プロフィール |
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種族 |
地球人 |
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性別 |
女 |
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年齢 |
20歳(15年前) |
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所属 |
旧地球連邦軍 |
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役職 |
旧地球連邦軍ニュータイプ部隊の教育士官 Lシステムの生体ユニット |
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ルチル・リリアントは『機動新世紀ガンダムX』の登場人物。
第7次宇宙戦争時代のジャミルの教官で、優れたニュータイプであったが、革命軍との戦いで精神を破壊し尽くされてしまう。その後、その力に目をつけたNT研究機関により残された戦いを憎む心を利用され、精神波活用兵器である「Lシステム」の中枢に生体ユニットとして組み込まれた。「ローレライの海」にシステムもろとも沈んでいたが、Lシステムがサルベージされ、その力を悪用されるのを阻止する為、ティファの力をかりてジャミルに接触する。
新連邦軍の襲撃で窮地に陥ったフリーデンを救うため、ジャミルに力を貸し、GX-bitを起動させ、撃退に成功したものの最後の力を使い果たし、その身体は再び深い海底へと葬られた。
尚、Lシステムには、コールドスリープ機能らしきものが備わっているようであり、ルチルは15年前と変わらぬ容姿をしていた。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初登場作品。本作ではムーンレィスの一人という設定で、ジャミルと共にギンガナムの下で戦っていた。最後の戦いで地球に落下し死んだと思われていたが、実際はイノセントに回収されており、わずかに残った戦いを憎む心を利用し、Lシステムのコアとして利用され実戦に投入され成果をあげていた。ムーンレィスとイノセントの戦いが終わった後、イノセントの管理下でコールドスリープさせられ、荒廃した地球の環境が再生するほどの長い年月の間、永い眠りにつくことになる。
- そして再び始まった戦いはルチルを眠らせておくことはなく、ゾンダーエプタでイノセントの手により解凍され、再び戦場に駆り出すこととなった。Lシステムを強制的に起動させられ、フリーデン一行を危機に陥れるが、ティファの力を借りることで、Lシステムを一時的に停止させることに成功した。
- スーパーロボット大戦Z
- ランド編のみで登場。原作とは異なり既に新連邦軍にサルベージされており、ゾンダーエプタにてフラッシュシステムのコントロールコアとして取込まれている。ゾンダーエプタが襲撃された際に、アイムザットの手により巨大モビルアーマーのパトゥーリアの制御ユニットとして組み込まれることとなった。強制的にシステムを発動させられているため、ルチルの意思ではパトゥーリアは止められず、さらにGビットのコントロールもさせられることとなった。
- なお後半で武装のGビットを入手出来るかに関わってくる。
- スーパーロボット大戦R
- 登場しないが、ジャミルがGビット(サテライトキャノン版含む)を使用すると名前を口にする。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ジャミルの戦闘セリフで名前が挙がるのみ。
- ジャミル・ニート
- 第7次宇宙戦争時代の教え子。
- ティファ・アディール
- 体を借りる。
- キナ
- 漫画版外伝に登場。ジャミルと同じく、教え子。
- フォウ・ムラサメ
- 『α外伝』において、Lシステムが発動した際、波動の根本が生きたままシステムの中枢に、取り込まれてしまったルチルの悲鳴と苦痛の意思を感じ取った。
- 「そう、私はルチル・リリアント。かつて、貴方と同じ時を過ごした仲間」
- 第18話にて、ティファの身体を借りてジャミルの前に現れる。
- 「ジャミルはいい仲間を持ったわね。私なんかのためにこんな必死にやってくれるなんて…私もそれに応えなきゃ」
- 第19話、ルチル奪還のためにフリーデン一同が奮闘する中で。ルチルもまたジャミルのためにフラッシュシステムを起動する。
- 「とっても気持ちが良い…まるで…夢を見てるみたい」
- 同話、ジャミルとの再会時にて別れを告げる前の台詞。19話のサブタイトルでもある。
- 「私、嬉しかった…大人になった貴方に会えて…さよなら、ジャミル…」
- 同話、ジャミルとの最後の会話。この言葉を残してルチルの意識は消え、身体は海深くへと沈められた。