人類革新連盟

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人類革新連盟(Human Reform League)

機動戦士ガンダム00』に登場する勢力。通称は「人革連」、「人革」。

現在の中国・ロシア(モスクワ以外)・インドを中心にユーラシア大陸(アジアが中心)の国々が加盟し、国家主席を元首に置く連合国家群。ユニオンに続いて軌道エレベーター「天柱(テンチュウ)」をソロモン諸島に建造するも、モビルスーツなどの技術では他の陣営に差をつけられている。

ソレスタルビーイングが武力介入を開始した際には、その高い国力を使い大規模なガンダム鹵獲作戦を積極的に展開している。脳量子波を使用することができる人間「超兵」といった独自の技術を持っているが、その開発過程で秘密裏に非人道的な人体実験なども行っている。

登場作品

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
原作通り三大国家陣営の一つとして登場。『コードギアス 反逆のルルーシュ』の中華連邦も加盟している(00世界などの中国が存在するのかは不明)が、中華連邦兵と戦う機会は殆どない。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
フルメタル・パニックシリーズ』のガウルンがかつて所属しており、カリーニンは原作ではソ連に追われていたが当作では人革連に追われていた設定。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
人革連領内に『フルメタル・パニックシリーズ』のヤムスク11が存在。かつて時空振動実験を行っていた。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
スーパーロボット大戦BX
ゴラオンとニー達が地上への放逐時には人革連領内に出現しており、主人公部隊との合流前に風龍・雷龍といざこざを起こしたことが会話中で語られる。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
『コードギアス 反逆のルルーシュ』の中華連邦を中心に構成されている。また、中華連邦領内にある鉄甲龍と手を結んでおり、彼等との合同作戦を取る場面も見られる。

人物

セルゲイ・スミルノフ
中佐。「ロシアの荒熊」の異名を持つ英雄。
ソーマ・ピーリス
少尉。超人機関で調整を受けた超兵第1号。
ミン
中尉。セルゲイの副官。SRW未登場。
キム
司令官。セルゲイの上司で、彼の実力を高く評価している。SRW未登場。

他作品の関連人物

黎星刻
中華連邦の武官。『コードギアス 反逆のルルーシュR2』から登場するが、第一期『コードギアス 反逆のルルーシュ』にもカメオ出演と言う形で登場した。それをふまえてか、第一期が参戦した破界篇においてカティ・マネキンとセルゲイとの会話の中に「人革連の『虎』」と言う名で登場した。ZEXIS討伐作戦に参加してもおかしくないほどの高い実力を持っているが、中華連邦の実情を考えると参加できなかったと思われる。
アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン
かつてソ連軍に属していた。時獄篇ではソ連が人革連にあたるためか、ガウルンのハイジャック事件でのテレサ・テスタロッサとの会話で人革連から相良宗介とともに追われる身であり、追っ手であるガウルンと戦ったことがことが明かされた。
鉄甲龍
幽羅帝率いる秘密結社。中華連邦領内の砂漠地帯に本拠地があるため、人類革新連盟との関係が深い。
風龍雷龍
中国科学院航空星際部で製造されたビークルロボ。『BX』においては人革連軍に所属していたらしいことが語られる(合流時には既にGGG所属)。
トルストール・チェシレンコ
ソ連軍の若き将校。上述のカリーニンと同様『BX』では人革連所属となっている。

機体

ティエレン
人革連の主力MS。旧式だが信頼性は高く、ティエレン地上型ティエレン宇宙型など地形や用途に合わせて様々なバリエーションが作られている。派生機については当該項で。
ファントン
ティエレン以前の主力MSで、動力は化石燃料。一線を退役後は輸出用にデチューンされたMS「アンフ」として中東などに輸出されている。SRW未登場。

他作品の関連機体

鋼髏
中華連邦のナイトメアフレーム
Rk-92 サベージ
ソ連製の第二世代アーム・スレイブ
Zy-98 シャドウ
サベージの次期主力機としてソ連が開発したアーム・スレイブ

関連する用語

軌道エレベーター
ソロモン諸島沖の海上に建設され、「天柱(テンチュウ)」と命名されている。なお、後年に「アジアタワー」と改称される。
超兵
脳量子波を使用できるように人工的に調整を受けた人間ソーマ・ピーリスアレルヤ・ハプティズムがそれに該当する。

余談

  • ティエレンをはじめとした人類革新連盟の機動兵器は、ケンズィー・テラオカノフという技師によって開発されている。
    • …実は、彼の正体は『機動戦士ガンダム00』の人類革新連盟側のメカニックデザインを担当した寺岡賢司氏で、寺岡氏が御自身の名前を文字って付けたものである。
      • また、テラオカノフ技師の名前はガンプラの解説書にも登場している。さらに、彼の名前は寺岡氏本人の愛称としても使用されている。
      • なお、寺岡氏によると「テラオカノフ技師は西暦2314年の時点では既に勇退しており、彼の弟子達がGN-X IVガデラーザの製造に携わっている」との事である。

資料リンク