「初代地球連邦大統領」の版間の差分
(3人の利用者による、間の3版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | |||
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}} | ||
10行目: | 9行目: | ||
{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
− | | | + | | 種族 = [[種族::地球人]] |
− | + | | 性別 = [[性別::男]] | |
− | | 性別 = 男 | + | | 所属 = {{所属 (人物)|地球連邦政府 (00)|地球連邦政府}} |
− | | 所属 = | + | | 役職 = [[役職::大統領]] |
− | | 役職 = | ||
}} | }} | ||
'''初代地球連邦大統領'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。 | '''初代地球連邦大統領'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。 | ||
29行目: | 27行目: | ||
政治を司る大統領、軍事を司る[[ホーマー・カタギリ]]司令、そして[[ヴェーダ]]を使い、裏から彼らを支援するリボンズと、それぞれ思惑に違いはあれど、'''「圧倒的な軍事力による恒久和平の実現」'''を目的としており、この時代の連邦は、これら三者の協力による「三頭体制」であったとも言える。 | 政治を司る大統領、軍事を司る[[ホーマー・カタギリ]]司令、そして[[ヴェーダ]]を使い、裏から彼らを支援するリボンズと、それぞれ思惑に違いはあれど、'''「圧倒的な軍事力による恒久和平の実現」'''を目的としており、この時代の連邦は、これら三者の協力による「三頭体制」であったとも言える。 | ||
− | + | リボンズ死後、アロウズの悪行が暴露されたことで失脚。その後の消息は不明。小説版ではこの時の騒動はかなり凄まじかったらしく、全閣僚のリコールと連邦議会の即時解散並びに総選挙実施になった結果、二代目の大統領が選出されたとの事なので市民からの信認を完全に失い、閣僚共々連邦市民の民意によって罷免された模様。 | |
[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]の地球連邦最高議会の場面にて、軍拡を主張する議員が軍縮を主張する議員に対して、「腰抜けの保守派」と罵声を浴びせていたことから、初代地球連邦大統領等「軍拡・急進的統一派」は連邦政府では「改革派」あるいは「革新派」と位置づけられていると考えられる。 | [[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]の地球連邦最高議会の場面にて、軍拡を主張する議員が軍縮を主張する議員に対して、「腰抜けの保守派」と罵声を浴びせていたことから、初代地球連邦大統領等「軍拡・急進的統一派」は連邦政府では「改革派」あるいは「革新派」と位置づけられていると考えられる。 | ||
37行目: | 35行目: | ||
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}} | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}} | ||
:初登場作品。[[リリーナ・ドーリアン]]を[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]代表に任命する時くらいしか出番はない。また、ライブラリの[[キャラクター事典]]にも登録されない。 | :初登場作品。[[リリーナ・ドーリアン]]を[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]代表に任命する時くらいしか出番はない。また、ライブラリの[[キャラクター事典]]にも登録されない。 | ||
+ | |||
+ | === 単独作品 === | ||
+ | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | ||
+ | :3章Part4から登場するNPC。 | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == |
2023年9月25日 (月) 12:21時点における最新版
初代地球連邦大統領 | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 佐々木誠二 |
デザイン | 千葉道徳 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属 | 地球連邦政府 |
役職 | 大統領 |
初代地球連邦大統領は『機動戦士ガンダム00』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
地球連邦の初代大統領に就任した黒人男性。本名は不明。元は連邦事務総長だった。
国際連合から地球連邦への改名から一年後の西暦2312年。連邦参加国全328か国の賛同のもと、各国の軍隊を解体・一元化し、地球連邦平和維持軍を発足させる。当時、連邦事務総長だった彼が、地球連邦の初代大統領に就任したのは、おそらくこの後のことだと思われる。
リボンズ・アルマークの支援により4000万人規模の独立治安維持部隊アロウズが作られたことに対して、謝意を述べていた。もっとも、リボンズ自身は大統領を駒の一つとしか捉えていなかったと考えられるが、表面上は下手に出ていた。この時の会話の様子から、大統領はリボンズを「協力者」と見ていた様子。国連時代からアレハンドロ・コーナーと組んでいた一人なのかもしれない。
ブレイク・ピラー事件をカタロンやソレスタルビーイング、クーデター派の仕業と捏造した演説を行う等、完全な傀儡というわけではなく、自らの意志でアロウズの悪行にも関与していた。
政治を司る大統領、軍事を司るホーマー・カタギリ司令、そしてヴェーダを使い、裏から彼らを支援するリボンズと、それぞれ思惑に違いはあれど、「圧倒的な軍事力による恒久和平の実現」を目的としており、この時代の連邦は、これら三者の協力による「三頭体制」であったとも言える。
リボンズ死後、アロウズの悪行が暴露されたことで失脚。その後の消息は不明。小説版ではこの時の騒動はかなり凄まじかったらしく、全閣僚のリコールと連邦議会の即時解散並びに総選挙実施になった結果、二代目の大統領が選出されたとの事なので市民からの信認を完全に失い、閣僚共々連邦市民の民意によって罷免された模様。
劇場版の地球連邦最高議会の場面にて、軍拡を主張する議員が軍縮を主張する議員に対して、「腰抜けの保守派」と罵声を浴びせていたことから、初代地球連邦大統領等「軍拡・急進的統一派」は連邦政府では「改革派」あるいは「革新派」と位置づけられていると考えられる。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初登場作品。リリーナ・ドーリアンを地球連邦代表に任命する時くらいしか出番はない。また、ライブラリのキャラクター事典にも登録されない。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦DD
- 3章Part4から登場するNPC。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ホーマー・カタギリ
- 政府直轄の独立治安維持部隊アロウズ司令。
- リボンズ・アルマーク
- ヴェーダによるバックアップを受けていた。敬語を使われるなど、表面的な関係は大統領の方が上だった様子。
- 2代目地球連邦大統領
- 2ndエピローグにて後を継ぎ、劇場版でも続けて登場。初代とは異なり、白人の壮年女性となっている。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- リリーナ・ドーリアン
- 地球連邦代表に任命する。
名台詞[編集 | ソースを編集]
1st[編集 | ソースを編集]
- 「全ての国の軍が無くなり、我が平和維持軍が世界唯一の軍隊となった時、世界の真の統一を果たすこととなるでしょう」
「その道標となるべく、我々は邁進していく所存です!」 - 1stエピローグでの地球連邦平和維持軍発足時(当時は連邦事務総長)の演説より。「全ての軍が無くなり~」とは、裏を返せば、反連邦勢力を撲滅させるということでもある。
- 2ndでは、さらに「恒久和平実現」を目的とした独立治安維持部隊アロウズが結成されることになる。
2nd[編集 | ソースを編集]
- 「反連邦勢力による未曾有の大型テロ、ブレイク・ピラーから四か月。多数の犠牲者とその遺族の悲しみは、未だ癒えません」
「しかし、メメントモリにより、軌道エレベーターの完全崩壊は免れ、崩落の影響による異常気象も沈静化の兆しを見せています」 - 2nd第18話冒頭でのアフリカタワー復興時の演説より。そもそも、ブレイク・ピラー事件を引き起こしたのは、他ならぬ地球連邦軍独立治安維持部隊アロウズである。
- 事実捏造も甚だしいのだが、地球連邦政府の情報統制によって、このようにブレイク・ピラー事件の真実は覆い隠されていた。
- 「この喜ばしい日に、初代地球連邦大統領として宣言します。復興と共に新たなる戦いを! 今日から始まるのだと!」
「大型テロを未然に防ぐため、地球連邦軍がその指揮権を独立治安維持部隊アロウズに集約」
「反連邦勢力を撲滅し、真の統一世界実現の為、邁進していく所存です!」 - アフリカタワーでの演説の結び。「恒久和平実現」のために、圧倒的な軍事力をもって反連邦勢力を撲滅させ、世界の統一を図るという彼の思考は、1stの頃から変わらない。
- その後、カティ・マネキン率いるクーデター派によるアロウズ打倒にともない、初代地球連邦大統領は失脚する。
- なお、この時のスピーチが、結果的に(本編劇中で確認できる)初代地球連邦大統領の「最後の演説」となった。
|