ゾロ

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ゾロ
外国語表記 Zolo
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 大河原邦男
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦G
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 地上用可変型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 ZM-S08G
頭頂高 14.8 m
本体重量 8.9 t
全備重量 21.2 t
動力 核融合炉
ジェネレーター出力 5,120kW
スラスター推力

11,890 kg×2
7,630 kg×2

総推力
39,040 kg
アポジモーター 30
浮揚機関 ビームローター
装甲材質 チタン合金ネオセラミック複合材
開発 ベスパ
所属 ザンスカール帝国
主なパイロット クロノクル・アシャー
ガリー・タン
ワタリー・ギラ
ゲトル・デプレ
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ゾロは『機動戦士Vガンダム』の登場メカ

概要

ザンスカール帝国ベスパが、宇宙用MSゾロアットを元にして、地球侵攻の為に開発した最初の量産型可変モビルスーツ

ビームローターを装備し、大気圏内で優れた飛行能力を発揮する。トップターミナルとボトムターミナルに分離変形可能。しかし、ビームローター以外には大した特長がない上、分離機構のせいで整備性が悪いという欠点がある。

構成機体

トップターミナル(小説版では「ゾロ・ヘリコ」)
上半身が変形したビームローター駆動戦闘ヘリ。コクピットはこちらに位置する。
武装は機首のバルカン。
ボトムターミナル(小説版では「ボトム・リム」)
下半身が変形した無人航空機。トップターミナルから遠隔操作される。
MS時の手持ち武器を搭載。また、バウのように質量爆弾として使う事も可能であるとされる。

劇中での活躍

ベスパの地上での主力で、ウッソが初めて戦った相手。『Vガンダム』におけるザクのポジションになる。地上から見たバルカン砲や爆撃は脅威であったが、ヴィクトリーや他のMSには優位に立てることはなく、後継機のトムリアットが登場すると徐々に姿を消していった。

第39話「光の翼の歌」にて再登場。ウッソが「ゾロってこんなに弱い機体だったの!?」と言っており、彼が如何に無意識に強くなったかを見せつけるシーンである。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦G
初登場作品。DCの戦力として登場する。本作ではMA形態はトップターミナルのみの姿。ビームバズーカがある分ザクIIよりも強いが、実際は大差ないザコなのでドンドン撃墜しよう。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
序盤からザンスカールの雑魚として多数登場。

単独作品

新スーパーロボット大戦
宇宙編序盤の雑魚敵。MA形態は「ボトム・トップパーツ」名義。
シャッコーよりは強いが、熱血をかけたビームライフルなら一撃で倒せる。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

バルカン砲
トップターミナルの機首に装備。
ビームローター
ビーム方式のプロペラ。シールドと浮遊装置を兼ねている。ビーム発生器はトムリアットシャッコー等と同様4基。脱着式でMS時は左腕に、トップターミナル時は機体上部に設置。
ビームサーベル
バックパックにマウント。
ビームガン
マウント時はビーム砲となる。主にトップターミナル時に使用。
ビームライフル
手持ち式のビームライフル。ボトムターミナルにマウント可能。

オプション装備

ガトリングガン
MS時に使用する大型機関銃。ボトムターミナルにマウント可能。
マルチバズーカ
MS時に使用する多目的ランチャー。ビームと実弾を選択可能。
ビームバズーカ
MS時に使用する折り畳み可能な大型ビーム砲。
対地爆雷コンテナ
ボトムターミナル時に装備可能。
ミサイルポッド
トップターミナル時に両翼に装備可能。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。
変形
トップターミナルとボトムターミナルに分離・変形する。

移動タイプ

MS形態時。飛行可能。
ボトム・トップパーツ時。

サイズ

M

関連機体

ゾロアット
原型機。ゾロアットにビームローターを搭載した試験機「ゾロローター」がゾロの母体となっている。
ゾロ改
ゾロの通信・索敵機能を強化した機体。
トムリアット
地上用MSとしての後継機。
ゾロ(クロノクル専用)
クロノクル・アシャー専用の赤い機体。チューンが施され、若干だが性能が上がっている。SRW未登場。

余談

  • 原型は大河原が『Vガンダム』のデザインコンペで提案した「ヘリ変形ガンダム」。完成度は高かったがサンライズからのオファーが正しく伝わっていなかったらしく未採用。その後変形機構のみが残って敵MSとなった。
  • 2019年現在まで本機のガンプラは発売されていないが、放送当時は分離合体ギミックも再現された食玩が販売されていた。

資料リンク