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バックウェポンシステムによる簡易変形だったリ・ガズィとは異なり、可変機構の弾力的運用を目的にΖIIに近い変形機構を搭載した純然たる可変機となっている。
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バックウェポンシステムによる簡易変形だったリ・ガズィとは異なり、可変機構の弾力的運用を目的に純然たる可変機となっている。
  
加えて一部内装をジェガンと統一しており、可変機の問題点であったコストと低生産性のクリアに成功した。
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加えて一部内装をジェガンと統一しており、可変機の問題点であったコストと低生産性のクリアにある程度成功した。
  
 
限界性能抑制用のリミッターと新型OSによるコントロールサポートによりΖ系列のピーキーな操縦性を緩和し、新兵にも扱えるような設計がなされている。
 
限界性能抑制用のリミッターと新型OSによるコントロールサポートによりΖ系列のピーキーな操縦性を緩和し、新兵にも扱えるような設計がなされている。
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バックパックをミッションに応じて換装して運用できるようになっており、ΖIIのバックパックに近い標準形態である「ボックスユニット」、大気圏突入及び大気圏内の飛行も可能となるウイングバインダーを装備した「ウイングユニット」の2種類が標準仕様として準備されているが、熟練パイロットは宙間運用でも高い機動性能を発揮可能なウイングユニットを好んで使用している。
 
バックパックをミッションに応じて換装して運用できるようになっており、ΖIIのバックパックに近い標準形態である「ボックスユニット」、大気圏突入及び大気圏内の飛行も可能となるウイングバインダーを装備した「ウイングユニット」の2種類が標準仕様として準備されているが、熟練パイロットは宙間運用でも高い機動性能を発揮可能なウイングユニットを好んで使用している。
  
さらにオプション兵装備としてディフェンサーユニットと呼ばれる宇宙空間での拠点強襲用装備もある。近中距離での広域拡散型兵装としてマイクロミサイルコンテナとハイパービームサーベルを装備したaユニットと、中長距離の一点集中型兵装としてバインダー内蔵ビームキャノンと通常単装で運用するメガ・ビームランチャーを2門運用する為の増設ジェネレーターを装備したbユニットの2種。ディフェンサーユニットはリゼルのみで構成された小隊での運用を前提とした装備で、ボックス/ウイングユニットに設置されている牽引グリップを取り外して装備する為に、同装備時にはサブフライトシステムとしての運用が出来なくなっている。
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オプション兵装備としてディフェンサーユニットと呼ばれる宇宙空間での拠点強襲用装備もある。近中距離での広域拡散型兵装としてマイクロミサイルコンテナとハイパービームサーベルを装備したaユニットと、中長距離の一点集中型兵装としてバインダー内蔵ビームキャノンと通常単装で運用するメガ・ビームランチャーを2門運用する為の増設ジェネレーターを装備したbユニットの2種。ディフェンサーユニットはリゼルのみで構成された小隊での運用を前提とした装備で、ボックス/ウイングユニットに設置されている牽引グリップを取り外して装備する為に、同装備時にはサブフライトシステムとしての運用が出来なくなっている。
  
 
==== ウェイブライダー形態 ====
 
==== ウェイブライダー形態 ====
[[ΖII]]と同系列の構造の巡航形態。
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従来通り巡航に用いられる他、バックパックに備えたグリップを他のMSに握らせる要領で背面に乗せたり牽引し、サブフライトシステム代わりとして航続距離を延伸させることが可能。これが名称の「エスコート・リーダー」の元となった。
  
従来通り高速移動に用いられる他、バックパックに備えたグリップを他のMSに握らせる要領で背面に乗せることでサブフライトシステムとしても運用可能。これが名称の「エスコート・リーダー」の元となった。
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兄弟機と言える[[アンクシャ]]と共に、既に斜陽に差し掛かっていた可変MSというカテゴリをSFSの代用も兼ねる事で延命させようとした機種である。SFSの発達は可変機が斜陽に差し掛かった理由の一つであることを考えると苦肉の策といえよう。
  
 
装備するバックパックによって性能が変わり、ボックスユニットは宇宙用だがウイングユニットでは大気圏内での運用も可能。
 
装備するバックパックによって性能が変わり、ボックスユニットは宇宙用だがウイングユニットでは大気圏内での運用も可能。
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:地球連邦軍の機体として戦線ミッション等でマップアイコンとして登場する。ただし、本作では連邦軍と交戦することはない為、ユニットとして登場するのは[[ゼロロボ]]として敵対する機体のみ。
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:地球連邦軍の機体として戦線ミッション等でマップアイコンとして登場する。ただし、本作では連邦軍と交戦することはない為、ユニットとして登場するのはゼロロボとして敵対する機体か、[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC]]のシミュレーターミッションでの護衛対象のみ。
 
:リゼルが登場する作品で、初めて自軍運用できない作品となった。
 
:リゼルが登場する作品で、初めて自軍運用できない作品となった。
  
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== 資料リンク ==
 
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2024年10月26日 (土) 01:42時点における最新版

リゼル
外国語表記 ReZEL[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン カトキハジメ
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
SRWでの分類 機体
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スペック
正式名称 リファイン・ゼータ・エスコート・リーダー
分類 可変モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 RGZ-95
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 地球連邦軍
主なパイロット リディ・マーセナス
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スペック
(C型)
分類 可変モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 RGZ-95C
全高 20.5 m
本体重量 27.0 t
全備重量 60.5 t
動力 核融合炉
ジェネレーター出力 2,220 kW
スラスター推力 85,400 kg
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 14,920 m
テンプレートを表示

リゼルは『機動戦士ガンダムUC』の登場メカ

この項目では主に「リゼルC型」について説明する。

概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍で制式採用された量産型可変モビルスーツ

機体名称は「リファイン・ゼータ・エスコート・リーダー(Refine Zeta Gundam Escort Leader)」の頭文字を略したもの。

機体概要[編集 | ソースを編集]

リ・ガズィをはじめとするΖ系とジェガン等のRGM系双方の系譜に連なるモビルスーツで、メタスΖIIのシステムを参考とした可変型ジェガンと言ったところ。

バックウェポンシステムによる簡易変形だったリ・ガズィとは異なり、可変機構の弾力的運用を目的に純然たる可変機となっている。

加えて一部内装をジェガンと統一しており、可変機の問題点であったコストと低生産性のクリアにある程度成功した。

限界性能抑制用のリミッターと新型OSによるコントロールサポートによりΖ系列のピーキーな操縦性を緩和し、新兵にも扱えるような設計がなされている。

バックパックをミッションに応じて換装して運用できるようになっており、ΖIIのバックパックに近い標準形態である「ボックスユニット」、大気圏突入及び大気圏内の飛行も可能となるウイングバインダーを装備した「ウイングユニット」の2種類が標準仕様として準備されているが、熟練パイロットは宙間運用でも高い機動性能を発揮可能なウイングユニットを好んで使用している。

オプション兵装備としてディフェンサーユニットと呼ばれる宇宙空間での拠点強襲用装備もある。近中距離での広域拡散型兵装としてマイクロミサイルコンテナとハイパービームサーベルを装備したaユニットと、中長距離の一点集中型兵装としてバインダー内蔵ビームキャノンと通常単装で運用するメガ・ビームランチャーを2門運用する為の増設ジェネレーターを装備したbユニットの2種。ディフェンサーユニットはリゼルのみで構成された小隊での運用を前提とした装備で、ボックス/ウイングユニットに設置されている牽引グリップを取り外して装備する為に、同装備時にはサブフライトシステムとしての運用が出来なくなっている。

ウェイブライダー形態[編集 | ソースを編集]

従来通り巡航に用いられる他、バックパックに備えたグリップを他のMSに握らせる要領で背面に乗せたり牽引し、サブフライトシステム代わりとして航続距離を延伸させることが可能。これが名称の「エスコート・リーダー」の元となった。

兄弟機と言えるアンクシャと共に、既に斜陽に差し掛かっていた可変MSというカテゴリをSFSの代用も兼ねる事で延命させようとした機種である。SFSの発達は可変機が斜陽に差し掛かった理由の一つであることを考えると苦肉の策といえよう。

装備するバックパックによって性能が変わり、ボックスユニットは宇宙用だがウイングユニットでは大気圏内での運用も可能。

バリエーション[編集 | ソースを編集]

リゼルC型
隊長機。エースパイロット向けに性能を再調整されており、推力のリミッター上限の引き上げやフレーム構造見直しが為されている。外見上では一般機では赤となっている各部センサーが緑色で、胸や足がダークグレーとなっている以外は一般機と同一である。
エースパイロット向けであるため、必然的に熟練者向けのウイングユニットを装備した機体が多い。
リゼル ゼネラル・レビル配備機
連邦軍のドゴス・ギア級戦艦「ゼネラル・レビル」に艦載されているタイプで、薄い灰色にオレンジのアクセントというカラーリングをしている。
推力のリミッターの上限は解除され、それに伴いフレームの補強も行われている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

いずれの作品にも一般機は登場せず、隊長機のC型のみ登場している。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。リディカミーユが乗る。MA形態の武装が貧弱なので、敵に接近したら変形しよう。
MS形態の性能はジェガンより若干良いが、如何せん無改造では中盤までが限度だろう。変形して移動力が1しか変わらない点はメタスに似ていると言える。
単体攻撃武器に限ればMSの中でもっとも使い易いので援護攻撃要員と割り切って、行動時やEPはサブで運用するなら十分に価値がある。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
C型の他、ゼネラル・レビル配属機が敵として登場。
前編ではC型は2機入手できたのに対し、今作では1機のみしか入手できない。もっとも早々にデルタプラスリ・ガズィが空く為、ジェガン共々倉庫番になってしまう。線が多く造形の良いデザインだけに非常に残念である。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
通常カラーは中盤頃入手するが、誰も搭乗していないため同時に加入するイーノモンドを乗せることになると思われる。おそらく、ラー・カイラムに積んであったものだがシナリオ中に話題が一切出てこないため知らない内に増えてる印象を受ける。
一方、ゼネラル・レビル配備機は敵ユニットとして登場。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦30
『NT』設定。ゼネラル・レビル配備機のみ登場。
地球連邦軍の機体として戦線ミッション等でマップアイコンとして登場する。ただし、本作では連邦軍と交戦することはない為、ユニットとして登場するのはゼロロボとして敵対する機体か、DLCのシミュレーターミッションでの護衛対象のみ。
リゼルが登場する作品で、初めて自軍運用できない作品となった。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

60mmバルカン砲
頭部に2門装備。連邦軍MSの共通装備。
グレネード・ランチャー
前腕部に2発内臓。ビーム・サーベルのとの選択式。SRW未実装。
シールド
左腕に装着。巡航形態では機体下部に装着する。
ビーム・キャノン
シールドに内蔵されている。
『第3次Z』『V』ではウェイブライダー形態のみ使用。
ビーム・サーベル
接近戦用武器。前腕部に2基収納。グレネード・ランチャーとの選択式。
ビーム・ライフル
Ζガンダムの物をベースとした長砲身のライフル。ロングビームサーベル形成機能も健在だが、エネルギーパックはコストダウン目的でジェガンと同規格。
なお、照射時間の長さを活かして対象を薙ぎ払うように掃射する「ギロチン・バースト」なる戦法がある。

オプション装備[編集 | ソースを編集]

メガ・ビーム・ランチャー
バックパックに装備する長距離射撃用オプションで、全長は機体を上回る。ビーム・ライフルとは選択式となる。
『第3次Z』『V』ではビームライフルと両方装備している。
ビーム・ライフル(ジェガン用)
OVA版『UC』第6巻において、2丁拳銃で使用。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。
変形

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

巡航形態のみ飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

『メガ・ビーム・ランチャー』の攻撃力+200、命中率+20
『第3次Z』『V』で採用。最強武器の攻撃力底上げは、マキシマムブレイク活用時に役立つ。
移動力+1。運動性+10、照準値+20
30』で採用。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ΖII
この機体の設計をリファインする形で量産化した。
Ζガンダム
本機の大元ともいうべき機体。
メタス
ΖIIと同じく可変機構はこちらが参考にされている。
リ・ガズィ
本機と同じΖガンダムの量産型として開発された。
ジェガン
同時期の連邦軍主力モビルスーツ。コストダウンのため規格や一部部品が統一されている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MS/MECHANIC、機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]、2022年2月6日閲覧。

資料リンク[編集 | ソースを編集]