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能力としては[[宇宙世紀]]作品における[[ニュータイプ]]に近い存在であり、イノベイド以上に脳量子波を扱う力を持っている。これによって他者との強い精神感応能力や周囲・近未来の状況を予測し予知する力を持ち、細胞が活性化するため老化のスピードが常人の約半分となる。また脳量子波を送受信する際には眼が「'''澄んだ金色'''」に輝く(イノベイド達とは発光色が異なる)。戦闘能力も飛躍的に上昇しており、刹那は他キャラが苦戦するイノベイドを文字通り一蹴し、二人を同時に敵に回した状態でもほぼ互角の戦いを繰り広げている。 | 能力としては[[宇宙世紀]]作品における[[ニュータイプ]]に近い存在であり、イノベイド以上に脳量子波を扱う力を持っている。これによって他者との強い精神感応能力や周囲・近未来の状況を予測し予知する力を持ち、細胞が活性化するため老化のスピードが常人の約半分となる。また脳量子波を送受信する際には眼が「'''澄んだ金色'''」に輝く(イノベイド達とは発光色が異なる)。戦闘能力も飛躍的に上昇しており、刹那は他キャラが苦戦するイノベイドを文字通り一蹴し、二人を同時に敵に回した状態でもほぼ互角の戦いを繰り広げている。 | ||
− | なお[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]ではもう一人のイノベイターである[[デカルト・シャーマン]]が登場し、劇場版の事件以降はイノベイターに覚醒する人はさらに数を増している。だがこの覚醒者の増大が劇場版のキーである[[ELS]]の地球到来と同時に起きたため、またも争いの火種となってしまうという皮肉な経緯を辿ることとなる。 | + | なお[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]ではもう一人のイノベイターである[[デカルト・シャーマン]]が登場し、劇場版の事件以降はイノベイターに覚醒する人はさらに数を増している。だがこの覚醒者の増大が劇場版のキーである[[ELS]]の地球到来と同時に起きたため、またも争いの火種となってしまうという皮肉な経緯を辿ることとなる。 |
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劇場版エピローグの[[西暦]]2364年の時点では全人類の4割がイノベイターとなっており、未覚醒の人間との軋轢は一応解消されている様子。また、ELSとの接触の影響により「ハイブリッド」と呼称される更に変化したイノベイターが存在する。 | 劇場版エピローグの[[西暦]]2364年の時点では全人類の4割がイノベイターとなっており、未覚醒の人間との軋轢は一応解消されている様子。また、ELSとの接触の影響により「ハイブリッド」と呼称される更に変化したイノベイターが存在する。 | ||
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2015年7月11日 (土) 08:03時点における版
イノベイター(Innovator)
「革新者」を意味する単語であり『機動戦士ガンダム00』2ndシーズンの主要な敵。
自分の意志で脳量子波を扱うことができ、パイロットとしての優れた技量と同位体と称される生まれながらのパートナーを有する。 ……というのは表向きで、実は彼らは、本来イオリア計画に於いて人類を導くために作られた、イノベイターを模した人工生命体「イノベイド」であった。
本来のイノベイターとはGN粒子を浴びることによって潜在能力を覚醒させた「進化した人類、革新者」を表す言葉であり、前述のイノベイドと区別するため「純粋種」と呼称される。イオリアが「革新者」としてその誕生を待ち望んだ存在であり、彼がGNドライヴを造りだしたのもこのイノベイターへの覚醒を促すことが目的であった。作中ではダブルオーライザーのツインドライヴによって高純度のGN粒子を浴び続けた刹那・F・セイエイが戦いの中で覚醒していき、イノベイドとの最終決戦時に完全な革新を遂げて「トランザムバースト」の発動に成功、人類初の「真のイノベイター」となった。
能力としては宇宙世紀作品におけるニュータイプに近い存在であり、イノベイド以上に脳量子波を扱う力を持っている。これによって他者との強い精神感応能力や周囲・近未来の状況を予測し予知する力を持ち、細胞が活性化するため老化のスピードが常人の約半分となる。また脳量子波を送受信する際には眼が「澄んだ金色」に輝く(イノベイド達とは発光色が異なる)。戦闘能力も飛躍的に上昇しており、刹那は他キャラが苦戦するイノベイドを文字通り一蹴し、二人を同時に敵に回した状態でもほぼ互角の戦いを繰り広げている。
なお劇場版ではもう一人のイノベイターであるデカルト・シャーマンが登場し、劇場版の事件以降はイノベイターに覚醒する人はさらに数を増している。だがこの覚醒者の増大が劇場版のキーであるELSの地球到来と同時に起きたため、またも争いの火種となってしまうという皮肉な経緯を辿ることとなる。
劇場版エピローグの西暦2364年の時点では全人類の4割がイノベイターとなっており、未覚醒の人間との軋轢は一応解消されている様子。また、ELSとの接触の影響により「ハイブリッド」と呼称される更に変化したイノベイターが存在する。
スパロボシリーズでの扱い
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 気力140で発動し、命中・回避・技量が+20されSP回復の能力を得る。
- 刹那専用の特殊スキルとして登場、特殊技能での効果自体はそこそこ強力だが解禁時期が遅く(黒の騎士団ルートでは最終話近く) 、それまでは未発動技能としてスキル枠を一つ埋めてしまうことや、発動気力が高いこと、オーバーセンスやタケルの超A級超能力などと比較して解放時期の割に合わない、と少し不遇な性能になっている。
- なお、再世篇では『00』のストーリーが本格的に展開されるため、この単語もそこかしこで登場。類似性からかアムロ達ニュータイプ組とクロスオーバーする場面も。イノベイド達から見るとイノベイターとニュータイプはほぼ同一の存在らしく(他者との感応能力や予知能力という点から見れば確かに似ている)、ニュータイプ組をイノベイドと戦わせると双方に特殊台詞が発生する。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 気力140で発動し、命中・回避・技量が+20されSP回復(初期+5、ABで+10)の能力を得る。
- 刹那専用の特殊スキル。正式参戦する第31話中で解禁となるので、長期間恩恵を受けられる。早めに気力を上げる手段を整えよう。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 効果は時獄篇と同じ。
- 本作で明かされたところでは、Zシリーズにおけるイノベイターは宇宙世紀世界のニュータイプの同義語であり、違うのはニュータイプがあくまでニュータイプ同士の感応力を持つのに対し、イノベイターはGN粒子を使うことでより広範囲、かつ隔てのない意志共有を可能とする点であるらしい。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 気力130で発動し、気力の上昇によって命中、回避、特殊回避が上昇する。
- 刹那専用の特殊スキルとして登場し、今回は劇場版仕様なので最初から解禁されている。そこそこ有用ではあるが、クアンタ乗り換えまでは特殊回避補正が生かせない。他の特殊スキルが軒並み強力な効果を持つのに対し、イノベイターは気力発動であるにも関わらず命中回避にしか補正が入らず発動演出も無いなど、今作でも不遇な性能となっている(これらはイノベイドや超兵にも言える)。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 気力130~120(レベルにより変動)で発動、命中・回避・クリティカル率が上昇し、毎ターンのSP上昇量が+10される。1~9までのレベル制で、レベル上昇に従って低い気力で発動させられるようになり、命中・回避・CT率の補正も上昇する。
- 刹那専用の特殊スキルとして登場。今回は最初から2ndシーズンのグラフィックでこれを取得済みであり、原作終了後に近い扱いであることを匂わせる形になっている。
関連人物
- 刹那・F・セイエイ
- TV版時点ではこのカテゴリーに属する唯一の存在。
- デカルト・シャーマン
- 劇場版に登場するもう一人のイノベイター。地球連邦政府の公式記録上では、彼が「人類初のイノベイター」ということになっているが、その理由はソレスタルビーイングメンバーに関する記録が抹消されている(つまり「存在していない」状態)ため。
他作品の関連人物
- アムロ・レイ、カミーユ・ビダン、シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 第2次Z再世篇ではニュータイプとして、イノベイターに覚醒していく刹那の変化を感じ取っていた。一方、同作中ではニュータイプも脳量子波を発しているらしく、イノベイド達からは「純粋種のイノベイター」と同一視されることも。
関連する用語
- GN粒子
- これを浴びることが覚醒のカギ。
- 脳量子波
- イノベイターやイノベイド、超兵などが送受信することが出来る特殊な脳波。これによって精神感応や危険予知などを行っている。脳量子波そのものは全ての人間が発しているものらしい。
- イノベイド
- イノベイターを模した人工生命体。なお、イノベイドであるリボンズをはじめとする一派は、人類を導く存在として自らを「イノベイター」と称していた。
- ハイブリッド・イノベイター
- 金属生命体ELSとの共生を可能にした者たち。部位は様々な形に変形出来ることに加えて、老化速度が通常のイノベイターよりもに緩やかとなっている。
関連する機体
- ダブルオーガンダム、ダブルオーライザー
- 刹那・F・セイエイの二代目の搭乗機。本機のツインドライヴシステムによって膨大な量のGN粒子を放出し、刹那を人類初の「純粋種のイノベイター」へと変革させた。
資料リンク
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