「ミラージュコロイド」の版間の差分

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:ユニウス条約後に連合軍が極秘に開発した新型のミラージュコロイド搭載機(もちろん条約違反)でブリッツの後継機と言える。
 
:ユニウス条約後に連合軍が極秘に開発した新型のミラージュコロイド搭載機(もちろん条約違反)でブリッツの後継機と言える。
:この機体は作中登場するミラージュコロイド搭載機の中では数少ない'''核エンジン搭載機'''で、従来のミラージュコロイド搭載機と違い核エンジンの搭載によって展開時間が'''無制限'''になっている。そのステルス性をフル活用できるのであればCEのモビルスーツでも最強クラスに属するはずなのだが、パイロットの実力差のためか生憎そのような場面は確認できない。 
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:この機体は作中登場するミラージュコロイド搭載機の中では数少ない'''核エンジン搭載機'''で、従来のミラージュコロイド搭載機と違い核エンジンの搭載によって展開時間が'''無制限'''になっている。そのステルス性をフル活用できるのであればCEのモビルスーツでも最強クラスに属するはずなのだが、パイロットの実力差のためか生憎そのような場面は確認できない。NJCの範囲が広いせいで周囲の核エンジンが稼働し、そこから存在がばれるという失態を犯したこともある。
:NJCが稀少であるにもかかわらず少数が量産されており、諜報・偵察・破壊工作・護衛任務などで連合の戦線を陰から支え続けていた。ヘブンズベースにも連合の戦力として配備されていたはずだが、この時は常時ミラージュコロイドを展開していたのか姿の確認は出来ない。
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:NJCが稀少であるにもかかわらず一定数が生産されており、諜報・偵察・破壊工作・護衛任務などで連合の戦線を陰から支え続けていた。ヘブンズベースにも連合の戦力として配備されていたはずだが、この時は常時ミラージュコロイドを展開していたのか姿の確認は出来ない。
 
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:ザフトが11番目に開発した核動力搭載MS。外見といい能力といい運用法といい、ボス級悪役らしくやたらと悪趣味。核エンジンによりミラージュコロイド(機体色が黒ではないので発展型と思われる)とPS装甲を無制限に使用できる。
 
:ザフトが11番目に開発した核動力搭載MS。外見といい能力といい運用法といい、ボス級悪役らしくやたらと悪趣味。核エンジンによりミラージュコロイド(機体色が黒ではないので発展型と思われる)とPS装甲を無制限に使用できる。
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:ミラージュコロイド搭載艦。非正規の任務を請け負う特殊部隊[[ファントムペイン]]で運用される。
 
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:不可視化ではなく、高機動時に広域散布したミラージュコロイドによる幻惑用の残像形成機能を持つ。{{ガンダムシリーズ}}
  不可視化ではなく、高機動時に広域散布したミラージュコロイドによる幻惑用の残像形成機能を持つ。{{ガンダムシリーズ}}
 
 
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2022年3月24日 (木) 18:12時点における版

ミラージュコロイド(Mirage Colloid)とは、コズミック・イラ系作品に登場する用語。

概要

可視光線や赤外線を含む電磁波を遮断する特殊なコロイド状の微粒子、およびそれを利用した技術。

この微粒子を磁場で物体表面に定着させることにより、電磁的・光学的にほぼ完璧な迷彩を施すことが可能となっている他、C.E.世界のビームサーベルを初めとして、フォビドゥンのビームエネルギーを偏向できる装甲「ゲシュマイディッヒパンツァー」やデスティニーの幻影を発生させるジャミングシステム、アストレイゴールドフレーム天の敵機の電力を強制放電させる「マガノイクタチ」にこの技術が応用されているなど、宇宙世紀におけるミノフスキー粒子のように汎用性は高い。

ただし、以下の欠点が挙げられる。

  • 隠密性はあくまで静止状態に限定する事だけであって、地上の場合は足跡や航跡をはじめとする「動作によって生じる影響」やそれに伴って発生する音は消去できず、宇宙の場合は真空であるため音こそ発生しないものの、移動にスラスター噴射等を必要とするため、ノズル周囲の粒子が吹き飛ばされ熱紋・電磁波の秘匿ができなくなるという別の問題が出てくる。
  • ミラージュコロイド使用中の電力消費量が大きいため長時間の使用は困難。そのためか、同じく電力を使用するフェイズシフト装甲との併用ができない(ただし、電力供給に制限がない核エンジン及びハイパーデュートリオンエンジンを搭載したMSはその問題を解消できる)。なお『フルメタル・パニック』のECSと違い、排熱・冷却に関する詳細な設定はなされていない。
  • コロイドは水に溶解してしまい、装甲に定着しないため、水中での使用は不可能。
  • コロイド粒子は機体色が黒でなければ定着させる事が出来ない為、基本的に黒い機体でなければならない。当初カラーリングが白だったゴールドフレームが黒へと変更されたのはこれが理由の一つ。これに関しては後に『DESTINY』においてオーブ軍(ロンド派のみ)に限り、機体色に関係なくミラージュコロイドの使用が可能になっている。また、ザフトも独自に機体色に関係なく定着させる事に成功(リジェネレイトなど)している。

後にC.E.73に施行されたユニウス条約によってミラージュコロイドの軍事利用は禁止され、本来のステルス用途を初めとする関連技術の一切が封印された。しかしその効力はさほど大きなものとは言えず、水面下ではミラージュコロイドを搭載したガーティ・ルーや、廃棄コロニーに超大型のゲシュマイディッヒパンツァーを搭載することで狙えないはずのコロニーを破壊可能とした大量破壊兵器レクイエム等の条約に違反する兵器、MSが開発されることとなった。

上記の通り、様々な欠点こそあるもののパイロット・機体双方の視界から「完全に姿を消す」効果は使用者に圧倒的なアドバンテージを齎した。ミラージュコロイド搭載機と戦闘を行ったパイロットの大半は殆どが何も出来ずに撃墜され、熟練したパイロットならば瞬時に敵の懐に飛び込みビームサーベルで確実に敵機を葬るというアサシンのような戦法も可能で正に「禁忌」とも言える技術。ゆえに後年には「ミラージュコロイド・デテクター」という専用の特殊レーダーが開発されている(アウトフレームDのように戦闘力をある程度犠牲にできるのなら、MSサイズの機体にも搭載可能な程度の大きさ)。

ミラージュコロイド(特殊能力)

分身と同じ効果。上述通り、本来なら水中では使えないはずだがシステム面の問題かそういった制限はない。

ミラージュコロイド(強化パーツ)

OE』に登場。特殊能力付与パーツ(回復系を除く)が登場しないため、効果は分身ではなく回避+50。

上述通り、原作では軍事利用禁止されたはずなのだがパーツトレードでいくらでも量産できる。ザフトや連合の影すらない『OE』ではユニウス条約も無いものと思われる。

ミラージュコロイド搭載機

ブリッツガンダム
ミラージュコロイドの初搭載機。劇中ではそのステルスを活かしてアルテミスを陥落させた。その他、ストライクやアークエンジェルも撃墜寸前まで追い込んだが、パイロットのニコルが非情に徹しきれなかった為か、撃墜は出来なかった。
アストレイゴールドフレーム天
撃破されたブリッツの腕を解析・移植して開発されたゴールドフレームの強化型。パイロットが狡猾な人物だった為か、ある程度ステルスを使いこなしていた。
NダガーN
ユニウス条約後に連合軍が極秘に開発した新型のミラージュコロイド搭載機(もちろん条約違反)でブリッツの後継機と言える。
この機体は作中登場するミラージュコロイド搭載機の中では数少ない核エンジン搭載機で、従来のミラージュコロイド搭載機と違い核エンジンの搭載によって展開時間が無制限になっている。そのステルス性をフル活用できるのであればCEのモビルスーツでも最強クラスに属するはずなのだが、パイロットの実力差のためか生憎そのような場面は確認できない。NJCの範囲が広いせいで周囲の核エンジンが稼働し、そこから存在がばれるという失態を犯したこともある。
NJCが稀少であるにもかかわらず一定数が生産されており、諜報・偵察・破壊工作・護衛任務などで連合の戦線を陰から支え続けていた。ヘブンズベースにも連合の戦力として配備されていたはずだが、この時は常時ミラージュコロイドを展開していたのか姿の確認は出来ない。
リジェネレイトガンダム
ザフトが11番目に開発した核動力搭載MS。外見といい能力といい運用法といい、ボス級悪役らしくやたらと悪趣味。核エンジンによりミラージュコロイド(機体色が黒ではないので発展型と思われる)とPS装甲を無制限に使用できる。
ディンレイヴン
大戦末期に開発された特殊部隊用のミラージュコロイド搭載機。改良型のミラージュコロイドを採用しており、通常の塗装での展開が可能となっている。
ガーティ・ルーナナバルク
ミラージュコロイド搭載艦。非正規の任務を請け負う特殊部隊ファントムペインで運用される。
デスティニーガンダム
不可視化ではなく、高機動時に広域散布したミラージュコロイドによる幻惑用の残像形成機能を持つ。