1か所だけ起動し、ビームサーベルとして使われることもあった。
- ビームサーベル
- バックパックにマウント。
- ビームガン
- マウント時はビーム砲となる。主にトップターミナル時に使用。
- ビームライフル
- 手持ち式のビームライフル。ボトムターミナルにマウント可能。
オプション装備[編集 | ソースを編集]
- ガトリングガン
- MS時に使用する大型機関銃。ボトムターミナルにマウント可能。
- マルチバズーカ
- MS時に使用する多目的ランチャー。ビームと実弾を選択可能。
- ビームバズーカ
- MS時に使用する折り畳み可能な大型ビーム砲。
- 対地爆雷コンテナ
- ボトムターミナル時に装備可能。
- ミサイルポッド
- トップターミナル時に両翼に装備可能。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ゾロ (クロノクル・アシャー専用機)(SRW未登場)
- クロノクル・アシャー専用の赤い機体。チューンが施され、若干だが性能が上がっている。SRW未登場。
- ゾロ改
- ゾロの通信・索敵機能を強化した機体。
- ゾロアット
- 原型機。ゾロアットにビームローターを搭載した試験機「ゾロローター」がゾロの母体となっている。
- ゾリディア
- ゾロアットをほぼそのままの形で陸戦用に再設計した機体。
- トムリアット
- 地上用MSとしての後継機。
余談[編集 | ソースを編集]
- 原型は大河原氏が『Vガンダム』のデザインコンペで提案した「ヘリ変形ガンダム」。完成度は高かったがサンライズからのオファーが正しく伝わっていなかったらしく未採用。その後変形機構のみが残って敵MSとなった。
- 『Vガンダム』における代表的なやられメカポジションの機体ながら、現在に至るまで本機のガンプラは発売されていない。その代わりなのか放送当時は分離合体ギミックも再現された食玩プラモデルが販売されていた。
- 完成品玩具『モビルスーツインポケット』では量産型とクロノクル専用機の2種類が発売(商品名は「ベスパゾロ」)。こちらは非変形だが、スケールが1/144であったためガンプラと違和感なく並べることができた(食玩版はそちらよりサイズが大きい)。
脚注 [編集 | ソースを編集]
- ↑ MECHANIC|機動戦士Vガンダム 2022年1月10日閲覧。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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