コンパチヒーローシリーズ

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コンパチヒーローシリーズ(Compatible Hero Series)

スーパーロボット大戦シリーズの誕生以前からバンプレストが展開していた、異なる版権作品(特撮作品含む)のヒーローたちが共演するゲームのシリーズ名。バンプレストのクロスオーバー作品の先駆け的な存在である。『コンパチヒーローズ』と呼ばれることもある。コンパチヒーローシリーズとして発売されたゲームのジャンルはRPGやアクションゲームなど多岐に渡り、「コンパチヒーローシリーズ」全体を包括できるゲームジャンルというものはない。別会社の著名ゲームのゲーム性をそのまま踏襲してるような「どこかで見たようなゲーム」も多いが、これは1990年代以前のキャラクターゲームには良く見られる傾向でもある。

コンパチとはコンパチブル(compatible)のことであり、この言葉には、両立、調和、互換性などといった意味がある。このことからコンパチヒーローとは「版権元の異なるヒーローたちを公平に共演させる」というような意味が込められていると思われる。実際、特定の版権元のヒーローを中心とした作り方にはなっていない。

ロアエミィなどのバンプレストオリジナルキャラクターを生み出したシリーズでもあり、彼らは後にOGシリーズに組み込まれることになる。

コンパチヒーローシリーズの特色

過去にコンパチヒーローシリーズと明言された作品群を見返したときに目立つ共通点を以下にあげる。ただし、バンプレスト自体がコンパチヒーローシリーズとはこういうものという定義を明確に述べているわけではない。

キャラクターやメカニックがSDサイズで描かれる。
スーパーロボット大戦シリーズに現在までに一番影響を与えた部分とも言える。
ガンダムシリーズ、ウルトラシリーズ、仮面ライダーシリーズが共演している。
この三つはコンパチヒーローシリーズでの御三家であり、ほとんどの作品でこの三シリーズに属するキャラクターが出演している。
これら以外に登場したことがある版権シリーズには、メタルヒーローシリーズ、スーパー戦隊シリーズ、ゴジラシリーズ、サンライズ製作のロボットアニメシリーズ、ダイナミックプロ製作のロボットアニメシリーズがある。
なお、現在のバンプレストの見解では、『スーパーヒーロー作戦』シリーズのように御三家が揃ってない一部のクロスオーバー作品もコンパチヒーローシリーズとして扱っている。アニメ作品抜きで特撮ヒーローだけが共演した『チャリンコヒーロー』や『特撮冒険活劇 スーパーヒーロー列伝』がコンパチヒーローシリーズと扱われているのに対し、アニメヒーローだけでそろえた『バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法』は「SDロボにパイロットの概念がなく擬人化され、ロアやエミィが登場する」にも関わらずコンパチヒーローシリーズには含まれていない。このことから、SDサイズで描かれた特撮キャラクターの参戦の有無がコンパチヒーローシリーズには必須の要項となっているとも思われる。
ヒーローたちは、版権原作の設定と関係なく擬人化される。
ガンダムマジンガーZ等のロボットも人格を持つ人間大サイズのキャラクターとして描かれる。さらに、変身ヒーローは変身前の姿という概念がほぼ語られず、変身後の姿のままで他のSDキャラクターたちと仲良く生活しているかのように描かれている。
版権原作でヒーローが過ごしている世界の設定はほとんど引き継がれない。
基本的に「SDキャラクターたちが仲良く過ごす世界」が存在し、そこでヒーローキャラが原作設定とほとんど関係ない立場で生活しているというノリである。しかもヒーローたちの立場がコンパチ作品によって大きく異なったりもする。
これは言い換えれば、ヒーローたちは役者であり、作品に応じて全く異なる役割を演じている「スターシステム」であるとも言える。
『ザ・グレイトバトル』(I~Vまで)の系列のコンパチ作品の場合、SDキャラクターたちが住んでいる世界の名前は「SDネイション」「コンパチネイション」「コンパチワールド」などと媒体によって様々に呼ばれ、世界観がつながっていることが強調されているが、それ以外は、世界の名前が同じだとしても、他のコンパチ作品とつながっているのかどうかは曖昧である。
低年齢層をターゲットにしている。
基本的に幼稚園児から小学生あたりまでがターゲット。具体的には、初期のSDガンダムシリーズと同じ年齢層を意識している。もっとも、クリアまでの難易度は中高生以上のユーザーを意識したゲームより高いこともある。

ここで述べた特色はコンパチヒーローシリーズの多くに当てはまるが、100%当てはまるものでもない。例えば、『ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス』や『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』などのRPG作品はスパロボ同様にロボットの擬人化がされてないうえに原作ベースの改変世界観を持つ作品だが、これらもコンパチヒーローシリーズと捉えられている。

1990年代中頃あたりからは、上述した「擬人化」を徹底する版権クロスオーバー作品が激減し、バンプレストも「コンパチヒーロー」という言葉自体を使わなくなっていった。

だが2012年から、再びコンパチヒーローシリーズの動きが活発化し始めた。ザ・グレイトバトルシリーズ20周年記念タイトルとして『グレイトバトル フルブラスト』が発売され、その後もコンパチヒーローシリーズ作品の完全新作が複数展開された。本項目で「新コンパチヒーローシリーズ」と書かれているものは、この2012年以降に発売されたラインナップである。

上述したようにバンプレストは1990年代後半よりコンパチヒーローシリーズという名前をあまり使わなくなったが、新コンパチヒーローシリーズが展開されるまでの間にも、上述したようなコンパチヒーローシリーズの特徴を受け継いだようなゲームはわずかながら製作されていた。それらをコンパチヒーローシリーズに加えるかどうかは人によって違いがあったが、新コンパチヒーローシリーズの展開にあわせて公開されたポータルサイトで、コンパチヒーローシリーズに属する作品のリストが掲載されたことからバンプレスト側の見解は明確となった。

スーパーロボット大戦シリーズとコンパチヒーローシリーズ

初代の『スーパーロボット大戦』(GB版)は発売当時はコンパチヒーローシリーズの1つという位置づけであった。その続編である『第2次スーパーロボット大戦』(FC版)ではバンプレストはコンパチヒーローシリーズという広告の仕方は避けられており、さらにその続編の『第3次スーパーロボット大戦』(SFC版)からは「シミュラマシリーズ」と名づけられ、コンパチヒーローシリーズとは独立した別シリーズとなった。なお、「スーパーロボット大戦シリーズ」という名称が公式に使われ出すのは『第4次スーパーロボット大戦』(SFC版)からとなる。

スーパーロボット大戦シリーズがコンパチヒーローシリーズから別枠になったのは、『第2次』で「パイロット」概念の追加によりロボットの擬人化がされなくなったことと、原作ベースの改変世界観が採用されていることが大きいと思われる。

なお、2011年にバンプレストがコンパチヒーローシリーズポータルサイトで公開した作品リストには、初代の『スーパーロボット大戦』は含まれていない。

作品群

コンパチヒーローシリーズは大きくわけて、1990年代中頃あたりを中心に展開していた「旧シリーズ」と、2011年の復活宣言からの新展開である「新シリーズ」に分かれる。タイトル数は(2012年現在では)旧シリーズの方が圧倒的に多い。
また、ゲームジャンルとしては、同一の世界を舞台にSDヒーローたちが協力して悪と戦うアクションゲームの連作シリーズ『グレイトバトルシリーズ』と、SDヒーローが様々なスポーツで競演する『コンパチスポーツシリーズ』、他のコンパチよりも高い年齢層を意識した『コンパチRPGシリーズ』の三つに分けることもできるが、そのいずれに属すると言えないものも多数ある。

なお、タイトルが斜字になっているものは、新コンパチヒーローシリーズとして発売されたものであることを示す。

グレイトバトルシリーズ

SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団
ファミコン用ソフト。横スクロールアクション。エミィダークブレインの初登場作品。タイトルに「グレイトバトル」はつけられていないが、グレイトバトルシリーズに共通するいくつかの要素(SDネイションという世界観、ダークブレインという巨悪に立ち向かうストーリー、エミィというヒロイン)を一番初めに出してきた作品なため、ここではグレイトバトルシリーズの「第0作」として扱う。
SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦
スーパーファミコン用ソフト。トップビューアクション。グレイトバトルシリーズ第1作であり、グレイトバトルシリーズの主人公格となる戦士ロアの初登場作品。
ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン
スーパーファミコン用ソフト。サイドクォータービューのベルトスクロールアクション。ザンエルの初登場作品。
ザ・グレイトバトルIII
スーパーファミコン用ソフト。IIの直接の続編で、前作のメンバーが中世ファンタジー風の世界に飛ばされるという展開。
ザ・グレイトバトルIV
スーパーファミコン用ソフト。サイドビューの横スクロールアクション。バトルフォースとヴァリアント帝国の戦いを描くSFミリタリーアクション風味の作品。コンパチカイザーの初登場作品である。
ザ・グレイトバトルV
スーパーファミコン用ソフト。IVの続編で、西部劇風の惑星ガルシアを舞台にロアとその仲間達が活躍する。一部のステージでは銃で戦うガンシューティング方式のものがある。
THE GREAT BATTLE VI
PS用ソフト。I~Vまでの世界観(I~III:SDネイション、IV~V:ニューコンパチネイション)と繋がりのない世界観で繰り広げられる。
邪竜神インフェリオス復活を企む秘密結社サタンダークネスに立ち向かう閃光特捜オプティカルスリーの活躍を描くアクションであり、ストーリーもスーパー戦隊を意識したものとなっている。
なお、ロア、エミィ、ダークブレインといったおなじみのキャラも登場しない。
グレイトバトルサイバー
ファミコン用ソフト。ラスボスはダークブレイン。
鉄球ファイト! ザ・グレイトバトル外伝
ザ・グレイトバトル外伝2 祭りだワッショイ
スーパーファミコン用ソフト。「祭りの嵐」と呼ばれる陽気な侵略者・フェスティバル大帝とコンパチヒーローが、ネオ・アサクサを舞台に暑苦しいお祭り合戦を繰り広げる。
ザ・グレイトバトルPOCKET
ゲームボーイ用ソフト。従来のシリーズとは趣の異なるカードバトルもので、街角でのバトルや、ランキングに挑戦して頂点を目指すこともできる。
グレイトバトル フルブラスト
PSP用ソフト。新生コンパチシリーズ第1弾にして、グレイトバトルシリーズ生誕20周年記念作品。ジャンルは横スクロールアクション。開発担当は『ロックマンゼロ』シリーズなどで知られるインティ・クリエイツ。
『チャリンコヒーロー』以来のコンパチヒーロー作品でも有り、過去のグレイトバトルシリーズのいずれとも異なる世界観を舞台としている。
滅亡した惑星アイリスに引き寄せられるかのように現れた三つの惑星「ライダープラネット」、「ウルトラプラネット」、「ガンダムプラネット」。その混乱に乗じて各世界の敵が侵略を開始、各世界のヒーロー達も集結してこれに立ち向かう。
発表はロストヒーローズより後だが、公式に新コンパチヒーローシリーズ第1弾とされるのはこちら。

コンパチスポーツシリーズ

SDバトル大相撲 平成ヒーロー場所
ファミコン用ソフト。コンパチヒーローシリーズの第一作目。ガンダム、仮面ライダー、ウルトラマン、そしてスーパー戦隊ロボといったSDヒーローたちが版権元毎にチームを組んで、相撲で競い合うというゲーム。グレート雷門の初登場作品。
バトルドッジボール 闘球大激突!
スーパーファミコン用ソフト。グレート雷門がダークブレインの配下として悪役出演した作品。
バトルドッジボール
ゲームボーイ用ソフト。『闘球大激突!』の直接の続編という扱いではないが、それよりは後に発売されている。
バトルドッジボールII
スーパーファミコン用ソフト。『闘球大激突!』の直接の続編。ダークブレイン、ロア、エミィ、ギリアムが同じ思想の元に結託する仲間として、チームを組んでボスとして出てくる異色作。ガンダムキラー、ウルトラキラー、ライダーキラーもこれが初登場。
バトルサッカー フィールドの覇者
バトルサッカー2
バトルベースボール
バーサスヒーロー 格闘王への道
バトルレーサーズ
チャリンコヒーロー
ウルトラマンシリーズとライダーシリーズの擬人化されたSDヒーローたちが自転車レースをするゲームキューブ用ソフト(ガンダムシリーズは非参戦)。一言でいえば「コンパチ版のスーパーマリオカート」。
『クウガ』以降の平成ライダーと『ティガ』以降の平成ウルトラマンが共演した初のソフトであり、SDキャラクターがドットではなく3Dモデル化されているなど、新コンパチヒーローシリーズの雛形となった部分もある。
バトルドッジボール3
PSP用ソフト。旧シリーズの『バトルドッジボールII』のナンバリングをそのまま引き継いでいることからも分るように懐古的な側面が強く、グラフィック・BGM共にSFCを意識したクラシックスタイルとなっている。
このソフトは一般販売は行われておらず、『グレイトバトル フルブラスト』の限定版「ツインバトルBOX」特典として開発され、後に『ヒーローズバーサス』購入者限定にダウンロード販売も行われた。

コンパチRPGシリーズ

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
スーパーファミコン用ソフト。「ガンダムのパイロット」「仮面ライダーやウルトラマンの変身前」を原作に照らし合わせた形でキャラクターとした扱うRPG。その点でグレイトバトルシリーズとは系統が異なる。ギリアム・イェーガーゲシュペンストの初登場作品。
ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
スーパーファミコン用ソフト。マークハンターの初登場作品。
スーパーヒーロー作戦
PS用ソフト。『ヒーロー戦記』、『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』を意識したRPGであるが、仮面ライダーシリーズは登場せず、ウルトラマンシリーズとガンダムシリーズ、そして宇宙刑事シリーズを主軸に物語が進む。
イングラム・プリスケンおよびヴィレッタ・バディムとその愛機R-GUN、そしてユーゼス・ゴッツォの初登場作品でもある。
スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望
PS用ソフト。ガンダムシリーズは未登場、仮面ライダーシリーズが参戦した。
ロストヒーローズ
新生コンパチシリーズ第2弾。ニンテンドー3DS/PSP用のダンジョンRPG。開発は『世界樹の迷宮』などで知られるランカース。
ロストヒーローズ2
『ロストヒーローズ』の続編。今回はニンテンドー3DSのみでの発売。
前作に一部ボイス追加・難易度調整を施したマイナーチェンジ版『ロストヒーローズ ボーナスエディション』のダウンロードコードが無料で付属するほか、初回限定版には『ヒーロー戦記』がバーチャルコンソール化して同梱される。

その他のコンパチヒーローシリーズ

バトルクラッシャー
ゲームボーイ用ソフト。対戦アクション。
バトルフォーメーション
PS用ソフト。怪人等の悪役をプレイヤー側で操作出来る珍しい作品。
バトルピンボール
スーパー鉄球ファイト!
スーパーパチンコ大戦
特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝
ドリームキャスト用ソフト。ウルトラマンやガンダムは登場せず、石ノ森章太郎原作作品だけのクロスオーバー作品となっている。
ヒーローズバーサス
PSP用ソフト。新生コンパチシリーズ第3弾となる3D対戦格闘アクション。仮面ライダーシリーズ、ウルトラマンシリーズ、ガンダムシリーズの各SDキャラクターたちを使用できるが、正義側だけでなく悪側のキャラクターで遊ぶことができるのも特徴。ストーリーモードの内容は正義側と悪側で異なる。開発は『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズなどを手がけるスパイク・チュンソフト。
スーパーヒーロージェネレーション
PS3 / PS Vita用ソフト。新生コンパチシリーズ第4弾となる、コンパチ初のシミュレーションRPG。
『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズを手がけるトムクリエイトが開発を担当しており、ゲームシステムも『SDガンダム GジェネレーションWORLD』をベースにしている。
機動戦士ガンダムAGE』がOVA『MEMORY OF EDEN』の設定で、ガンダムゲーム以外のクロスオーバー作品に初参戦する。

関連作

コンパチヒーローシリーズポータルサイトには掲載されてないが、クロスオーバーやバンプレストオリジナルキャラクターの出演等、コンパチヒーローシリーズと共通性が見出せる作品を参考情報として以下に載せる。

スーパーロボット大戦
ゲームボーイ用ソフト。スパロボシリーズの第1作目。上述した通り、発売当時にはコンパチヒーローシリーズとして宣伝されていた。
バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法
スーパーファミコン用ソフト。ガンダムシリーズからなる「機動族」、サンライズリアルロボアニメからなる「日出族」、マジンガー&ゲッターシリーズからなる「魔神族」を選ぶシミュレーション。ロアやエミィが出演するほか、ダークブレインをオマージュしたと思われる敵キャラ「ダクブール」が登場する。
シャッフルファイト
ファミコン用ソフト。
クイズ キャラおけドン!東映特撮ヒーローPART1・PART2
PS用ソフト。
グランドレッド
セガサターン用ソフト。バンプレストによるオリジナルのSFシミュレーションゲームで、版権作品は出てこないが、ロアとエミィが出演している。
クイーンズブレイド スパイラルカオス / クイーンズゲイト スパイラルカオス
共にPSP用ソフト。同名ゲームブックを題材にしたシミュレーションRPG。制作には携帯機スパロボシリーズを手がけたスタッフが参加しており、ゲームシステムや戦闘アニメ演出などがスパロボシリーズと酷似している。
ヒーローズファンタジア
PSP用ソフト。SDでは無くリアルサイズで有るが各アニメ作品のキャラクター達が共演するRPG。後にOEへ参戦する『ケロロ軍曹』が参戦している。
ねんどろいど じぇねれ~しょん
PSP用ソフト。前述の『ヒーローズファンタジア』と同じく、バンプレストレーベルのクロスオーバー作品。
フィギュアメーカー・グッドスマイルカンパニーとのコラボレーション作品で、同社のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」が架空の世界・ねんどろわーるどを舞台に活躍するRPG。
バトルロボット魂
PSP用ソフト。バンダイのブランド「ROBOT魂」のフィギュアが戦う作品であり、本作の発売後にUXに参戦した『HEROMAN』やスパロボ未参戦作品、さらに「超合金魂」ブランドからイデオンが参戦している。
超ヒロイン戦記(スーパーヒロインクロニクル)
PS3 / PS Vita用ソフト。アニメ・ゲーム作品のヒロイン達が共演するシミュレーションRPG。
先述の『スパイラルカオス』のスタッフが手がけ、システムもその多くが同シリーズより継承されている。
ロボットアニメ作品は登場しないが、ロボットアニメのような要素が見られる『I.S-インフィニット・ストラトス-』『戦姫(せんき)絶唱シンフォギア』が参戦している。

バンプレストオリジナルキャラクター

ヒーロー

ロア
コンパチヒーローシリーズの多くに登場する看板役者。青い髪のサイボーグ戦士。
エミィ
コンパチヒーローシリーズのヒロイン役。シリアス系の作品では敵に浚われることも多い。スポーツ系の作品では選手になることもあれば、レースクィーンのような看板娘の役割で登場することも。
グレート雷門
コンパチヒーローシリーズ第1作『SDバトル大相撲』で登場した最古参のオリジナルキャラ。サングラスをかけたマッチョな筋肉ダルマ。それ以後もいくつかの作品で隠しキャラ的に登場。
バンプレキッド
同じく『SDバトル大相撲』で登場。キッドとは言っているが、中年太りしたスーパーマン姿のオッサン。それ以後もいくつかの作品で隠しキャラ的に登場。
キサブロー博士
コンパチワールドのヒーローたちに役立つ様々な発明品を作ってくれる天才科学者。
コンパチカイザー
『ザ・グレイトバトルIV』に登場した、キサブロー博士が作り出した究極のヒーローロボ。4体合体するメカだが、OGシリーズでは合体機構はオミットされている。
光の妖精シーラン
『THE GREAT BATTLE VI』に登場したお助けキャラ。VIにおける地球(SDネイションではない)を守護する妖精であり、ウイングガンダムゼロ、仮面ライダーBLACK RX、ウルトラマンパワードにフラッシュクリスタルを与え、彼らをヒーローチーム・閃光特捜オプティカルスリーに任命した。
ゴッドフラッシュ
『THE GREAT BATTLE VI』に登場。フラッシュクリスタルから出現する3機のフラッシャージェットが合体して完成する巨大ロボ。
ギリアム・イェーガーゲシュペンスト
『ヒーロー戦記』の主役キャラの一人。コンパチ世界のあり方を根底から揺るがす「実験室のフラスコ」の概念を提唱した平行世界の旅人。コンパチヒーローシリーズでは『バトルドッジボールII』にも出演。
マークハンター
『ガイアセイバー』の主役キャラの一人。報酬次第で敵にも味方にもなる賞金稼ぎの男。

悪役

ダークブレイン
コンパチヒーローシリーズの名悪役。登場するときは基本的にラスボスかそれに匹敵する位置にいるため、かなり大物な扱いである。
ボーンファイター
ダークブレイン手下の三幹部の一人。骸骨の形をした鎧をまとった戦士。後期作では彼の代わりにスカルナイトが登場する。
クリスタルドラゴン
ダークブレイン手下の三幹部の一人。その名のとおり、全身がクリスタルでできたドラゴン。後期作では彼の代わりにクリスタルドラグーンが登場する。
デブデダビデ
ダークブレイン手下の三幹部の一人。巨漢。
ダグブール
『バトルコマンダー』のボス。ダークブレインと設定も姿も名前も似ているが、同一存在なのかは不明。
スカルナイト
ダクブール手下の四天王の一人。ボーンファイターと設定も姿も名前も似ており、後の作品ではボーンファイターに代わりダークブレインの手下になる。
クリスタルドラグーン
ダクブール手下の四天王の一人。クリスタルドラゴンと設定も姿も名前も似ており、後の作品ではクリスタルドラゴンに代わりダークブレインの手下になる。
ザンエル
ダークブレインをも利用しようとする野望の策士。作品によって大物にも小物にもなる。
皇帝オーバーロード
『ザ・グレイトバトルIV』に登場したヴァリアント帝国の首領。
邪竜神インフェリオス
『THE GREAT BATTLE VI』のラスボスである暗黒の化身。
ガンダムキラー
コンパチ御三家の1つであるガンダム系ヒーローのライバルとして作られたオリジナルキャラ。
ライダーキラー
コンパチ御三家の1つである仮面ライダー系ヒーローのライバルとして作られたオリジナルキャラ。
ウルトラキラー
コンパチ御三家の1つであるウルトラマン系ヒーローのライバルとして作られたオリジナルキャラ。
フェスティバル大帝
『ザ・グレイトバトル外伝2 祭りだワッショイ』のラスボス。
ストラガイア
『ヒーローズバーサス』のラスボス。善と悪、両方のイメージをあわせもち、他のヒーローたちの技を使いこなす。
リジェス
『ロストヒーローズ』シリーズのラスボスである、絶望の化身。
『ロストヒーローズ』では決まった姿を持たず、ガンダム・ライダー・ウルトラシリーズそれぞれの絶望の象徴(デビルガンダム、仮面ライダーCORE、百体怪獣ベリュドラ)として、ヒーロー達と対決。
1度は倒されるものの、続編『ロストヒーローズ2』において、シナンジュ、仮面ライダーエターナル、カイザーベリアルの暗躍によって復活。今度は何と、戦士ロアに酷似した姿となった(意図的なものか単なるファンサービスかは不明)。