闇の皇帝ジークジオン
闇の皇帝ジークジオン | |
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登場作品 | |
声優 | 池田勝 |
モチーフ |
ザクレロ ジオン公国の国旗(幻影) |
デザイン | 横井孝二 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦BX |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
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種族 | ジオン族 |
性別 | 男 |
所属 | ジオン族 |
称号 | 皇帝 |
MP | 26000 |
プロフィール (幻影) | |
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種族 | 幻影 |
MP | 500 |
闇の皇帝ジークジオンは『SDガンダム外伝』の登場キャラクター。
概要[編集 | ソースを編集]
ムーア界に潜むジオン族の皇帝。
スダ・ドアカワールドの征服を成し遂げる為に物語の背後で暗躍し、ジオン族の紋章を模した幻影の姿で指令を出していた。だが、その正体はジークジオンの本体がザクレロキャットを取り込んで変貌した仮初めの姿であった。
ムーア界に攻め込んできたバーサル騎士ガンダムやアルガス騎士団を苦しめるが、黄金の騎士の持つサイコゴーレムの水晶で動きを封じられ何とか拘束から脱したものの、その直後騎士スペリオルドラゴンに腹部のエンブレムを貫かれて敗北する。
だが完全に消滅したわけではなく、後にガンダム族や人間族を利用し暗躍。後のシリーズで新たな戦乱を引き起こす事になる。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。惑星アーストの「無重力の谷」に守護点の力で封印されていた。その為、呪術士ビグザムの自爆により封印が解除されるまでは地球に現れる事が出来ず、幻影の姿で指令を下していた。
- なお、誰がアーストにジークジオンを封印したのかは最後まで語られないが、恐らくスペリオルドラゴンであろうと思われる。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- 炎
- 口から発射する青白い火炎(その様相はかの大怪獣を髣髴とさせる)。ザクレロの拡散ビーム砲がモチーフだろうか。
- 『BX』での単体版は赤いオーラで相手を捕えて強制移動させてから、至近距離から炎を浴びせる。MAP兵器版も存在。昨今のシリーズの炎攻撃の例に漏れず攻撃力低下の特殊効果つきなので、MAP兵器版を喰らうとただでさえ通らないダメージが余計に通らなくなってしまう。
- 鉤爪
- 2本の尻尾の先端に備えた鋭い鉤爪。元ネタはザクレロのヒートナタ。
- ファミコンソフト『ナイトガンダム物語2 光の騎士』では、全体攻撃技「尻尾の鎌を振り回す」がある。
- しかしOVAでは未使用のためか、『BX』でも実装されていない。これが武装として採用されていたら、本人の高い格闘能力が活かされてより強敵になっていたと思われるため惜しいところ。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
MP制ユニット。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
- 巨大に見えるが、SDガンダムのキャラクターなのでこのサイズ。標準的な機動兵器サイズと言えば、スダ・ドアカでは確かに超巨大だが。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「巨人との戦い」
- 『BX』。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
ジオン族の元締めだけあり、回避を含む全ての能力が高レベルで平均化された強敵。射撃武器しかないにもかかわらず格闘の方が大幅に高い。
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
- BX
- プレッシャーL4、底力L9、援護攻撃L3、気力限界突破、全体攻撃L3
- 清々しいほど攻撃特化。だが、機体側の頑強さと底力+プレッシャーの相乗効果により、機体の改造だけではまともにダメージが通らないのが問題。パイロットの方もスキルアイテムでしっかり強化しておかないと最悪の場合詰みかねない。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ザクレロキャット
- 絶滅寸前の弱小モンスター。彼の他者に虐げられた憎しみを利用して憑依した。ちなみに、ジークジオン撃破後は地上に無事帰還している。
- 魔王サタンガンダム(ブラックドラゴン)
- 彼を表向きの魔王として利用していた。
- ネオブラックドラゴン
- 騎士ガンダムに敗れたブラックドラゴンがジークジオンの手によって復活した姿。
- 騎士ゼノンマンサ
- 側近。
- 呪術士ビグザム
- 配下。
- 騎士ガンダム / バーサル騎士ガンダム / 騎士スペリオルドラゴン
- 宿敵。「ジークジオン編」における決戦で、最後は彼に打倒される。
- 騎士シャア、騎士セイラ
- 彼らの一族に呪いをかけてシャアは猫の獣人に、セイラはスライムアッザムにされてしまった。この一件で特にシャアには深く恨まれており、事あるごとにユニオン族に逆転の一手を授けるなどスペリオルドラゴンに並ぶ邪魔者の一人と言える。
- フューラーザタリオン
- ジークジオン誕生の元凶その1。「SDコマンド戦記G-ARMS」の世界から時空を越えてスダ・ドアカに墜落した彼の悪しき波動の影響でバロックガンの封印が弱まった。
- 覇界神バロックガン
- ジークジオン誕生の元凶その2。フューラーザタリオンの影響により封印が弱まったことで闇の力が世界に増大して、闇の力の集合体であるジークジオンが誕生した。
- ジムヘンソンJr.
- 依代になっていたザクレロキャットが騎士スペリオルドラゴンに回収された後の引き取り先。
- 重騎士ガンダムGP02
- 『聖機兵物語』、『機甲神伝説』にて自身の復活のために操り、憑依してアトミックガンダムとなった。その後、倒された事で分離する。
- エギーユ王
- 『機甲神伝説』にて重騎士ガンダムGP02が正気に戻ったため、新たな傀儡として操り、最終的には憑依してグレンモンスタージークジオンに変化させた。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「我がゴーレムを、貴様ごときが倒せるものかっおろか者めっ!」
「フッフッフッ…。我こそがスダ・ドアカワールドの真の支配者じゃ」 - カードダスでのセリフ。それぞれ幻影、本体のもの。本体のセリフはファミコンソフト『光の騎士』でも戦闘前に発しているほか、『BX』では細部が異なるもののDVEとなっている。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「わがいじろへ ようこそ! われこそ スダドアカワールドのしんのしはいしゃ ジークジオンじゃ」
- 『大いなる遺産』より。ネオブラックドラゴンとの戦闘後、部屋を去ろうとすると画面を揺らしながら前進し遂に登場となるが、スクリプターが「居城(きょじょう)」を「いじろ」と打ち間違えている。
- 「卑怯…? それはお前の専売特許ではなかったのか?」
- 『レジェンドBB 騎士スペリオルドラゴン』の説明書掲載のコミックワールドより。騎士スペリオルドラゴン(騎士ガンダム)に「己同士で戦わせて漁夫の利を得ようとは卑怯な」という言葉をばっさり切り捨てる。レジェンドBBコミックワールドの騎士ガンダムはとにかく卑怯な振る舞いが目立っていたが、よりにもよって闇の皇帝にまで突っ込まれてしまった。騎士スペリオルドラゴンも言い返せず「うるさい」と悪態を吐いた。
- 「うおぉっ…HPが… つかなんでお前がここにいるの? コミックワールドしか読んでない人は意味不明だろ!!」
- 同上。助太刀に現れた騎士シャアによってダメージを負った際に。闇の皇帝の威厳も何もない口調でのメタ発言。
- 原作を踏襲した展開だが、確かにジークジオンの言う通りこれまでのコミックワールドにシャアは登場していない。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「伝説の勇者ガンダム…」
「いや、そんなはずもないが…我に宿る魔の魂がうずく…ッ! 貴様を滅ぼせと!」 - 『BX』第44話に於ける刹那との戦闘前会話より。SDガンダム外伝の「伝説の勇者ガンダム」は参戦元であるOVAが発売された頃は名前だけで細かい設定もないガンダムという名の「伝説の勇者」だったが、その後の原作(カードダス)展開で「ガンダムエクシアをモチーフにした伝説の『勇者ガンダム』が黄金神スペリオルドラゴン00に進化、双頭竜と合体して古の黄金神スペリオルカイザーになった」という設定が追加され、漫画『SDガンダム列伝 ガンダム
騎士団 』に登場した騎士アルフガンダムは「勇者ガンダムのその後の姿である」と、エクシア系列のガンダムをモチーフとした設定が追加されていることから来た原作ネタである。
関連キャラクター[編集 | ソースを編集]
- グレンモンスタージークジオン → ジークブレイン → ジークジオンマブーゼ
- 続編『SDガンダム外伝 機甲神伝説』にてジークジオンの本体が変化した形態。
- 炎の魔物 / ジークジオンギガンテス
- ほしの竜一のコミック『騎士ガンダム物語』にてムーア界のすべての力を吸収したことでジークジオンの身体が炎そのものと化して巨大化したパワーアップ形態。『ナイトガンダム カードダスクエスト』にてジークジオンギガンテスと名前が付いてリアルカード化された。
余談[編集 | ソースを編集]
- 名前の元ネタはジオン公国のシュプレヒコール「ジーク・ジオン」より。
- 初期デザインではザクレロらしい表情が強調されていたが、決定デザインではラスボスに相応しい凶悪な表情になっている。
- 幻影状態の元ネタはアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』のラスボス・総裁X。
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