バルジ
バルジとは『新機動戦記ガンダムW』に登場する宇宙要塞であり、宇宙要塞バルジとも呼ばれている。
概要[編集 | ソースを編集]
OZが建造した宇宙要塞で形状は円筒形。上部は中央格納庫、中央部は主砲、下部は推進器で構成されている。
設計者はOZのセイス・クラーク技師長。アフターコロニー174年にて、L1・L2コロニー群宙域で建造開始され、7年後のアフターコロニー182年10月26日に完成。同日の完成セレモニーの際に反連合勢力の攻撃を受けるもスペシャルズとバルジ砲の反撃で撃退した。
作中での動向 [編集 | ソースを編集]
第10話でレディ・アンがGチームに対し、バルジのミサイルでスペースコロニーを攻撃すると脅したことで上層部であるコロニー反連合を降伏させることに成功した。
OZが宇宙に進出してからはレディや副官のニコルが指揮を執るようになり、第19話におけるシェンロンガンダムとの戦いにおいても勝利している。OZ分裂後はロームフェラーOZに運用されることになり、指揮官もツバロフが務めるようになった。
第37話でホワイトファングに月基地とリーブラを強奪され、ツバロフが亡くなった後は改修されて、宇宙要塞バルジ改とも呼ばれるようになる。デルマイユが司令官を務めるはずだったがデルマイユはその前に死亡。正式な司令官不在のまま第41話でホワイトファングと交戦。バルジ砲2発目の発射時のエネルギーチャージ中にガンダムエピオンのビームソードで一刀両断され、破壊された。次の第42話でバルジ改からの脱出に成功したのはニコルと意識が戻らぬレディ、それに18名の兵士たちの計20名だった。
ボンボン版ではデルマイユとツバロフの2人で指揮を執りながらも最終的にはリーブラの主砲で消滅した。
テレビ版と『Endless Waltz』の中間期が舞台となっている『BATTLEFIELD OF PACIFIST』では残骸がブローデン特佐率いるOZ残党の隠れ家として利用されている。
登場作品[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 原作通りホワイトファングの襲撃を受けるが、今作では破壊されずに接収され、ホワイトファングの拠点の一つとなる。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦D
- 今作では破壊されずブルー・スウェアの拠点として使用されており、EDではケレスに改称している。
単独作品[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- バルジ砲
- 回収後に装備された主砲で軍事セクション両端に1門ずつ計2門備えている超大口径の長距離ビーム砲。
- 一撃でコロニーの動力部を破壊することが可能な威力であるが砲身の角度が固定されている為、要塞自体を回頭させて、照準を合わせる必要がある。
- 80ミリ3連装砲塔
- 外壁に備えている連装砲。
- 2連装機銃
- 外壁に備えている機銃。
関連用語[編集 | ソースを編集]
余談 [編集 | ソースを編集]
バルジ崩壊を描いた第41話においては女性オペレーターが2人登場し、1人はセイラ・マスに酷似している。OZの女性メンバーはレディ、ルクレツィア・ノイン、ヒルデ・シュバイカーがいたがロームフェラOZの女性兵士が登場したのは第41話のみとなった。
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