「マーベル・フローズン」の版間の差分

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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Marvel Frozen]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Marvel Frozen]]<ref>[http://www.dunbine.net/chara/index.html Character]、聖戦士ダンバインWeb、2022年2月25日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|聖戦士ダンバイン}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|聖戦士ダンバイン}}
 
| 声優 = {{声優|土井美加|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|土井美加|SRW=Y}}
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
アメリカ合衆国ダラス出身の地上人。強い正義感を持つ芯のあるしっかりした18歳の大学生。嬉しい時には全身を使って喜びを表現したりと情熱的な一面を持つが、同時に困難にぶつかると理屈で考えてしまう事も多々ある。
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アメリカ合衆国ダラス出身の地上人。強い正義感を持つ芯のある、しっかりした18歳の大学生。嬉しい時には全身を使って喜びを表現したりと情熱的な一面を持つが、同時に困難にぶつかると理屈で考えてしまう事も多々ある。また、禅を嗜む古風な一面もある。
  
[[ショウ・ザマ]]よりも先に[[バイストン・ウェル]]に召喚され、[[ゼラーナ]]隊に参加して[[オーラバトラー]]「[[ダーナ・オシー]]」に乗り、[[ドレイク・ルフト|ドレイク軍]]と戦っていた。
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[[ショウ・ザマ]]よりも先に[[バイストン・ウェル]]に召喚され、[[ゼラーナ]]隊に参加<ref>[[プレイステーション|PS]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『聖戦士ダンバイン~聖戦士伝説~』では本編以前に、マーベルが地方領主[[ドレイク・ルフト]]の居城「ラース・ワウ」へ([[ゼット・ライト]]と同時期に)召喚され、[[オーラマシン]]の[[テストパイロット]]を務めていたが、[[バイストン・ウェル]]征服を狙うドレイクの野心を知り、反ドレイクを掲げる[[ゼラーナ]]隊に身を投じた経歴が描写される。なお、ラース・ワウにいた時のマーベルは、ドレイク軍の[[パイロットスーツ]]を着用している。</ref>して[[オーラバトラー]]「[[ダーナ・オシー]]」に乗り、[[ドレイク・ルフト|ドレイク軍]]と戦っていた。その過程でショウに出会い、[[説得]]を続け、彼をドレイク軍から引き抜く事に成功する。
  
最初は[[ニー・ギブン]]に惹かれていたが、ショウと共に戦っているうちに、彼への[[]]が芽生える。ショウが[[ビルバイン]]に乗り換えた後は、彼が乗っていた[[ダンバイン]]を譲り受けた。
+
戦歴の差から始めこそショウを指導する立場だったが、オーラ力(+[[チャム・ファウ|チャム]])によりすぐにショウに抜かれ、以後は彼のパートナーとして共に戦っていく事となる。中盤にショウが[[ビルバイン]][[乗り換え]]た後は、彼が乗っていた[[ダンバイン]]を譲り受け、ショウと息の合った抜群の連携で多大な戦果を挙げてきた。
  
機械にも強く、地上に上がった際には助手席にショウを乗せ車を運転し、ゼラーナに地上のレーダーを搭載した際には操作を担当し無線傍受など戦闘以外でも活躍してみせる。
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最初は[[ニー・ギブン]]に惹かれていたが、ショウと共に戦っているうちに彼への[[愛]]が芽生え、最終的には互いに想い合うようになる。
  
最終決戦でショウとの連携で[[ショット・ウェポン]]を討つも、[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]の乗る[[ガラバ]]の攻撃を受けて戦死する。
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反ドレイク勢力の地上人はショウ以外にマーベルしかおらず、その影響なのかドレイク軍の新型オーラバトラー勢の実力披露としてマーベルが先にピンチになり、それをショウが助ける場面が多く、マーベル個人の戦績はあまり目立っていない<ref>特に[[トッド・ギネス]]や[[ジェリル・クチビ]]といった地上人同士の戦闘では、相手がその当時の最新鋭の[[オーラバトラー]]に搭乗している場合が多く、撃墜寸前(あるいは捕獲)にまで追い詰められてしまう事もしばしば。</ref>。ただし、ショウのパートナーをしっかり務めている事からもマーベル自身も相当の実力者であり、謁見前から[[シーラ・ラパーナ]]もマーベルを[[聖戦士]]として認めていた。
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[[オーラ力]]が明確に強力だという描写は少ないが、[[ハイパー化]]寸前のショウと力を合わせて攻撃を繰り出したり、終盤に単独で[[ショット・ウェポン]]の[[スプリガン]]を半壊させ撃退するなど、あまり表に出さないだけで高いオーラ力は持ち合わせていた模様。むしろ自身でオーラ力をコントロール出来ている様子が伺え、ショウを含めた高いオーラ力を持つ者達が様々な形で度々制御不能に陥る中、最後までオーラ力の波に溺れる事は無かった。
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また、機械にも強く、地上に上がった際には助手席にショウを乗せて自動車を運転し、ゼラーナに地上のレーダーを搭載した際には操作を担当し無線傍受など戦闘以外でも活躍してみせる。
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最終決戦でショウとの連携で[[ショット・ウェポン]]を討つも、[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]の乗る[[ガラバ]]の奇襲で致命傷を負い、戦線離脱。心配するショウに気丈に振る舞い戦場に戻る事を諭し、少し嫌味を呟きながらも愛する者を想いながら戦死する。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
スパロボにおいては、自軍に加わる中では[[ショウ・ザマ|ショウ]]、[[トッド・ギネス|トッド]]に次ぐ実力を持つ[[聖戦士]]なのだが、[[精神コマンド]]や参戦タイミングの悪さのせいで、いまひとつ一軍入りが出来ない不遇なキャラクター。ただし、能力自体は中々のものを持っている為、[[]]があれば使える部類。
+
[[いるだけ参戦]]の場合もほぼ登場するが、原作通りにお下がりの乗機、弱くはないが強くもない能力や[[精神コマンド]]、参戦タイミングと何かにつけて微妙になりがちで一軍入りしにくい不遇なキャラクター。もっとも、いずれの面で見てもニーやキーンよりは遥かにマシだが。活躍できる場合は大抵ショウとの関係性が鍵になる。
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[[トッド・ギネス|トッド]]の加入条件に関わっていることもある。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦EX]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
:初登場作品。[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章に登場。搭乗機は[[ショウ・ザマ|ショウ]]が既に[[ビルバイン]]に乗っているので[[ダンバイン]]に乗る。本作ではなんとショウよりも[[格闘 (能力)|格闘]]が高かった。[[2回行動]]が現実的なレベルであるが、ショウと違い[[気合]]を覚えないのが痛い。
+
:初登場作品。[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章に登場。最初から[[ダンバイン]]に乗っており、選択次第ではラスト2話でも強制的にダンバインに乗り込む。[[2回行動]]が現実的なレベルであるが、[[ショウ・ザマ|ショウ]]と違い[[気合]]を覚えないのが痛い。
;[[第4次スーパーロボット大戦]][[第4次スーパーロボット大戦S|S]]
+
:PS版ではショウより格闘・射撃が高い(というより向こうが低い)ため射撃兵器が充実している[[レプラカーン]]と相性が良いが、上記の通りルート次第ではダンバインに強制乗り換えとなるので注意。
:最初は[[ボチューン]]に乗る。[[聖戦士]]になるのが少し遅い為、序盤はボチューンの性能の低さもあって苦戦を強いられる。それでも[[サーバイン]][[ズワウス]]を手に入れればビルバインか前者の2機に搭乗できる可能性が高い(さらに言えば、[[ガラリア・ニャムヒー|ガラリア]]が仲間になれば1機しかいないボチューンが強制廃棄なので最低でも[[バストール]]に乗れる)為、主力として活躍できる。ショウよりも2回行動可能レベルの差が開いている分、[[覚醒]]を覚えるのが強みであるが、『EX』と同様に気合を覚えないので、気合の使える[[妖精]]と組みたい所。
+
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})
;[[スーパーロボット大戦F]]
+
:[[聖戦士]]の習得が少し遅く相変わらず[[気合]]が無いのが難だが、能力自体は十分活躍できるレベル。[[ガラリア・ニャムヒー|ガラリア]]より若干射撃寄りなので、それを踏まえて機体を選ぶと良いかもしれない。[[覚醒]]を活かして[[エル・フィノ|エル]][[脱力]]をサポートするのも良い。
:声が入った。ボチューンに乗って地上に現れる。ショウに比べるとかなり弱いが、それでも貴重なオーラバトラー乗りとして活躍する。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
+
:声が入った。終盤に入る頃に[[ボチューン]]に乗って地上に現れる。今作では[[ショウ・ザマ|ショウ]]以外唯一の味方[[オーラバトラー|AB]]乗りだが、能力や[[精神コマンド]]で大きく劣るため戦力としては微妙なところ。
:[[トッド・ギネス|トッド]]の[[説得]]イベントに参加するが、そのときのみの顔グラフィックが用意されている。
+
:顔グラフィックは何故か前作よりもけばけばしくなり不評。[[キャラクター事典]]では「知的美人」と書かれているのだが、そうは見えない。
:隠しで迷彩ビルバインが入るとき、ウイングキャリバー形態にしておくと[[バグ (ゲーム)|バグ]]で2機のビルバインを入手できるので、ショウとダブル・ビルバインなんてこともできる。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 +
:戦力としては相変わらず厳しいが、[[チャム・ファウ|チャム]]と共に[[激励]]役として育てるのも悪くない。また、[[トッド・ギネス|トッド]]の[[説得]]に参加するため、育てていないとちょっとキツい。ちなみにこの説得時専用の顔グラフィックや[[DVE]]がある。こちらの顔グラフィックの出来は通常時のものよりだいぶマシである。
 +
:SS版では[[裏技/F完結編#ビルバイン増殖|ビルバイン増殖ワザ]]を使って[[ショウ・ザマ|ショウ]]とWビルバイン、なんてのも一つのロマン。互いに[[信頼補正]]が設定されているので実用性も意外とある。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
:今回の戦闘時の顔グラフィックは原作のヘルメットをかぶった形となっている。能力的には低くはないが、[[魂]]が無く[[熱血]]止まりなので、火力が低く[[二軍]]行き。
+
:顔グラがヘルメット姿に。回避はやや低めだが、宇宙Aにもなったことで十分戦えるレベル。[[努力]]があるので[[妖精]]を育てやすいのが魅力。
  
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
 
:第1話から仲間になる。悪くはない能力だが、1/2の確率で、回避系の[[精神コマンド]]を一切覚えないパターンになるため強さが安定しない。
 
:第1話から仲間になる。悪くはない能力だが、1/2の確率で、回避系の[[精神コマンド]]を一切覚えないパターンになるため強さが安定しない。
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]
+
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
::確定で[[ひらめき]]を覚えるように。一方、[[魂]]を覚えなくなり、[[熱血]]も習得が遅いため、火力不足が課題となる。
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::確定で[[ひらめき]]を覚えるように。一方、[[魂]]を覚えなくなり、[[熱血]]も習得が遅いため、火力不足が課題となる。援護技能がLv3まで伸びるので、[[ガラバ]]あたりに乗せるのも良い。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}
 
:[[バイストン・ウェル]]で加入。地上ルートの場合はシーン5から。[[精神コマンド]]が不安定で必修は[[熱血]]のみ。[[努力]]・[[献身]]を覚えたらしめたもの、[[妖精]]を育てるのに大変便利。
 
:[[バイストン・ウェル]]で加入。地上ルートの場合はシーン5から。[[精神コマンド]]が不安定で必修は[[熱血]]のみ。[[努力]]・[[献身]]を覚えたらしめたもの、[[妖精]]を育てるのに大変便利。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
:序盤と後半使える。[[ビルバイン]]が手に入ったら[[ダンバイン]]に乗せよう。
+
:序盤と後半使える。AB系では最大の[[援護]]使いだが、オーラバトラー自体が援護に向いていないのが彼女の不幸。[[ビルバイン]]が手に入ったら[[ダンバイン]]に乗せよう。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
:今回もツインオーラアタックがある。が、同じくツインオーラアタックを使えるトッドがマーベルよりも早く仲間になるので戦闘面ではトッドに対する優位性がほとんど無いが、希少な[[再動]]を比較的早く覚えるので早解きのサポートで非常に重要なキャラクター。新たに援護用の台詞が収録されている。
 
:今回もツインオーラアタックがある。が、同じくツインオーラアタックを使えるトッドがマーベルよりも早く仲間になるので戦闘面ではトッドに対する優位性がほとんど無いが、希少な[[再動]]を比較的早く覚えるので早解きのサポートで非常に重要なキャラクター。新たに援護用の台詞が収録されている。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
 
:[[熱血]]を覚えないので火力が低く、サポートには[[妖精]]がいるため[[二軍]]行き。エンディングでは地上に残り、[[ショウ・ザマ|ショウ]]をダラスの実家に誘っている。
 
:[[熱血]]を覚えないので火力が低く、サポートには[[妖精]]がいるため[[二軍]]行き。エンディングでは地上に残り、[[ショウ・ザマ|ショウ]]をダラスの実家に誘っている。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦UX]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
 
:プロローグで最終決戦が再現され、原作通りに死亡したと思われたが、謎の声に導かれ、『UX』の世界へ飛ばされる。能力は並だが、[[オーラバトラー]]系サブキャラクターとしては[[聖戦士]]技能(本作ではダメージ増加の効果に変更)の存在が光る。
 
:プロローグで最終決戦が再現され、原作通りに死亡したと思われたが、謎の声に導かれ、『UX』の世界へ飛ばされる。能力は並だが、[[オーラバトラー]]系サブキャラクターとしては[[聖戦士]]技能(本作ではダメージ増加の効果に変更)の存在が光る。
 
:[[インスマウス]]での海水浴では[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の水着姿に見とれる[[ショウ・ザマ|ショウ]]に(直接描写は無いが)鉄拳制裁を食らわせるシーンも。エンディングでは元の世界には帰らず、『UX』の世界でショウと共に暮らす事に。
 
:[[インスマウス]]での海水浴では[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の水着姿に見とれる[[ショウ・ザマ|ショウ]]に(直接描写は無いが)鉄拳制裁を食らわせるシーンも。エンディングでは元の世界には帰らず、『UX』の世界でショウと共に暮らす事に。
;[[スーパーロボット大戦BX]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
 
:『F』以来、久々に音声が新規収録された。シナリオ面ではそれほど目立つ訳ではないが『ダンバイン』の原作再現がある分、出番は多め。
 
:『F』以来、久々に音声が新規収録された。シナリオ面ではそれほど目立つ訳ではないが『ダンバイン』の原作再現がある分、出番は多め。
 
:能力的にはいつも通りだが、精神コマンドが『UX』のものから一部見直され、気合が必中に置き換わったため、HPの調整さえしてやればネームドキャラクターにも当てていけるのでより努力を活かしやすくなった。
 
:能力的にはいつも通りだが、精神コマンドが『UX』のものから一部見直され、気合が必中に置き換わったため、HPの調整さえしてやればネームドキャラクターにも当てていけるのでより努力を活かしやすくなった。
  
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
 
:
 
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=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
;[[スーパーロボット大戦X]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}
 
:顔アイコンやインターミッションでのグラフィックが非常に美人になった。また世界観から[[神聖ブリタニア帝国|ブリタニア]]出身となっている。
 
:顔アイコンやインターミッションでのグラフィックが非常に美人になった。また世界観から[[神聖ブリタニア帝国|ブリタニア]]出身となっている。
 
:能力的にはショウやトッドに一歩譲るが、ダンバインからビルバインの改造引き継ぎの関係で自然と戦力になることが多い。
 
:能力的にはショウやトッドに一歩譲るが、ダンバインからビルバインの改造引き継ぎの関係で自然と戦力になることが多い。
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:本格的に使うなら[[集中]]がないのを補うためシルキーがサブに入るサーバインに乗せたいが、その場合トッドと取り合いになる可能性がある。
 
:本格的に使うなら[[集中]]がないのを補うためシルキーがサブに入るサーバインに乗せたいが、その場合トッドと取り合いになる可能性がある。
 
:なおDLCマップ以外ではチャムが同乗する事はないものの、チャム用の掛け合い自体は用意されている。
 
:なおDLCマップ以外ではチャムが同乗する事はないものの、チャム用の掛け合い自体は用意されている。
;[[スーパーロボット大戦T]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
:参戦は治安維持隊ルート第20話にてショウと共に参戦。乗機は最初からダンバイン。
 
:参戦は治安維持隊ルート第20話にてショウと共に参戦。乗機は最初からダンバイン。
 
:本作ではショウが[[ヴェルビン]]に乗り換えるため、空いたビルバインを引き継いで戦わせる場合が多いと思われる。
 
:本作ではショウが[[ヴェルビン]]に乗り換えるため、空いたビルバインを引き継いで戦わせる場合が多いと思われる。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
 
:[[トッド・ギネス|トッド]]と[[シルキー・マウ|シルキー]]を仲間にするためには彼女の撃墜数が鍵になるので、入手のためには彼女で率先して撃墜しなければならない。今回から初登場の[[合体攻撃]]ツインオーラアタックのため、ショウとペアで出撃する場合が多い。しかも、恋愛補正が入るので、攻撃力は非常に高い。ただし、[[集中]]が無いのが痛い。[[努力]]持ちなので、レベルが追いつかなくなることだけは無い。中盤の分岐ではショウと共に不器用な恋心を見せる場面も。
 
:[[トッド・ギネス|トッド]]と[[シルキー・マウ|シルキー]]を仲間にするためには彼女の撃墜数が鍵になるので、入手のためには彼女で率先して撃墜しなければならない。今回から初登場の[[合体攻撃]]ツインオーラアタックのため、ショウとペアで出撃する場合が多い。しかも、恋愛補正が入るので、攻撃力は非常に高い。ただし、[[集中]]が無いのが痛い。[[努力]]持ちなので、レベルが追いつかなくなることだけは無い。中盤の分岐ではショウと共に不器用な恋心を見せる場面も。
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:[[ダンバイン]]に乗る。
+
:乗機は[[ダンバイン]]のみ。
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:サポートユニットではSSR、効果は「WAVEが進むごとにHP回復」。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:2章Part12から登場。今回はダンバインが非プレイアブルのためNPCとなっている。
 +
:ビルバインのSSR必殺技「オーラ・チャージ」の演出にダンバインと一緒に登場するため、戦闘演出でボイスがある。
  
 
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
;[[バトルロボット烈伝]]
 
:中盤に[[ラグ・ウラロ|ラグ]]や[[ファンネリア・アム|アム]]と共に援軍として[[ビルバイン]]で登場。すぐに[[ショウ・ザマ|ショウ]]に譲って以後は[[ダンバイン]]に乗る。
 
:味方ユニットとしては機動力と行動スピードは比較的高い。隊長機にすれば自分で操作出来るのでその機動力を多少は活かせる。[[修理装置]]を含めた多数の[[強化パーツ]]を装備できるので支援要員としてはそれなりだが、火力や射程、耐久力が心もとなく、大抵は[[戦艦]]の留守番部隊に回されがち。
 
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
:『ダンバイン』のパイロットで必ず仲間になるのは、彼女とショウの2人のみ。
 
:『ダンバイン』のパイロットで必ず仲間になるのは、彼女とショウの2人のみ。
 
:[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]・[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]ルートでは、ニーやリムルを説得できる。
 
:[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]・[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]ルートでは、ニーやリムルを説得できる。
 +
;[[Another Century's Episode]]
 +
:
  
 
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
:'''[[集中]]、[[必中]]、[[信頼]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[友情]]'''
 
:'''[[集中]]、[[必中]]、[[信頼]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[友情]]'''
;[[スーパーロボット大戦F|F]][[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
+
;[[スーパーロボット大戦F|F]][[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
 
:'''[[ひらめき]]、[[努力]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[激励]]、[[気合]]'''
 
:'''[[ひらめき]]、[[努力]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[激励]]、[[気合]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
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;[[スーパーロボット大戦EX|EX(PS版)]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX|EX(PS版)]]
 
:'''[[聖戦士]]L8、[[切り払い]]L8'''
 
:'''[[聖戦士]]L8、[[切り払い]]L8'''
;[[スーパーロボット大戦F|F]][[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
+
;[[スーパーロボット大戦F|F]][[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
 
:'''[[聖戦士]]L7、[[切り払い]]L7'''
 
:'''[[聖戦士]]L7、[[切り払い]]L7'''
 
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
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=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;精神コマンド「熱血」が「愛」になる。
 
;精神コマンド「熱血」が「愛」になる。
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。下記の彼女の名台詞を象徴する内容である。
+
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。下記の彼女の名台詞を象徴する内容である。
 
:これと関係するためか、熱血のSP消費量は自軍最悪になってしまっている。彼女を使う場合は最優先でこのボーナスを狙いたい。習得レベルの45(『T』では51)を越えれば決定力が格段に上がる。
 
:これと関係するためか、熱血のSP消費量は自軍最悪になってしまっている。彼女を使う場合は最優先でこのボーナスを狙いたい。習得レベルの45(『T』では51)を越えれば決定力が格段に上がる。
 
:ちなみに、愛に変わるとMカスタマイズ(TACマネージメント)のダメージサポートの効果対象外となり、結果的に消費SPが増える。軽微ではあるが、珍しくデメリットのあるエースボーナス。
 
:ちなみに、愛に変わるとMカスタマイズ(TACマネージメント)のダメージサポートの効果対象外となり、結果的に消費SPが増える。軽微ではあるが、珍しくデメリットのあるエースボーナス。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ショウ・ザマ]]
 
;[[ショウ・ザマ]]
:[[ダンバイン]]の操縦者。[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]側だった彼を[[ゼラーナ]]側に引き込んだのがマーベルである。
+
:[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]側だった彼を[[ゼラーナ]]側に引き込んだのがマーベルである。すぐに聖戦士としての頭角を表し、彼を軸に置いた抜群のコンビネーションで戦果をあげる。
:戦いをともにする内に惹かれ合ったようだが、原作ではお互いに死亡し悲恋に終わる。SRWではショウもマーベルも死なないので、殆どの作品で想いが報われる展開が用意される。
+
:戦いをともにする内に惹かれ合ったようだが、原作ではお互いに死亡し悲恋に終わる。SRWではお互い死なないので、殆どの作品で想いが報われる展開が用意される。
;[[チャム・ファウ]]
 
:ニーに仕える[[妖精|ミ・フェラリオ]]。
 
 
;[[ニー・ギブン]]
 
;[[ニー・ギブン]]
 
:初めは彼に惹かれていた。
 
:初めは彼に惹かれていた。
 
;[[シーラ・ラパーナ]]
 
;[[シーラ・ラパーナ]]
:[[ナの国]]の[[女王]]。ショウを[[聖戦士]]と認め、[[ビルバイン]]を託す。
+
:兼ねてから地上人の活躍を聞いており、ショウだけでなくマーベルも[[聖戦士]]と認めていた。ショウに[[ビルバイン]]を託し、以後反ドレイク勢力の中核人物として戦場に身を置く。
 
;ナックル・ビー
 
;ナックル・ビー
 
:マーベルを召喚したエ・フェラリオ。その事を[[ジャコバ・アオン]]に咎められたため罰を受け、マーベルはそれを気に病んでいた。その後、ショウ達が[[シルキー・マウ]]を救出した礼として罰から解放された。なお、彼女が[[トッド・ギネス|トッド]]を助けたことは知る由もない。本人はSRW未登場だが、『[[BX]]』ではマーベルの戦闘台詞でその名前が出ることも。
 
:マーベルを召喚したエ・フェラリオ。その事を[[ジャコバ・アオン]]に咎められたため罰を受け、マーベルはそれを気に病んでいた。その後、ショウ達が[[シルキー・マウ]]を救出した礼として罰から解放された。なお、彼女が[[トッド・ギネス|トッド]]を助けたことは知る由もない。本人はSRW未登場だが、『[[BX]]』ではマーベルの戦闘台詞でその名前が出ることも。
 +
;[[トッド・ギネス]]
 +
:敵対している地上人。同じアメリカ合衆国出身ということもあるのか、他の地上人とは異なり彼と戦場で会話をする場面が度々ある。ショウの時と同様に[[説得]]を試みたこともある。実力は完全に彼の方が上だが、ショウとの連携で逆に追い詰めたこともある。
 
;バルベラ
 
;バルベラ
:幼馴染。ショウとの仲をひやかされてしまうも満更でもない様子で流し、彼女から地上の情報を入手する。声は主題歌を担当した歌手のMIO(現・MIQ)氏。SRW未登場。
+
:幼馴染。ショウとの仲をひやかされてしまうも満更でもない様子で流し、彼女から地上の情報を入手する。SRW未登場。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
;[[ファンネリア・アム]]、[[ラグ・ウラロ]]
 
:『[[バトルロボット烈伝]]』で競演。女性陣で一番落ち着きのあるマーベルが彼女らのまとめ役になっていた。
 
:なお、アムとは『第4次』や『F』、『COMPACT』で競演しているが、特に絡まない。
 
 
;[[シャピロ・キーツ]]
 
;[[シャピロ・キーツ]]
 
:『IMPACT』で[[偽ダンクーガ]]に搭乗している理由をはぐらかす彼へ、その言い訳こそが未だに[[獣戦機隊]]に固執している証拠である事を突きつける。
 
:『IMPACT』で[[偽ダンクーガ]]に搭乗している理由をはぐらかす彼へ、その言い訳こそが未だに[[獣戦機隊]]に固執している証拠である事を突きつける。
184行目: 194行目:
 
;[[矢藩朗利]]、[[金本平次]]
 
;[[矢藩朗利]]、[[金本平次]]
 
:『UX』では力に溺れて悪しき[[オーラ力]]をふるう彼らに対して、危険視する姿勢を見せた。
 
:『UX』では力に溺れて悪しき[[オーラ力]]をふるう彼らに対して、危険視する姿勢を見せた。
 +
:マーベルがアメリカ出身であるためか、彼らの方からは強く強く敵愾心や差別心を向けられ、聞く耳の一切を持ってくれない。
 
;[[ショーグン・ミフネ]]
 
;[[ショーグン・ミフネ]]
 
:『[[X]]』にて[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]から日本かぶれのアメリカ人である彼についてどう思うと問われるが、ノー・コメントと返している。
 
:『[[X]]』にて[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]から日本かぶれのアメリカ人である彼についてどう思うと問われるが、ノー・コメントと返している。
 +
;[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]]
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:『[[T]]』では3人が[[魔法騎士]]としての使命を自ら受け入れたことやその姿勢を高く評価している。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:第9話にて、[[ジャコバ・アオン]]の横暴を目の当たりにして。
 
:第9話にて、[[ジャコバ・アオン]]の横暴を目の当たりにして。
 
;「冷静になったものね、見直したわ。リムル、リムルって言っていた頃に比べたら…」<br />「ショウも居てくれるわ。あの子、結構優しいのよ」
 
;「冷静になったものね、見直したわ。リムル、リムルって言っていた頃に比べたら…」<br />「ショウも居てくれるわ。あの子、結構優しいのよ」
:第14話にて、先行したショウに急いで追いつきたく出撃しようとした際にニーに咎められて際に。この後焦るマーベルを心配した[[ニー・ギブン|ニー]]にキスされるのだが、手で軽くぬぐっていた。
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:第14話にて、先行したショウに急いで追いつきたく出撃しようとした際に[[ニー・ギブン|ニー]]に咎められて際に。この後焦るマーベルを心配したニーにキスされるのだが、手で軽くぬぐっていた。
 
:序盤はニーに好意を抱いていたマーベルだが、ショウの度重なるアプローチに応じ彼に惹かれていった。
 
:序盤はニーに好意を抱いていたマーベルだが、ショウの度重なるアプローチに応じ彼に惹かれていった。
 
:ニーも「俺はリムルもマーベルも同じように大切に思っているつもりだった」と彼女の心を察しており、大人な恋愛の終わり方をしている。
 
:ニーも「俺はリムルもマーベルも同じように大切に思っているつもりだった」と彼女の心を察しており、大人な恋愛の終わり方をしている。
 
;「よく…よく帰ってきてくれて…」
 
;「よく…よく帰ってきてくれて…」
:第19話でバイストン・ウェルに帰ってきた[[ショウ・ザマ|ショウ]]に対して。帰ってきてくれたのがあまりにも嬉しかったのか着艦まで我慢できず、空中でボゾンのコクピットから飛び出してダンバインに乗り移りショウを抱きしめている。
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:第19話でバイストン・ウェルに帰ってきた[[ショウ・ザマ|ショウ]]に対して。帰ってきてくれたのがあまりにも嬉しかったのか着艦まで我慢できず、空中で[[ボゾン]]のコクピットから飛び出してダンバインに乗り移りショウを抱きしめている。
 
;「ショウ!貴方本当に来てくれたのね?」
 
;「ショウ!貴方本当に来てくれたのね?」
 
:第33話「マシン展開」にて。地上に出て即ドレイク軍との戦闘になってしまいショウの名を叫ぶのだが、その声はオーラに乗って日本にいるショウに元に届きショウがウイングキャリバーで救出に入る。
 
:第33話「マシン展開」にて。地上に出て即ドレイク軍との戦闘になってしまいショウの名を叫ぶのだが、その声はオーラに乗って日本にいるショウに元に届きショウがウイングキャリバーで救出に入る。
 
;「メーカーに当たる方法はありますけれど、脅しを掛けるというのは面白くありませんね」<br />「アメリカのメーカーは日本とは違うわよ?」
 
;「メーカーに当たる方法はありますけれど、脅しを掛けるというのは面白くありませんね」<br />「アメリカのメーカーは日本とは違うわよ?」
:地上の動きを把握できないゴラオンの為に地上の軍事製レーダーの購入を提案する。その方法が軍事メーカーIBNに直接乗り込んでバイストン・ウェルから持ち込んだ金塊で懐柔するというもの。
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:地上の動きを把握できない[[ゴラオン]]の為に地上の軍事製レーダーの購入を提案する。その方法が軍事メーカーIBNに直接乗り込んでバイストン・ウェルから持ち込んだ金塊で懐柔するというもの。
 
:大人で落ち着きのあるイメージのマーベルだが、よく大胆な発想で困難を打ち砕いている。
 
:大人で落ち着きのあるイメージのマーベルだが、よく大胆な発想で困難を打ち砕いている。
 
;「死の商人とはよく言ったものね」
 
;「死の商人とはよく言ったものね」
 
:IBN社の社長に交渉を持ちかけたところ、向けられた銃に怯えるどころか嬉々として商談に応じ、挙句3倍の金塊を用意すれば更に軍事衛星の情報を盗聴出来るシステムを売ると言い出し、流石のマーベルも呆れこの台詞を放つ。しかしIBN社長は「フフ…そりゃ認識不足です。情報を手に入れる事は戦争の抑止力になるのですよ?」と自分の行いは善だと言い張り、マーベルは言葉を失ってしまう。
 
:IBN社の社長に交渉を持ちかけたところ、向けられた銃に怯えるどころか嬉々として商談に応じ、挙句3倍の金塊を用意すれば更に軍事衛星の情報を盗聴出来るシステムを売ると言い出し、流石のマーベルも呆れこの台詞を放つ。しかしIBN社長は「フフ…そりゃ認識不足です。情報を手に入れる事は戦争の抑止力になるのですよ?」と自分の行いは善だと言い張り、マーベルは言葉を失ってしまう。
;「あれを使うと、地球が滅びると云われる程の威力を持った爆弾よ」
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;「あれを使うと、[[核ミサイル|地球が滅びると云われる程の威力を持った爆弾]]よ」
 
:第35話で核爆発と思わしき爆発を見てバイストン・ウェル出身の仲間達に説明。この後オーラバリアは放射能すら防ぐ事が発覚する。
 
:第35話で核爆発と思わしき爆発を見てバイストン・ウェル出身の仲間達に説明。この後オーラバリアは放射能すら防ぐ事が発覚する。
 
;「いつまでもエレ様が悲しみに耽っていては、兵達が可哀想です」<br />「地上に出て兵達は狼狽えているのですよ?そんな時に、恋の悲しみに耽る女王を…女王とは、そんなに楽なお仕事なのですか?」<br />「エレ様にとっては宿命です、逃れる事は出来ません。例え、エレ様が亡くなられようとも逃れられないのです」<br />「お爺様やお父様のように、絶えず、人民に対して生きる目的を与えていかなくてはならないお立場なのです」<br />「そんな事を言うエレ様で良いのですか?死んでいったトルストールにとって…」
 
;「いつまでもエレ様が悲しみに耽っていては、兵達が可哀想です」<br />「地上に出て兵達は狼狽えているのですよ?そんな時に、恋の悲しみに耽る女王を…女王とは、そんなに楽なお仕事なのですか?」<br />「エレ様にとっては宿命です、逃れる事は出来ません。例え、エレ様が亡くなられようとも逃れられないのです」<br />「お爺様やお父様のように、絶えず、人民に対して生きる目的を与えていかなくてはならないお立場なのです」<br />「そんな事を言うエレ様で良いのですか?死んでいったトルストールにとって…」
:第36話にてトルストールが死に、悲しみにくれ自室に引きこもるエレに対して容赦ない叱咤をぶつける。そして敵襲の際にキーンにエレはあのままでいいのか?と尋ねられた際'''「女王でない人など、放って置きましょう」'''と冷たく吐き捨てる。
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:第36話にて[[トルストール・チェシレンコ|トルストール]]が死に、悲しみにくれ自室に引きこもる[[エレ・ハンム|エレ]]に対して容赦ない叱咤をぶつける。そして敵襲の際に[[キーン・キッス|キーン]]にエレはあのままでいいのか?と尋ねられた際'''「女王でない人など、放って置きましょう」'''と冷たく吐き捨てる。
 
:もちろんエレの心情は余りあるほど察しており、それでもこのままでは負けてしまうため、心を鬼にして同じ恋をする女性として、エレに女王として立ち上がれるよう激しい言葉をかける。ダンバインへ向かうマーベルも非常に辛そうな様子だった。
 
:もちろんエレの心情は余りあるほど察しており、それでもこのままでは負けてしまうため、心を鬼にして同じ恋をする女性として、エレに女王として立ち上がれるよう激しい言葉をかける。ダンバインへ向かうマーベルも非常に辛そうな様子だった。
 
;「幻覚でなく、オーラの力の成さしめた業というのなら…そうか、あれはバリアの変形した物かもしれない。ならば全ての説明が付く」<br />「それをどうコントロールすれば…?」
 
;「幻覚でなく、オーラの力の成さしめた業というのなら…そうか、あれはバリアの変形した物かもしれない。ならば全ての説明が付く」<br />「それをどうコントロールすれば…?」
:第38話でハイパー化したジェリルを思い出し、ハイパー化についてゼラーナの甲板で座禅をしながら考える。しかし自分の力不足を実感していたマーベルは、悪い癖で理屈でハイパー化を制御できないかという考えに至ってしまう。この悩みは数話先にまで尾を引く事になる。
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:第38話で[[ハイパー化]]した[[ジェリル・クチビ|ジェリル]]を思い出し、ハイパー化について[[ゼラーナ]]の甲板で座禅をしながら考える。しかし自分の力不足を実感していたマーベルは、悪い癖で理屈でハイパー化を制御できないかという考えに至ってしまう。この悩みは数話先にまで尾を引く事になる。
 
;「分かってるわよそんな事。もしも、みんながジェリルのようになったら…」<br />「ありがとう。邪念があるとすぐ捕まってしまうわ、ごめんなさい」
 
;「分かってるわよそんな事。もしも、みんながジェリルのようになったら…」<br />「ありがとう。邪念があるとすぐ捕まってしまうわ、ごめんなさい」
 
:戦闘中にもハイパー化について考え、更にオーラ力についても懐疑的になってしまう。そのため戦闘に集中することができない。
 
:戦闘中にもハイパー化について考え、更にオーラ力についても懐疑的になってしまう。そのため戦闘に集中することができない。
 
;「良かった…私にも、バリアが働いたんだわ…」
 
;「良かった…私にも、バリアが働いたんだわ…」
:地上人がグラン・ラガンに仕掛けた爆発寸前の小型核爆弾をダンバインで引き剥がし、遥か上空へ独りで飛翔する。核爆発は周囲にいたドラムロさえオーラバリアさえ貫き消滅させるほどの威力を見せたが、マーベルのオーラ力はダンバインを守り自分の無事を喜び涙を流す。
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:地上人が[[グラン・ガラン]]に仕掛けた爆発寸前の小型核爆弾をダンバインで引き剥がし、遥か上空へ独りで飛翔する。核爆発は周囲にいた[[ドラムロ]]のオーラバリアさえ貫き消滅させるほどの威力を見せたが、マーベルのオーラ力はダンバインを守り自分の無事を喜び涙を流す。
 
;「私一人の為に投降するというの!?」
 
;「私一人の為に投降するというの!?」
:第39話でトッド率いるタンギー隊にダンバインごと捕獲されてしまい、ビショットに人質にされゴラオンとグラン・ラガンの交換にされてしまう。
+
:第39話で[[トッド・ギネス|トッド]]率いるタンギー隊にダンバインごと捕獲されてしまい、[[ビショット・ハッタ|ビショット]]に人質にされゴラオンとグラン・ガランの交換にされてしまう。
:エレとシーラはその要求を飲み(救出作戦ではあるが)、聖戦士とはいえたった一人の人間の為に全軍投降などとやめるように叫ぶ。
+
:エレと[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]はその要求を飲み(救出作戦ではあるが)、聖戦士とはいえたった一人の人間の為に全軍投降などとやめるように叫ぶ。
 
:それを聞いたトッドは'''「それだけ、お前の存在は大きいって事だ」'''と皮肉たっぷりにマーベルを称え、捕まってしまう自分の不甲斐なさに悔し涙を流すことに…。
 
:それを聞いたトッドは'''「それだけ、お前の存在は大きいって事だ」'''と皮肉たっぷりにマーベルを称え、捕まってしまう自分の不甲斐なさに悔し涙を流すことに…。
 
;「ショウ、いけない!憎しみのオーラ力を増幅させると、ジェリルのように…!」
 
;「ショウ、いけない!憎しみのオーラ力を増幅させると、ジェリルのように…!」
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;「いいわよ。出撃する度にこれでお別れかなんて、思いたくないけれど」
 
;「いいわよ。出撃する度にこれでお別れかなんて、思いたくないけれど」
 
:第47話でショウと出撃する前の会話。お互い愛し合っているのに「そう思う」「信じる」など言葉を繰り返し愛していると言えない不器用ながらも微笑ましいやり取りである。
 
:第47話でショウと出撃する前の会話。お互い愛し合っているのに「そう思う」「信じる」など言葉を繰り返し愛していると言えない不器用ながらも微笑ましいやり取りである。
:それを見たチャムとニーは、羨ましがりつつも暖かく見守るのだった。
+
:それを見た[[チャム・ファウ|チャム]]とニーは、羨ましがりつつも暖かく見守るのだった。
 
;「けれどまだある…賢しいオーラ力が」
 
;「けれどまだある…賢しいオーラ力が」
 
:最終話にて。ゴラオンとゲア・ガリングが堕ち、最後の敵を見据えて。
 
:最終話にて。ゴラオンとゲア・ガリングが堕ち、最後の敵を見据えて。
 
;「やったわ、ショウ…ショットをやったわ…!」
 
;「やったわ、ショウ…ショットをやったわ…!」
:ショウとオーラ力を高めあい、光の玉になってハイパー化をせずにオーラ力を限界まで引き上げてついにスプリガンを撃墜する。しかしこの時割り込んだミュージィのブブリィの攻撃がコクピットを貫通していた。
+
:ショウとオーラ力を高めあい、光の玉になってハイパー化をせずにオーラ力を限界まで引き上げてついに[[スプリガン]]を撃墜する。しかしこの時割り込んだ[[バーン・バニングス|黒騎士]]の[[ガラバ]]の攻撃がコクピットを貫通していた。
 
;「貴方は聖戦士でしょう?まずドレイクを討ちなさい!」<br/>「全く……人が慰めてほしいときは知らん顔していてさ……」
 
;「貴方は聖戦士でしょう?まずドレイクを討ちなさい!」<br/>「全く……人が慰めてほしいときは知らん顔していてさ……」
 
:致命傷を負いながらも強がってショウを行かせた時の台詞。直後にトドメの一撃を受けて撃墜…となるのだが、想いを寄せているショウは彼女の容態には全く気付かず先に行ってしまう。
 
:致命傷を負いながらも強がってショウを行かせた時の台詞。直後にトドメの一撃を受けて撃墜…となるのだが、想いを寄せているショウは彼女の容態には全く気付かず先に行ってしまう。
:涅槃への旅立ちの台詞としては富野作品数あれど、ここまで寂しさ漂う発言はないだろう。スパロボXで、ショウはマーベルと再会後この件について真っ先に謝罪した。
+
:涅槃への旅立ちの台詞としては富野作品数あれど、ここまで寂しさ漂う発言はないだろう。『X』では、ショウはマーベルと再会後この件について真っ先に謝罪した。
  
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 +
=== 戦闘台詞 ===
 +
;「ハイパーオーラ斬り! 行けえっ!」
 +
:『UX』でハイパーオーラ斬り使用時に発する[[特殊戦闘台詞]]。とうとうマーベルにまで「オーラ斬り」が浸透した。
 +
 
=== 旧シリーズ ===
 
=== 旧シリーズ ===
 
;「オーラ力の発現とは逆みたいね…あんなにしょっちゅうキレてたら、簡単にハイパー化しちゃうわ」
 
;「オーラ力の発現とは逆みたいね…あんなにしょっちゅうキレてたら、簡単にハイパー化しちゃうわ」
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;「ハイパーオーラ斬り! 行けえっ!」
+
;「ふふ、ショウの口からそんな言葉が聞けるなんてね」
:『UX』でハイパーオーラ斬り使用時に発する[[特殊戦闘台詞]]。とうとうマーベルにまで「オーラ斬り」が浸透した。
+
:『UX』第16話アメリカルート「アライブ」にて。見知らぬ地でショウと再会できた際、「生きていてくれただけで十分」[[アムロ・レイ|「こんなに嬉しいことはない…」]]と言われて。ただでさえ不器用なショウ、それも原作での最期の別れが別れだったために、なおのこと嬉しい言葉だったのだろう。
 +
:『UX』のOPでは原作と異なりショウの目の前で爆散してしまったため、ショウ側も後悔しきりだったのか、お互い素直に会話ができている。
 
;「どうやら、鉄拳制裁が必要なようね」
 
;「どうやら、鉄拳制裁が必要なようね」
:『UX』第2部第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」より。[[インスマウス]]でのバカンスにて、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]や[[飛鷹葵|葵]]に見とれるショウに対して。ショウと一緒に鼻の下を伸ばしていた[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]と[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]に対して[[レニー・アイ|レニー]]、[[クラン・クラン|クラン]]とともに鉄拳制裁を加えた。
+
:『UX』第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」より。[[インスマウス]]でのバカンスにて、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]や[[飛鷹葵|葵]]に見とれるショウに対して。ショウと一緒に鼻の下を伸ばしていた[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]と[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]に対して[[レニー・アイ|レニー]]、[[クラン・クラン|クラン]]とともに鉄拳制裁を加えた。
  
 
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
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:[[ショウ・ザマ]]から譲り受けた。
 
:[[ショウ・ザマ]]から譲り受けた。
  
 +
=== スパロボでの搭乗機体 ===
 +
;[[サーバイン]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』DLCシナリオ「強く正しく美しく」で搭乗。この時はショウと同様妖精二人相乗りしているが、カットインには反映されない。
 +
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
 
{{DEFAULTSORT:まあへる ふろおすん}}
 
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[[Category:登場人物ま行]]
 
[[Category:登場人物ま行]]
 
[[Category:聖戦士ダンバイン]]
 
[[Category:聖戦士ダンバイン]]

2023年9月24日 (日) 01:36時点における最新版

マーベル・フローズン
外国語表記 Marvel Frozen[1]
登場作品 聖戦士ダンバイン
声優 土井美加
デザイン 湖川友謙
初登場SRW スーパーロボット大戦EX
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人(アメリカ人)
性別
年齢 18歳
出身

アメリカ

  • ダラス
所属 ゼラーナ
称号 聖戦士
テンプレートを表示

マーベル・フローズンは『聖戦士ダンバイン』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

アメリカ合衆国ダラス出身の地上人。強い正義感を持つ芯のある、しっかりした18歳の大学生。嬉しい時には全身を使って喜びを表現したりと情熱的な一面を持つが、同時に困難にぶつかると理屈で考えてしまう事も多々ある。また、禅を嗜む古風な一面もある。

ショウ・ザマよりも先にバイストン・ウェルに召喚され、ゼラーナ隊に参加[2]してオーラバトラーダーナ・オシー」に乗り、ドレイク軍と戦っていた。その過程でショウに出会い、説得を続け、彼をドレイク軍から引き抜く事に成功する。

戦歴の差から始めこそショウを指導する立場だったが、オーラ力(+チャム)によりすぐにショウに抜かれ、以後は彼のパートナーとして共に戦っていく事となる。中盤にショウがビルバイン乗り換えた後は、彼が乗っていたダンバインを譲り受け、ショウと息の合った抜群の連携で多大な戦果を挙げてきた。

最初はニー・ギブンに惹かれていたが、ショウと共に戦っているうちに彼へのが芽生え、最終的には互いに想い合うようになる。

反ドレイク勢力の地上人はショウ以外にマーベルしかおらず、その影響なのかドレイク軍の新型オーラバトラー勢の実力披露としてマーベルが先にピンチになり、それをショウが助ける場面が多く、マーベル個人の戦績はあまり目立っていない[3]。ただし、ショウのパートナーをしっかり務めている事からもマーベル自身も相当の実力者であり、謁見前からシーラ・ラパーナもマーベルを聖戦士として認めていた。

オーラ力が明確に強力だという描写は少ないが、ハイパー化寸前のショウと力を合わせて攻撃を繰り出したり、終盤に単独でショット・ウェポンスプリガンを半壊させ撃退するなど、あまり表に出さないだけで高いオーラ力は持ち合わせていた模様。むしろ自身でオーラ力をコントロール出来ている様子が伺え、ショウを含めた高いオーラ力を持つ者達が様々な形で度々制御不能に陥る中、最後までオーラ力の波に溺れる事は無かった。

また、機械にも強く、地上に上がった際には助手席にショウを乗せて自動車を運転し、ゼラーナに地上のレーダーを搭載した際には操作を担当し無線傍受など戦闘以外でも活躍してみせる。

最終決戦でショウとの連携でショット・ウェポンを討つも、黒騎士の乗るガラバの奇襲で致命傷を負い、戦線離脱。心配するショウに気丈に振る舞い戦場に戻る事を諭し、少し嫌味を呟きながらも愛する者を想いながら戦死する。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

いるだけ参戦の場合もほぼ登場するが、原作通りにお下がりの乗機、弱くはないが強くもない能力や精神コマンド、参戦タイミングと何かにつけて微妙になりがちで一軍入りしにくい不遇なキャラクター。もっとも、いずれの面で見てもニーやキーンよりは遥かにマシだが。活躍できる場合は大抵ショウとの関係性が鍵になる。

トッドの加入条件に関わっていることもある。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦EX
初登場作品。マサキの章に登場。最初からダンバインに乗っており、選択次第ではラスト2話でも強制的にダンバインに乗り込む。2回行動が現実的なレベルであるが、ショウと違い気合を覚えないのが痛い。
PS版ではショウより格闘・射撃が高い(というより向こうが低い)ため射撃兵器が充実しているレプラカーンと相性が良いが、上記の通りルート次第ではダンバインに強制乗り換えとなるので注意。
第4次スーパーロボット大戦S
聖戦士の習得が少し遅く相変わらず気合が無いのが難だが、能力自体は十分活躍できるレベル。ガラリアより若干射撃寄りなので、それを踏まえて機体を選ぶと良いかもしれない。覚醒を活かしてエル脱力をサポートするのも良い。
スーパーロボット大戦F
声が入った。終盤に入る頃にボチューンに乗って地上に現れる。今作ではショウ以外唯一の味方AB乗りだが、能力や精神コマンドで大きく劣るため戦力としては微妙なところ。
顔グラフィックは何故か前作よりもけばけばしくなり不評。キャラクター事典では「知的美人」と書かれているのだが、そうは見えない。
スーパーロボット大戦F完結編
戦力としては相変わらず厳しいが、チャムと共に激励役として育てるのも悪くない。また、トッド説得に参加するため、育てていないとちょっとキツい。ちなみにこの説得時専用の顔グラフィックやDVEがある。こちらの顔グラフィックの出来は通常時のものよりだいぶマシである。
SS版ではビルバイン増殖ワザを使ってショウとWビルバイン、なんてのも一つのロマン。互いに信頼補正が設定されているので実用性も意外とある。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
顔グラがヘルメット姿に。回避はやや低めだが、宇宙Aにもなったことで十分戦えるレベル。努力があるので妖精を育てやすいのが魅力。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT
第1話から仲間になる。悪くはない能力だが、1/2の確率で、回避系の精神コマンドを一切覚えないパターンになるため強さが安定しない。
スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
確定でひらめきを覚えるように。一方、を覚えなくなり、熱血も習得が遅いため、火力不足が課題となる。援護技能がLv3まで伸びるので、ガラバあたりに乗せるのも良い。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
バイストン・ウェルで加入。地上ルートの場合はシーン5から。精神コマンドが不安定で必修は熱血のみ。努力献身を覚えたらしめたもの、妖精を育てるのに大変便利。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
序盤と後半使える。AB系では最大の援護使いだが、オーラバトラー自体が援護に向いていないのが彼女の不幸。ビルバインが手に入ったらダンバインに乗せよう。
スーパーロボット大戦IMPACT
今回もツインオーラアタックがある。が、同じくツインオーラアタックを使えるトッドがマーベルよりも早く仲間になるので戦闘面ではトッドに対する優位性がほとんど無いが、希少な再動を比較的早く覚えるので早解きのサポートで非常に重要なキャラクター。新たに援護用の台詞が収録されている。
スーパーロボット大戦COMPACT3
熱血を覚えないので火力が低く、サポートには妖精がいるため二軍行き。エンディングでは地上に残り、ショウをダラスの実家に誘っている。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦UX
プロローグで最終決戦が再現され、原作通りに死亡したと思われたが、謎の声に導かれ、『UX』の世界へ飛ばされる。能力は並だが、オーラバトラー系サブキャラクターとしては聖戦士技能(本作ではダメージ増加の効果に変更)の存在が光る。
インスマウスでの海水浴ではスメラギの水着姿に見とれるショウに(直接描写は無いが)鉄拳制裁を食らわせるシーンも。エンディングでは元の世界には帰らず、『UX』の世界でショウと共に暮らす事に。
スーパーロボット大戦BX
『F』以来、久々に音声が新規収録された。シナリオ面ではそれほど目立つ訳ではないが『ダンバイン』の原作再現がある分、出番は多め。
能力的にはいつも通りだが、精神コマンドが『UX』のものから一部見直され、気合が必中に置き換わったため、HPの調整さえしてやればネームドキャラクターにも当てていけるのでより努力を活かしやすくなった。

Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X
顔アイコンやインターミッションでのグラフィックが非常に美人になった。また世界観からブリタニア出身となっている。
能力的にはショウやトッドに一歩譲るが、ダンバインからビルバインの改造引き継ぎの関係で自然と戦力になることが多い。
オーラ力L5になるのはLv28と遅いが、そこからL6まではLv34と早め。あまり育成していなくても、応援+アイアンエンブレムなどで一気に育てると戦力化できるので楽。
本格的に使うなら集中がないのを補うためシルキーがサブに入るサーバインに乗せたいが、その場合トッドと取り合いになる可能性がある。
なおDLCマップ以外ではチャムが同乗する事はないものの、チャム用の掛け合い自体は用意されている。
スーパーロボット大戦T
参戦は治安維持隊ルート第20話にてショウと共に参戦。乗機は最初からダンバイン。
本作ではショウがヴェルビンに乗り換えるため、空いたビルバインを引き継いで戦わせる場合が多いと思われる。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦64
トッドシルキーを仲間にするためには彼女の撃墜数が鍵になるので、入手のためには彼女で率先して撃墜しなければならない。今回から初登場の合体攻撃ツインオーラアタックのため、ショウとペアで出撃する場合が多い。しかも、恋愛補正が入るので、攻撃力は非常に高い。ただし、集中が無いのが痛い。努力持ちなので、レベルが追いつかなくなることだけは無い。中盤の分岐ではショウと共に不器用な恋心を見せる場面も。
スーパーロボット大戦X-Ω
乗機はダンバインのみ。
サポートユニットではSSR、効果は「WAVEが進むごとにHP回復」。
スーパーロボット大戦DD
2章Part12から登場。今回はダンバインが非プレイアブルのためNPCとなっている。
ビルバインのSSR必殺技「オーラ・チャージ」の演出にダンバインと一緒に登場するため、戦闘演出でボイスがある。

関連作品[編集 | ソースを編集]

リアルロボット戦線
『ダンバイン』のパイロットで必ず仲間になるのは、彼女とショウの2人のみ。
ポセイダルシロッコルートでは、ニーやリムルを説得できる。
Another Century's Episode

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

後述の名台詞に由来してか、「愛」を習得することがある。

EX
根性加速信頼熱血補給
第4次S
集中必中信頼熱血覚醒友情
FF完結編64
ひらめき努力熱血激励気合
α
ひらめき努力集中熱血気合
IMPACT
努力てかげんひらめき熱血気合再動
UX
努力集中ひらめき気合熱血
BX
努力集中ひらめき必中熱血
XT
不屈必中信頼気合期待熱血
リンクバトラー
激励ひらめき気合努力熱血
X-Ω
必中熱血
パイロットパーツ装備時
閃き+、気合直撃

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

第4次S
聖戦士
EX(PS版)
聖戦士L8、切り払いL8
FF完結編COMPACT64
聖戦士L7、切り払いL7
α
聖戦士L8、切り払いL8
IMPACT
聖戦士L7、防御L7、援護防御L3
UXBX
オーラ力L7、聖戦士援護攻撃L2、援護防御L2、全体攻撃L2
XT
聖戦士オーラ力L9、気力+(DEF)サイズ差補正無視L1

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド「熱血」が「愛」になる。
X』『T』で採用。下記の彼女の名台詞を象徴する内容である。
これと関係するためか、熱血のSP消費量は自軍最悪になってしまっている。彼女を使う場合は最優先でこのボーナスを狙いたい。習得レベルの45(『T』では51)を越えれば決定力が格段に上がる。
ちなみに、愛に変わるとMカスタマイズ(TACマネージメント)のダメージサポートの効果対象外となり、結果的に消費SPが増える。軽微ではあるが、珍しくデメリットのあるエースボーナス。

サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]

ショウへの愛
SSR。WAVEが進むごとにHP回復。

パイロットBGM[編集 | ソースを編集]

「ダンバイン とぶ」
オープニング。大半はこの曲である。
「聖戦士たち」
劇中BGM。『IMPACT』、『COMPACT3』にてハイパーオーラ斬り使用時の選曲。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ショウ・ザマ
ドレイク側だった彼をゼラーナ側に引き込んだのがマーベルである。すぐに聖戦士としての頭角を表し、彼を軸に置いた抜群のコンビネーションで戦果をあげる。
戦いをともにする内に惹かれ合ったようだが、原作ではお互いに死亡し悲恋に終わる。SRWではお互い死なないので、殆どの作品で想いが報われる展開が用意される。
ニー・ギブン
初めは彼に惹かれていた。
シーラ・ラパーナ
兼ねてから地上人の活躍を聞いており、ショウだけでなくマーベルも聖戦士と認めていた。ショウにビルバインを託し、以後反ドレイク勢力の中核人物として戦場に身を置く。
ナックル・ビー
マーベルを召喚したエ・フェラリオ。その事をジャコバ・アオンに咎められたため罰を受け、マーベルはそれを気に病んでいた。その後、ショウ達がシルキー・マウを救出した礼として罰から解放された。なお、彼女がトッドを助けたことは知る由もない。本人はSRW未登場だが、『BX』ではマーベルの戦闘台詞でその名前が出ることも。
トッド・ギネス
敵対している地上人。同じアメリカ合衆国出身ということもあるのか、他の地上人とは異なり彼と戦場で会話をする場面が度々ある。ショウの時と同様に説得を試みたこともある。実力は完全に彼の方が上だが、ショウとの連携で逆に追い詰めたこともある。
バルベラ
幼馴染。ショウとの仲をひやかされてしまうも満更でもない様子で流し、彼女から地上の情報を入手する。SRW未登場。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

シャピロ・キーツ
『IMPACT』で偽ダンクーガに搭乗している理由をはぐらかす彼へ、その言い訳こそが未だに獣戦機隊に固執している証拠である事を突きつける。
レニー・アイクラン・クラン
『UX』ではそれぞれのパートナーに鉄拳制裁を加える。
矢藩朗利金本平次
『UX』では力に溺れて悪しきオーラ力をふるう彼らに対して、危険視する姿勢を見せた。
マーベルがアメリカ出身であるためか、彼らの方からは強く強く敵愾心や差別心を向けられ、聞く耳の一切を持ってくれない。
ショーグン・ミフネ
X』にてジェレミアから日本かぶれのアメリカ人である彼についてどう思うと問われるが、ノー・コメントと返している。
獅堂光龍咲海鳳凰寺風
T』では3人が魔法騎士としての使命を自ら受け入れたことやその姿勢を高く評価している。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「善悪の見境もなしにドレイクに手をかす馬鹿な男!」
ショウと出会った時の台詞。
「テレパシーみたいなものがあって、会話しているように思えるのよ。あたしは『ゼン』って言う日本語ぐらいしか知らないわ」
第4話で、アメリカ人なのに日本語が巧いとショウに言われて。その後実際にダンバインの手の上(ダーナ・オシーが破損していたため)で座禅してみせる。
ちなみに「ハイパージェリル」の直後である第38話でも、ハイパー化現象に悩みゼラーナ甲板で座禅する。
「出来るわ。これは夢ではないのよ。20世紀の現実の事なんだから」
第6話にて、ロムン・ギブンの死に際して「そんな夢物語みたいな事が出来るのか」と自分を責めるショウに対して。
「あのフェラリオは、ガロウ・ランじゃないの!?」
第9話にて、ジャコバ・アオンの横暴を目の当たりにして。
「冷静になったものね、見直したわ。リムル、リムルって言っていた頃に比べたら…」
「ショウも居てくれるわ。あの子、結構優しいのよ」
第14話にて、先行したショウに急いで追いつきたく出撃しようとした際にニーに咎められて際に。この後焦るマーベルを心配したニーにキスされるのだが、手で軽くぬぐっていた。
序盤はニーに好意を抱いていたマーベルだが、ショウの度重なるアプローチに応じ彼に惹かれていった。
ニーも「俺はリムルもマーベルも同じように大切に思っているつもりだった」と彼女の心を察しており、大人な恋愛の終わり方をしている。
「よく…よく帰ってきてくれて…」
第19話でバイストン・ウェルに帰ってきたショウに対して。帰ってきてくれたのがあまりにも嬉しかったのか着艦まで我慢できず、空中でボゾンのコクピットから飛び出してダンバインに乗り移りショウを抱きしめている。
「ショウ!貴方本当に来てくれたのね?」
第33話「マシン展開」にて。地上に出て即ドレイク軍との戦闘になってしまいショウの名を叫ぶのだが、その声はオーラに乗って日本にいるショウに元に届きショウがウイングキャリバーで救出に入る。
「メーカーに当たる方法はありますけれど、脅しを掛けるというのは面白くありませんね」
「アメリカのメーカーは日本とは違うわよ?」
地上の動きを把握できないゴラオンの為に地上の軍事製レーダーの購入を提案する。その方法が軍事メーカーIBNに直接乗り込んでバイストン・ウェルから持ち込んだ金塊で懐柔するというもの。
大人で落ち着きのあるイメージのマーベルだが、よく大胆な発想で困難を打ち砕いている。
「死の商人とはよく言ったものね」
IBN社の社長に交渉を持ちかけたところ、向けられた銃に怯えるどころか嬉々として商談に応じ、挙句3倍の金塊を用意すれば更に軍事衛星の情報を盗聴出来るシステムを売ると言い出し、流石のマーベルも呆れこの台詞を放つ。しかしIBN社長は「フフ…そりゃ認識不足です。情報を手に入れる事は戦争の抑止力になるのですよ?」と自分の行いは善だと言い張り、マーベルは言葉を失ってしまう。
「あれを使うと、地球が滅びると云われる程の威力を持った爆弾よ」
第35話で核爆発と思わしき爆発を見てバイストン・ウェル出身の仲間達に説明。この後オーラバリアは放射能すら防ぐ事が発覚する。
「いつまでもエレ様が悲しみに耽っていては、兵達が可哀想です」
「地上に出て兵達は狼狽えているのですよ?そんな時に、恋の悲しみに耽る女王を…女王とは、そんなに楽なお仕事なのですか?」
「エレ様にとっては宿命です、逃れる事は出来ません。例え、エレ様が亡くなられようとも逃れられないのです」
「お爺様やお父様のように、絶えず、人民に対して生きる目的を与えていかなくてはならないお立場なのです」
「そんな事を言うエレ様で良いのですか?死んでいったトルストールにとって…」
第36話にてトルストールが死に、悲しみにくれ自室に引きこもるエレに対して容赦ない叱咤をぶつける。そして敵襲の際にキーンにエレはあのままでいいのか?と尋ねられた際「女王でない人など、放って置きましょう」と冷たく吐き捨てる。
もちろんエレの心情は余りあるほど察しており、それでもこのままでは負けてしまうため、心を鬼にして同じ恋をする女性として、エレに女王として立ち上がれるよう激しい言葉をかける。ダンバインへ向かうマーベルも非常に辛そうな様子だった。
「幻覚でなく、オーラの力の成さしめた業というのなら…そうか、あれはバリアの変形した物かもしれない。ならば全ての説明が付く」
「それをどうコントロールすれば…?」
第38話でハイパー化したジェリルを思い出し、ハイパー化についてゼラーナの甲板で座禅をしながら考える。しかし自分の力不足を実感していたマーベルは、悪い癖で理屈でハイパー化を制御できないかという考えに至ってしまう。この悩みは数話先にまで尾を引く事になる。
「分かってるわよそんな事。もしも、みんながジェリルのようになったら…」
「ありがとう。邪念があるとすぐ捕まってしまうわ、ごめんなさい」
戦闘中にもハイパー化について考え、更にオーラ力についても懐疑的になってしまう。そのため戦闘に集中することができない。
「良かった…私にも、バリアが働いたんだわ…」
地上人がグラン・ガランに仕掛けた爆発寸前の小型核爆弾をダンバインで引き剥がし、遥か上空へ独りで飛翔する。核爆発は周囲にいたドラムロのオーラバリアさえ貫き消滅させるほどの威力を見せたが、マーベルのオーラ力はダンバインを守り自分の無事を喜び涙を流す。
「私一人の為に投降するというの!?」
第39話でトッド率いるタンギー隊にダンバインごと捕獲されてしまい、ビショットに人質にされゴラオンとグラン・ガランの交換にされてしまう。
エレとシーラはその要求を飲み(救出作戦ではあるが)、聖戦士とはいえたった一人の人間の為に全軍投降などとやめるように叫ぶ。
それを聞いたトッドは「それだけ、お前の存在は大きいって事だ」と皮肉たっぷりにマーベルを称え、捕まってしまう自分の不甲斐なさに悔し涙を流すことに…。
「ショウ、いけない!憎しみのオーラ力を増幅させると、ジェリルのように…!」
第40話でハイパー化寸前まで憎しみを持ってしまったショウを止めようと叫ぶ。
「ショウは、あたしを愛してくれてる?」
第43話で最終決戦を前に閉じこもってしまったショウに対して唐突に。
「私が欲しいのは『LIKE ME』じゃなくて『LOVE ME』よ」
「マーベルは好きさ」となんとか言葉を振り絞ったショウに対しトドメの発言である。彼女がスパロボで「」を覚える大きな理由となるセリフと思われる。
『BX』では英単語部分がカタカナ表記になっているが、上記の台詞共々DVEになっている。
「ショウはさっき何て言おうとしたの?」
愛するショウを守りたいという気持ちが先行し無茶な動きをしてしまうマーベル。その結果集中できずに戦闘に付いていけなくなってしまう。窮地を逆にショウに救われ「俺はマーベルを…」と言われたところで割り込まれ戦闘は継続。その続きが気になりつつもゲア・ガリングのブリッジに突撃するが、集中砲火を浴びてしまい…。
「馬鹿ね…いいのよ…そんな事…」
「すぐにゼラーナに収容するわ、いいわね?」
マーベルを助けたいという気持ちがショウをハイパー化させる。間一髪のところで救われ墜落して行くビルバインにダンバインで駆け寄るマーベル。後で話が…と告白の続きをしようとするショウを見てこの台詞を言いながら回収する。
「いいわよ。出撃する度にこれでお別れかなんて、思いたくないけれど」
第47話でショウと出撃する前の会話。お互い愛し合っているのに「そう思う」「信じる」など言葉を繰り返し愛していると言えない不器用ながらも微笑ましいやり取りである。
それを見たチャムとニーは、羨ましがりつつも暖かく見守るのだった。
「けれどまだある…賢しいオーラ力が」
最終話にて。ゴラオンとゲア・ガリングが堕ち、最後の敵を見据えて。
「やったわ、ショウ…ショットをやったわ…!」
ショウとオーラ力を高めあい、光の玉になってハイパー化をせずにオーラ力を限界まで引き上げてついにスプリガンを撃墜する。しかしこの時割り込んだ黒騎士ガラバの攻撃がコクピットを貫通していた。
「貴方は聖戦士でしょう?まずドレイクを討ちなさい!」
「全く……人が慰めてほしいときは知らん顔していてさ……」
致命傷を負いながらも強がってショウを行かせた時の台詞。直後にトドメの一撃を受けて撃墜…となるのだが、想いを寄せているショウは彼女の容態には全く気付かず先に行ってしまう。
涅槃への旅立ちの台詞としては富野作品数あれど、ここまで寂しさ漂う発言はないだろう。『X』では、ショウはマーベルと再会後この件について真っ先に謝罪した。

スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

戦闘台詞[編集 | ソースを編集]

「ハイパーオーラ斬り! 行けえっ!」
『UX』でハイパーオーラ斬り使用時に発する特殊戦闘台詞。とうとうマーベルにまで「オーラ斬り」が浸透した。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

「オーラ力の発現とは逆みたいね…あんなにしょっちゅうキレてたら、簡単にハイパー化しちゃうわ」
EX』第6話(総ターン数50未満)「ソラティス神殿」より。機装兵が襲い掛かったことに対して怒ったマサキ・アンドーに対して。…ところで何ゆえハイパー化の事を知ってるのだろうか。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

「気がつかれたようですね」
「マーベル=フローズンといいます。信じられないかもしれませんが、ここは地上ではないんです」
ブライト「地上ではない?」
「はい、海と陸の間にある世界、バイストン・ウェルです」
COMPACT3』でバイストン・ウェルに飛ばされてしまったロンド・ベル一行とのファーストコンタクト。
ショウの時とは違い敵対関係での出会いではないので、非常に丁寧に世界を説明している。もっともあまりにも突然な話なのでブライト達は戸惑う事に…。
「ビダン君…あの人はもしかしたら憎しみのオーラに、その身を任せてしまったのかも知れないわね…」
IMPACT』第1部地上激動篇第31話「グリプスの亡霊」より。ジャブロー西部戦で、ジェリドが発するカミーユへの尋常ならざる憎悪を、こう評した。
「管理? そもそも地上の人が、宇宙の人達を管理する権利なんてあるのかしら」
隠しシナリオ「逆襲のシャア」ルートプロローグより。ショウの「地上から宇宙の平和を管理するのは無理」という発言を聞き咎めての反論。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

「ふふ、ショウの口からそんな言葉が聞けるなんてね」
『UX』第16話アメリカルート「アライブ」にて。見知らぬ地でショウと再会できた際、「生きていてくれただけで十分」「こんなに嬉しいことはない…」と言われて。ただでさえ不器用なショウ、それも原作での最期の別れが別れだったために、なおのこと嬉しい言葉だったのだろう。
『UX』のOPでは原作と異なりショウの目の前で爆散してしまったため、ショウ側も後悔しきりだったのか、お互い素直に会話ができている。
「どうやら、鉄拳制裁が必要なようね」
『UX』第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」より。インスマウスでのバカンスにて、スメラギに見とれるショウに対して。ショウと一緒に鼻の下を伸ばしていたミシェルジョウに対してレニークランとともに鉄拳制裁を加えた。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

(邪悪なオーラを感じる…)
X』シークレットシナリオ「想いというオーラ」より。ヴィヴィアンからサリアの趣味を聞いて、悪い笑みを見せるアンジュに対して。
「ノー・コメントよ」
『X』第33話対ドアクダールート「白き翼」より。ジェレミアからショーグン・ミフネについてどう思うか聞かれて。
「元々はオーラバトラーの動力となる高いオーラ力を持つ地上人に与えられた称号ですが… 転じて、そのオーラ力を正しき事のために使う者を意味する場合もあります」
T』第20話自由遊撃隊ルート「星の果ての楽園」より。聖戦士という言葉について聞かれてこう答える。シオンがいるからか聖戦士は地上人に限らないと説明している。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ダーナ・オシー
ボゾン
ボチューン
ダンバイン
ショウ・ザマから譲り受けた。

スパロボでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]

サーバイン
X』DLCシナリオ「強く正しく美しく」で搭乗。この時はショウと同様妖精二人相乗りしているが、カットインには反映されない。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. Character、聖戦士ダンバインWeb、2022年2月25日閲覧。
  2. PSソフト『聖戦士ダンバイン~聖戦士伝説~』では本編以前に、マーベルが地方領主ドレイク・ルフトの居城「ラース・ワウ」へ(ゼット・ライトと同時期に)召喚され、オーラマシンテストパイロットを務めていたが、バイストン・ウェル征服を狙うドレイクの野心を知り、反ドレイクを掲げるゼラーナ隊に身を投じた経歴が描写される。なお、ラース・ワウにいた時のマーベルは、ドレイク軍のパイロットスーツを着用している。
  3. 特にトッド・ギネスジェリル・クチビといった地上人同士の戦闘では、相手がその当時の最新鋭のオーラバトラーに搭乗している場合が多く、撃墜寸前(あるいは捕獲)にまで追い詰められてしまう事もしばしば。