ゲッターポセイドン

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ゲッターポセイドン
登場作品

ゲッターロボシリーズ

デザイン 石川賢(原案)
山田起生(世界最後の日)
初登場SRW スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 水中戦闘型ゲッターロボ
機種 ゲッターロボG
全高 50 m(キャタピラ走行時45 m)
重量 330 t
動力 ゲッター炉心
補助動力 ゲッター線増幅装置
エネルギー ゲッター線
出力 110万馬力
装甲材質 合成鋼G
別形態 ゲッタードラゴン
ゲッターライガー
開発者 早乙女博士
所属 新早乙女研究所
乗員人数 3名
主なパイロット
【メイン】
車弁慶
【サブ】
流竜馬
神隼人
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ゲッターポセイドンは『ゲッターロボG』の主役メカの一形態。

概要[編集 | ソースを編集]

ゲッターロボG水中での活動を重視した形態。

上から順にポセイドン号ドラゴン号ライガー号の順に合体する事でこの形態になる。

ゲッター3と違い、通常の足とキャタピラの足を状況に応じて使い分けることが出来る。原作では後に飛行能力も追加された。それでもやはり、戦闘時の主な役割は水中戦である。また、両目がサーチライトになっており、深海での作業に役立つ。

ミサイルの強化やゲッターサイクロンの追加によって、戦闘力が大幅にパワーアップしている。 3形態中で最大値を誇るパワーを活かし、ドラゴンやライガーでは苦戦を強いられる大馬力・重装甲タイプの百鬼ロボを相手にする事も多かった。

原作では大雪山おろしを使う事は無かったが、スパロボでは特訓により使える場合もある。ちなみに原作では、フィンガーネットを装備しており、これを手から撃ち出して敵を絡めとり、ハンマー投げのように投げ飛ばしていた。この攻撃パターンはOPでも描かれている。

OVA『真ゲッターロボ 世界最後の日』では早乙女博士の手駒として量産されたものが大量に登場する。ちなみにゲッターGでは唯一、竜馬のゲッター1とは交戦しなかった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

自軍ユニットの中でも希少な水中戦のエキスパート。しかし水中メインのマップは少ないため、活躍の場は些か限られてくる。強化パーツで補うと劇的に使いやすくなるものの、どうせ補強するなら他形態に施したほうが効果的なため、3形態では最も出番が少なくなりがち。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦
中盤でゲッター3から乗り換えイベントがあり、原作では乗った事が無い巴武蔵が搭乗。FC版では大雪山おろしは使えなくなる。PS版ではそのまま使用可能。やはり宇宙では影が薄いが、屋内マップでは相変わらず大雪山おろしが猛威を振るう。
第2次スーパーロボット大戦G
FC版『第2次』と違い、大雪山おろしが使えるようになっている。フルチューンするとなぜか超合金Zがつく。
第3次スーパーロボット大戦
無消費高威力の大雪山おろしが使えなくなり、ゲッター3よりもパワーダウンしてしまった。参入後すぐに宇宙行きなので影響があるのはドラゴノザウルス戦ぐらい…と思いきや、ア・バオア・クールートとルートの通常最終面「ラストバトル」は屋内MAPであり、高HPの雑魚も多数出現するので手痛い弱体化となる。また、大雪山おろしに加えてゲッター3にあったパンチも無くなった為、宇宙では移動後に使える武装が無い事にも注意したい。
入手経験値のレベル差補正が現在パイロット基準のSFC版なら、ベンケイ(Lv40で固定)が仲間となる中盤までにリョウ・ハヤトをそれ以上のレベルにしておけば、以後はベンケイで敵にとどめを刺すことで2人を簡単にレベルアップできるため、その積み重ね次第ではチームの大活躍が見込める。本人の能力はともかく、ベンケイの存在意義が最も大きいのが今作品。ゲッター3から改造が引継がれないので注意(リメイクであるPS版のコンプリートボックスでは引継がれる)。
スーパーロボット大戦EX
リューネの章の序盤から登場。海中メインのステージがあるが、ドラゴンで空から攻撃した方が強いので使われない。武装が割と強力だが、陸や空中への適正がBやCなので水中以外では力が発揮できないのが辛い。当時の攻略本でも「ドラゴンを使おう」と勧めていた始末。
第4次スーパーロボット大戦S
特訓によりベンケイが大雪山おろしを会得。以降原作にはないものの、ポセイドンの武装に「大雪山おろし」はお約束となる。一方ポセイドン特有の技であるゲッターサイクロンは、改造しても真ゲッターには引き継がれないので無駄となる。
本作以降、ゲッター3系統の地形適応が徐々に見直され、陸戦でも力を発揮できるようになっていく。
スーパーロボット大戦F
シナリオ「ジャブロー侵入(前)」より修理が完了して参戦。『第4次』同様に弁慶が特訓しているため、大雪山おろしを使うことができる。
スーパーロボット大戦F完結編
宇宙では大雪山おろしが使えない。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
ゲットマシンへと分離する事が可能。相変わらず大雪山おろしは強力だが、使用可能な頃には飛んでいる敵や宇宙戦が多くなるため出番は少ない。改造状況は真・ゲッター3に引き継がれるが、ゲッターサイクロンのみ引き継ぎ先がない。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
PS版と全く同じ性能。
スーパーロボット大戦α外伝
水中戦の機会が現代編ではとんでもなく多いが、今回は機体の地形適応が影響しないのが残念。むしろ武器の空適応が弱いため、水の上を飛んでいる相手に弱いのが辛い。無消費となっている大雪山おろしを援護で使えるのが何よりの強みで、ミノフスキークラフトA-アダプターをつけて空の敵にも打てるようになると便利になる。条件を満たすと真・ゲッターを入手せず強化された本機で最後まで戦い抜くことになる。
第2次スーパーロボット大戦α
弁慶が搭乗。大雪山おろしは無し(真・ゲッター3にはある)。ゲッタードラゴンゲッターライガーが持たない全体攻撃のゲッターサイクロンを持つため、雑魚掃討は主にこの形態で行うことになる。弁慶が援護攻撃も持つのでライガーよりは出番がありそう。水中戦の機会はあるにはあるが、水中戦用の小隊を作ることは難しく、またそのメリットも薄いので、せっかくの機会にも水中に突っ込んでいくような運用はしづらい。
真ゲッター入手と同タイミングだが、ドラゴンがパワーアップすると、本形態及びライガーはパワーダウンする謎仕様。それ以降はほぼ使うことはないだろう。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
基本的な扱いは『第2次α』と同じ。空を飛べるユニットが増えた分、相対的にドラゴンが使いやすくなり、その割を食った。但し、前作同様に全体攻撃武器であるゲッターサイクロンは陸上においても高威力を誇る為、ゲッターチェンジアタックが使えない場合には重宝する。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
システムやグラフィックが大幅に一新され、ゲッターチェンジアタックなどは3形態で別々のアニメーションが用意された。ただし、戦闘デモにおいて非常に原作での描写が重視されるようになった昨今の傾向がついにポセイドンにまで及び、大雪山おろしは削除。小隊全機の機体・武器の地形適応が海Sとなる弁慶の隊長効果で水中においては無類の強さ……の筈が、いつにも増して水中での戦闘が少ない本作では目立って活躍できるのが初登場マップくらいしかない。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
『世界最後の日』設定。量産型と強化版、真ドラゴン召喚攻撃で登場。耐久力は厄介だが、射程は短いのでそこを攻めよう。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT
ゲッターポセイドンが登場する頃には、宇宙ステージ&敵も飛行ユニットがメインになるため、活躍の場は少ない。
スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
援護システムが採用されたことで、多少は活躍の芽が出てきた。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
水中戦が多数存在するため、出番がある。大雪山おろしの消費ENが増えたものの、本作は宇宙ステージがないこともあり、ガンガン使っていける。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
進行によっては、真ゲッター3ではなく、ゲッターポセイドンのままで終えることも。
スーパーロボット大戦IMPACT
本作では海だけでなく陸もS。水ステージが多いのでゲッター3共々役に立つ。が、大雪山おろしがEN消費武器になってしまい持久力がガクッと低下。しかも最大ENは旧ゲッターと同じ。10倍のパワーはどうした? ミサイルもゲッター3では10発と援護にも多用できたものがたった4発になり、遠距離戦でも弱体化。
スーパーロボット大戦COMPACT3
シナリオ「策謀の都」で潜水艇と水中戦が可能。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
条件次第で武蔵の死亡イベントは回避できるが乗り換えは不可。今回も何の説明もなく大雪山おろしが使用可能。後半、ゲッタードラゴンが1人乗りになるとポセイドンは使用不能になるので武器改造は無駄になる。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
ゲッターチーム4人のエースボーナスを合わせる関係かゲッター3は海Sなのにこちらは海Aになっている(真・ゲッター3も海Aだが向こうは海地形を生かせる場面は全くない)。
スーパーロボット大戦D
インベーダーの使う量産型ゲッターロボGとしてのみ登場。武蔵や弁慶が乗っていないからなのか、久しぶりに大雪山おろしが消滅した。

Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
なんとポセイドン単機で出撃しなければならないステージが存在する(23話)。水中専用のアビスガンダム、及びZAFTのアッシュの大群が相手であり、珍しく脚光が当たったのはいいが、非常に辛い戦闘を強いられる。しかし弁慶の防御をしっかり上げておけば大したダメージを負わなくて済むので楽でもある。
必殺技は「大雪山おろし」。対象1体にスタン+5秒の特殊効果がある。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦
初登場作品。ゲッターチームを選ぶと自軍ユニットとして使用可能。ユニットタイプは水。ゲッタードラゴン変形させなければ登場しないため、敵として戦うことはない。
スーパーロボット大戦64
スーパーロボット大戦MX
他作品に比べると海上マップ自体は多めだが、対戦相手が空中にいる場合が殆どなので、純粋な「水中戦」を行う機会は少ない。ただし本作は大雪山おろしが対空・対宇宙でも使えたり、ストロングミサイルが遠距離攻撃として優秀(ライガーのライガーミサイルより射程が1短い代わりに高威力、弾数もそこそこ多い)だったりなど見るべき点は多い。さらにMXの武器の地形適応は自分のいる地形を参照するため、全武器海Sのポセイドンは、海に沈めておけばその火力を堪能できる。
中盤のニライカナイにおける対ドラゴノザウルス戦では、陸地へと誘導する囮役を担うイベントがある。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

格闘
文字通り。ドラゴンライガーとは異なり、ポセイドンは得物や武器を持たない。しかし、白兵戦においてその頑強な重装甲とパワーはそれ自体が強力な武器となる。

武装[編集 | ソースを編集]

ストロングミサイル
背中に装備している2基のミサイル。TV版のポセイドンは他の武装で相手の体勢を崩してからこれでとどめを刺す。チェンゲ版のポセイドンはこれを直接持ってぶつけるという荒業を敢行する。(TV版と比較すると、チェンゲ版では非常に巨大化している)また漫画版では各ゲットマシンを段階的に分離して敵の懐に飛び込んで発射する戦術を行っている[1]
『Z』のトライチャージ時にはこれを連射する。
フィンガーネット
指を変形させて放つ投網。ポセイドンの怪力で絡み取った相手を投げ飛ばす。
SRWでは大雪山おろしが優先されがちで中々登場の機会がなく、初実装は『第2次α』から。同技と比較するとやや攻撃力が低い分、有射程P武器になっている事が多い。『D』では移動力低下の特殊効果を、『第3次α』では運動性低下の特殊効果を持つ。
ゲッターサイクロン
首周りの装甲を展開し、その中にあるフィンを回転させる事で暴風を発生させ、敵を飲み込ませてしまう大技。劇中では地底へ逃れようとする敵機めがけて放ち、掃除機のように地上へと吸い上げる変則技も見せている。
大雪山おろしと共存するとこちらの方が格下にされてしまう場合が多い。小隊制作品では全体攻撃

必殺技[編集 | ソースを編集]

大雪山おろし
本来原作では使うことはなかったが、ゲームでは特訓イベントで会得し、使用可能になる。武蔵の志と共にこの技が伝えられた。
『MX』ではゲッターサイクロンで吹き飛ばした敵を再びキャッチして投げ飛ばすという、二段返しのような演出になっている。
ゲッターチェンジアタック
変幻自在のゲッターを体現する技。『Z』では、三形態が異なるチェンジを行う。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

変形
ゲッタードラゴンゲッターライガーに変形する。
オープンゲット
分離して攻撃を回避し、即座に再合体する。
分離
ゲットマシン(ドラゴン号ライガー号ポセイドン号)へ分離する。
EN回復

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

水/海

サイズ[編集 | ソースを編集]

L

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

第2次G
超合金Z(装甲+100)
A PORTABLE
攻撃後に変形可能

関連機体[編集 | ソースを編集]

真ポセイドン
ゲッター3
真ゲッター3

余談[編集 | ソースを編集]

  • 名前の由来はギリシア神話の海神「ポセイドン」。
  • 「世界最後の日」では、ゲッター3や真ゲッター3に腕の伸縮機構が追加されたが、本機にはそういった描写はない(劇中でパイロットが搭乗したシーンが殆ど描かれなかった)。

商品情報[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. これはアニメゲッターロボにおいて無敵戦艦ダイに対して行おうとした戦術其の物。