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*メカニックデザイン:寺岡賢司
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'''ティエレン全領域対応型'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[登場メカ]]
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== 概要 ==
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[[ティエレンタオツー]]を元に[[人類革新連盟]]の次期量産機として製造された、次世代型ティエレンの完成形。ただし、地球連邦軍の発足と[[GNドライヴ[Τ]|疑似太陽炉]]搭載機の正式配備により、生産数は少ない。アニメ版では公式サイトの解説によると数機しか完成せず、小説版に至っては1機しか生産されていない。
  
[[人類革新連盟]]の次期量産機として製造された、次世代型[[ティエレン]]の完成形。ただし地球連邦軍の発足と[[GNドライヴ[Τ]|疑似太陽炉]]搭載機の正式配備により、実際はごくわずかしか生産されていない。
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その名の通り換装無しに[[陸|地上]][[宇宙]]双方での運用が可能なほか、[[|大気圏内]]で飛行可能なほどの推力を有する。また、非太陽炉搭載機でありながら[[ビームライフル]]が使用可能。
  
その名の通り換装無しに地上・宇宙双方での運用が可能なほか、大気圏内で飛行可能なほどの推力を有する。また、非太陽炉搭載機でありながらビームライフルが使用可能。
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カラーリングが紺色である事を除けばティエレンタオツーと全く同じ外見であり、劇中でも「タオツー」と呼ばれていた。そして、[[セルゲイ・スミルノフ]]以外に搭乗したパイロットもいないせいか、「'''セルゲイ専用ティエレンタオツー'''」と呼ばれる場合もある。
  
カラーリングが紺色である事を除けば[[ティエレンタオツー]]と全く同じ外見であり、劇中でも「タオツー」と呼ばれていた。そしてセルゲイ以外に搭乗したパイロットもいないせいか、「'''セルゲイ専用ティエレンタオツー'''」と呼ばれる場合もある。
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[[アロウズ]]を唱えてクーデターを起した[[パング・ハーキュリー]]の[[説得]]のため、旧友であるセルゲイが搭乗。ブレイク・ピラー事件発生後は[[ピラー破片]]の破壊作業に参加した。しかし、ブレイク・ピラー事件終結後、父セルゲイを憎む[[アンドレイ・スミルノフ]]の[[GN-X III]]に撃墜される。
  
反[[アロウズ]]を唱えクーデターを蜂起した[[パング・ハーキュリー]]の説得のため、旧友であるセルゲイが搭乗。ブレイクピラー発生後はピラー破片の破壊作業に参加した。しかしブレイクピラー終結後、父セルゲイを憎む[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X III]]に撃墜される。
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実は劇場版にもワンカットだけ出番があり、大型ELSが防衛線を突破したのを確認して決死の追走を掛けに行く[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]の[[GN-X IV]]を見送るかのようにすれ違っている。パイロットが誰なのかという問題どころか、生産数が極端に少ないはずのこの機体が一体どういう経緯でGN-X IVの配備もすっかり終わっているELS防衛線の宙域に存在しているのかも定かではないが、上述の通りアンドレイの父であるセルゲイが最後に搭乗した機体だけに意味深な演出である。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
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=== [[Zシリーズ]] ===
=== Zシリーズ ===
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;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
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:初登場作品。原作通りセルゲイが搭乗し、味方[[NPC]]としてピラー破片の破壊作業を行う。1話限りの登場のせいか武器がビームライフルしかなく寂しい。ピラー破片の破壊後、原作通りにアンドレイに破壊される。
:原作通りセルゲイが搭乗し、味方[[NPC]]としてピラー破片の破壊作業を行う。1話限りの登場のせいか武器がビームライフルしかなく寂しい。ピラー破片の破壊後、原作通りにアンドレイに破壊される。
 
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
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ビームライフル以外の武装はティエレンタオツーと同じであり、かつ劇中では使用していない。
 
ビームライフル以外の武装はティエレンタオツーと同じであり、かつ劇中では使用していない。
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;30mm機銃
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:主に対人・小型兵器用の機銃。左胸部に搭載。
 
;ビームライフル
 
;ビームライフル
:粒子ビームを発射する射撃兵装。疑似太陽炉を搭載していない機体でも使用できるようにGNコンデンサーが内蔵されており、銃身下部からビームサーベルを発生させる事もできる。<br />しかしビームライフルのコントロールは疑似太陽炉を搭載していない本機のOSでは不可能であり、パイロット自身で制御しなければならない。そのため高い技量を持つパイロットにしか扱えない。
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:粒子ビームを発射する射撃兵装。疑似太陽炉を搭載していない機体でも使用できるようにGNコンデンサーが内蔵されており、銃身下部から[[ビームサーベル]]を発生させる事もできる。
;30mm機銃
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:しかし、[[ビームライフル]]のコントロールは疑似太陽炉を搭載していない本機のOSでは不可能であり、パイロット自身で制御しなければならない。そのため高い[[技量]]を持つパイロットにしか扱えない。
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::銃身下部から発生。
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==== オプション装備 ====
 
;200mm×25口径長滑腔砲(宇宙型)
 
;200mm×25口径長滑腔砲(宇宙型)
 
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;接近戦用カーボンブレイド
 
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<!-- 格闘・射撃・防御・特殊など兵装の分類(数が多ければ)、必殺技/必殺武器の変更などは適宜行なうこと。 -->
 
<!-- === [[合体攻撃]] === -->
 
<!-- === [[特殊能力]] === -->
 
<!-- :剣装備、盾装備、銃装備:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。 -->
 
<!-- :[[バリア]]名:バリアの名前を記載。 -->
 
<!-- :[[変形]]: -->
 
<!-- :[[分離]]: -->
 
<!-- :[[合体]]: -->
 
<!-- :[[換装]]: -->
 
<!-- :[[換装武器]]:([[OG]]シリーズのみ) -->
 
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
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<!-- :ボーナス内容:第2次G、GBA版OG2、OGs、OG外伝、A PORTABLE、第2次Zで採用。 -->
 
<!-- == [[BGM|機体BGM]] == -->
 
<!-- :「曲名」:採用作品や解説など -->
 
  
== 対決・名場面など ==
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== 対決・名場面 ==
 
;散りゆく光の中で
 
;散りゆく光の中で
:ブレイクピラーも終結し、ひとまずは安心するセルゲイ。だが以前から父セルゲイを憎んでいたアンドレイが、セルゲイがクーデターに加担したと誤解して激昂し、襲いかかってきた。一方的に攻めるアンドレイに機体を破壊されたセルゲイは、息子と接する事から逃たせいで息子を歪ませてしまった事を悔やむ。それでも彼は、自機の爆発に巻き込まれないように息子の機体を突き飛ばすことで、せめてもの愛情を今わの際に示すのであった。
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:2nd第17話より。ブレイク・ピラー事件が終結し、ひとまずは安心する[[セルゲイ・スミルノフ|セルゲイ]]。だが、以前から父セルゲイを憎んでいた息子[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]が、セルゲイがクーデターに加担したと誤解して激昂し、襲いかかってきた。
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:一方的に攻めるアンドレイに機体を破壊されたセルゲイは、息子と接する事から逃げたせいで息子を歪ませてしまった事を悔やむ。それでも彼は、自機の爆発に巻き込まれないように息子の機体を突き飛ばすことで、せめてもの愛情を今わの際に示すのであった。
  
 
== 関連機体 ==
 
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
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*[[GUNDAM:ティエレン全領域対応型]]
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[[Category:登場メカた行]]
 
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[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]
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[[Category:機動戦士ガンダム00]]

2022年1月29日 (土) 13:52時点における最新版

ティエレン
全領域対応型
外国語表記 Tieren All Region Type[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 寺岡賢司
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルスーツ
生産形態 少数生産機
型式番号 MSJ-06III-A
全高 18.7 m
重量 112.1 t
装甲材質 Eカーボン
所属 地球連邦軍
パイロット セルゲイ・スミルノフ
テンプレートを表示

ティエレン全領域対応型は『機動戦士ガンダム00』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

ティエレンタオツーを元に人類革新連盟の次期量産機として製造された、次世代型ティエレンの完成形。ただし、地球連邦軍の発足と疑似太陽炉搭載機の正式配備により、生産数は少ない。アニメ版では公式サイトの解説によると数機しか完成せず、小説版に至っては1機しか生産されていない。

その名の通り換装無しに地上宇宙双方での運用が可能なほか、大気圏内で飛行可能なほどの推力を有する。また、非太陽炉搭載機でありながらビームライフルが使用可能。

カラーリングが紺色である事を除けばティエレンタオツーと全く同じ外見であり、劇中でも「タオツー」と呼ばれていた。そして、セルゲイ・スミルノフ以外に搭乗したパイロットもいないせいか、「セルゲイ専用ティエレンタオツー」と呼ばれる場合もある。

アロウズを唱えてクーデターを起したパング・ハーキュリー説得のため、旧友であるセルゲイが搭乗。ブレイク・ピラー事件発生後はピラー破片の破壊作業に参加した。しかし、ブレイク・ピラー事件終結後、父セルゲイを憎むアンドレイ・スミルノフGN-X IIIに撃墜される。

実は劇場版にもワンカットだけ出番があり、大型ELSが防衛線を突破したのを確認して決死の追走を掛けに行くアンドレイGN-X IVを見送るかのようにすれ違っている。パイロットが誰なのかという問題どころか、生産数が極端に少ないはずのこの機体が一体どういう経緯でGN-X IVの配備もすっかり終わっているELS防衛線の宙域に存在しているのかも定かではないが、上述の通りアンドレイの父であるセルゲイが最後に搭乗した機体だけに意味深な演出である。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
初登場作品。原作通りセルゲイが搭乗し、味方NPCとしてピラー破片の破壊作業を行う。1話限りの登場のせいか武器がビームライフルしかなく寂しい。ピラー破片の破壊後、原作通りにアンドレイに破壊される。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

ビームライフル以外の武装はティエレンタオツーと同じであり、かつ劇中では使用していない。

武装[編集 | ソースを編集]

30mm機銃
主に対人・小型兵器用の機銃。左胸部に搭載。
ビームライフル
粒子ビームを発射する射撃兵装。疑似太陽炉を搭載していない機体でも使用できるようにGNコンデンサーが内蔵されており、銃身下部からビームサーベルを発生させる事もできる。
しかし、ビームライフルのコントロールは疑似太陽炉を搭載していない本機のOSでは不可能であり、パイロット自身で制御しなければならない。そのため高い技量を持つパイロットにしか扱えない。
ビームサーベル
銃身下部から発生。

オプション装備[編集 | ソースを編集]

200mm×25口径長滑腔砲(宇宙型)

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

散りゆく光の中で
2nd第17話より。ブレイク・ピラー事件が終結し、ひとまずは安心するセルゲイ。だが、以前から父セルゲイを憎んでいた息子アンドレイが、セルゲイがクーデターに加担したと誤解して激昂し、襲いかかってきた。
一方的に攻めるアンドレイに機体を破壊されたセルゲイは、息子と接する事から逃げたせいで息子を歪ませてしまった事を悔やむ。それでも彼は、自機の爆発に巻き込まれないように息子の機体を突き飛ばすことで、せめてもの愛情を今わの際に示すのであった。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ティエレン地上型
ティエレン宇宙型
ティエレンタオツー
本機と同じく次世代型ティエレンをベースに開発された機体であり、外見も同じ。

商品情報[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MS、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。

資料リンク[編集 | ソースを編集]