アーサー・トラインは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物。
概要
ザフトの新鋭艦ミネルバの副長。
迂闊で軽率な言動など副長としてはやや未熟な面が目立つが、最終的には白服に昇進した描写があるので、それなりに成長したと思われる。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦Z
- 精神コマンドを5個覚えるので戦艦のサブパイロットとしてはかなり優秀。消費SPも低い方。メイリンが抜けても戦力を維持するための処置か。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- NPC。中盤にて自身の隊を率い、ネオ・ジオンと手を結んだプラントに対してクーデターを敢行する。
- 無印「Z」などの経験からか原作での迂闊な性格は鳴りを潜め、気丈夫に行動する頼れる男に成長しており、クーデターでプラント国防委員長の座を追われたレイをZ-BLUEに合流させるために「取り逃がして」しまうなど、機転もきく好漢となっている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 仲間にはならないが、『DESTINY』話終了後もミネルバで度々援護をしてくれる。その際はよく「艦長代理」と呼ばれている。これはアーサー本人が本来のミネルバ艦長であるタリアを立てているが故なのか、それともプラントのザフト上層部などからそういう扱いにされているが故なのかは不明。今回は終盤にも顔を出すということもあり、ストーリー的な扱いとしては歴代で最も優遇されている。
- スーパーロボット大戦L
- ストーリーでの出番は少ないが最初から最後まできっちり味方。貴重な脱力使い。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- ミネルバが敵なので影が薄い。
パイロットステータス
- Z
- 根性、努力、不屈、分析、直撃
- L
- 根性、努力、不屈、脱力、直撃
人間関係
- タリア・グラディス
- 艦長。彼女からよく叱責を受ける。
- マリュー・ラミアス
- オーブへ立ち寄った際に彼女に見惚れて、タリアに耳をつねられた。
他作品との人間関係
- セツコ・オハラ、デンゼル・ハマー、トビー・ワトソン
- コズミック・イラの世界に来た彼らを尋問する。ちなみにトビーには「アーサー」と呼び捨てにされていた。
- イクサー3
- 『L』では彼女におじちゃん呼ばわりされてしまいショックを受ける。
名(迷)台詞
- 「ええぇぇー!?」
- アーサーといえばこれ。何かが起こるたび過剰に驚く。
- 「艦長ォォ~!!」
- 上記の台詞と同じ使い方。近くにタリアが居ないと使えないのが欠点(ほぼいつも一緒にいるが)。
- 「かもしれませんね。議長はDNA解析の専門家でもいらっしゃいますから。」
- 第13話。前回シンがSEEDを発現し、危機的状況を脱した事でインパルスがシンに与えられた理由を察したタリアとの会話。後の展開の伏線なのかもしれない。
- 「いや~、本当にこれは運が良い!」
- ミーアのライブに興奮して一言。当然タリアには呆れられる。小説版では何と「ここで彼を絞め殺したら、代わりの副官を見つけるのは難しいだろうか……?」と殺意まで持たれてしまう羽目に。
- 「ラクス様ぁぁぁ~!!」
- そのミーアのライブでの声援。すごくノリノリである。
- 「本当に。これで一斉に裏切られたらジブラルタルはおしまいですね。はっはっは・・・。あれぇ?」
- 連合のヘブンズベース基地攻撃を前に非ロゴスの連合の部隊がザフトと同盟を結んで多数ジブラルタル基地に集結していることがミネルバのブリッジで話題になった際の迷言。実際その通りだがわざわざ言うことではなく、タリアに雷を落とされる。というか、指揮官として兵士を統率する立場の人間がわざわざ疑心暗鬼を呼び込む様な事を発言すること自体が不謹慎である。
- 「ええぇぇー!? アレが五機!?」
- ヘブンズベース戦にて、地球連合軍から先制攻撃を受けた後に五機のデストロイが確認された際に。
- いつもの大仰なリアクションではあるが、ユーラシア西側地域でかの機体が大暴れして多数のザフト軍部隊を都市ごと殲滅した姿を目撃しているため、これはある意味仕方が無い。実際小説版ではタリアがデストロイの圧倒的な戦闘力を思い出して立ち眩みを起こしかけている。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「お、おじちゃん…」
- 『L』第23話「戦士たちの邂逅」より。イクサー3からおじちゃん呼ばわりされて。随分とショックを受けているようである。アーサーとて20代なのだから無理も無い…。
搭乗機体
- ミネルバ
- 副長を務める。
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