「G-アルケイン フルドレス」の版間の差分
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− | + | G-アルケインは変形可能な高性能機として設計されているが、劇中に登場した機体はアメリア側の技術不足により設計図通りのスペックを発揮できておらず、Gタイプとしてはかなり遅れをとっていた。そのため激化する戦況に対応するために、戦艦メガファウナのメカニックたちがビーナス・グロゥブ製の資材や技術を用いて改修・強化したものがこのフルドレス形態である。 | |
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− | + | デザイナーの形部一平氏によればフルドレス装備でも変形は可能とのこと。しかしG-アルケインと同様に本編中では披露されていない。理由は後述。 | |
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+ | :初期は武装がバルカンと対艦ビーム・ライフルのみとかなり乏しい。さらにP武器がバルカンのみ、更に機体の照準値は自軍最低ランクで、対艦ビーム・ライフルの命中補正も低いため、かなり弱い機体。 | ||
+ | :対ミスルギルート第34話で運動性と照準値が+5・移動力+1・ライフルの攻撃力が+200され最強武器のレーザービーム砲(射程1-4のP武器)が追加され十全な性能になる。それまでは「レスキューユニット」を装備して回復役をメインに立ち回るのが無難。 | ||
+ | :本作は[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス|X1フルクロス]]を除くと[[ニュータイプ]]技能を必要とする機体ばかりなので、Gレコ勢が乗るのには適さない。その為、[[ミック・ジャック|ミック]]や[[マニィ・アンバサダ|マニィ]]のような、優秀なサポート系精神コマンドを持つパイロットを乗せる機体としては、十分に候補になり得る。[[ファ・ユイリィ|ファ]]のようにニュータイプLVが低いパイロットの撃墜数を稼ぐ機体としても有用。 | ||
+ | :対抗馬となるのは[[ダハック]]、[[カバカーリー]]、[[ジーラッハ]]あたりだが、それらよりも圧倒的に参戦が早く、改造に手を加えやすいのがポイント。また、最強武器がNT技能を必要としないP属性の射撃武器というのも差別化のポイントで、同様の特徴を持つ[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガの]][[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|「4連装メガ粒子砲」]]よりも攻撃力で勝っているので、他の機体では応えられないニーズに応えられる。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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:頭部に2門を内蔵する。 | :頭部に2門を内蔵する。 | ||
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+ | ::拡散レーザーを発射できる。SRW未実装。 | ||
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;対艦ビーム・ライフル | ;対艦ビーム・ライフル | ||
:大型の対艦用ビーム・ライフル。G-アルケインの主力武器。 | :大型の対艦用ビーム・ライフル。G-アルケインの主力武器。 | ||
:;大型ビーム・ソード | :;大型ビーム・ソード | ||
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:可動式のレーザービーム砲を8基持つ強化装備。 | :可動式のレーザービーム砲を8基持つ強化装備。 | ||
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;運動性+20。照準値+20。装甲値+200。最大EN+50。移動力+1。 | ;運動性+20。照準値+20。装甲値+200。最大EN+50。移動力+1。 | ||
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:『X』にて採用。 | :『X』にて採用。 | ||
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:同じ[[ガンダムタイプ|G系統]]のMSやMA。 | :同じ[[ガンダムタイプ|G系統]]のMSやMA。 | ||
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:共にプラモデル作例本のバリエーション機。 | :共にプラモデル作例本のバリエーション機。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*設定では本機は可変MSとなっているのだが、本編で'''飛行形態へ変形した事は一切ない'''。これは富野監督が変形できる設定を忘れていたため。 | *設定では本機は可変MSとなっているのだが、本編で'''飛行形態へ変形した事は一切ない'''。これは富野監督が変形できる設定を忘れていたため。 | ||
− | ** | + | **漫画版や外伝「Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE」では変形した姿を披露しており、後に劇場版IVでも飛行形態で出撃する姿が描かれた。 |
**また、変形しない理由も「'''変形はアイーダ自身の美意識に反するため、滅多なことでは変形させない'''」と後付で設定されている。 | **また、変形しない理由も「'''変形はアイーダ自身の美意識に反するため、滅多なことでは変形させない'''」と後付で設定されている。 | ||
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2024年5月20日 (月) 22:51時点における最新版
G-アルケイン フルドレス | |
---|---|
外国語表記 | G-Arcane Full Dress |
登場作品 | |
デザイン | 形部一平 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | G系統モビルスーツ |
型式番号 | MSAM-033 |
動力 | フォトン・バッテリー |
原型機 | G-アルケイン(SRW未登場) |
所属 | アメリア軍 / 海賊部隊 |
パイロット | アイーダ・スルガン |
G-アルケイン フルドレスは『ガンダム Gのレコンギスタ』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
アイーダ・スルガンが搭乗するアメリア軍開発のG系統機・G-アルケインに、火力強化用の「フルドレス・ユニット」を装着した機体。
G-アルケインは変形可能な高性能機として設計されているが、劇中に登場した機体はアメリア側の技術不足により設計図通りのスペックを発揮できておらず、Gタイプとしてはかなり遅れをとっていた。そのため激化する戦況に対応するために、戦艦メガファウナのメカニックたちがビーナス・グロゥブ製の資材や技術を用いて改修・強化したものがこのフルドレス形態である。
デザイナーの形部一平氏によればフルドレス装備でも変形は可能とのこと。しかしG-アルケインと同様に本編中では披露されていない。理由は後述。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X
- 初登場作品。素のG-アルケインは登場せず、加入当初からフルドレス状態だが、まだ完調ではないことから実質増装のブースターとしてしか機能していない設定。
- 初期は武装がバルカンと対艦ビーム・ライフルのみとかなり乏しい。さらにP武器がバルカンのみ、更に機体の照準値は自軍最低ランクで、対艦ビーム・ライフルの命中補正も低いため、かなり弱い機体。
- 対ミスルギルート第34話で運動性と照準値が+5・移動力+1・ライフルの攻撃力が+200され最強武器のレーザービーム砲(射程1-4のP武器)が追加され十全な性能になる。それまでは「レスキューユニット」を装備して回復役をメインに立ち回るのが無難。
- 本作はX1フルクロスを除くとニュータイプ技能を必要とする機体ばかりなので、Gレコ勢が乗るのには適さない。その為、ミックやマニィのような、優秀なサポート系精神コマンドを持つパイロットを乗せる機体としては、十分に候補になり得る。ファのようにニュータイプLVが低いパイロットの撃墜数を稼ぐ機体としても有用。
- 対抗馬となるのはダハック、カバカーリー、ジーラッハあたりだが、それらよりも圧倒的に参戦が早く、改造に手を加えやすいのがポイント。また、最強武器がNT技能を必要としないP属性の射撃武器というのも差別化のポイントで、同様の特徴を持つヤクト・ドーガの「4連装メガ粒子砲」よりも攻撃力で勝っているので、他の機体では応えられないニーズに応えられる。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- 頭部バルカン砲
- 頭部に2門を内蔵する。
- ビーム・ワイヤー
- 両手甲部に内蔵された鞭状のビーム・ワイヤー。SRW未実装。
- シールド
- センサー・バーナーを内蔵するシールド。左腕に装着。
- センサー・バーナー
- 拡散レーザーを発射できる。SRW未実装。
- ビーム・サーベル
- 近接格闘用に2本を装備。SRW未実装。
- 対艦ビーム・ライフル
- 大型の対艦用ビーム・ライフル。G-アルケインの主力武器。
- 大型ビーム・ソード
- ライフルのグリップを移動してビーム・ソードを発生可能。SRW未実装。
- フルドレス・ユニット
- 可動式のレーザービーム砲を8基持つ強化装備。
- レーザービーム砲
- 『X』の対ミスルギルート30話で追加。トドメ演出ありの移動後武器(1~4)だが、気力105が必要となるので「フォースリアクター」等ですぐ撃てるようにしたい。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
- 空・陸
- 飛行可能。
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 運動性+20。照準値+20。装甲値+200。最大EN+50。移動力+1。
- 『X』。全体的に機体性能を底上げする強力なボーナスなのだが、アイーダをアルケインに乗せて使っていくなら序盤から取得しないと辛いものがある。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「BLAZING」
- 『X』にて採用。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- G-セルフ、G-ルシファー、ジャイオーン、ジャスティマ(SRW未登場)、ジロッド(SRW未登場)、カバカーリー
- 同じG系統のMSやMA。
- G-アルケイン フルドレス プラン-A、G-アルケイン フルドレス プラン-B(SRW未登場)
- 共にプラモデル作例本のバリエーション機。
余談[編集 | ソースを編集]
- 設定では本機は可変MSとなっているのだが、本編で飛行形態へ変形した事は一切ない。これは富野監督が変形できる設定を忘れていたため。
- 漫画版や外伝「Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE」では変形した姿を披露しており、後に劇場版IVでも飛行形態で出撃する姿が描かれた。
- また、変形しない理由も「変形はアイーダ自身の美意識に反するため、滅多なことでは変形させない」と後付で設定されている。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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