アラスカ基地

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アラスカ基地(Alaska Base)

機動戦士ガンダムSEED』における地球連合軍の統合最高司令部(別名:JOSH-A)が存在する基地。地球連合加盟国の1つである大西洋連邦の領内にある。

施設の多くは地下に存在し、内部には「グランド・ホロー」と呼ばれる広大な地下都市までも建設されている。地上部は全体が対空砲や対空ミサイルで武装され、単体でも強固な防衛力を持ち、核兵器の直撃にも耐えるとも言われていた。ちなみに敵の攻撃により大気圏突入の軌道がずれ、敵軍の真っただ中から味方基地本部単艦で目指すというSEED序盤のアークエンジェルの目的から、地下に重要施設のあるこの基地までが機動戦士ガンダムにおけるホワイトベースの軌跡およびジャブローのオマージュとなっている。

原作ではC.E.71年5月8日、ザフトのアラスカ基地攻略戦(オペレーション・スピットブレイク)により大規模部隊の侵攻を受けるが、事前にこれを察していた主に大西洋連邦に所属する軍上層部は、ユーラシア連邦を中心とする友軍および目障りな存在となっていたアークエンジェル等一部の不必要とされた大西洋連邦所属兵を囮に基地を事前に脱出。ザフト主力部隊が基地深くまで進攻したところで地下に設置した大量破壊兵器サイクロプスを起動し、設備、友軍もろとも此れを消滅させたことにより崩壊した。

表向きにはこれは敵軍が新型大量破壊兵器を使用したためと発表された。アークエンジェルおよび双方の一部の兵はフリーダムガンダムに乗ったキラ・ヤマトが戦場に介入したことで脱出したが、ザフトは参加したモビルスーツ部隊の八割を失う大損害を被ったことで地上戦線の縮小を余儀なくされ、アラスカ守備軍の主力であったユーラシア連邦軍も戦力を大きく失い、疲弊。大西洋連邦、そしてその背後にいるブルーコスモスが地球連合軍内部での主導権を握ることとなった。

登場作品

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α
宇宙世紀ガンダムの世界観をベースとしているため連邦軍の基地という設定になっているが、展開自体は原作と同じ。
なお、ここで『ボルテス』の岡長官が戦死する。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
スーパーロボット大戦W

関連用語

地球連合軍
『機動戦士ガンダムSEED』において地球連合加盟国で構成された軍隊。
ザフトの侵攻に備えてアラスカ基地を守備していたのだが、敵軍もろとも大量破壊兵器サイクロプスの犠牲になってしまう。
ブルーコスモス
地球連合内部に大きな影響を及ぼしている反コーディネイター団体。
ちなみにサイクロプスを起動させたのは、ブルーコスモスシンパの地球連合軍(大西洋連邦所属)大佐ウィリアム・サザーランド(SRW未登場)であった。
ジョシュア・エドワーズ
機動戦士ガンダム00』の登場人物。異名が「アラスカのジョシュア」。