機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
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機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート | |
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原作 |
矢立肇 富野由悠季 |
著者 | 長谷川裕一 |
メカニックデザイン | カトキハジメ(デザイン協力) |
掲載誌 |
月刊ガンダムエース 少年エース |
発表期間 | 2002年 - 2004年 |
話数 | 全6話 |
巻数 | 全1巻 |
シリーズ | |
前作 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム |
次作 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦V |
『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』は長谷川裕一の漫画。
概要
『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の読み切り短編集。本編前日談である『バカがボオルでやってくる!』、外伝『星の王女様』、後日談である『海賊の宝』『最終兵士(前後編)』『猿の衛星』の六編で構成されている。
本作から、長谷川裕一氏のみが作品を手掛けるようになり、そのためか作品のカラーもより独自色が強まっている。
登場人物
スパロボごとの登場人物一覧については以下を参照して下さい。
宇宙海賊クロスボーン・バンガード
- トビア・アロナクス
- 主人公。
- ベルナデット・ブリエット
- トビアと共に海賊として活動している。
- ウモン・サモン
- 一年戦争から戦っているベテランパイロット。『バカがボオルでやってくる!』にて、一年戦争時の武勇伝の全容が明らかに。
- トゥインク・ステラ・ラベラドゥ
- 小惑星ネバーランドに1人で暮らしていた少女。本作にて『クロスボーン・ガンダム』の物語の語り部である事が明らかとなる。
木星帝国
- カマーロ・ケトル
- 『海賊の宝』に登場するオカマ口調の木星軍残党指揮官。
連邦軍
その他
- キンケドゥ・ナウ / シーブック・アノー、ベラ・ロナ / セシリー・フェアチャイルド
- 『海賊の宝』に登場。かつてクロスボーン・バンガードの一員だった二人。現在は地球でパン屋を営んでいる。
- グレイ・ストーク
- 『最終兵士』に登場。木星のヘリウム船団のリーダーである初老のニュータイプ。初出は『機動戦士Vガンダム外伝』。
- 風貌や言動からある人物を思わせるが、言及はされていない。
- シーナ・カッツィユキー
- 『猿の衛星』に登場。元ジオン公国軍の将校であり、「E計画」を知る人物。名前は長谷川氏のアシスタントから。
- 同作者による『MSV戦記 ジョニー・ライデン』では若き日の彼が登場している。
登場メカ
スパロボごとの登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
宇宙海賊クロスボーン・バンガード
モビルスーツ
- クロスボーン・ガンダムX1改・改
- 通称「スカルハート」。胸部の紋章がドクロのレリーフになっている。
- フリント
戦艦
- リトルグレイ
- 木星戦役にて物資補給を担当していた補給艦。現在ではマザー・バンガードに代わってクロスボーン・バンガードの旗艦となっている。
地球連邦軍
- ガンダムF91 (ハリソン専用)
- ハリソン・マディン用にダークブルーのカラーリングを施された量産型ガンダムF91。
- 木星戦役時のものと比べ、白を含めた新規カラーリングになっている。
- Bガンダム
- ウモンが勝手に改造したガンダムの顔の追加装甲を取り付けたボール。
木星帝国
- バタラ
- ペズ・バタラ
- アラナ
- 木星帝国の量産機。全長10mの小型MS。
- アラナ・バタラ
- アラナを製作するためにバタラにパーツを取り付けた実験機。
- 劇中ではクロスボーン・ガンダムX3のムラマサ・ブラスターを再現しようと試みた独自の武装「モゾー・ブラスター」を装備している。
- アマクサ
- クロスボーン・ガンダムX2のデータを使い再現しようとしたMS。別名「ジュピター・ガンダム」。搭載されているのはある人物の戦闘データを基にしたバイオ脳。
その他
- ガンプ
- グレイ・ストークが所持するMS。ジャンクパーツによる修復が重ねられているが、そのシルエットはかつて第一次ネオ・ジオン抗争を駆け抜けたガンダムを思わせる。
- バルブス
- 型式番号MS-06MS(モンキースペシャル)。類人猿が操縦する事を前提にしたMS-06のカスタム機。
用語
- クロスボーン・バンガード
- 表向きは輸送会社「ブラックロー運送」として活動している。
- クロスボーン・ガンダム
- 木星帝国
- 劇中では残党軍が活動している。
楽曲
- 「スカルハート見参」
- Gジェネレーションシリーズにおける「宇宙海賊クロスボーン・バンガード」 / 「クロスボーン・ガンダム」のアレンジBGM。『V』にて採用され、曲調は『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』シリーズのものを使用。
- 曲名の通り『スカルハート』のBGMだが、『鋼鉄の7人』のトビアの戦闘BGMとして、Gジェネや他のゲーム作品でも使用されていることから、そちらのテーマ曲としての認知度が高いようだ。『X』でも『鋼鉄の7人』しか参戦していないが、この曲も採用されている。
- イントロが洋楽バンド『Pretty Maids』の「Back To Back」に酷似しているが、『THE ビッグオー』オープニングのような「~みたいのでお願い」系の作曲依頼だったのだろうか……。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 初参戦作品。
- 『クロスボーン・ガンダム』が原作終了後なので、『クロスボーン・ガンダム』シリーズの時代背景は本作のものになっている。シナリオ再現は『最終兵士』のみ。
- 時系列が空白の10年を挟んでいるせいか、「第2次ネオ・ジオン抗争」の110年後の設定になっている(本来なら42年程後の設定)。言うまでもなく『ゴースト』はおろか『DUST』までも飛び越えた年代設定である。
- スーパーロボット大戦T
- 機体のみ参戦。また『クロスボーン・ガンダム』シリーズの登場人物のうち、トビアのみ本作が出典となっている(他は第1作が出典)。
商品情報
資料リンク
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