「ゲッターロボ」の版間の差分

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*1974年4月4日 ~ 1975年5月8日放映(フジテレビ)全51話
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*1974年4月4日 ~ 1975年5月8日放映(フジテレビ) 全51話
 
*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦]](初代)(1991年)
 
*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦]](初代)(1991年)
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
ダイナミックプロが『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』に続いて放ったロボットアニメにして[[合体]]ロボットの開祖。
+
ダイナミックプロが『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』に続いて放ったロボットアニメにして[[合体]]ロボットの開祖。続編『[[ゲッターロボG]]』をはじめとする『[[ゲッターロボシリーズ]]』の第1作目でもある。
  
SRWでは定番メンバーであるが故に、既に[[恐竜帝国]]との戦闘が始まっている状態から登場する事が多い。また、原作では[[恐竜帝国]]の後に[[百鬼帝国]]が出てきたりもするが、概ね[[帝王ゴール]]が現れてそれを倒すとゲッターの話は終わる。[[ゲッター線]]自体も他の謎のエネルギーと絡めて語られる場面もあるが、基本的には脇役に近い。
+
『マジンガーZ』のように漫画版は原作ではなく、アニメ版と並行されて制作されたもので原作にあたる作品は特にない。漫画版はアニメ版とまた違った展開を見せているのだが、本記事ではスパロボに参戦したアニメ版についてのみ記述する。
  
実際原作再現が行われる機会は極めて少なく、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』にしか敵勢力の恐竜帝国自体が登場していない。
+
主役のロボットは[[ゲッターロボ (ロボット)]]、ゲッター系の機体全般は[[ゲッターロボ (兵器)]]を参照。
 
 
『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』のように漫画版は原作ではなく、アニメ版と並行されて制作されたもので原作は特にない。
 
 
 
所謂、初代『[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]』の他、『[[ゲッターロボG]]』や『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)|真ゲッターロボ]]』等のシリーズから乗り換え用の後継機が登場する。また、最近はOVA版のストーリーとメカで登場した事も多い。
 
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
正体不明の宇宙線、[[ゲッター線]]をエネルギー源に開発された[[スーパーロボット|宇宙開発用ロボット]][[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]。しかし実は人類出現以前に地上を支配していた[[恐竜帝国]]の爬虫人類は、その[[ゲッター線]]に追われて地底に退避していた。[[ゲッター線]]を研究されては地上への帰還が叶わないと恐れた[[恐竜帝国]]の[[帝王ゴール]]はゲッター線研究機関である[[早乙女研究所]]を襲う。そしてそれに対抗するために、[[流竜馬]]、[[神隼人]]、[[巴武蔵]]の三人がゲッターに乗って戦う。
+
正体不明の宇宙線・[[ゲッター線]]をエネルギー源に開発された[[スーパーロボット|宇宙開発用ロボット]][[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]」。しかし実は人類出現以前に地上を支配していた[[恐竜帝国]]の爬虫人類は、そのゲッター線に追われて地底に退避していた。ゲッター線を研究されては地上への帰還が叶わないと恐れた[[恐竜帝国]]の[[帝王ゴール]]はゲッター線研究機関である[[早乙女研究所]]を襲う。そしてそれに対抗するために、[[流竜馬]]、[[神隼人]]、[[巴武蔵]]の三人がゲッターに乗って戦う。
 
 
なお、これらの流れはアニメ版の設定であり、漫画版はまた違った展開を見せている。
 
  
 
== [[登場人物]] ==
 
== [[登場人物]] ==
 
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
  
※初代ゲッターから登場している人物が『[[ゲッターロボG]]』名義で参戦している場合も下記に含めます。
+
※本作から登場している人物が続編『[[ゲッターロボG]]』名義で参戦している場合も下記に含めます。
 
*[[メカ&キャラクターリスト/初代]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/初代]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]
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:[[早乙女博士]]の息子。まず間違いなく死亡するので、[[ゲッター3]]系パイロットより死亡率が高い。[[声優]]は野田圭一氏。
 
:[[早乙女博士]]の息子。まず間違いなく死亡するので、[[ゲッター3]]系パイロットより死亡率が高い。[[声優]]は野田圭一氏。
 
;伊藤、勝田、大野、辻
 
;伊藤、勝田、大野、辻
:アニメ版における[[早乙女研究所]]の所員。4人ともアニメのスタッフがモデル。SRW未登場。
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:SRW未登場。アニメ版における[[早乙女研究所]]の所員。4人ともアニメのスタッフがモデル。
  
 
=== [[恐竜帝国]] ===
 
=== [[恐竜帝国]] ===
 
;大魔神ユラー
 
;大魔神ユラー
:[[恐竜帝国]]の真の支配者。SRW未登場。
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:SRW未登場。[[恐竜帝国]]の真の支配者。
 
;[[帝王ゴール]]
 
;[[帝王ゴール]]
 
:
 
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*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω]]
  
=== 早乙女研究所 ===
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=== 早乙女研究所と協力者 ===
 
==== [[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]] ====
 
==== [[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]] ====
 
;[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]
 
;[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]
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;プロトゲッター
 
;プロトゲッター
 
:第一話にのみ登場した機体で、色はどれも白一色。玩具では「ゲッターロボ練習機」という名称になっている。
 
:第一話にのみ登場した機体で、色はどれも白一色。玩具では「ゲッターロボ練習機」という名称になっている。
:;[[プロトゲッター1]]
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:*[[プロトゲッター1]]
::
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:*[[プロトゲッター2]]
:;[[プロトゲッター2]]
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:*[[プロトゲッター3]]
::
 
:;[[プロトゲッター3]]
 
::
 
 
 
=== アメリカ ===
 
 
;[[テキサスマック]]
 
;[[テキサスマック]]
 
:アメリカの[[スーパーロボット]]。
 
:アメリカの[[スーパーロボット]]。
  
=== [[恐竜帝国]]の兵器 ===
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=== [[恐竜帝国]] ===
==== [[メカザウルス]] ====
 
 
;[[サキ]]
 
;[[サキ]]
 
:アニメ第1話に登場、[[恐竜帝国]]にとって有害かつ危険な[[ゲッター線]]を研究する[[早乙女研究所]]の破壊のために出撃した初陣でプロトゲッターを破壊した[[メカザウルス]]第1号。
 
:アニメ第1話に登場、[[恐竜帝国]]にとって有害かつ危険な[[ゲッター線]]を研究する[[早乙女研究所]]の破壊のために出撃した初陣でプロトゲッターを破壊した[[メカザウルス]]第1号。
;[[ザイ]]
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;[[ザイ]][[バド]][[ズー]]
:アニメ第1・2話に登場した三大[[メカザウルス]]の一体。
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:アニメ第1・2話に登場した三大[[メカザウルス]]
;[[バド]]
 
:アニメ第1・2話に登場した三大[[メカザウルス]]の一体。
 
;[[ズー]]
 
:アニメ第1・2話に登場した三大[[メカザウルス]]の一体。
 
 
;[[ギロ]]
 
;[[ギロ]]
 
:アニメ第8話に登場。初めてキャプテンが乗ったメカザウルス。
 
:アニメ第8話に登場。初めてキャプテンが乗ったメカザウルス。
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;[[無敵戦艦ダイ]]
 
;[[無敵戦艦ダイ]]
 
:作品によっては「'''メカザウルス・ダイ'''」表記の事も。
 
:作品によっては「'''メカザウルス・ダイ'''」表記の事も。
 
==== その他 ====
 
 
;[[恐竜ジェット機]]
 
;[[恐竜ジェット機]]
 
:恐竜帝国の戦闘機。戦闘機なのでもちろん弱い。
 
:恐竜帝国の戦闘機。戦闘機なのでもちろん弱い。
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::本曲の1、2、3番の順で、それぞれ[[ゲッター3]]、[[ゲッター2]]、[[ゲッター1]]のことを歌っている。悪に対して容赦の無い表現であるフレーズもまた、印象に残る。
 
::本曲の1、2、3番の順で、それぞれ[[ゲッター3]]、[[ゲッター2]]、[[ゲッター1]]のことを歌っている。悪に対して容赦の無い表現であるフレーズもまた、印象に残る。
 
::アニメソングのカバーアルバム集『百歌声爛 男性声優編』において、[[流竜馬 (OVA)]]の[[声優]]である石川英郎氏が本曲の一部を歌っている。
 
::アニメソングのカバーアルバム集『百歌声爛 男性声優編』において、[[流竜馬 (OVA)]]の[[声優]]である石川英郎氏が本曲の一部を歌っている。
::『第1作』『第2次』『第3次』『EX』『第4次』『F』『F完結編』『COMPACT』『64』『COMPACT2』『α』『α外伝』『IMPACT』『第2次α』『Z』で採用。
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::ほとんどの作品で採用。
 
:
 
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;エンディングテーマ
 
;エンディングテーマ
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:;「合体!ゲッターロボ」
 
:;「合体!ゲッターロボ」
 
::作詞:和泉高志 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:ささきいさお&コロムビアゆりかご会
 
::作詞:和泉高志 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:ささきいさお&コロムビアゆりかご会
::『SC』『SC2』で『ゲッターロボ』のBGMとして採用。
+
::『SC』でBGMとして採用。
  
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
当初のシリーズでは[[恐竜帝国]]はザコ敵として[[バド]]や[[サキ]]などの[[メカザウルス]]のみの登場であったが、『[[α外伝]]』にて未来世界で生き残っていた[[恐竜帝国]]が本格的に登場し、『[[第2次α]]』にて現代で再び[[恐竜帝国]]との最終決戦がある。しかし実際に恐竜帝国が登場するのはその2作のみと、参戦歴が長い割に実は不遇である。
+
スパロボでは定番メンバーであるが原作再現が行われる機会は極めて少なく、『αシリーズ』『Scramble Commander』にしか恐竜帝国そのものは登場していない。シリーズ全体で見るとザコ敵としてメカザウルスのみの登場も少なくない。黒幕の大魔神ユラーが未登場なのも相まって、参戦歴が長い割に不遇と言わざるを得ない。
 +
 
 +
いわゆる[[ゲッターロボ (ロボット)|初代ゲッター]][[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターロボG]]や[[真ゲッターロボ]]が加入するとそちらへ乗り換えられるのがお約束となっている。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:敵パイロットはラドラのみ。特にイベントはない。移植版では仲間にできないものの、説得イベントがある。
+
:敵パイロットはラドラのみ。特にイベントはない。
 
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
 
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
::おおむねリメイク前と同じだが、ラドラの出番が少し増えている。でもイベントはない。テキサスマックが正式に自軍に加わった最初の作品。
+
::おおむねリメイク前と同じだが、ラドラの説得イベントが追加されている。テキサスマックが正式に自軍に加わった最初の作品。
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;[[第3次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
 
:今作で武蔵が死亡するが、量産メカに特攻とは…。
 
:今作で武蔵が死亡するが、量産メカに特攻とは…。
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:敵に[[メカザウルス]]が登場するが、味方は[[ゲッターロボG]]のみ登場する。
 
:敵に[[メカザウルス]]が登場するが、味方は[[ゲッターロボG]]のみ登場する。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:今回の[[メカザウルス]]はシリーズ中でも特に弱く、原作再現もこれといってない。
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:今回のメカザウルスはシリーズ中でも特に弱く、原作再現もこれといってない。
 
;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|完結編]])
 
;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|完結編]])
:据え置き機ではテキサスマックが最後までいる最初の作品。他はいつもと同じ。
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:据え置き機ではテキサスマックが最後までいる初めての作品。他はいつもと同じ。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:恐竜帝国のメカザウルスをDr.ヘルが引き連れているというねじれた展開。中盤で武蔵が特攻をかけて大けがを負い、弁慶と交代、ゲッターGへ乗り替える。武蔵は終盤で一人乗りのゲッター1で合流する。
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:メカザウルスをDr.ヘルが引き連れているが、肝心の恐竜帝国は姿を現さないというねじれた展開。中盤で武蔵が特攻をかけて大けがを負い、弁慶と交代しゲッターGへ乗り替える流れが再現されている。武蔵は終盤にて一人乗りのゲッター1で合流する。
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:未来世界で[[恐竜帝国]]と戦うことになる。恐竜帝国が初めて登場し、決着が終盤なのでかなり歯ごたえがある。
+
:恐竜帝国が初めて登場、未来世界で戦うことになる。メカザウルスの手強さや決着が終盤に据えられるなど、かなり待遇がいい。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:現代世界での[[恐竜帝国]]との決戦が中盤の重要イベントとしてあり、スーパー系では条件次第でこのシナリオで死亡してしまう武蔵を生存させる事ができるものの、死亡してしまうのが正史。現在までの作品では原作再現が最も多く、キャプテンが増えた。
+
:現代で再び恐竜帝国と戦う。現在までのスパロボでは原作再現が最も多く、『第2次』以来のキャプテン・ラドラ登場(しかも仲間にできる)に加えザンキが初登場。決戦が中盤の重要イベントとして用意されているのもあり、『α外伝』に並ぶ好待遇。条件次第で武蔵を生存させる事ができるものの、死亡してしまうのが正史。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:敵としてメカザウルスとムゲにより復活したゴールが登場するのみ。
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:敵としてメカザウルスと、[[ムゲ・ゾルバドス]]により復活したゴールが登場するのみ。
  
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
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:
 
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;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:基本的に続編である『G』のストーリーだが、テキサスマックとメカザウルスが登場。
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:基本的に続編である『G』のストーリー再現のみだが、初代ゲッター、テキサスマック、メカザウルスも登場。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
 
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=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]
 
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]
 
:[[ソーディアン]]要塞争奪戦が主軸の本作では、エネルギー遮断能力の影響を受けにくい[[メカザウルス]]が主力の[[恐竜帝国]]は強敵の1つと描写されており、[[ティターンズ]]艦隊を壊滅させる等の活躍も目立つ。
 
:[[ソーディアン]]要塞争奪戦が主軸の本作では、エネルギー遮断能力の影響を受けにくい[[メカザウルス]]が主力の[[恐竜帝国]]は強敵の1つと描写されており、[[ティターンズ]]艦隊を壊滅させる等の活躍も目立つ。
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
 
:
 
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
:原作でゲッターQに乗った[[早乙女ミユキ|ミユキ]]が初登場。
+
:原作でゲッターQに乗った[[早乙女ミユキ]]が初登場。
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
:ダイナミックプロ作品の一つとして、マジンガーチームに組み込まれたような扱いになっており、ゲッターロボの敵は登場しない。いわゆる「いるだけ参戦」ともいえるが、多くの敵勢力が[[ゲッターエンペラー|あのゲッター]]に関することをたびたび口走っており、世界観に深く関わっている可能性が示唆されている。
 
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===

2016年5月8日 (日) 19:28時点における版

  • 1974年4月4日 ~ 1975年5月8日放映(フジテレビ) 全51話
  • 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦(初代)(1991年)

概要

ダイナミックプロが『マジンガーZ』に続いて放ったロボットアニメにして合体ロボットの開祖。続編『ゲッターロボG』をはじめとする『ゲッターロボシリーズ』の第1作目でもある。

『マジンガーZ』のように漫画版は原作ではなく、アニメ版と並行されて制作されたもので原作にあたる作品は特にない。漫画版はアニメ版とまた違った展開を見せているのだが、本記事ではスパロボに参戦したアニメ版についてのみ記述する。

主役のロボットはゲッターロボ (ロボット)、ゲッター系の機体全般はゲッターロボ (兵器)を参照。

ストーリー

正体不明の宇宙線・ゲッター線をエネルギー源に開発された宇宙開発用ロボットゲッターロボ」。しかし実は人類出現以前に地上を支配していた恐竜帝国の爬虫人類は、そのゲッター線に追われて地底に退避していた。ゲッター線を研究されては地上への帰還が叶わないと恐れた恐竜帝国帝王ゴールはゲッター線研究機関である早乙女研究所を襲う。そしてそれに対抗するために、流竜馬神隼人巴武蔵の三人がゲッターに乗って戦う。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

※本作から登場している人物が続編『ゲッターロボG』名義で参戦している場合も下記に含めます。

早乙女研究所

流竜馬
神隼人
巴武蔵
早乙女博士
早乙女ミチル
早乙女元気
早乙女達人
早乙女博士の息子。まず間違いなく死亡するので、ゲッター3系パイロットより死亡率が高い。声優は野田圭一氏。
伊藤、勝田、大野、辻
SRW未登場。アニメ版における早乙女研究所の所員。4人ともアニメのスタッフがモデル。

恐竜帝国

大魔神ユラー
SRW未登場。恐竜帝国の真の支配者。
帝王ゴール
バット将軍
ガレリィ長官
キャプテン・ラドラ
ゲッターチームと心通わす描写があったキャプテン。ゲッターを助けて死亡する。
キャプテン・ザンキ
ゴーラ王女
帝王ゴールの娘にして早乙女博士の養女、早乙女ミユキの正体。
恐竜兵士

その他

ジャック・キング
メリー・キング
ジョーホー、浅太郎、大枯文次
SRW未登場の登場人物。
流竜作
神大造
神明日香

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

早乙女研究所と協力者

ゲッターロボ

ゲッターロボ
ゲッター1
空中戦用のゲッターで色は赤。メインパイロットは流竜馬。トマホークとゲッタービームを主に使い高威力を誇る。
ゲッター2
陸戦・高速戦用のゲッターで色は白。メインパイロットは神隼人。ドリルを使い、地中を掘り進む事も可能だが、空の敵には弱い。
ゲッター3
水中戦用のゲッターで色は黄。メインパイロットは巴武蔵。格闘とミサイルで意外と器用に戦える。巴武蔵の得意とする柔道の技から大雪山おろしを繰り出す。
SRWでは車弁慶が搭乗する事も
イーグル号
ジャガー号
ベアー号
ゲッターQ
早乙女研究所より盗まれた設計図を元に恐竜帝国が作り上げたロボット。パイロットは帝王ゴールの娘で、早乙女博士に養女として一時育てられていたゴーラ王女
SRWでは早乙女ミチルが乗っている事が多いが、原作では彼女はゲッターQに乗ったことがない。
プロトゲッター
第一話にのみ登場した機体で、色はどれも白一色。玩具では「ゲッターロボ練習機」という名称になっている。
テキサスマック
アメリカのスーパーロボット

恐竜帝国

サキ
アニメ第1話に登場、恐竜帝国にとって有害かつ危険なゲッター線を研究する早乙女研究所の破壊のために出撃した初陣でプロトゲッターを破壊したメカザウルス第1号。
ザイバドズー
アニメ第1・2話に登場した三大メカザウルス
ギロ
アニメ第8話に登場。初めてキャプテンが乗ったメカザウルス。
シグ
アニメ第9話に登場。SRWでは翼のついた改造後のみ登場。
ゼン1号
アニメ第18話に登場。
ゼン2号
アニメ第18話に登場。ガレリィではなくザンキが開発した高性能メカザウルス。
ヤバ
アニメ第31話に登場。
グダ
アニメ第41話に登場。
ゾリ
アニメ第42話に登場。
無敵戦艦ダイ
作品によっては「メカザウルス・ダイ」表記の事も。
恐竜ジェット機
恐竜帝国の戦闘機。戦闘機なのでもちろん弱い。

用語

ゲッター線
進化を促進させる宇宙線。人類の進化にも関わっており、恐竜が滅びた原因でもある。放射能に反応すると有害物質に変化する。
ゲッター合金
早乙女博士が開発した特殊合金。イーグル号ジャガー号ベアー号の3台のゲットマシンの装甲に使われている。一種の形状記憶合金で、ゲッターロボの変形を可能にしている。
ゲッターチーム
早乙女研究所
恐竜帝国
1億4千年前にゲッター線から地下に逃れた恐竜が築いた帝国。大魔神ユラーを神として崇め、帝王ゴールの命令により、地上侵略を開始する。
メカザウルス
恐竜帝国が恐竜を改造して造った地上侵攻用の戦闘ロボット。マグマの中を移動出来る強靱さを持つ。ザウルスといいながら、どうみても狼型のウルやアンモナイトのようなバジがいたりする。
マシーンランド
恐竜帝国の前線基地。
マグマ砲
マシーンランドの秘密兵器。
ウランスパーク

楽曲

オープニングテーマ
「ゲッターロボ!」
作詞: 永井豪 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:ささきいさお
本曲の1、2、3番の順で、それぞれゲッター3ゲッター2ゲッター1のことを歌っている。悪に対して容赦の無い表現であるフレーズもまた、印象に残る。
アニメソングのカバーアルバム集『百歌声爛 男性声優編』において、流竜馬 (OVA)声優である石川英郎氏が本曲の一部を歌っている。
ほとんどの作品で採用。
エンディングテーマ
「合体!ゲッターロボ」
作詞:和泉高志 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:ささきいさお&コロムビアゆりかご会
『SC』でBGMとして採用。

登場作と扱われ方

スパロボでは定番メンバーであるが原作再現が行われる機会は極めて少なく、『αシリーズ』『Scramble Commander』にしか恐竜帝国そのものは登場していない。シリーズ全体で見るとザコ敵としてメカザウルスのみの登場も少なくない。黒幕の大魔神ユラーが未登場なのも相まって、参戦歴が長い割に不遇と言わざるを得ない。

いわゆる初代ゲッターゲッターロボG真ゲッターロボが加入するとそちらへ乗り換えられるのがお約束となっている。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
敵パイロットはラドラのみ。特にイベントはない。
第2次スーパーロボット大戦G
おおむねリメイク前と同じだが、ラドラの説得イベントが追加されている。テキサスマックが正式に自軍に加わった最初の作品。
第3次スーパーロボット大戦
今作で武蔵が死亡するが、量産メカに特攻とは…。
スーパーロボット大戦EX
敵にメカザウルスが登場するが、味方はゲッターロボGのみ登場する。
第4次スーパーロボット大戦S
今回のメカザウルスはシリーズ中でも特に弱く、原作再現もこれといってない。
スーパーロボット大戦F完結編
据え置き機ではテキサスマックが最後までいる初めての作品。他はいつもと同じ。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
メカザウルスをDr.ヘルが引き連れているが、肝心の恐竜帝国は姿を現さないというねじれた展開。中盤で武蔵が特攻をかけて大けがを負い、弁慶と交代しゲッターGへ乗り替える流れが再現されている。武蔵は終盤にて一人乗りのゲッター1で合流する。
スーパーロボット大戦α外伝
恐竜帝国が初めて登場、未来世界で戦うことになる。メカザウルスの手強さや決着が終盤に据えられるなど、かなり待遇がいい。
第2次スーパーロボット大戦α
現代で再び恐竜帝国と戦う。現在までのスパロボでは原作再現が最も多く、『第2次』以来のキャプテン・ラドラ登場(しかも仲間にできる)に加えザンキが初登場。決戦が中盤の重要イベントとして用意されているのもあり、『α外伝』に並ぶ好待遇。条件次第で武蔵を生存させる事ができるものの、死亡してしまうのが正史。
第3次スーパーロボット大戦α
敵としてメカザウルスと、ムゲ・ゾルバドスにより復活したゴールが登場するのみ。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACTfor WSC
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
スーパーロボット大戦IMPACT
基本的に続編である『G』のストーリー再現のみだが、初代ゲッター、テキサスマック、メカザウルスも登場。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander
ソーディアン要塞争奪戦が主軸の本作では、エネルギー遮断能力の影響を受けにくいメカザウルスが主力の恐竜帝国は強敵の1つと描写されており、ティターンズ艦隊を壊滅させる等の活躍も目立つ。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
原作でゲッターQに乗った早乙女ミユキが初登場。

単独作品

スーパーロボット大戦
スーパーロボット大戦リンクバトラー
スーパーロボット大戦64
スーパーロボット大戦X-Ω
機体はTV版設定で、キャラクターはTV版とOVA版の設定が混在している。

各話リスト

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 無敵!ゲッターロボ発進 サキ
ザイ
バド
ズー
第2話 決戦!三大メカザウルス ザイ
バド
ズー
第3話 恐竜帝国レインボー作戦 バジ
第4話 燃ゆる血潮の南十字星 ゴル
第5話 闇をつらぬけゲッターチーム ギガ
第6話 恐竜!東京ジャック作戦 リボ 東映まんがまつり
上映エピソード
第7話 悪を許すな突撃ラッパ ベラ
第8話 危機一髪ゲッター2 ギロ
第9話 栄光のキャプテンラドラ シグ 第2次α
第10話 急降下!ゲッター3は行く バス
第11話 激突!ドリル対ドリル ギリ
第12話 吠える!不死身のウル ウル
第13話 一本勝負!大雪山おろし メサ
第14話 紅の空に命を賭けろ!! ギイ
第15話 悠子に捧げるバラード シバ
第16話 恐竜帝国の謎を追え ゲル
第17話 狙われた設計図 ジガ
第18話 恐竜帝国のすごい奴 ゼン1号
ゼン2号
第19話 リョウ最後の出撃! ドド 第2次α
第20話 大空襲!突然の恐怖 ヨグ
第21話 アメリカから来たロボット テキサスマック
ゴラ
第22話 悲劇のゲッターQ(クイーン) ゲッターQ
ギン
第23話 浅間山の大発明狂 ギラ
第24話 大要塞に向って撃て ギギ
第25話 合体!風速100メートル バム
第26話 帝王ゴール大噴火作戦 メガ
バリ
第27話 大魔人ユラーの怒り バボ
第28話 襲撃!!地竜族三人衆 ゴド
第29話 洪水地獄の死闘 バル
第30話 不死鳥(フェニックス)の甦る時 ダグ
第31話 危機!ハヤトよ立ち上がれ ヤバ
第32話 恐怖!赤い霧の罠 ブル
第33話 果てしなき大空に誓う ガル 第2次α
第34話 女竜戦士ユンケの涙 ウビ
アロー
第35話 ムサシ!男はつらい ザリ
第36話 要塞撃滅!トロイ作戦 ダダ
モギ
第37話 悪の指令!博士を狙え マグ
第38話 魔の海からの脱出!! ナダ
第39話 悲しみは流れ星の彼方に ドゲ
第40話 日本列島凍結作戦! ベド
第41話 姿なき恐竜空爆隊 グダ
第42話 北極に進路をとれ! ゾリ
第43話 奪われたゲッターロボ ガモ
第44話 ムサシ!怒りの海底 ガダ
第45話 脱出!宇宙の墓場 ゴア
第46話 恐るべき氷竜族の侵略 グマ
第47話 帝王ゴール地上に現わる バグ
ゾン
第48話 マグマの恐竜帝国へ突入! ゾル
ヤモ
第49話 大爆発!くたばれ恐竜帝国 ヌイ
第50話 帝王ゴール決死の猛反撃 無敵戦艦ダイ
ガイ
ゴダ
第51話 恐竜帝国のほろびる日 無敵戦艦ダイ
ザロ
モバ
百鬼帝国登場

主要スタッフ

制作会社
東映動画(現:東映アニメーション)
監督
なし(チーフディレクター制を採用しておらず、各話の演出家がその役割を持った)
キャラクターデザイン
小松原一男
音楽
菊池俊輔

商品情報

DVD

原作漫画版


桜多吾作の漫画版『ゲッターロボ』を収録。

小説版