テム=レイの回路
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テム=レイの回路とは、『機動戦士ガンダム』に登場する機械パーツ。
概要
酸素欠乏症に罹ったアムロ・レイの父親テム・レイ(SRW未登場)がアムロに手渡した機械パーツ。テム本人は「これでガンダムの性能が上がる」と言い張っていたが、アムロは「こんな旧式」と心の中で叫び、テムと別れた直後に捨てている。
上記の通り、実際に装着されることなく捨てられてしまったため、どのような機能、効果があった回路なのかは不明。
強化パーツ
SRWを含むゲームでは、他にはない特殊な効果を持つクセの強い強化パーツとして登場する。
登場作品
- スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。「移動力-1、運動性-15、限界反応-20、撃墜時の修理費が10になる」という特殊な複合効果を持つ。
- 第10話「アムロ再び」通過時にのみ入手する。「自爆」目的のユニットや撃墜イベントのあるユニットの修理費対策に使えるが、EVA初号機のS2機関入手には残念ながら利用できない[1]。
- なお、ガンダム、G-3ガンダム、ガンダム試作1号機、ガンダム試作1号機Fbはパーツスロット2つ目以降に装備してしまうと修理費が10になる効果が反映されないため注意[2]。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 「移動力-1、運動性-5、限界反応-10、撃墜時の修理費が10になる」という効果。
- どのルートを通っても一つ取得する機会がある。なお、バザーの定価は50だが、出品時は2000~3000へと大幅に価格が上昇するため、売却する場合は出品されているバザーで行うと良い。
- なお、Gファルコンに装備するとガンダムエアマスターバーストのFM形態に機体性能の低下効果だけが反映されてしまうので注意[3]。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 「テム・レイ回路」表記。「武器攻撃+50、武器消費EN+10%、攻撃+5、防御-20」の効果。
- 上位パーツに「テム・レイ回路S」も存在する(「武器攻撃+50、武器消費EN+10%、攻撃+10、防御-30」の効果)。
- スーパーロボット大戦30
- 「テム・レイの回路」表記。「移動力+2、運動性・照準値+5、マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1」の効果。
- 本作ではハロのダウングレード版ともいえる有用な強化パーツとなっている。これはDLC第1弾を適用していると意外な伏線にもなる。
余談
- 「一番くじ[4]」のシリーズ商品として2007年秋に発売された『機動戦士ガンダム 脱戦士編』の景品の一つ「こんなものHUB賞」として、テム=レイの回路を再現したUSBハブが製作されている。
- アーケード用デジタルカードゲーム『ガンダムトライエイジ』のオリジナルMS「ガンダムトライゼータ」は、ΖΖガンダムとΖガンダムをベースに「ガンダム博士」を名乗るテム・レイが開発した本回路を取り付けた事で誕生している。
- PSP/PS2用ゲーム『ギレンの野望 アクシズの脅威V』に登場するガンダム(フル装備)は重武装による運動性の低下をテム・レイが開発した特殊パーツによって解消することで作られた機体となっている。ただし、この特殊パーツが例の回路と同一であるかは不明。
- ゲーム『ガンダム無双』では「制御回路」という名前の装備パーツとして登場。1つ装備しただけではほとんど効果がないが、3つ装備すると機体能力を爆発的に引き上げるものとなっている。
- カイ・シデンが主役の外伝作品『デイ・アフター・トゥモロー』で、開発当時はテムの最高傑作であり、ハロの内部に組み込まれている事が語られた。
脚注
- ↑ 少し前に部隊から離脱扱いになっているため、強化パーツを装備させることができない。
- ↑ ガンダム側とコアファイター側でパーツスロット数が異なるためか、ガンダム側のパーツスロット2以降に装備したパーツは、コアファイター状態では機体性能の数値を変化させる効果しか発揮されないため。
- ↑ エアマスターバーストのFM形態には「Gファルコンが装備した強化パーツの機体性能の数値を変化させる効果のみが反映される」というバグが存在するため。
- ↑ コンビニエンスストアを中心に販売しているスピードくじ。当時はバンプレストから発売されていたが、現在はBANDAI SPIRITSから発売されている。
- ↑ 「こんなもの!」当たってうれしい脱力系ガンダムグッズ「脱戦士編」 - ITmedia NEWS 2023年1月26日閲覧
- ↑ 面白グッズが必ず当たる!「一番くじ機動戦士ガンダム 脱戦士編」特集3 | GUNDAM.INFO 2023年1月26日閲覧
- ↑ 「USB1.1専用にするには特注になってしまう」といった内容の忠告をメーカーから受けていたらしい。
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