Ex-Sガンダム

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Ex-Sガンダム
読み イクスェス・ガンダム
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
正式名称 エクストローディナリィー-スペリオル・ガンダム
分類 可変モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 MSA-0011[Ext]
頭頂高 21.73 m
全高 25.18 m
本体重量 69.24 t
全備重量 162.5 t
動力 核融合炉
ジェネレーター出力

7,180 kW

【Gクルーザー】
12,250 kW
スラスター推力 1,182,000 kg
推力重量比 7.27
アポジモーター 15
装甲材質 ガンダリウムγコンポジット
センサー有効半径 18800 m
AI ALICE
原型機 Sガンダム
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 地球連邦軍
主なパイロット リョウ・ルーツ
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Ex-Sガンダムは『ガンダム・センチネル』の登場メカであり、同作の主役メカの強化形態。

概要[編集 | ソースを編集]

アナハイム・エレクトロニクス社が開発した地球連邦軍の試作型可変モビルスーツ

名称は「イクスェス・ガンダム」と読む。正式名称は「Extrordinary-Superior GUNDAM(エクストローディナリー-スペリオル・ガンダム)」。

機体概要[編集 | ソースを編集]

Sガンダムに後述のGクルーザーへの変形用追加パーツを取り付けた機体。

Sガンダムにおける変形時の強度不足の解消と総合的な攻撃力・防御力の強化を図っており、その結果として機体が大型化しているものの、主要部位への装甲追加とプロペラント及びスラスターの追加(これに伴い、バックパックも大出力のブースターユニットに換装される)、Iフィールドジェネレーターやリフレクターインコムの搭載など、性能が強化されている。

本機は敵をして「なんでもかんでもくっついていやがる」と言わしめた、まるで武器の見本市のようなMSとなっている。

Gクルーザー[編集 | ソースを編集]

Ex-Sガンダムが変形した長距離航行形態。

ただし、実情は逆で、GクルーザーがMSに変形した姿がEx-Sガンダムというのが正しい。つまり、この追加パーツを取り付けた機体は通常形態がGクルーザーである。追加パーツを取り付ける際にはMS形態への変形は想定されておらず、付け終えた後に「MS形態にしても追加パーツの干渉がない」という事に気づいてから導入されている為、MS形態は偶然の産物に近い。また、なぜかジェネレーター出力がMS形態時より70%以上跳ね上がっている。

劇中では、MS形態への変形時にGクルーザー形態時の部品(肩から吊り下げられたプロペラントタンク)を投棄していたが、変形自体はそれを取り外さなくても可能。また、取り外したままGクルーザー形態へ戻すことも可能で、Mk-Vとの戦闘後に月面からの離脱時に変形している。

劇中での活躍[編集 | ソースを編集]

月面都市であるエアーズ市の攻略戦に投入された。ガンダムMk-Ⅴと戦闘になるが、パイロットの技量に圧倒的な差があった為に大半の装備を破壊される。しかし、ALICEが作動した事で辛うじて勝利する。以後の戦闘では、通常状態のままで運用された。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

第4次(S)でのみ登場。Sガンダムと同様の理由により、以降の作品には登場していない。未参戦作品も参照のこと。また、第2次スーパーロボット大戦αの没データにグラフィックとステータスのデータが存在する(アニメーションやリョウのデータは無い)。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第4次スーパーロボット大戦
初登場作品。オールドタイプを乗せる機体としては最高クラスの能力を持つが、相変わらず陸の地形適応がB。加えてSガンダムをEx-Sにするには隠し要素フォウを犠牲にしなければならない。ロザミィが好きなら問題ないが、ジェガンザク改が足りてないとロザミィすら仲間にならなくなるので注意(同じくロザミィが乗る可能性があるガンタンクはSガンダムと排他なのでそもそもこの場合ロザミィは乗れない)。しかもジェガンとザク改は両方持っていると片方を廃棄するイベントが発生する上にヤクト・ドーガの入手時にもジェガンが捨てられるため、Ex-Sガンダム、ロザミィ、ヤクト・ドーガを全て両立するには「発端」を8ターン以上かけてクリアしてジェガンとザク改を入手するのが絶対条件になる。さらに「悲しい記憶」(日本海ルート)を通ればジェガンをもう1機入手できるため、インターミッションから廃棄しなければジェガンとザク改のどちらかは確実に残る(幸い日本海ルートはEx-Sとヤクト・ドーガ同様リアル系限定のサラの説得に必要なカツの加入条件でもある)。
MS形態ではコウと相性がいいが、Gクルーザーでの運用も考えるとシーブックファなど空適応の高いパイロットを乗せるのも手。
なお名称表記は「ExSガンダム」となっており、ハイフンは入っていない。
第4次スーパーロボット大戦S
『第4次』と同じ扱いだが、Sガンダムとガンタンクの選択廃棄がなくなったため、ロザミア説得と両立させやすくなった。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
側頭部に固定装備された4門の60mm炸裂弾。
インコム・ユニット
頭部に1基装備され、1度の射出ごとに3発まで発射が可能。出力は低く、同じくガンダムタイプであるガンダムMk-Vとの戦闘においては、装甲表面を傷付ける程度の威力しか発揮できなかった(相手が悪かったとも言えるが…)。敵機の想定外の方向から攻撃が加えられるという点では、有効な武装である。
大腿部ビーム・カノン
腰部左右に装備されている。通常のビーム・ライフルより射程が長く、命中精度が高い。さらに両腕をフリーにする事ができ利点が多い。Sガンダムでスマートガンの出力向上と射撃体勢を行う際は、本兵装を取り外してサブアームとエネルギー供給ユニットを装着する必要があったが、Ex-Sではスマートガンは腰部に接続されるため併用可能。Gクルーザー形態時にも使用可能。
背部ビーム・カノン
背部をブースターパックに換装しているEx-Sはバックパックに2対、計4門装備。Gクルーザー形態時にも使用可能。
テール・スタビレーター・バルカン
テールスタビレーターに内蔵された武装。背後の敵に対してだけでなく、Gクルーザー形態時にも使用可能。
SRW未実装。
リフレクター・インコム
換装されたニークラッシャーに装備されている武装。それ自体に攻撃力は無いが、短時間ながらIフィールドを発生でき、自らが発射したビームをこれで反射する事により疑似的なオールレンジ攻撃を仕掛けることが可能。
Gクルーザー形態でも使用可能……というか元々はそちらの形態で使うための武装である。
『第4次(S)』では何故かMS形態専用だが、本機の最強武装。
ビーム・サーベル
近接戦闘用の武器。膝部のニークラッシャーに内蔵されている。
ビーム・スマートガン
Sガンダムのオプション兵装で、発射するビームの軌道の偏向も可能となっている。メガ・バズーカ・ランチャー程の威力はないが、取り回しに優れるとされている。本体とムーバブルフレームで連結されているため、Sガンダムと比較して威力が若干向上している。Gクルーザー形態も本武装は使用可能で、その場合はZガンダムで言う所のハイパー・メガ・ランチャーを装備する位置に懸架される。
『第4次』ではSガンダム時よりも射程が1短くなっている。
Iフィールドジェネレーター
胸部に追加搭載された装備。全身を覆うほどの出力はないため、バイタルエリア(コクピット付近)にビームが着弾するとALICEが判断した場合のみ、瞬間的にIフィールドを発生させるようになっている。

その他[編集 | ソースを編集]

ミサイル
本来本機の兵装ではないがSRWでは実装されている。分離形態のGコアのミサイル・ランチャーが採用された可能性が高い。Sガンダムと違いGクルーザー形態でも使用可能になっている。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備
切り払いを発動。
Iフィールド
変形
MS形態⇔Gクルーザー形態に変形する。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

MS形態

Gクルーザー形態

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「颯爽たるシャア」
第4次』にて。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

対ガンダムMk-V
地球連邦軍の反乱部隊ニューディサイズのガンダムMk-Vとのエアーズ市での死闘。パイロットの技量が勝るガンダムMk-Vの圧倒的な戦闘力にほとんどの武装を失いながらも、最後はALICEの手により決着が付いた。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ΖガンダムΖΖガンダム
ある意味原型。両機のデータがSガンダム時よりも本格的に反映されている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

長らく非可変の小スケールキットのみ発売されていたが、MGのEx-Sガンダムで初めて変形を実現した。発売後数年を経ても全く色褪せる事のない、空前絶後の怪物キットとして現在も語り草となる傑作である。 2019年には、Sガンダムとのコンバーチブル化とプロポーションを改善したバージョンが発売されたが、パーツ数は更に増大してMG史上最多となる756個(!)ものパーツを組み立てる事となる。

資料リンク[編集 | ソースを編集]