ガランシェール

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ガランシェール(Garencieres)

袖付き所属のガランシェール隊の旧式貨物船。

デブリ破砕用のロケット弾などは装備しているものの、基本的に武装は施されていない。OVA版における対ガルダ戦においては地上のジオン残党軍から譲り受けたスキウレ砲やクレイ・バズーカ、ザク・マシンガンといった各種火器が中に置かれており、艦載機のギラ・ズールがそれらを使用することで戦闘を行っている。

最終的には囮となって搭載されている艦載機や火器をネェル・アーガマに移した上で自沈する。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。袖付きの母艦的立ち回りだが、元々旧式の貨物船ということもあってさほど強くはない。ただ、ジンネマンが「底力」と「ガード」を持つため意外としぶとい。
原作再現がそこまで進まないこともあり自沈はせず、時空修復後は袖付きの部隊を率いて撤退している。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
今回は第24話「一筋の光明」にて、1話限定でスポット参戦する。HPは少ないが、低燃費と指揮系統中枢は健在の上に、右側用のグラフィック(会社名が反転ではない)と砲撃モーションまで用意されている。
マリーダ生存条件を満たすと、彼女の身代わりとなってバンシィ・ノルンに撃沈される。しかし、ジンネマンとクルー達は全員無事で、バナージとマリーダに救助された。
余談だが、前述のスポット参戦時にイベントで周辺の露払いとしてギルボアが率いるモビルスーツ部隊を展開させる(ユニットとして使用は出来ない)が、この時展開させるモビルスーツの中には複数機のギラ・ズールに混じってジェガンサーペントザクウォーリアなども少数混じっている。
おそらく、鹵獲するなどで手に入れた機体を戦力としているか、あるいは機体ごと原隊を離反した者たちを糾合したものと推測される。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
第32話から参戦。母艦として運用出来るが、武装は相変わらずスキウレ1つだけ。サブパイロット、補給装置を搭載したが、他の戦艦が優秀なためメインで運用するには大変厳しい。使用するならば機体ボーナスを最終段階まで上げて不屈バリアができるようにしておきたい。
なお、今作では自沈せず最後まで使用できる。

装備・機能

武装・必殺武器

メガ粒子砲
船体上部のハッチからギラ・ズールが現れ、スキウレ砲を掴んで撃つ。偽装貨物船ということもあり武装はこれのみ。
『BX』ではスキウレ名義だが、ギラ・ズール部隊が現れて波状攻撃を仕掛ける召喚技になっている。

特殊能力

指揮系統中枢
Zシリーズで採用。
補給装置
BXのみ。EN回復と同じ効果がある。

移動タイプ

サイズ

2L

機体ボーナス

BX
  • 初期段階:経験値+10% EN+50
  • 第二段階:経験値+15% EN+75 装甲値+100
  • 第三段階:経験値+20% EN+100 装甲値+125
  • 最終段階:経験値+30% EN+150 装甲値+150 バリア1000
クシャトリヤとPUが組めれば有用なものが揃っているのが非常に惜しい。
ちなみに前半二つはキャプテンのそっくりさんが乗っている装甲車と全く同じである。

機体BGM

「UNICORN」
劇中BGM。『BX』で採用。

余談

  • 本艦が民間船に偽装する際に名乗る「リバコーナ」という社名は、原作小説の出版元である角川書店(現・KADOKAWA)が元ネタとされている。「リバ」はリバー(river)ですなわち「川」、「コーナ」はコーナー(corner)ですなわち「角」。これらを逆にすると「角川」になる。