「ローズマリー・ラズベリー」の版間の差分

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'''ローズマリー・ラズベリー'''は「[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]シリーズ」の登場人物。
 
'''ローズマリー・ラズベリー'''は「[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]シリーズ」の登場人物。
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[[木星帝国]]・[[死の旋風隊]]の一人で[[アビジョ]]を操る。黙っていればスタイル抜群の美女。自分の体に自信があるためか、ノーマルスーツを着る時も胸元を大きく開けて着崩す癖がある。もと[[傭兵]]で、基本的な行動原理は単純明快、金銭的な保証がある方につく。
  
同僚の[[バーンズ・ガーンズバック]]云く「お金と血なまぐさい騒動が大好き」とのこと。但しまるっきりポリシーが無いわけではなく、「金さえ払えば(たとえ不利でも、金が払われている間は)絶対に裏切らない」とも言われている。また、刹那的、快楽的嗜好があるとはいえ腕利きの傭兵として生きてきただけあって「先を見た思考」や戦術眼は持っており、死の旋風隊においても小回りの利くアビジョで的確にバーンズやギリをアシストして鉄壁のフォーメーションの一翼を担い、後日談作品の『鋼鉄の7人』や『ゴースト』に再登場するに当たっても知的な一面を覗かせている。『ゴースト』ではフリーライターとして『[[ザンスカール帝国]]の興亡』の執筆に着手している。
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同僚の[[バーンズ・ガーンズバック]]云く「お金と血なまぐさい騒動が大好き」とのこと。但しまるっきりポリシーが無いわけではなく、「金さえ払えば(たとえ不利でも、金が払われている間は)絶対に裏切らない」とも言われている。また、刹那的、快楽的嗜好があるとはいえ腕利きの傭兵として生きてきただけあって「先を見た思考」や戦術眼は持っており、死の旋風隊においても小回りの利くアビジョで的確にバーンズやギリをアシストして鉄壁のフォーメーションの一翼を担い、後日談作品の『鋼鉄の7人』や『ゴースト』に再登場するに当たっても知的な一面を覗かせている。
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『鋼鉄の7人』エピローグでは一連の事件の回顧録である「神の雷計画の真実」を執筆するが、'''非常に盛った内容'''となっており[[トビア・アロナクス|当の関係者]]からも「トンデモ本」と評される有様だった(ローズマリー本人は「売れたから良し」としていたが)。この経験もあってか、『ゴースト』ではフリーライターとして『[[ザンスカール帝国]]の興亡』の執筆に着手している。
  
 
なお、彼女の苗字である「ラズベリー」は、元上司である[[ギリ・ガデューカ・アスピス]]のフルネームと同じく、後日談である『鋼鉄の7人』で明かされている。『クロスボーン』本編中では「ローズマリー」とだけ表記(『鋼鉄の7人』発表前の作品である『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』もこれに準拠)。
 
なお、彼女の苗字である「ラズベリー」は、元上司である[[ギリ・ガデューカ・アスピス]]のフルネームと同じく、後日談である『鋼鉄の7人』で明かされている。『クロスボーン』本編中では「ローズマリー」とだけ表記(『鋼鉄の7人』発表前の作品である『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』もこれに準拠)。
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:初登場作品。一番の見せ場は[[木星帝国]]内でのトビア操る[[ザクIIF2型|ザク]]との一騎打ち(原作ではX2対[[生身ユニット|生身]]のトビア)。ここで彼女が乗るX2のHPを1000以下にすると機体を再入手することができる。ゼンガーとアイビスルートのみで、クスハルートは入手不可能、アラドルートは無条件で入手となる。
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:初登場作品。本作品時点では後日談作品が出ていなかったため、悪役としての印象が強い。
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:一番の見せ場は[[木星帝国]]内でのトビア操る[[ザクIIF2型|ザク]]との一騎打ち(原作ではX2対[[生身ユニット|生身]]のトビア)。ここで彼女が乗るX2のHPを1000以下にすると機体を再入手することができる。ゼンガーとアイビスルートのみで、クスハルートは入手不可能、アラドルートは無条件で入手となる。
 
:その後は原作通りだが、本人も含めた[[死の旋風隊]](というか、[[シーマ・ガラハウ]]を除いた[[ネオ・ジオン]]&[[木星帝国]]所属メンバー)は一度も地上に降りない(ルートによっては最後の最後でネオ・ジオンメンバーだけ降りる)。
 
:その後は原作通りだが、本人も含めた[[死の旋風隊]](というか、[[シーマ・ガラハウ]]を除いた[[ネオ・ジオン]]&[[木星帝国]]所属メンバー)は一度も地上に降りない(ルートによっては最後の最後でネオ・ジオンメンバーだけ降りる)。
  
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:見切りで回避率をさらに上げてくる一方で援護防御とガードでバーンズが援護防御を打ち切っても割り込んでカバーしてくる。逆に言うと、'''バーンズを攻撃するとローズマリーが確実に援護防御で割り込んでくる'''のでそれを利用すれば攻撃は当てやすい。
  
 
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:彼との戦闘ではX2搭乗で生身で乗っ取られたり、地上戦ではあっさりやられてしまったりしていた。その後も腐れ縁はたびたび続く。当初は完全な敵対関係だったのだが、『鋼鉄の7人』以降は態度が非常に馴れ馴れしくなっており、彼女自身はトビアにはかなり好意的である。
 
:彼との戦闘ではX2搭乗で生身で乗っ取られたり、地上戦ではあっさりやられてしまったりしていた。その後も腐れ縁はたびたび続く。当初は完全な敵対関係だったのだが、『鋼鉄の7人』以降は態度が非常に馴れ馴れしくなっており、彼女自身はトビアにはかなり好意的である。
 
;ミノル・スズキ
 
;ミノル・スズキ
:『鋼鉄の7人』におけるチームメイト。コロニーレーザー破壊作戦後、自分以外で唯一生き残った彼と結婚し姓がスズキに変わった。『ゴースト』では死別している。
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:『鋼鉄の7人』におけるチームメイト。コロニーレーザー破壊作戦後、自分以外で唯一生き残った彼と結婚し姓がスズキに変わった。『ゴースト』では死別しているが、先立たれた理由もローズマリーの破天荒さで苦労が絶えなかったからではと思われている。
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;ホワイトストロベリー・スズキ
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:ガンダムエースに掲載された読み切り『神の雷計画の真実』に登場。ミノルとの間に生まれた娘。
  
 
== 名台詞 ==
 
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「何やってんだい、バーンズ」
 
;「何やってんだい、バーンズ」
:バーンズへの援護防御時への台詞。重装甲のトトゥガに加え[[援護防御]]を多く覚えるバーンズを先に落とそうとしてこの台詞を聞いた人も多いだろう。嫌味たらしい愚痴を零しつつも仲間を気遣っている辺り、彼女にも仲間を思いやる気持ちはあるようだが'''装甲が非常に薄いアビジョでの援護防御は自殺行為である。'''
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:バーンズへの援護防御時への台詞。重装甲のトトゥガに加え[[援護防御]]を多く覚えるバーンズを先に落とそうとした、あるいは確実に回避率の高くバーンズの援護防御も重なるローズマリーに確実に攻撃を命中させるために敢えてバーンズ狙いにしてこの台詞を聞いたプレイヤーも多いだろう。嫌味たらしい愚痴を零しつつも仲間を気遣っている辺り、彼女にも仲間を思いやる気持ちはあるようだが'''装甲が非常に薄いアビジョでの援護防御は本来は自殺行為である。'''
 
;「こ…これ以上はいくら金を積まれてもゴメンだね!」
 
;「こ…これ以上はいくら金を積まれてもゴメンだね!」
:被撃墜時。原作で述べていた「金さえ払っておけば裏切らない」「一番大切なのは自分の命」という思想を端的に表している。
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:被撃墜時。原作で述べていた「儲かればいい」という思想を端的に表している。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==

2024年9月30日 (月) 20:04時点における最新版

ローズマリー・ラズベリー
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 まるたまり
デザイン 長谷川裕一
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 27歳[1]
職業 傭兵
所属組織 木星帝国
所属部隊 死の旋風隊
役職 牽制担当
テンプレートを表示

ローズマリー・ラズベリーは「機動戦士クロスボーン・ガンダムシリーズ」の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

木星帝国死の旋風隊の一人でアビジョを操る。黙っていればスタイル抜群の美女。自分の体に自信があるためか、ノーマルスーツを着る時も胸元を大きく開けて着崩す癖がある。もと傭兵で、基本的な行動原理は単純明快、金銭的な保証がある方につく。

同僚のバーンズ・ガーンズバック云く「お金と血なまぐさい騒動が大好き」とのこと。但しまるっきりポリシーが無いわけではなく、「金さえ払えば(たとえ不利でも、金が払われている間は)絶対に裏切らない」とも言われている。また、刹那的、快楽的嗜好があるとはいえ腕利きの傭兵として生きてきただけあって「先を見た思考」や戦術眼は持っており、死の旋風隊においても小回りの利くアビジョで的確にバーンズやギリをアシストして鉄壁のフォーメーションの一翼を担い、後日談作品の『鋼鉄の7人』や『ゴースト』に再登場するに当たっても知的な一面を覗かせている。 『鋼鉄の7人』エピローグでは一連の事件の回顧録である「神の雷計画の真実」を執筆するが、非常に盛った内容となっており当の関係者からも「トンデモ本」と評される有様だった(ローズマリー本人は「売れたから良し」としていたが)。この経験もあってか、『ゴースト』ではフリーライターとして『ザンスカール帝国の興亡』の執筆に着手している。

なお、彼女の苗字である「ラズベリー」は、元上司であるギリ・ガデューカ・アスピスのフルネームと同じく、後日談である『鋼鉄の7人』で明かされている。『クロスボーン』本編中では「ローズマリー」とだけ表記(『鋼鉄の7人』発表前の作品である『第2次α』もこれに準拠)。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦α
初登場作品。本作品時点では後日談作品が出ていなかったため、悪役としての印象が強い。
一番の見せ場は木星帝国内でのトビア操るザクとの一騎打ち(原作ではX2対生身のトビア)。ここで彼女が乗るX2のHPを1000以下にすると機体を再入手することができる。ゼンガーとアイビスルートのみで、クスハルートは入手不可能、アラドルートは無条件で入手となる。
その後は原作通りだが、本人も含めた死の旋風隊(というか、シーマ・ガラハウを除いたネオ・ジオン木星帝国所属メンバー)は一度も地上に降りない(ルートによっては最後の最後でネオ・ジオンメンバーだけ降りる)。

関連作品[編集 | ソースを編集]

Another Century's Episode: R

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

第2次α
偵察加速集中幸運かく乱直撃

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

第2次α
見切り気力+(回避)援護攻撃L3、援護防御L3、支援攻撃ガード
見切りで回避率をさらに上げてくる一方で援護防御とガードでバーンズが援護防御を打ち切っても割り込んでカバーしてくる。逆に言うと、バーンズを攻撃するとローズマリーが確実に援護防御で割り込んでくるのでそれを利用すれば攻撃は当てやすい。

小隊長能力[編集 | ソースを編集]

回避率+20%
第2次α』で採用。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ギリ・ガデューカ・アスピス
隊長。
バーンズ・ガーンズバック
同僚。
トビア・アロナクス
彼との戦闘ではX2搭乗で生身で乗っ取られたり、地上戦ではあっさりやられてしまったりしていた。その後も腐れ縁はたびたび続く。当初は完全な敵対関係だったのだが、『鋼鉄の7人』以降は態度が非常に馴れ馴れしくなっており、彼女自身はトビアにはかなり好意的である。
ミノル・スズキ
『鋼鉄の7人』におけるチームメイト。コロニーレーザー破壊作戦後、自分以外で唯一生き残った彼と結婚し姓がスズキに変わった。『ゴースト』では死別しているが、先立たれた理由もローズマリーの破天荒さで苦労が絶えなかったからではと思われている。
ホワイトストロベリー・スズキ
ガンダムエースに掲載された読み切り『神の雷計画の真実』に登場。ミノルとの間に生まれた娘。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「わたしゃこういうのはきらいじゃないねえ ぞくぞくするよ」
「わたしゃなんだっていいのさ わたしがもうかりさえすればね!」
第13話より、ザビーネを拷問するギリの傍らでのバーンズとのやり取り。後者は人間味を感じさせないギリに対し不信感を持つバーンズへギリの立ち位置を説明した際の締めの言葉であるが、この言葉通り金儲けさえできれば上官の素性など全く興味のない話であることを示している。
『第2次α』ではどちらもDVEとして再現される。
「ばかいうんじゃないよ! バーンズ! こっちはなれない機体でまともに動かすだけで精一杯だよ! かげんなんてきくもんかい!」
第14話より。ジュピトリス9におけるトビアの処刑時、バーンズの「ちっとはかげんしてやれ」という声を聞いて。
「このままプチっとやっても客うけが良くないだろうしねえ? さあて…」
第14話より、トビアを追い詰めた際の台詞。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「何やってんだい、バーンズ」
バーンズへの援護防御時への台詞。重装甲のトトゥガに加え援護防御を多く覚えるバーンズを先に落とそうとした、あるいは確実に回避率の高くバーンズの援護防御も重なるローズマリーに確実に攻撃を命中させるために敢えてバーンズ狙いにしてこの台詞を聞いたプレイヤーも多いだろう。嫌味たらしい愚痴を零しつつも仲間を気遣っている辺り、彼女にも仲間を思いやる気持ちはあるようだが装甲が非常に薄いアビジョでの援護防御は本来は自殺行為である。
「こ…これ以上はいくら金を積まれてもゴメンだね!」
被撃墜時。原作で述べていた「儲かればいい」という思想を端的に表している。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

アビジョ
死の旋風隊所属時に搭乗。「鋼鉄の7人」作戦においては、本機の頭部パーツとトトゥガ用のキャノン砲を使用したアラナ・アビジョ(SRW未登場)に搭乗した。
クロスボーン・ガンダムX2
トビアの公開処刑時に搭乗。操縦に不慣れだったところを機転を利かせたトビアにより奪取される。
スピードキング(SRW未登場)
木星戦役終了後、アナハイムに就職した際にテストパイロットを担当。
バタラ
『鋼鉄の7人』で搭乗。派手なマーキングが施されている。地球でストリップショーの巡業をしていた時に、舞台として使用していた。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 『ゴースト』から逆算

資料リンク[編集 | ソースを編集]