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− | [[ビリー・カタギリ | + | フラッグのコピー機的側面が気に入らない[[ビリー・カタギリ]]からは「うちのフラッグの猿真似」と扱き下ろしたが、エクシア乱入による一連の戦闘を見ていたフラッグファイターの中でも高い能力を持つ[[グラハム・エーカー]]からは、「パイロットの安全性は確かなようだ」とコメントされている。しかし、フラッグの機能を発展させる形で開発されたのは伊達ではなく、実際に関節部等の細部に改良が加えられている等、フラッグの抱えていた一部の弱点が克服されている。この為、総合的に見れば本機はフラッグのデッドコピー機どころかバージョンアップ機と見ても良い優秀な機体として仕上がっている。 |
− | + | 最大の特徴として[[軌道エレベーター]]の[[太陽光エネルギー|宇宙太陽光発電システム]]から電力を無線供給する外部電源方式を採用。一応この機能はフラッグにも存在しているが、ユニオン側がこの機能を軽視していたのに対し、逆に重要視していたAEU側の意向によって本機には将来的にビーム兵器の携行を想定した物を搭載している。また、AEU管轄領内ならば場所を問わない形で無制限の稼働時間と連続稼働を可能にすべく、エネルギー供給を担う軌道エレベーターからの受信連携体制を徹底的に完全整備しており、この連携体制はフラッグの配備数がエースパイロット限定程度と圧倒的に少ないユニオンでは実現出来ていない。 | |
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+ | 第1話にて、デモカラーとしてライトグリーンに塗装された先行量産型イナクトに[[パトリック・コーラサワー]]が搭乗し、デモンストレーションに臨んでいるのだが、突然乱入した[[ソレスタルビーイング]]の[[刹那・F・セイエイ]]が搭乗する[[ガンダムエクシア]]の前に手も足も出ず大破。晴れ舞台のはずがソレスタルビーイングの宣伝材料の噛ませ犬みたいな扱いをされる醜態をさらす事になったが、この様な結果になったのはパイロットの技量では無く、あくまでも機体の圧倒的なまでの性能差にあり<ref>実際、後にソレスタルビーイングの監視者である[[アレハンドロ・コーナー]]は、エクシアに搭乗する刹那のパイロットとしての未熟ぶりを指摘し呆れながら酷評している。</ref>、乱入前のデモンストレーションでは実際に優秀な成績を叩き出していた。 | ||
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+ | デモンストレーションの行われている時点で既に量産体制は完全に整った状態となっていた為、その後は正式な[[量産型]]がヘリオンと機種転換する形で配備されていく。AEUの正規軍のみならずAEUに属する国に存在する民間軍事会社にも配備されており、モラリア共和国に存在する[[PMCトラスト]]では、傭兵の中でも超一流の実力者である[[アリー・アル・サーシェス]](登録名は『ゲイリー・ビアッジ』)が、[[サーシェス専用AEUイナクトカスタム|彼専用機としてのカスタマイズ]]が行われた上で受領している。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
+ | SRWでは「イナクト」名義での登場。 | ||
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+ | :また、カタロン仕様機も[[NPC]]で登場する。こちらは機体名が「AEUイナクト」になっている。中東・クメンルート第8話では熟練度条件に入っているので、出来るだけ味方の方に敵を引きつけて戦闘させないようにしたいところ。 | ||
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+ | :序章ワールド3から登場するエネミーユニット。命中&回避タイプ。第10話のバトル2にコーラサワーと共に登場するが、一般機はHPが非常に低く、第1話の敵ですら1500あるのに1350しかない。そのせいで強制出撃の[[エールストライクガンダム]]の通常攻撃一撃で倒せてしまう。なお同話バトル1に登場するイナクトカスタムのHPは2640あるのでこうはいかない。さすがに1章からはもっとまともな耐久力になっている。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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;ソニックブレイド | ;ソニックブレイド | ||
:高周波振動で切断する近接用の武器。 | :高周波振動で切断する近接用の武器。 | ||
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:リニア方式の実弾兵器。 | :リニア方式の実弾兵器。 | ||
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:PMCトラストによりサーシェス用にカスタム化された機体。 | :PMCトラストによりサーシェス用にカスタム化された機体。 | ||
+ | ;[[GUNDAM:AEUイナクト宇宙型|AEUイナクト宇宙型]](SRW未登場) | ||
+ | :『2nd』『劇場版』に登場。フライトユニットをロケットモーターに換装し、主翼を撤廃した宇宙型。 | ||
+ | ;[[GUNDAM:AEUイナクト スイール王宮警護型|AEUイナクト スイール王宮警護型]](SRW未登場) | ||
+ | :『2nd』に登場。純白のカラーリングと金色の頭部アンテナを持つ、高貴な外見が印象に残るカスタム機。 | ||
+ | ;[[GUNDAM:クラウス専用イナクト ランドストライカーパッケージ|クラウス専用イナクト ランドストライカーパッケージ]](SRW未登場) | ||
+ | :公式[[外伝]]『機動戦士ガンダム00V』(SRW未参戦)に登場。レーザーキャノンを追加装備した砂漠用バディクラフト(ホバーキャリア)を装着したタイプ。 | ||
;[[アグリッサ]] | ;[[アグリッサ]] | ||
:イナクトまたはヘリオンが[[合体]]して制御する大型MA。 | :イナクトまたはヘリオンが[[合体]]して制御する大型MA。 | ||
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:前世代機。多数のバリエーションがある。 | :前世代機。多数のバリエーションがある。 | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
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2022年12月6日 (火) 09:02時点における最新版
AEUイナクト | |
---|---|
外国語表記 | AEU Enact[1] |
登場作品 | |
デザイン | 福地仁 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 可変モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | AEU-09 |
頭頂高 | 17.6 m |
本体重量 | 66.8 t |
動力 | バッテリー(外部電源対応) |
推進機関 | 水素エンジン |
装甲材質 | Eカーボン |
開発 | AEU |
所属 | AEU |
主なパイロット | パトリック・コーラサワー |
AEUイナクトは『機動戦士ガンダム00』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
デビュー当初はあまり活躍は無かったが、時が経つにつれて様々な勢力の元で活躍していく事になる。
機体概要[編集 | ソースを編集]
ユニオンの可変型モビルスーツであるユニオンフラッグを参考に開発された機体。フラッグと同様に幅広い関節可動領域を有している事で高い運動性能を発揮するだけでなく、換装無しでの変形も可能で、理論上ではパイロットの技量次第で空中変形も可能である。また、武装面に関してもフラッグと共通している一方、ヘリオンにあった下半身部へのオプション装備機能も継承され、モビルアーマー型のオプション装備である「アグリッサ」の装着も可能。
フラッグのコピー機的側面が気に入らないビリー・カタギリからは「うちのフラッグの猿真似」と扱き下ろしたが、エクシア乱入による一連の戦闘を見ていたフラッグファイターの中でも高い能力を持つグラハム・エーカーからは、「パイロットの安全性は確かなようだ」とコメントされている。しかし、フラッグの機能を発展させる形で開発されたのは伊達ではなく、実際に関節部等の細部に改良が加えられている等、フラッグの抱えていた一部の弱点が克服されている。この為、総合的に見れば本機はフラッグのデッドコピー機どころかバージョンアップ機と見ても良い優秀な機体として仕上がっている。
最大の特徴として軌道エレベーターの宇宙太陽光発電システムから電力を無線供給する外部電源方式を採用。一応この機能はフラッグにも存在しているが、ユニオン側がこの機能を軽視していたのに対し、逆に重要視していたAEU側の意向によって本機には将来的にビーム兵器の携行を想定した物を搭載している。また、AEU管轄領内ならば場所を問わない形で無制限の稼働時間と連続稼働を可能にすべく、エネルギー供給を担う軌道エレベーターからの受信連携体制を徹底的に完全整備しており、この連携体制はフラッグの配備数がエースパイロット限定程度と圧倒的に少ないユニオンでは実現出来ていない。
飛行形態[編集 | ソースを編集]
変形した巡航形態。
変形機構もフラッグと類似している。腕はもちろん頭部が上を向いて完全に露出している。
劇中での活躍[編集 | ソースを編集]
第1話にて、デモカラーとしてライトグリーンに塗装された先行量産型イナクトにパトリック・コーラサワーが搭乗し、デモンストレーションに臨んでいるのだが、突然乱入したソレスタルビーイングの刹那・F・セイエイが搭乗するガンダムエクシアの前に手も足も出ず大破。晴れ舞台のはずがソレスタルビーイングの宣伝材料の噛ませ犬みたいな扱いをされる醜態をさらす事になったが、この様な結果になったのはパイロットの技量では無く、あくまでも機体の圧倒的なまでの性能差にあり[2]、乱入前のデモンストレーションでは実際に優秀な成績を叩き出していた。
デモンストレーションの行われている時点で既に量産体制は完全に整った状態となっていた為、その後は正式な量産型がヘリオンと機種転換する形で配備されていく。AEUの正規軍のみならずAEUに属する国に存在する民間軍事会社にも配備されており、モラリア共和国に存在するPMCトラストでは、傭兵の中でも超一流の実力者であるアリー・アル・サーシェス(登録名は『ゲイリー・ビアッジ』)が、彼専用機としてのカスタマイズが行われた上で受領している。
疑似太陽炉を動力としたGN-X系統の機体が主力となった『2nd』でも、受容性や信頼性が健在となっている様で、AEU、ユニオン、人類革新連盟の統合された地球連邦正規軍にて現役で活躍し続け、中東のスイール王国といった地球連邦の非加盟国やカタロン等の反連邦組織等でも運用している姿が描かれている。逆に、原型機でありながらも早々に生産が打ち切られてしまったフラッグの方はオーバーフラッグと言う強化改造型が誕生しつつも結局配備数などの問題点が変わらないままで終わり、結果的にフラッグの欠点の幾つかを克服していた本機の存在が、フラッグの存在意義の否定を決定的にしてしまった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
SRWでは「イナクト」名義での登場。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。通常の量産型の他にデモカラー仕様の機体、サーシェス専用機も登場する。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 原作同様、GN-X IIIが量産体制に入っているため、序盤に見かける程度。あまり強くはなく、気力上げのカモ。
- また、カタロン仕様機もNPCで登場する。こちらは機体名が「AEUイナクト」になっている。中東・クメンルート第8話では熟練度条件に入っているので、出来るだけ味方の方に敵を引きつけて戦闘させないようにしたいところ。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド3から登場するエネミーユニット。命中&回避タイプ。第10話のバトル2にコーラサワーと共に登場するが、一般機はHPが非常に低く、第1話の敵ですら1500あるのに1350しかない。そのせいで強制出撃のエールストライクガンダムの通常攻撃一撃で倒せてしまう。なお同話バトル1に登場するイナクトカスタムのHPは2640あるのでこうはいかない。さすがに1章からはもっとまともな耐久力になっている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
基本的にユニオンフラッグと同等のものを装備している。
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- 20mm機銃
- 股関節に内蔵。
- ミサイル
- 脚部に内蔵。
- ディフェンスロッド
- 適切な角度で弾を受け、跳弾させることで防御する装備。まともに攻撃を受けると折れてしまう。通常は左腕に装備。
- ソニックブレイド
- 高周波振動で切断する近接用の武器。
- プラズマソード
- ソニックブレイドにプラズマを帯びさせて切れ味を増している。
- リニアライフル
- リニア方式の実弾兵器。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 剣装備
- 切り払いを発動。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 対ガンダムエクシア
- AEUイナクト(デモカラー)のデモンストレーションに乱入してきた未確認機―ガンダムエクシアとの対決。
- AEUイナクト(デモカラー)のパイロットであるコーラサワーはソニックブレイドとリニアライフルで応戦するが、エクシアのGNソードとGNビームダガーによって左腕、右腕、頭部を斬り飛ばされて完敗した(ちなみに、パイロットのコーラサワーは無事)。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- サーシェス専用AEUイナクトカスタム
- PMCトラストによりサーシェス用にカスタム化された機体。
- AEUイナクト宇宙型(SRW未登場)
- 『2nd』『劇場版』に登場。フライトユニットをロケットモーターに換装し、主翼を撤廃した宇宙型。
- AEUイナクト スイール王宮警護型(SRW未登場)
- 『2nd』に登場。純白のカラーリングと金色の頭部アンテナを持つ、高貴な外見が印象に残るカスタム機。
- クラウス専用イナクト ランドストライカーパッケージ(SRW未登場)
- 公式外伝『機動戦士ガンダム00V』(SRW未参戦)に登場。レーザーキャノンを追加装備した砂漠用バディクラフト(ホバーキャリア)を装着したタイプ。
- アグリッサ
- イナクトまたはヘリオンが合体して制御する大型MA。
- AEUヘリオン
- 前世代機。多数のバリエーションがある。
- ユニオンフラッグ
- 開発の参考したMS。ビリー曰く「イナクトはフラッグの猿真似」。
商品情報[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ MS、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。
- ↑ 実際、後にソレスタルビーイングの監視者であるアレハンドロ・コーナーは、エクシアに搭乗する刹那のパイロットとしての未熟ぶりを指摘し呆れながら酷評している。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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