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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === |
2020年10月2日 (金) 09:43時点における版
ストライクダガー | |
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外国語表記 | Strike Dagger |
登場作品 | |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | GAT-01 |
全高 | 18.02 m |
重量 | 55.31 t |
動力 | バッテリー |
開発 | 地球連合軍 |
所属 | 地球連合軍 |
主なパイロット |
エドワード・ハレルソン モーガン・シュバリエ |
ストライクダガーは『機動戦士ガンダムSEED』の登場メカ。
概要
地球連合軍初の量産型モビルスーツであるダガーの簡易量産型。MSの頭数を揃える為、本機の生産が優先された。
本来、ストライクの直接の量産機はダガーだが、制式化時期が逆転した為、本機が「ストライク」の名を冠する事になった。
機体概要
生産コストの低下を目的とした為、ダガーと比べると、背部ストライカープラグの排除、頭部ブレードアンテナや機関砲の半減、各部構造の単純化等、デチューンが施されている。しかし、背部ストライカープラグの代わりに同規格の簡易アタッチメントが設置され、パラシュートパックなどの簡易装備なら装着・運用が可能。
また、小型で取り回しの良いビーム兵器を標準装備している事が当時のザフトに対する大きなアドバンテージとなっており、ザフトのジンやシグーを上回る攻撃力を持ち、後に投入されたゲイツに対してもある程度は互角に渡り合えている。
操縦面もGAT-X型に比べて大きく改善されており、OSもナチュラルが操縦可能な新型を搭載。これによって低錬度のパイロットでも充分に性能が発揮できるようになっている。ちなみに、このOSは大西洋連邦デトロイト市のメーカーの独力開発である。
後にこの機体をベースとした様々な派生機や後継機が開発されている。
劇中での活躍
パナマ攻防戦にて第13独立部隊所属の機体が実戦投入され、ザフトのMS部隊を相手に優勢を保っていたが、EMP対策まではされていなかった為にその後のグングニールの攻撃で行動不能に陥った。
その後もオーブ解放作戦やビクトリア奪還作戦、ボアズ攻防戦、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦等でも連合軍の主力機として大量投入され、その標準攻撃力と兵力を力にして戦った。
あくまでも戦時中の簡易量産機に過ぎなかった為に、戦後は制式量産機のダガーや次世代機のダガーLの配備に伴い、南アメリカ合衆国等の途上国に払い下げとなっている。また、『FINAL PLUS』ではオーブに合流したと思われる機体が何機か確認できる。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。中盤以降、ブルーコスモスに毒された連邦軍の量産機として登場するが、基本的にはザコ。鳴り物入りの新型機の割に、量産型νガンダムや『第2次α』の量産型ガンダムF91と比較すると見劣りする感がある。もっともこれらは高級量産機なので、比較対象としてはジェガンやヘビーガンの方が適切であろう。見方を変えれば木星におけるヘリウム3の採掘ができなくなる事を見越したバッテリー駆動型の新型機だった可能性もある。HPが高めなため、一撃で落とすのは難しい。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 『第3次α』よりはマシだが、それでも雑魚であり、むしろ、終盤に一緒に現れる核ミサイル搭載のメビウスの方が厄介。ちなみに、ビームライフルのグラフィックがデュエルガンダムのもの、シールドのグラフィックがカラミティガンダムのものになっている。
- スーパーロボット大戦W
- ザコ扱い。作中では、サーペントよりも新型で性能が良いようなセリフが存在するが、ゲーム内の性能はどっこいである(もともとサーペントは高性能量産機な上、武装が豊富なので仕方が無いともいえる)。本機以外にも、MSV機体で上位機である105ダガーも登場。また、二周目以降は購入して自軍に加えることが可能…だが、攻撃力の低さもあって、相当の改造をしなければ主力を張るのは難しい、マニア向けの機体。低コストでフル改造出来るのが、唯一の強みか…。ビームライフルのグラフィックはそのまま、シールドのグラフィックはJから修正されている。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- GAT-Xシリーズに装備された物と同型。生産性重視の為、頭部左側にのみ装備。
- ES01 ビームサーベル
- 背部に1基装備された格闘戦用武装。その後のダガー系MSの標準装備としてマイナーチェンジが繰り返された。
- M703 57mmビームライフル
- 本機の主兵装。デュエルの物を基本に、パーツの一部を52mm機関砲ポッドと共通とする事で生産性を向上させている。戦後も基本構造は変わらずにマイナーチェンジが重ねられた。グレネードランチャーが付属しているとする資料もあるが、劇中では使われていないので、真偽の程は定かではない。
- 対ビームシールド
- 対ビームコーティングが施された実体盾。実体兵器も受け止められる。GAT-Xシリーズなどの直線構成のシールドと違い、曲面的なデザインとなっている。高火力のビーム兵器に対する防御性能は皆無に等しくパーフェクトストライクのシュベルトゲベールとアグニ、バスターの超高インパルス長射程狙撃ライフルに機体ごと真っ二つにされている。
オプション装備
- パラシュートパック
- オーブ解放作戦時に降下部隊が装備していた。背部アタッチメントに装備されるが、ビームサーベルを撤去しないと装備できないという欠点がある。
- ビームライフル
- デュエルの物と同型のもの。一部作品で装備。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
関連機体
- 105ダガー
- 本来の仕様。
- ダガーL
- ウィンダム
- ロングダガー(SRW未登場)
- 『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』に登場。戦闘用コーディネイターであるソキウス用に開発された機体で、ストライクダガーよりも高性能。各部パーツも多くがストライクダガーと共用となっている。
- ゲルズゲー
- 本機の上半身を使用した異形のモビルアーマー。
余談
- 言うなればSEED版ジム。が、ジムや後のウィンダムと比較すると一方的に撃墜される描写は(量産機としては)控え目であり、むしろナチュラルとコーディネイターの能力差を考えても、十分に戦える機体として描写される。初登場時の抜群のコンビネーションで敵を撃墜したり、ボアズ戦開幕直後にゲイツを撃破するなど演出等からか、格好良いシーンが比較的目立ったので意外にファンは多い。が、ガンプラの定番であるHGシリーズで発売されていない不遇の機体。
- コロコロと設定が変わるガンダムシリーズの例に漏れず、本機の設定も当初は「デュエルガンダムをベースとした量産機(奪取されたデュエルの名前は不適当とされたので、ストライクの名を冠した)」だったはずなのに、105ダガーの設定が追加されるやいなや、「105ダガーのストライカーパック機能を簡素化した、戦時中の緊急量産機」という設定になっている。
- とはいえデュエルガンダム自体ストライクの原型機にあたる(デュエルの基礎フレームにストライカーパックシステムを付加したのがストライク)ので、どちらの設定であったとしてもデュエルから始まる系譜の上に生まれた機体であることに変わりはなく、また性能を鑑みても「デュエルガンダムをベースとした量産型」と呼ぶ方が正しいだろう。
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