ローナン・マーセナス
ローナン・マーセナス | |
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外国語表記 | Ronan Marcenas |
登場作品 | |
声優 |
小川真司(『UC』) 土師孝也(『NT』ドラマCD) |
デザイン |
安彦良和(原案) 高橋久美子(UC) |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇 |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 52歳 |
所属 | 地球連邦政府 |
役職 |
中央議会議員 移民問題評議会議長 |
ローナン・マーセナスは『機動戦士ガンダムUC』の登場人物。
概要
リディ・マーセナスの父親にして、地球連邦初代首相であるリカルド・マーセナスの子孫。
ラプラスの箱の中身を当初から知っていた人物の1人で、箱の呪縛に囚われたマーセナス家の長として家を飛び出し軍人の道を歩む息子リディを静かに見守っていた(但し、リディは親子関係が冷え切っていると思っていた)が、当のリディがオードリーを伴って現れたことで、彼にひた隠しにしてきた箱とマーセナス家の秘密を打ち明けることとなる。
現在は保守系の大物と目されているが、若かりし頃は中央官僚や政治家たちに地球環境の悪化を思い知らせるために敢えて砂漠化の進むダカールへの遷都を推進した理想家だった。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品。本作ではクロノの構成員を務めている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 引き続き登場。クロノという組織の性質もあってか、原作よりも諦観しているような印象がある。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- ほぼ原作通りだが、原作再現が終わった後も連邦議会で尽力しているシーンがある。
- 原作と異なり息子がMIAになったことや、袖付きとの最終決戦時にメガラニカ周辺戦域に居ることを知らず、コロニーレーザーが発射される寸前で知らされるためマーサとの間に完全に亀裂が入っている。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- NPC。常にマーサに付いていることに加え、ミネバを人質にネオ・ジオンと交渉しようとする等、悪辣な印象が強い。
- ただし、リディが自分でロンド・ベルと行動を共にすることを選択した際には父親らしい面を見せている。
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 第1章Part2より登場。NPC。
人間関係
- リカルド・マーセナス
- 先祖。
- リディ・マーセナス
- 息子。半ば出奔同然で連邦軍に入隊した彼の動向を敢えて縛らずに見守るも、その安否に頭を悩ませる。
- カイ・シデン
- 彼に情報のリークを要請するが交渉は物別れとなった。
- ブライト・ノア
- 実質的な私兵としてラー・カイラムを扱うため、わざわざマーセナス邸に呼び寄せる
他作品との人間関係
- カルロス・アクシオン
- 『第3次Z』では、自身の所属するクロノ保守派の筆頭。
- フレデリック・アルグレアス
- 『BX』では、オードリーによるラプラスの箱の中身についての放送を彼と共に真実と認めた。
- レナード・テスタロッサ
- 『V』で「天才ゆえに現実を感じられない」と評した。
名台詞
- 「惚れたんだろう?」
- episode4。オードリーを連れて自宅に現れた現れたリディに対して一言。色々と取り繕うかのように堅苦しい物言いをしていたが、この一言で沈黙した。
- 複雑な事情をすっ飛ばしてリディの本心を言い当てており、父として息子をしっかりと見守っている事を端的に示している。OVAのローナンの台詞の中ではもっとも印象的な場面かもしれない。
- 「我らに救いを。我らに…」
- episode4にて、リディにマーセナス家の真実を告げる前に。
- 「……ブライト・ノア大佐も関わっていることだ。そう言っても、考えは変わらないかね?」
- 小説版のカイ・シデンとの交渉の決裂時の最後の言葉。この直後にカイには痛烈に批判されている。大人の一人として、自らの役目を全うしようとしてきたローナンはいつしか自らも嫌う恥知らずな行動をしてしまったことを自覚させられる
- 「彼らの選択だ。受け入れるしかあるまい…父親としてはな」
- episode7にて、全てが終わった後に。
- …この台詞を聞いたブライトは後の息子の選択に何を思うのだろうか。
スパロボシリーズの名台詞
- 「…そうかも…知れないな…。少なくとも連邦初代首相、リカルド・マーセナスはそう思っていただろう…」
- 『V』宇宙ルート第37話「宇宙を駆ける想い」にて、アルベルトから「人の想いこそが宇宙をも変える可能性の始まり」と諭されて。
余談
- 担当声優の小川真司氏が2015年に死去したため、2019年発売の『機動戦士ガンダムNT』BD特装版付属ドラマCDでは新規に土師孝也氏がキャスティングされている。
- スパロボシリーズにおいては、ミネバに対し呼び捨て、タメ口の態度で接することもあるが、小説版においてはきっちりと「一国の要人」として敬意を払って接している
資料リンク
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