「グフイグナイテッド」の版間の差分
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2024年11月5日 (火) 01:42時点における最新版
グフイグナイテッド | |
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外国語表記 | GOUF IGNITED[1] |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 |
ZGMF-X2000(試作機) ZGMF-2000(量産機) |
全高 | 19.20 m |
重量 | 72.13 t |
動力 | バッテリー |
開発 | ザフト |
所属 | ザフト |
主なパイロット |
ハイネ・ヴェステンフルス イザーク・ジュール |
グフイグナイテッドは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
ザフトが開発した、「ニューミレニアムシリーズ」に属する量産型モビルスーツ。
「イグナイテッド」という名称は、『SEED DESTINY』本編で最初に登場したのがハイネ専用機で、ハイネの声を担当したのがOP曲「ignited」を担当したT.M.Revolutionの西川貴教氏であることに由来する。
各パイロットの専用機は「グフイグナイテッド (ハイネ専用)」、「グフイグナイテッド (イザーク専用)」を参照。
開発の経緯[編集 | ソースを編集]
ザクウォーリアと同時期に開発が行われ、ザフトの主力MS策定コンペティションにおいて制式量産機の座を争った。
その当時は腕部、脚部を換装可能な機体構造になっていて、多種多様な機能、武装を搭載した四肢を状況に応じて換装して対応するという、ザクウォーリアのウィザードシステムと同じ思想の下に開発されたシステムが搭載されていた。これはウィザードシステム以上に戦況・戦場の変化にきめ細かく対応できる反面、コストと整備現場の負担が増大するため、制式量産機はザクウォーリアに決まった。
しかし、その換装システムのデメリットを除けば機体の完成度は高く、それを惜しんだ上層部の力添えにより、試験的に少数がロールアウトする事になった。
機体概要[編集 | ソースを編集]
背部に固定装備されたフライトユニットで、ディンに匹敵する飛行能力を発揮する。また、武装も対MS戦闘が前提の接近戦用の物を多数装備している。
名称の「グフ」は「Guardian Of Unity Forerunner(統一の守護たる先駆者)」の略である。
機体カラーは一般機が元ネタと同じく青。ほか、作中ではオレンジのハイネ機、白のイザーク機が登場した。
劇中での活躍[編集 | ソースを編集]
その経緯から、本機は「高い機動性を持つ対MS格闘戦用機」というコンセプトの機体に再設計され、ハイネ・ヴェステンフルスを始めとしたエースに優先的に配備された。
その後戦争が予想外に拡大し、開戦当初に保有していたMSの数が想像以上に減少したため、ザフトは高性能MSの増産を余儀なくさる。ザク系統の生産体制が限界であった事、主戦場が地球に移行していた事もあり、本機が急遽大量生産、制式配備されることとなった。その際、型式番号から試作機である事を示す「X」が外されたが、試作機と量産型の間に基本的な仕様の差はない。量産体制が整った頃にはエースパイロットから順に続々と配備され、その優れた機動性からザクに並ぶ主力MSとして戦場を駆けた。
アスラン・ザラがメイリン・ホークと共にジブラルタル基地から脱走する際に本機を強奪。デスティニーとレジェンドに追撃され、応戦するも撃墜された。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- 終盤辺りから敵機として登場してくる。それ以前にもハイネ機がミネルバに配備されるが、「機体の調子が悪い」と言う事で、自軍での使用は不可能(データとしては内部に存在する)。イザーク機は条件を満たすと自軍に参入する。
- 威力は持ち武器の中では一番低いものの、スレイヤーウィップが射程6の移動後使用可能武器になっているので注意。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦K
- 19話後編で登場。今回はイザーク機が必ず自軍参入する他、ハイネを説得すればハイネ機も手に入る。色以外は同じだが、イザーク機が全ステータス2段階改造済みであるのに対し、ハイネ機はそれを上回る3段階改造済みで手に入る。
- スーパーロボット大戦L
- 今回はシンたちが終始味方のためかイザーク、ハイネ両機とも無条件で入手。一方量産型と対決するのは第33話のみとなっておりしかもそのペアがゲイツRのためかいまいち射程がかみ合っていない。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 初登場作品。
- 原作通りアスランが本機で脱走するが、撃墜されずにAフォースに合流したため一時的に参入する。名義は「グフイグナイテッド アスラン機」。
- その後は負傷もしていないので、ラクスの危機を救うべく、キラのストライクルージュと共に宇宙に上がり、インフィニットジャスティスと入れ替わりで役目を終えるという原作以上に恵まれた見せ場がある。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- MA-M757 スレイヤーウィップ
- 両腕部に内蔵された格闘戦用の鞭。超弾性鋼で出来ているために柔軟性に富み、叩きつける以外にも敵機の一部や武器を絡めとるなどの使い方も可能。高周波パルスを発生させ、接触した対象物に伝達させて破壊する事もでき、その際は鞭全体が赤く発色する。単純な打撃武器としてかなりの破壊力がありM1アストレイの胴体を真っ二つにしている。
- 『Z』では照準値ダウンの追加効果がある。
- 元ネタはグフのヒートロッド。
- M181SE ドラウプニル 4連装ビームガン
- 両前腕部に内蔵された4連装ビーム砲。小型なので射程距離は短いが、速射性能に優れ、近接戦闘ではビームライフル以上の有効性がある。固定火器なので、他の武装を携行したまま使用可能。
- 元ネタはグフのフィンガーバルカン。
- 対ビームシールド
- 対ビームコーティング仕様の専用シールド。表面に打突用衝角を備える他、テンペストの鞘にもなっている。左腕部に装着。
- MMI-558 テンペスト ビームソード
- 大型ビーム発生デバイスから高出力ビーム刃を発生させる斬撃兵装。対艦刀と同型の兵器だが、両刃のビーム刃や片手で扱えるサイズなど、対MS用に特化した仕様となっている。伸縮機構で携帯性にも優れる。対ビームシールドに収納。
- 『Z』では全体攻撃で、敵集団に突撃しながら小隊全体を真一文字に斬り裂き、返す刀で小隊長に斬りかかる演出となっている。
- 元ネタであるグフのヒートソードは実体剣なのかビームサーベルなのかアニメ本編の描写では曖昧だったせいか、本機のこの武装は「実体剣でありビームサーベルでもある」武器になっている。ついでに刀身の伸縮機能も継承している。
オプション装備[編集 | ソースを編集]
- M68 キャットゥス500mm無反動砲
- 本来はジン用の装備。ヘブンズベース攻防戦で携行している機体が見られた。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 対ユークリッド、ザムザザー
- イザークのグフイグナイテッドとディアッカのブレイズザクファントムが連携してユークリッドとザムザザーを撃破している
- 対デスティニーガンダム、レジェンドガンダム
- アスランがメイリンを乗せて脱走した際、二機に追撃され戦闘になる。結局は撃墜されるものの、相手のライフルを破壊ししばらくは粘る等、量産機ながら基本性能の高さを示した。
- 対ストライクフリーダムガンダム
- エターナルを襲撃した際名無しの赤服兵が搭乗。Sフリーダムをスレイヤーウィップで絡め取ることに成功するがスーパードラグーンの反撃を受けて撃破された。
関連機体[編集 | ソースを編集]
強化型・バリエーション機[編集 | ソースを編集]
- グフクラッシャー(SRW未登場)
- 『DESTINY MSV』及び『DESTINY ASTRY B』に登場。対MSでの接近戦及び制圧用に特化した形態で、本来想定していた四肢の換装による汎用性の高さを示すためだけに開発された。
- グフギャラクティカ(SRW未登場)
- 『DESTINY ASTRY R』に登場。パイロットである傭兵の「ナイト様」に合わせてカスタマイズされた機体。
- グフイグナイテッド(ルドルフ専用)(SRW未登場)
- 『ASTRAY』シリーズに登場。パイロットであるルドルフ・ヴィトゲンシュタインの趣味で金色に塗装されているが、性能はノーマルと同じ。
- 戦いで頭部と右腕を損傷した後はノーマル機からカラーを変更せずそのまま移植して使用したため、カラーリングがちぐはぐな事になった。
関連機[編集 | ソースを編集]
他作品の関連機[編集 | ソースを編集]
- グフ
- デザイン上の原型機。
脚注[編集 | ソースを編集]
商品情報[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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