ザンスカール兵は『機動戦士Vガンダム』の一般兵。
概要
ザンスカール帝国の率いる軍隊「ベスパ」の一般兵士。いずれも「黄色」のパイロットスーツを着ており、イエロージャケットと呼ばれる。
クロノクル・アシャーやトッリ・アーエス隊などのエースパイロットは例外的に「黒色」のパイロットスーツを着ている。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦α
- 担当声優は秋元羊介氏。序盤から登場する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 中盤、援護能力どころか強化人間技能をもつ者が存在。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。担当声優は津久井教生氏。本作のみベスパ兵名義。宇宙編のザコだが、強化兵やエリート兵に取って代わられる。
- また、今作のベスパ兵の戦闘セリフデータは『IMPACT』のティターンズ強化兵や『第2次α』の異星人勢力の兵士にも流用されている。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦30
- 2種類の顔グラフィックがある。ゾロアット、コンティオ、ゲドラフ、ドッゴーラに搭乗し、武装によっては専用台詞もある。
パイロットステータス
- α
- 根性、ド根性
- 30
- 集中、根性、信頼
- α、新
- シールド防御L2
- 内部データのみ。実際は習得する前に登場しなくなる。
- 30
- 底力L4、援護攻撃L2、援護防御L2
- 出撃時、気力+5。最終命中率+10%
- 『30』で採用。
人間関係
- マリア・ピァ・アーモニア
- 女王。
- ファラ・グリフォン
- 地上部隊の指揮官。
名台詞
- 「反逆者をギロチンにッ!」
「マリアの御心を脅かす者達をギロチンにッ!」
「血で道を清めよ!」
「マリア復活の道を示せッ!」
- 第26話より。ザンスカール帝国首都コロニー「アメリア」にて女王マリア・ピァ・アーモニアの儀式によるヒーリング効果で民の怪我や病を癒すという施しを与えた直後に首相フォンセ・カガチの指示によりマリア主義を脅かす者達へのギロチンの儀式へ移行した際の兵士達・群衆の叫び。
- ザンスカールの統治制度が「飴と鞭」の使い分けであることを端的に示すシーン。兵士と市民の熱狂的な雰囲気もあり、ザンスカール帝国がカルト染みた狂気に身を置いている事を窺わせる。
- 「降りてこーい!」
「これ履きたいだろう!?」
- 第29話より。屋敷を逃げ回ったあげく壁にしがみついているウッソに呼びかけているのだが、これとはパンツである。陰鬱な展開の多いVガンダムでは珍しいコミカルなシーン。
スパロボシリーズの名台詞
- 「機体をズタズタにしてくれるっ!!」
- 『新』における攻撃時の戦闘台詞。由来はイエロージャケットの隊員ライオール・サバト少尉(SRW未登場)の台詞である。劇中ではビームライフルを撃ちながらのセリフだが、ゲーム中ではバルカンやミサイルなどのなんでもない攻撃でもこんな台詞を言うので、結構印象に残る人も多いだろう。
- 「調子に乗ってぇ!!」
- 『新』における被弾時の戦闘台詞。元々はクワン・リー(SRW未登場)の台詞。
- 「誉めてやる。そうやってレールを支えるとは、感動的な姿だ。機体はそのまま、パイロットは死んでもらうが…安心しろ! 一気に死なせてやるよ!」
- 『新』宇宙編第15話「ジブラルタル空域」にて、ケイト・ブッシュ離脱イベント発生時の台詞。こちらも元々はクワン・リーの台詞であり、文章のみでは解りづらいが、ケイトが乗るガンイージのコックピットにビームサーベルを突き刺してパイロットだけを殺した場面である。ちなみに、原作では最後の台詞が「一気に楽にさせてやるよ!」である。他媒体の影響で勘違いされやすいが、「機体はそのまま、パイロットは死んでもらうが…」の部分までは正しく原作同様の台詞である。
- 『30』では、戦闘台詞向けに「パイロットは死んでもらう」の部分のみが抜粋される形で改変され、ゾロアットのビームストリングス使用時の戦闘台詞に採用された。