「セレーネ・マクグリフ」の版間の差分
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[[D.S.S.D]]の技術開発センターに所属しており、「スターゲイザー計画」の中心人物でもある。 | [[D.S.S.D]]の技術開発センターに所属しており、「スターゲイザー計画」の中心人物でもある。 | ||
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アニメ版はその後どうなったかは不明のまま終了するが、漫画版では生還している場面が描かれ、サンライズ公式設定でも生還したとされている。 | アニメ版はその後どうなったかは不明のまま終了するが、漫画版では生還している場面が描かれ、サンライズ公式設定でも生還したとされている。 | ||
− | 短編を除けば、映像作品としては | + | 短編を除けば、映像作品としては[[ガンダムシリーズ]]初の女性[[主人公]]……なのだが、明確にスポットが当てられるのが最終話のみな感があり、機体が元々は非戦闘機、本人も基本は非戦闘員なのが災いしてか、戦闘シーンが多い[[スウェン・カル・バヤン|スウェン]]に割を喰っている<ref>後に『機動戦士ガンダム 水星の魔女』にて正真正銘の女性主人公が採用されたため、「'''(『水星』が)シリーズ初の女性主人公'''」として[https://magmix.jp/post/84841 紹介する記事も見られている。]</ref>。 |
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+ | また、ガンダムシリーズ(他のロボットアニメでもそうだが)の主人公で[[年齢]]が20代後半というのは珍しいケースである(他には『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』時代の[[アムロ・レイ]]ぐらいか)。 | ||
なお、セレーネのファーストネームのつづりはSeleneと書き、ギリシア語で「[[月]]」を意味する。また、[[ギリシア神話]]の女神セレーネーのことも指す。 | なお、セレーネのファーストネームのつづりはSeleneと書き、ギリシア語で「[[月]]」を意味する。また、[[ギリシア神話]]の女神セレーネーのことも指す。 | ||
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:やや弱めの[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]&[[ハロ]]と考えれば分かり易い。 | :やや弱めの[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]&[[ハロ]]と考えれば分かり易い。 | ||
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:同僚。弟分でもある。 | :同僚。弟分でもある。 | ||
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:技術者として、彼にライバル視されている。 | :技術者として、彼にライバル視されている。 | ||
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;「知ってる?アルバイトする時は、前以って申請してないと駄目なのよ」 | ;「知ってる?アルバイトする時は、前以って申請してないと駄目なのよ」 | ||
− | :避難地区を襲撃した[[ジン]]を足止めし、セレーネをD.S.S.D研究所へと先行させるべく残留の意思を示すエドモンドを指して。 | + | :避難地区を襲撃した[[ジン (SEED)|ジン]]を足止めし、セレーネをD.S.S.D研究所へと先行させるべく残留の意思を示すエドモンドを指して。 |
;「ごめんなさい、貴方に人殺しをさせてしまうわ……この子にも」 | ;「ごめんなさい、貴方に人殺しをさせてしまうわ……この子にも」 | ||
:トロヤステーションが制圧されつつある状況下、操縦を担当するソルと非戦闘用[[MS]]であった[[スターゲイザーガンダム|スターゲイザー]]に不本意な出撃を謝罪しつつ、[[ファントムペイン]]の迎撃に向かう。 | :トロヤステーションが制圧されつつある状況下、操縦を担当するソルと非戦闘用[[MS]]であった[[スターゲイザーガンダム|スターゲイザー]]に不本意な出撃を謝罪しつつ、[[ファントムペイン]]の迎撃に向かう。 | ||
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;「…御託はいいわ。あなたが何をやりたいのか、私はそれだけを聞いてるの」<br />「私達だって敵のパイロットを何人も殺したわ。忘れられるわけがない。嫌な夢で夜中に何度も眼が覚める事もある」<br />「でも私のやりたい事を邪魔しに来る奴がいればまた戦ってやるわ。相手が[[ナチュラル]]だろうが[[コーディネイター]]だろうが関係なくね!」 | ;「…御託はいいわ。あなたが何をやりたいのか、私はそれだけを聞いてるの」<br />「私達だって敵のパイロットを何人も殺したわ。忘れられるわけがない。嫌な夢で夜中に何度も眼が覚める事もある」<br />「でも私のやりたい事を邪魔しに来る奴がいればまた戦ってやるわ。相手が[[ナチュラル]]だろうが[[コーディネイター]]だろうが関係なくね!」 | ||
:漫画版エピローグより。スウェンをD.S.S.Dにスカウトするが、彼は自分の過去の行いから拒もうとする。罪にさいなまれる彼の言葉を一通り聴いた後、ビール瓶を飲み干したセレーネは、この台詞で彼を[[説得]]した。彼女のメンタリティを最もストレートに表した台詞だろう。 | :漫画版エピローグより。スウェンをD.S.S.Dにスカウトするが、彼は自分の過去の行いから拒もうとする。罪にさいなまれる彼の言葉を一通り聴いた後、ビール瓶を飲み干したセレーネは、この台詞で彼を[[説得]]した。彼女のメンタリティを最もストレートに表した台詞だろう。 | ||
+ | ;「…できるわ! みんなが上を見て進んでいけば!」 | ||
+ | :ラストの台詞。スウェンの「俺は…星を目指したい!」という言葉を受けて、スウェンを迎え入れる。 | ||
== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
;「Nジャマーキャンセラーが効いてるわ。パワーセルしか使えないわよ」 | ;「Nジャマーキャンセラーが効いてるわ。パワーセルしか使えないわよ」 | ||
− | :出撃時の台詞。'''[[ニュートロンジャマーキャンセラー|Nジャマーキャンセラー]]が効いていれば核動力が使える'''はずなので、どう考えても間違いの迷台詞。漫画版やスパロボKでも[[修正]] | + | :出撃時の台詞。'''[[ニュートロンジャマーキャンセラー|Nジャマーキャンセラー]]が効いていれば核動力が使える'''はずなので、どう考えても間違いの迷台詞。漫画版やスパロボKでも[[修正]]されておらず、後年に発売された『SDガンダム G-GENERATION CROSSRAYS』でもそのままだった。状況を鑑みると「ニュートロンジャマ―が効いてるわ」が正しいと思われる。 |
== スパロボシリーズの迷台詞 == | == スパロボシリーズの迷台詞 == | ||
;「邪魔するやつはスターゲイザーでぶっ飛ばすわ!」 | ;「邪魔するやつはスターゲイザーでぶっ飛ばすわ!」 | ||
− | :『K』に於ける大迷言。前述の漫画版の名台詞を意識していると思われる…が「不本意な出撃」だった原作を鑑みれば先ず、有り得ない台詞なのだが…[[鋼鉄ジーグ|ジーグ]] | + | :『K』に於ける大迷言。前述の漫画版の名台詞を意識していると思われる…が「不本意な出撃」だった原作を鑑みれば先ず、有り得ない台詞なのだが…[[鋼鉄ジーグ|ジーグ]]あたりに毒されたのか、若しくは[[アン・シレーナ|中の人ネタ]]を持ち込まれたのか。 |
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
*[[GUNDAM:セレーネ・マクグリフ]] | *[[GUNDAM:セレーネ・マクグリフ]] | ||
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+ | ==脚注== | ||
+ | <references /> | ||
{{ガンダムシリーズ}} | {{ガンダムシリーズ}} |
2024年8月11日 (日) 17:25時点における最新版
セレーネ・マクグリフ | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 大原さやか |
デザイン | 大貫健一 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(コーディネイター) |
性別 | 女 |
年齢 | 28歳 |
所属 | D.S.S.D |
セレーネ・マクグリフは『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』の主人公兼ヒロイン。
概要[編集 | ソースを編集]
D.S.S.Dの技術開発センターに所属しており、「スターゲイザー計画」の中心人物でもある。
決めた目標は最後までやり遂げようとする性格だが、そのためには手段を選ばないという側面がある。…とされているが、作中取り立てて非道な行動を採ったりしている訳ではなく、本来作業用MSであるスターゲイザーで戦闘に参加するなど“それが必要な行為ならば、ためらわない”と言ったところか。エドモンド・デュクロとのやりとりや漫画版のエピローグなどから、その意志力の強さが印象深いだろう。
なお、ナチュラルとコーディネイターの争いには全く関心がない。
地上でスターゲイザー本体の開発をしており、シャトルでスターゲイザーと共に宇宙に向かった。その後、トロヤステーションにてスターゲイザーとヴォワチュール・ユニットの研究を続けていたが、ファントムペインのホアキン隊の襲撃を受けたため、ソルと共にスターゲイザーで出撃。スウェンのストライクノワールガンダムと交戦し、ヴォワチュール・リュミエールを使って自分ごとストライクノワールを地球と金星の間の宙域まで飛ばした。それから669時間後にスウェンと共にスターゲイザーで地球圏に帰還したが、コクピットの酸素が保つのは約27日間(648時間)であった。
アニメ版はその後どうなったかは不明のまま終了するが、漫画版では生還している場面が描かれ、サンライズ公式設定でも生還したとされている。
短編を除けば、映像作品としてはガンダムシリーズ初の女性主人公……なのだが、明確にスポットが当てられるのが最終話のみな感があり、機体が元々は非戦闘機、本人も基本は非戦闘員なのが災いしてか、戦闘シーンが多いスウェンに割を喰っている[1]。
また、ガンダムシリーズ(他のロボットアニメでもそうだが)の主人公で年齢が20代後半というのは珍しいケースである(他には『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』時代のアムロ・レイぐらいか)。
なお、セレーネのファーストネームのつづりはSeleneと書き、ギリシア語で「月」を意味する。また、ギリシア神話の女神セレーネーのことも指す。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。序盤から登場する。その後、19話前半でスポット参戦し、22話クリア後に正式に参戦する。特殊技能でコーディネイター持ち、サブパイロットとしてソルも同行しているため、使いやすい。搭乗機のスターゲイザーは火力は薄いがC武器オンリーなので育て方次第ではコンボ要員になることも出来る。セレーネ自身は防御以外の能力が低めでコーディネイター補正込みでそこそこというレベルなので、スキルパーツで補強してやると扱いやすくなる。
- やや弱めのウッソ&ハロと考えれば分かり易い。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- スウェン・カル・バヤン
- ファントムペインのMSパイロット。共に地球に帰還した後、彼をD.S.S.Dに誘う。
- ソル・リューネ・ランジュ
- 同僚。弟分でもある。
- エドモンド・デュクロ
- D.S.S.Dの保安部に務める上司。実は内心、セレーネに恋慕していた。
- ロウ・ギュール
- 技術者として、彼にライバル視されている。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
名台詞[編集 | ソースを編集]
アニメ本編[編集 | ソースを編集]
- 「知ってる?アルバイトする時は、前以って申請してないと駄目なのよ」
- 避難地区を襲撃したジンを足止めし、セレーネをD.S.S.D研究所へと先行させるべく残留の意思を示すエドモンドを指して。
- 「ごめんなさい、貴方に人殺しをさせてしまうわ……この子にも」
- トロヤステーションが制圧されつつある状況下、操縦を担当するソルと非戦闘用MSであったスターゲイザーに不本意な出撃を謝罪しつつ、ファントムペインの迎撃に向かう。
- 「淋しいから…一人で死ぬのが淋しかったから。誰でもいいから、眠るまで声を掛けられる相手が欲しかった…」
「暴れてもいいわよ。私が死ぬまで『一人じゃない』って感じさせてくれればいいんだから」 - トロヤステーション戦でスターゲイザーとストライクノワールを戦域から排除され、宇宙空間をどことも知れず漂流する中、ストライクノワールから助け出したスウェンにその理由を尋ねられた際に返した台詞。彼女には珍しい弱気の吐露。
漫画版[編集 | ソースを編集]
- 「…御託はいいわ。あなたが何をやりたいのか、私はそれだけを聞いてるの」
「私達だって敵のパイロットを何人も殺したわ。忘れられるわけがない。嫌な夢で夜中に何度も眼が覚める事もある」
「でも私のやりたい事を邪魔しに来る奴がいればまた戦ってやるわ。相手がナチュラルだろうがコーディネイターだろうが関係なくね!」 - 漫画版エピローグより。スウェンをD.S.S.Dにスカウトするが、彼は自分の過去の行いから拒もうとする。罪にさいなまれる彼の言葉を一通り聴いた後、ビール瓶を飲み干したセレーネは、この台詞で彼を説得した。彼女のメンタリティを最もストレートに表した台詞だろう。
- 「…できるわ! みんなが上を見て進んでいけば!」
- ラストの台詞。スウェンの「俺は…星を目指したい!」という言葉を受けて、スウェンを迎え入れる。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「Nジャマーキャンセラーが効いてるわ。パワーセルしか使えないわよ」
- 出撃時の台詞。Nジャマーキャンセラーが効いていれば核動力が使えるはずなので、どう考えても間違いの迷台詞。漫画版やスパロボKでも修正されておらず、後年に発売された『SDガンダム G-GENERATION CROSSRAYS』でもそのままだった。状況を鑑みると「ニュートロンジャマ―が効いてるわ」が正しいと思われる。
スパロボシリーズの迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「邪魔するやつはスターゲイザーでぶっ飛ばすわ!」
- 『K』に於ける大迷言。前述の漫画版の名台詞を意識していると思われる…が「不本意な出撃」だった原作を鑑みれば先ず、有り得ない台詞なのだが…ジーグあたりに毒されたのか、若しくは中の人ネタを持ち込まれたのか。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 後に『機動戦士ガンダム 水星の魔女』にて正真正銘の女性主人公が採用されたため、「(『水星』が)シリーズ初の女性主人公」として紹介する記事も見られている。
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