クリスティナ・シエラ

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クリスティナ・シエラ(Christina Sierra)

プトレマイオス(トレミー)の戦況オペレーター。愛称は「クリス」。
高度なプログラミング能力を持ち、合同軍事演習のデータを短時間でハックしたり、操縦支援システムを突貫で完成させるなど随所でその能力を発揮している。
一方で当初は、自分たちが戦争をしているという意識が薄く、1st第9話において死の危機に直面しパニックを起こしてしまったこともあった。

ソレスタルビーイングにスカウトされる前はコンピュータのクラッキングで生計を立てており、スカウト当初も逮捕直前の瀬戸際だったらしい。
家族については、ケンカ別れした養母(スペースコロニー在住)がいることが、本人の口から明かされている。

1st終盤の国連軍との決戦において、トレミーのブリッジがGN-Xの攻撃を受けた際に、リヒティに庇われる。リヒティが我身を呈して守ってくれたおかげで、クリスは生存し、リヒティを看取る。だが、この時にクリス自身も致命傷を負っていた。その直後、リヒティの後を追うかのように、トレミーの爆発に巻き込まれて死亡した。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。プトレマイオスのサブパイロットの一人。カットインはスメラギフェルトと共に入る。支援系精神に優れるがSPが少なめ。上記の操縦支援システム構築のエピソードは再現されている。
今作ではシナリオの関係上、トレミーが沈まないので、死亡しない。だが、破界篇クリア後の予告で、トレミーは原作通り破壊されている。そのため、彼女の死亡が再世篇まで持ち越しになることが、プレイヤーからも予想されていた。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
前述の予告通り、プロローグでは原作と同様死亡する。一時解散はしているが、ZEXISではカミナと初代ロックオンに続いて3人目(または4人目)の戦死者となる。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
原作と異なり死亡していない。

精神コマンド

偵察分析応援幸運
SPが低いので連発できない上に、プトレマイオスには後半まで武装がないので幸運は活かせない。自己修理で活路を開け。

人間関係

スメラギ・李・ノリエガ
チームメイト。作戦行動中でも飲酒する彼女を咎める事もしばしば。
フェルト・グレイス
チームメイトであり妹のような存在。買い物に連れ出すなど、可愛がっておりフェルトに多大な影響を与えている。
リヒテンダール・ツエーリ
チームメイト。当初は単なる同僚程度の存在だったが…。
ヨハン・トリニティ
割と好みのタイプだったらしく一緒に写真を撮ったが、後に敵対したときには削除している。

名台詞

「コロニーにいるママ。育ての親だけどね」
「いい思い出なんて、何も無いわ。逃げるように家を出て…。ヴェーダに選ばれて…」
1st第24話にて。国連軍の総攻撃を前にして「誰に手紙を書くのか?」というリヒティの問いに答えて。
クリスの複雑な生い立ちとソレスタルビーイングに参加した経緯が、彼女自身の口で語られた。
またクリスが、本格的な宇宙移民が行われていない「00」世界でのスペースコロニー出身者であることも判明している。
「馬鹿ねぇ、私……すぐ近くにこんな良い男、いるじゃない…」
「見る目ないね、私……」
我が身を呈してクリスをGN-Xの銃撃から庇ったリヒティに対して。
リヒティの想いが報われた瞬間でもある。クリスは、程無く息を引き取った彼を優しく抱き寄せるのであった。そして…。
「もう少し、お洒落に気を遣ってね……」
「ロックオンの分まで、生きてね……」
「お願い、世界を変えて……お願い……!」
最期の台詞。自分の妹のように接していたチームメイトのフェルトへの遺言ともいうべきメッセージ。
それから間も無く、致命傷を負っていたクリスは、リヒティと共にトレミーの爆発に巻き込まれ、宇宙に散っていった…。
なお、第2次Z 破界篇では彼女は死亡しない為、この台詞は第2次Z 再世篇冒頭まで持ち越しとなった。
「世界を変えようとしてる」
劇場版にて、昏睡状態にあった刹那の前に、リヒティと共に現れて。

スパロボシリーズの名台詞

「フェルト…みんな、同じ気持ちだよ」
第2次Z 破界篇の最終話前にて。

搭乗機体

プトレマイオス
戦況オペレーターを担当。

余談

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