「パオロ・カシアス」の版間の差分
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'''パオロ・カシアス'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物。 | '''パオロ・カシアス'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物。 |
2018年11月13日 (火) 19:00時点における版
パオロ・カシアス | |
---|---|
外国語表記 | Paolo Cassius |
登場作品 | |
声優 |
政宗一成(TV版・劇場版I) 長克巳(特別版) |
デザイン | 安彦良和 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属 | 地球連邦軍 |
軍階級 | 中佐 |
パオロ・カシアスは『機動戦士ガンダム』の登場人物。
概要
ホワイトベースの初代艦長。
ガンダム・ガンキャノン・ガンタンクを受領する為サイド7に艦を入港させたが、シャア・アズナブル率いるジオン軍の部隊に強襲されてしまい、その際に破片が身体に刺さり重傷を負ってしまう。何とかモビルスーツ3機を艦に積み出港した後、ルナツーに入港。
TV版は、ルナツーの司令官ワッケインを重症の身で何とか説き伏せ、最後はファルメルを追い払う為に発射されたホワイトベースの主砲の反動で死亡。クルーたちが見守る中遺体を積んだカプセルを宇宙空間に流す「宇宙葬」が執り行われ、その死を惜しまれた。
劇場版では、治療のために収容されて下艦した形となっており、その後の消息は描かれていない。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初登場作品。シャア・アズナブルの襲撃シナリオでホワイトベース艦長として登場するが、以降は登場しない。恐らくは原作通りルナツーで死亡したものと思われる。
人間関係
- ブライト・ノア
- 部下。重傷を負った際に彼に艦の指揮を託す。
- アムロ・レイ
- 民間人ながらガンダムを操縦して見せた少年。少年少女が戦争に参加した昔の例を出し、彼にガンダムを任せる。
- ワッケイン
- ルナツー司令官でかつての教え子。ホワイトベースに対して規則通りの対応しか取れない彼を説得した。テレビ版の「寒い時代」発言はパオロの死を悔やんでの物。
- シャア・アズナブル
- 「赤い彗星」と呼ばれるジオン公国軍のエース。その恐ろしさはパオロも認知しており、遭遇した際には逃げるよう指示する。
名台詞
- 「君は、大丈夫か?」
- 第2話より。リュウ・ホセイと共に敵と交戦していた最中に負傷してしまった際、リュウに対して。傷つきながらもなお部下を気にしていた。
- 「ガンダム関係の部品で使えないものは全て処分させる。ガンダムにはビーム・ライフルを用意させよ」
「初陣にはやや若すぎるが、古来15、6歳の出陣が無かったわけではない。君たちに期待する……」 - 同上。ムサイの接近を察知して。パオロは老兵であったが、柔軟な判断力を持つ軍人として描かれた。
- 「シャ、シャアだ……。あ、赤い彗星だ……」
「ルウム戦役で5隻の戦艦がシャア一人のために撃破された……。に、逃げろ…!」 - 他より高速で移動するザクの接近を知ったパオロは「赤い彗星」であることを悟り、逃げるように指示をする。
- この時のホワイトベースは操艦クルーの大半が素人同然の民間人な上、サイド7からの避難民を抱えており、さらには試作兵器まで積んでいた。やたらむやみに戦闘を行うのは得策ではない。
- なお、ゲーム『ギレンの野望』シリーズではこの台詞が誇張され、ジオン側のエースパイロット達と戦わせるたびに逃げようとする特殊戦闘台詞が発生するなど、弱気なキャラ付けがされている。
- 「どうだろう、ワッケイン君。ホワイトベースにしろ、ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクは今まで機密事項だった」
「だからなのだ、不幸にして我々より彼らの方がうまく使ってくれるのだ。すでに二度の実戦の経験がある彼らに」
「そう、しかし彼らはしょせん素人だ。司令たる君が戦いやすいように助けてやってくれたまえ。わしが責任を持つ……」 - ホワイトベースと3機の艦載兵器に対して封印処分をかけたワッケインに対して。重傷を押して、ホワイトベースを動かしている若者たちをサポートするよう説得した。
搭乗機体
- ホワイトベース
- 初代艦長。
余談
- 政宗一成氏が所属していた事務所でのサンプルボイスでは、パオロ・カシアスと『機動戦士ガンダム』を代表作として紹介していたが、パオロの名前を呼ばずに「ガンダム艦長」と紹介していた。プロフィール欄でも機動戦士ガンダム=艦長役と表記されていた。
- 初期のエンディングクレジットでは、艦長と記載されていたので間違いではない。
- 後に更新されたプロフィール欄ではパオロ・カシアス艦長に修正されていた。
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